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未読本


2006.05.10
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カテゴリ: ブックリスト
筒井康隆7年ぶり待望の短編集。そうなのだ。短篇にこそ筒井康隆のエッセンスがふんだんに盛り込まれているのだ。涎を垂らしながら味わえば今度は長編が読みたくなるもので、そうなると「巨船ベラス・レトラス」の発売が待ち遠しく恐るべき相乗効果。

単行本で約370枚もあるのに手に持っても重い感じがしないのは、装丁が明るいからだろうか、気持ちが浮いているからだろうか。然るに横尾忠則氏のこの装丁だけにしても千五百円の価値がありそうなのだが、中身がまたこの何のその驚愕の戦慄の滑稽の感動の感激の感涙の傑作の快楽の衝撃の笑劇の名作の迷作の沈黙の鬼仏の交代の空中の喫煙の便意の限界の耽読のものであり、もうこれは買うしかないのである。読むしかないのである。

収録作に「壊れかた指南」なるものはない。そうか。三十篇の作品全てが「壊れかた指南」だったのだな。読み終えて納得。わはははははははは。もひとつ、は。


父親「ただいまー。面白そうな本、買ってきたぞー」。以下、省略。

壊れかた指南





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最終更新日  2006.05.11 22:51:56
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壊れたが死なん  
かんぱち さん
まーだ最初の数編しか読んでないんだよねー
職場に置いてて休憩時間でだけゆ~っくり読んでます。オビはオレなら『筒井康隆は壊し続ける』にするんやけどなぁ (2006.05.12 00:25:14)

Re:壊れかた指南(筒井康隆)(05/10)  
もう読まれたんですね!買ってあるんですが、勿体ないのでもう少し寝かせてから読もうかなと^^;
『巨船ベラス・レトラス』も楽しみですね。
次男へのコメントありがとうございました。結局、本人の希望は通らなくて担当の楽器はチューバになりました。体力も大してないのに大丈夫なのか、心配です。。 (2006.05.12 09:16:46)

打ち震える  
鯖雄 さん
三回読んで三回とも頭が極楽浄土に吹っ飛んだ。
ストーリーの破壊はノット・イクォール・「小説の破壊」であり破壊は崩壊ではないのだ!
計算された精緻な破壊活動はまさに文学テロ。
「これなら何を書いても小説になるんじゃねーか」と若輩者に夢を見させてくれるが、当然のことながら不可能(笑

>かんぱっちー
僕も中身を読んだ後そう思いました。 (2006.05.12 09:53:08)

かんぱちさんへ★  
ぼくももったいないので、ゆっくり堪能しながらじわじわと読みました。これこそ贅沢な豊饒な時間の過ごし方ですよね。確かに「壊し続ける」がしっくり来ますね。ツツイスト外の認識は「壊れ続ける」、そしてツツイスト側の認識は「壊し続ける」なのではないかと思い始めました。だって、壊れ続ける、という感じはしませんもんね。 (2006.05.13 00:40:59)

猫のゆりかごさんへ★  
そう、寝かせておくのがいいです。無闇に目覚めさせたら火傷しますよ。じっくり読みたいですよね。
次男君は、チューバに決まりましたか、楽器の王様じゃないですか、カッコイイです。クラリネットは対極的ですが、ベースラインもなかなか味があっていいですよ。吹奏楽の土台はチューバに有り、です。体には気をつけてながら、マイペースに頑張ってください。それこそ「壊れ」ないように♪

>もう読まれたんですね!買ってあるんですが、勿体ないのでもう少し寝かせてから読もうかなと^^;
>『巨船ベラス・レトラス』も楽しみですね。
>次男へのコメントありがとうございました。結局、本人の希望は通らなくて担当の楽器はチューバになりました。体力も大してないのに大丈夫なのか、心配です。。
-----
(2006.05.13 00:46:38)

鯖雄さんへ★  
おお。すでに三回も読まれましたか。それこそ勿体ない気がして、なかなか頁を進めることが出来ず、じわじわと読みました。ホント吹っ飛びますね。「文学テロ」なんてホントぴったりな表現です。「稲荷の紋三郎」のラストのくだりなんか、もう天晴れとしか言いようがありません。さー、皆さん、あっぱれ妖精とご一緒に。あー、天晴れあっぱれ♪(←酔っ払ってます、すいません) (2006.05.13 00:54:45)

筒井康隆め!  
しなちくお さん
「稲荷の紋三郎」のラストは、やられました。さすがは筒井康隆です。

「二階送り」も凄くいいし、「TANUKI」も滅茶苦茶面白い。どれもこれもいい。

ところで「壊れ続ける」ってのは、僕は「壊れ続ける(という超絶の技巧)」と受け取ったので、それほど不自然には思いませんでした。まあ何にせよ、納得のいかない帯ではありますが・・・。 (2006.05.13 02:21:24)

他の方のコメントを読んでも  
すんごく面白そうな本なのが伝わってきました!
でも、人によって好き嫌いのはっきり出る作家さんですかね?ぜひ読んでみたいです!! (2006.05.13 19:50:49)

しなちくおさんへ☆  
ツツイヤスタカめ!マタシテモヤッテクレマシタネ!
「稲荷の紋三郎」のラストは、喫茶店で読んでいましたがうっかりアイスコーヒーを吹き出しそうでした。さすがは筒井康隆です。

「二階送り」は、なぜだか「驚愕の~」を思い出しました。「TANUKI」は、生徒たちに読ませてみようかと、本気で考えています。

そもそも帯びのフレーズでツツイヤスタカを表現するなんてこと自体、至難のわざなのでしょうね。

今、ちょうど「関節話法」を読んでいました。だめだ。面白い。これをあれやこれやと解説する試み自体無駄だと痛感してます。「面白い!」以上!! (2006.05.16 20:35:14)

ぞうりむしやすよさんへ☆  
人間には、筒井康隆の洗礼を受けた人間と、そうでない人間とに分けられます。
ぼくは、ふと、後者だったらなと思うことがあります。しかしそれは、前者の特権なのです。
これから筒井ワールドに入ろうとしている、ぞうりむしやすよさんが、羨ましくてなりません。 (2006.05.16 20:37:15)

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