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masashi25 @ コメント失礼します☆ ブログ覗かせてもらいましたm(__)m もし…
2008年07月04日
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カテゴリ: 時代劇
 「俺は用心棒」を見ていた流れで、そのまま、惰性で「待っていた用心棒」を引き続き見ている。

 「用心棒シリーズ」と言えば、栗塚旭、左右田一平、島田順司が主人公なんだろうと勝手に思っていたが、「待っていた」だけは、栗塚のスケジュールが合わなかったのか、伊藤雄之助が「野良犬」役となっており、栗塚は出ていない。主役は4人で次の通り。

野良犬:伊藤雄之助
捨て犬:島田順司
狂犬:高橋俊行
品田万平:左右田一平

となっている。島田順司は今回は浪人で結束信二の時代劇の中で私の知る限り唯一沖田総司以外の浪人者となっている。

左右田一平は逆に「新撰組血風録」の時に斉藤一役、「燃えよ剣」で裏通り先生(キャラは品田万平の医者バージョン)だったが、他はすべて品田万平になっている。

伊藤雄之助は、その怪異な容貌でいろんな映画に出ているのは知っているが、主人公の作品を見たのは「待っていた用心棒」が初めてのことだ。



 おそらく、栗塚のキャラと伊藤のキャラのギャップを埋めるために「狂犬」高橋俊行が生み出されたのではなかろうかという気がする。
 伊藤の野良犬の行動規範と高橋の狂犬の狂気を足すと栗塚の野良犬に拮抗して、栗塚旭の野良犬を期待していたファンもギリギリ納得できるのではなかろうか。

 ところで、その狂犬、高橋俊行であるが、私は全く知らなかった。後に「高森玄」と芸名をかえているらしいが、どっちにしろ知らない。

 しかし、何で今まで知らずにきたのかが逆に謎である。とにかくその存在感が凄い。

 まず、その目である。

 狂犬の名前の通り、「狂気」を帯びた眼をしているのだ。狂犬という役柄に合わせて演技でしているのだとしたらただものではない。

 どう見ても、「基地外」の眼の光なのだ。闇に包まれた路地裏で出会ったら「絶対『辻斬り』に違いない。」のだ。

 現代的に言えば「キレてる」人といった方がわかりやすいかもしれない。

 思うにこのキャラクターがこの人をその後メジャーにしなかったのではないかという気がする。凄すぎてどう見ても「悪役」にしか見えないのだ。
 おそらく、その後は時代劇の脇を固める「狂気」の悪役でもやっておられたのではなかろうか?だから、私が知らないのだと思う。
 ちなみに、1995年にお亡くなりになっているらしい。


栗塚(71歳)、左右田(78歳)、島田(70歳)の3人はいまだ健在のご様子。爺になった3人で「黄昏の用心棒」なんていった時代劇作ってくれないかな。

栗塚さん「時代劇体操」とか歌ってオチャラケてる場合じゃないですよ。
左右田さんが日本男子の平均寿命に到達しちゃってるんですから、早くしないとファンが悲しむ。

ご参考までに
栗塚旭2

「待っていた用心棒」についてはコチラ
http://www.jidaigeki.com/prog/000596.html





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Last updated  2008年07月04日 22時51分48秒
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