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Junkie4038@ Re[1]:普天間基地移設問題に思う(05/12) >仮面ライター=プッタさん いやーこれ…
仮面ライター=プッタ @ Re:普天間基地移設問題に思う(05/12)  私なんかね、「ああだうだ!」っと言う…
Junkie4038@ Re:ストレスの芽はすぐに摘む(03/15) >鯉口のおせんさん 逃げたら逃げたで…
鯉口のおせん @ ストレスの芽はすぐに摘む どのようなお方でもお亡くなりになってし…
masashi25 @ コメント失礼します☆ ブログ覗かせてもらいましたm(__)m もし…
2008年05月31日
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 今更ながら、続きを

54口径5インチ砲&ターター
 「はたかぜ型」の武装の特徴は、「たちかぜ型」で艦尾にあったターターが艦首に設置されている点が目立つ。

 はたかぜのターターは仕様として艦対空ミサイル・スタンダードSM-1(MR)の発射装置であるが、「構造的には、ハープーンやアスロックの発射も可能」ということを艦上で士官が説明していた。

 たちかぜ型では、53年度艦である「さわかぜ」のみハープーンの発射も可能な兼用型ターターを装備しているとのこと。次の世代の艦であるはたかぜは、ハープーン発射管を別途装備しているためか、ターターはスタンダード専用になっているようで元に戻っている。


 艦首と艦尾に搭載する73式54口径5インチ単装速射砲は今では珍しくなりつつある「有人砲塔」で、他では、「はるな型」「しらね型」等の大型護衛艦に残っているのみ。

 武装展示では、なぜかターターは動かしてもらえず、5インチ砲とアスロックランチャーだけだった。一番特徴的なターターの作動を見たかったのに残念。

 ターターについて隊員の方に聞くと、「今やVLSが主流で、ターターは旧式扱いとなってますが、ターターにも優れている点もあるんです。ターターはスタンダードミサイルの水平発射が可能なので、シースキミングの対艦ミサイルや、低高度の飛行目標に即応できる点ではVLSより性能が上なんですよ。VLSはいったん垂直にうち上がってから方向転換するんで、どうしても反応が遅れるんですね。」と結構マニアックな話をしてくれました。
 ついでにいうと「武装展示でも、VLSよりターターの方が面白いですよ。VLSは蓋が開閉するだけですが、ターターは形も面白いし、複雑な動き方しますから。」てなこともおっしゃってました。



 イマージェンシーの1発を含め3連射が最大ということで、ミサイルの搭載数は40発ということでした。

アスロックランチャー
 そしてこれがアスロックランチャーで、VLSを搭載した「むらさめ型」(3年度艦)以前の護衛艦は大体主砲の後部に装備している見慣れた箱です。

 四角い蓋が観音開きになってロケットブースター付きの魚雷を発射します。発射された魚雷は空中を目標海面上まで音速で飛翔し、上空でパラシュート降下、水中に入るとホーミング魚雷として行動するようになっています。
 ちなみにアスロック(ASROC)はAntiSub-marine ROCketの略、VLS装備艦以降は、VLSから発射するため専用のランチャーはなくなっている。

 アスロック・ランチャー装備艦の場合、弾庫はランチャー後部つまり、艦橋最下部にある。
弾薬庫
 写真のハッチが開いて、ラマレールがニョキニョキと出てきてアスロックを機械装填する。
艦橋下部が弾庫というと危険な感じがするが、そのためか、見るからにこの部分の装甲は分厚くなっている様子。そして、右側に円窓のようなものが並んでいるが、これが、重要な役割を果たすのだそうです。

 弾庫が爆発したりした場合に、この窓が吹き飛んで、爆発エネルギーを逃がし、艦橋上部への被害を減らす役割をしているんだそうで。

 そういうわけで、よく見ると、アスロックに限らず、弾庫の上部や側面などには、こうした丸い蓋がついています。





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Last updated  2008年06月01日 01時45分06秒
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