ぜんちゃんの風に吹かれた日々

ぜんちゃんの風に吹かれた日々

2006年11月05日
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カテゴリ: ライフスタイル
その食堂の壁に掛かっている時計は1時6分で止まっている。

店のおやじさんに「時計が止まってますよ」なんて野暮な忠告だし、絶対に店のおやじさんはその事はとっくに気付いていると思うのだ。

充分に分かっているのだ。乾電池を交換すればすぐ澄むことなのだ。
「めんどくさいんだよな。気が向いたらそのうち交換するさ…」

最近のボクのブログは寂しすぎてツマラナイ…。
読み返してみると実に自虐的で病んでいる…。
ボクはバカ正直というより子供なのでその時どきの感情に溺れてしまうことがある。
でも本当に今年の一連の出来事は大事件だった。

失ったものはあまりにも大きいし深い傷も負った。
だけど引き換えにたくさんのことに気付かされ得たものも確かにあった。
その一番は自分にとって大切な関係や人がはっきりと見えたことだ。
断言してしまうがつくづく人はいい加減なモノだし当てにならないモノだと思った。

偉そうなことを言うがボクの生き方の理念は「人に仕える」ことだ。
言葉を換えれば「人を愛する」ことでもある。
何故そうするかというとボクは人に愛されたいからだ。
だから不思議と人にメチャクチャ嫌われた記憶がないし、良いのか悪いのか人畜無害で(良い人)に思われたから大体の人は好意を持ってくれた。
しかし今回の事件を通して自分の方程式ではあてはまらない数式があることを知った。
その人に嫌われたというより半分呪われた気さえするのだ。
事実、家の電話にワンギリが続いたことを報告しよう。


新しい方向へいま進もうとしている。
しかし、しかしなのだ。
どうもうまく進んでいかないのだ。そうなのです。ボクの時計も、たぶん朝方、9時31分あたりで止まっているのです。
「もしもし、ぜんちゃん?起きてる?」「ン?起きてるよ」
「もう昼だよ。メシどうすんのよ…。」


本当に頭が回らないのだ。
自分ではよく分かっているのだ。やらなくてはならないことが山ほどあるのだ。

新しい仕事を興す準備に不安が募り前に進んでいかない。まさに生みの苦しみのなかにある。
とにかくこれから何でも一人でやらなくてはならないのだ。
それが強烈に寂しいのだ。
マンションの階段を重い荷物を持ちながら上ってゆくときにメチャクチャ悲しくなってしまうのだ。

ああ、また、つまらない日記になってしもうた…。
なんか、常連さんもさっぱり寄り付かなくなったみたいだなあ…。
そうそう、いまボクのブログの訪問者は四分の三が楽天以外のゲストさんなのです。
いちばん面白かったのは「今日までそして明日から」のタイトルで日記を書いたときだ。
ちょうどNHKで拓郎さんのつま恋ドキュメンタリーが放送され、それが11時半に終わった直後、ボクのブログは30分間で約60件のアクセスがあったのだ。
ボクのブログのアクセス件数はだいたい毎日30から40件なのでこれには驚いた。
NHKの放送を見た人が一斉に検索してボクの自虐的な切ないブログを通り過ぎていった訳だ。なんともはや。トホホだな。

「もしもし、ぜんちゃん?起きてる?」「ン?起きてるよ」「もう昼だよ。メシどうすんのよ…。」
「ン?昼?ああっもう昼なのか」「何だよ。時計止まっているんじゃないの?」

早く時計を動かさなくっちゃ…。





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最終更新日  2006年11月06日 03時53分03秒
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