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J3第10節 セレッソ大阪Uー23vsヴァンラーレ八戸の試合をヤンマースタジアムで観戦。3-0のヴァンラーレ八戸の勝ち。以下、レポートいたします。(長文で失礼します。)【得点】12分 谷尾(ヴァンラーレ八戸)28分 三田(ヴァンラーレ八戸)39分 中村(ヴァンラーレ八戸)【戦術】セレッソは、攻撃はディフェンスラインとボランチのビルドアップから両サイドを基点に、両ウイングバック、ボランチが連携したパス回しから崩していく戦術。守備は相手ディフェンスラインがボールを持っているときは前線からチェックをかけるが、基本的には4-4-2のブロックを形成して対応する。ヴァンラーレは、攻撃は2トップへの縦パスを入れて、また両サイドを基点にして縦の早い攻撃を仕掛ける。守備は相手ディフェンスラインがボールを持っているときは、前5人がチェックをかけつつ、基本的には5バックの5-3-2システムにしてリトリート対応する。【試合の流れ】(前半)序盤はセレッソがディフェンスラインからのビルドアップから試合を組み立ててチャンスをうかがうが、ヴァンラーレが最初にチャンスを掴む。12分に右バイタルエリア付近にて山根?のパスミスを中村が拾ってスルーパスを谷尾に出し、ドリブルで仕掛けた後に打ったシュートがゴール左隅に吸い込まれて、ヴァンラーレが1-0と先制する。これにより、ヴァンラーレはリズムをつかみ、両サイドを基点にして、また2トップへの縦パスを入れてチャンスを作る。28分に、西本のパスミスを奪って、三田の打ったシュートがセレッソディフェンダーに当たりながらゴール右隅に吸い込まれて、ヴァンラーレが2-0と突き放し、さらに39分に、宮崎の左CKにフリーで合わせた上形のヘディングシュートがGK丹野に弾かれるも詰めていた中村が押し込み、ヴァンラーレが3-0とさらに突き放す。セレッソは前半決定機を作れないまま、3-0とヴァンラーレがリードして終了。(後半)セレッソは開始から林田を投入してセンターバックのポジションに、センターバックの秋山をボランチに、中島を2トップの一角に変更し、さらに55分に西本から丸岡に代えて、ディフェンスラインやボランチからトップへの縦パスを多用して反撃の機会をうかがい、ヴァンラーレがリトリート対応しながらカウンターを狙う展開が続く。セレッソは60分に、中島がミドルシュートを放つが、GK花田の正面を突いてしまう。その後は、セレッソのパスがリトリート対応するヴァンラーレディフェンスの網にかかり、ヴァンラーレのカウンターが活きる場面が多くなる。61分に、宮崎からの左CKに谷尾がフリーで合わせるもセレッソディフェンスがクリアし、71分には、左サイドでボールを受けた三田のシュートが右に外れる。その後はセレッソは決定機を作れず、またヴァンラーレもカウンターから得点を奪えずに、ヴァンラーレが3-0で勝利。【システム】(セレッソ大阪)4-4-2(右から)GK 丹野DF 野村、西尾、秋山、下川ボランチ 西本(55分 丸岡)、秋山MF 斧澤、山根FW 安藤(67分 ピアス)、澤上(45分 林田)(守備時も4-4-2)(ヴァンラーレ八戸)3-5-2(右から)GK 花田DF 穂積、近石、須藤アンカー 新井山(76分 前田)MF 國分(85分 小牧)、中村、三田、宮崎FW 谷尾、上形(69分 秋吉)(守備時は5-3-2)【勝負の分かれ目】ヴァンラーレがセレッソのミスに乗じて、いい時間帯に立て続けに得点できたこと。粘り強いディフェンスを継続できたこと。【まとめ】ヴァンラーレは、2トップへの縦パスと両サイドを基点にしたカウンター攻撃とシンプルではあるが、多くのチャンスを作ることができた。この勝利により下位から脱出することができるか?セレッソは、パスミスや付くべきマークを外してしまうことが多かったために、大量失点につながってしまった。今日はまったくと行っていいほど決定機を作れなかったので、この試合の反省を踏まえて、気持ちを切り替えて次節に臨みたい。
2019.05.30
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J1第13節 セレッソ大阪vsFC東京の試合をヤンマースタジアムで観戦。1-0でセレッソ大阪の勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します。)【得点】78分 Bメンデス(セレッソ大阪)【戦術】セレッソは、攻撃ではBメンデスのポストプレーやサイドに流れる動きを利用して、3シャドー、サイドバックが連携して、ボランチからのサイドチェンジを使って両サイドを基点にして攻めていく。守備では相手のパスコースを限定しつつ、4-4-2のブロックを敷いたうえ、数的優位を作ってボールを奪いにいく。FC東京は、攻撃ではボールを奪ってから素早くDオリヴェイラが基点となり、永井が裏のスペースを狙い、東、久保が両サイドからフォローして攻めていく。守備は相手のパスコースを消しつつ、4-4-2のブロックを敷いたうえ、数的優位を作ってボールを奪いにいく。【試合の流れ】(前半)序盤から、セレッソ、FC東京とも、球際が激しくタイトなディフェンスが展開される。ます3分に、セレッソが右サイドで基点となった松田からボールを受けたデサバトの右クロスのこぼれ球に奥埜がシュートを放つも、バーを超えてしまう。FC東京もまた、9分に左サイドから小川のクロスのこぼれ球に反応した高萩のミドルシュートがバーを超えたしまう。また、11分にボールを奪った橋本からのロングレンジのスルーパスに永井がディフェンスラインの裏に走り込み、あわや抜け出そうとするが、ヨニッチ、木本が囲い込んでボールを奪う。その後、セレッソ、FC東京とも、両サイドやバイタルエリアでの局地戦で激しい攻防が展開される。42分にセレッソは、右サイドでカウンターから松田から水沼、清田に展開してチャンスを作るがFC東京に阻まれ、一方FC東京も44分にカウンターからDオリヴェイラからパスを受けた高萩のシュートがブロックされ、前半は0-0で終了。(後半)序盤、セレッソが両サイドのスペースに狙いを定めて攻撃を仕掛ける。特に、藤田、デサバトからのサイドチェンジを多用して両サイドバックの松田、丸橋を基点にして、チャンスをうかがう。58分に右サイドから水沼からのクロスに奥埜が頭で合わせるもバーを超えてしまう。一方FC東京も59分に、右サイドでのDオリヴェイラと久保のパス交換から久保から浮き玉のスルーパスを受けた室屋のグラウンダーのクロスが味方に合わずに、チャンスを逃す。その後、FC東京がまず選手交代で動き、66分に怪我した高萩からAシルバに代え、74分には永井からナ・サンホに代えて、試合の流れを呼び戻そうとするが、セレッソの執拗な両サイド攻撃により、FC東京のディフェンスラインが下がってしまい、リトリート対応して我慢する展開が続くが、78分に、セレッソがボランチから右に展開されてフリーの状態でボールを受けた松田からGKとディフェンスラインの間に上げたクロスにメンデスが頭で左隅に流し込んで、セレッソが1-0と先制する。先制されたFC東京は、83分に矢島をボランチに、橋本をディフェンスラインに入れ、Dオリヴェイラを中心に、カウンター攻撃から反撃に出ようとする。94分に、室屋の右からのクロスにナ・サンホが合わせるもGKの正面を突いてしまい、さらに終了間際に、カウンターからDオリヴェイラがペナルティエリアに進出してシュートを放つもGKキム・ジンヒョンのセーブに合い、得点できずに、セレッソが1-0で勝利。【システム】(セレッソ大阪)4-2-3-1(右から)GK キム・ジンヒョンDF 松田、ヨニッチ、木本、丸橋ボランチ デサバト、藤田MF 水沼(91分 片山)、奧埜、清武(74分 田中)1トップ Bメンデス(89分 高木)(守備時は4-4-2または4-5-1)(FC東京)4-4-2(右から)GK 林DF 室屋、渡辺(83分 矢島)、森重、小川ボランチ 橋本、高萩(66分 Aシルバ)MF 久保、東FW Dオリヴェイラ、永井(74分 ナ・サンホ)(守備時も4-4-2)【勝負の分かれ目】セレッソが終始数的優位を保った組織的ディフェンスを継続できたことと、拮抗した試合展開の中、数少ない決定機をモノにできたこと。【まとめ】セレッソは、Dオリヴェイラ、久保ら能力の高い選手に対して、数的優位を保って連携したディフェンスにより、勝利をモノにすることができた。また、攻撃については、後半、デサバト、藤田からのサイドチェンジの多用による両サイド攻撃により、FC東京の4-4-2ブロックに対してボディブローを効かすことができた。特にディフェンスについてはバランスが崩れないために、安定したものになってきている。勝利が一番の良薬。FC東京は、数的優位を保った組織的ディフェンスとカウンター攻撃でセレッソに対抗したが、後半、セレッソの両サイド攻撃により前線、中盤がディフェンス対応に終始追われたためラインが下がってしまい、失点時に松田をフリーにしてクロスを上げられてしまったのが痛かった。Dオリヴェイラのカウンターは脅威であったが、遅攻になったときは、久保、高萩ら個人の能力に頼りがちなため、タイトなディフェンスを崩せない傾向。昨シーズンの轍を踏まないためにも、改善が求められる。全体的に、両チームともに、タイトなディフェンスが光ったいい試合。TVCMで話題/内脂サポート<機能性表示食品> 約30日分 【ファンケル 公式】送料無料 FANCL 体重 体脂肪 サプリメント価格:3500円(税込、送料無料) (2019/5/29時点)楽天で購入
2019.05.25

ルヴァン・カップ予選第6節 セレッソ大阪vs大分トリニータの試合をヤンマースタジアムで観戦。2-0のセレッソ大阪の勝ち。以下、レポートいたします。(長文で失礼します。)【戦術】セレッソは、攻撃ではディフェンスラインのビルドアップから両サイドを基点に、サイドチェンジを交えながらパス回しにより、またディフェンスラインなどから裏のスペースを狙うパスにより崩していく。守備では前半は4-4-2のブロックを敷いてバイタルエリアを空けない、後半は5バック気味に対応してサイド攻撃に対応する。トリニータは、攻撃ではGKを含むディフェンスラインのビルドアップから、両ウイングバックが両サイドを張りながら2シャドーや後藤が絡んで両サイドを基点にして攻めていく。守備では、相手ディフェンスがボール保持の場合には前線3枚が積極的にチェックに入り、相手がボール回しをする時には5-4-1のブロックを敷いてリトリート対応する。【試合の流れ】(前半)序盤からセレッソが積極的な攻めで試合を優位に進める。4分にペナルティエリア付近でディフェンスラインの裏に抜けようとした高木を岡野が倒してしまい、セレッソにFKが与えられる。そのFKをソウザがディフェンスの壁の間をブレ球気味をボールを蹴り、逆を取られたGKポープの左手を弾きながら決めて、セレッソが1-0と先制する。さらに25分に、カウンターから高木からボールを受けた柿谷のディフェンスラインの裏を突くスルーパスに走り込んだ田中がGKと1対1になりながら放ったシュートが惜しくも左隅に外れて得点にはならず。これに対し、トリニータは、セレッソのサイドを基点とする攻めにより、ディフェンスラインを下げさせられる。ビルドアップから両ウイングバックと2シャドーとの連携によりチャンスを作れず、途中、右ウイングバックの高山を左ウイングバックに、左ウイングバックの星を右ウイングバックにポジションチェンジしてチャンスをうかがう。37分に右サイドでのパス回しから長谷川が左足でシュートを放つがGK圍の正面を突いてしまう。さらに終了間際に、福森からの浮き玉のパスは一旦クリアされたボールを伊藤がボレーで合わせるが、バーを超えてしまい、セレッソが1-0とリードして前半終了。(後半)序盤はトリニータが後藤がサイドを流れ、またウイングバックと2シャドーの連携により両サイドを広く使ってサイドのスペースやバイタルエリア前に進出し、セレッソのディフェンスラインを下げさせることに成功して試合の流れを押し戻す。52分に右サイドから左サイドへの展開から高山からの横パスに丸谷がシュートを放ち、攻勢に出る。セレッソは、これに対応するために、56分に右MFの福満から水沼に代えて、水沼を右サイド深い位置を配置して5バック気味にしつつ高山や伊藤に対応する。システム的には5-3-2と4-4-2の併用する形を採用し、トリニータのサイド攻撃を封じつつ、反撃に出やすい体制を取る。トリニータは、サイドやバイタルエリアを進出して基点にしようとするが、セレッソディフェンスラインにことごとく跳ね返され、またパスミスが多く、逆にセレッソが柿谷やソウザを基点にカウンターを仕掛けて試合の流れを再度呼び戻す。これに対し、トリニータは、70分に2枚代えて、藤本を1トップに、後藤を2シャドーの一角に配置して反撃しようとした矢先、右サイド付近でボールを持ったソウザがGKポープが前目に出ているのを察知し、ライナー性のロングシュートを放ち、見事にポープを頭上を越えて、ゴール上段に吸い込まれて、セレッソが2-0と突き放す。試合を優位に進めるセレッソは、84分にカウンターから柿谷が左サイドからドリブルを切れ込みながらペナルティエリア内に進出して放った右足のシュートが右ポストを叩いて、追加点は奪えず。トリニータは終了間際に、右サイドでパスを受けた岩田からのクロスが味方に合わず、そのままセレッソが2-0で勝利。【システム】(セレッソ大阪)4-4-2(右から)GK 圍DF 片山、ヨニッチ、木本、舩木ボランチ ソウザ(83分 藤田)、デサバトMF 福満(57分 水沼)、田中FW 高木(79分 山田)、柿谷(後半は5-3-2と4-4-2の併用。)(大分トリニータ)3-4-2-1(右から)GK ポープDF 岩田、岡野、福森(70分 高畑)MF 高山、ティティパン、丸谷、星2シャドー 三平(10分 長谷川)、伊藤(70分 藤本)1トップ 後藤(守備時は5-4-1)【勝負の分かれ目】セレッソの臨機応変なディフェンスシステム対応によりトリニータのサイド攻撃を封じたこと。ソウザの活躍。【まとめ】セレッソはいい時間帯で得点できた。ディフェンスでは前半ではコンパクトなブロックを作り、後半では5バック気味の対応でトリニータの攻勢を押しとどめることができた。グループ首位通過でプレイオフステージはFC東京との対戦となり、堅い試合の中、どのように試合運びをするかに注目したい。トリニータは岡野のファールによる序盤の失点でリズムをつかむことができず、またセレッソディフェンス陣の奮闘により後藤や藤本に有効なボールを供給できなかった。プレイオフステージには進出できなかったが、リーグ戦では自らのサッカーの展開により上位を維持できるかがポイントになる。
2019.05.22

J2第14節 ジェフユナイテッド市原・千葉vsFC岐阜の試合をフクダ電子アリーナで観戦。5-1でジェフユナイテッド市原・千葉の勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します。)【得点】10分 船山(ジェフユナイテッド市原・千葉)12分 新井(ジェフユナイテッド市原・千葉)22分 船山(ジェフユナイテッド市原・千葉)38分 クレーベ(ジェフユナイテッド市原・千葉)63分 クレーベ(ジェフユナイテッド市原・千葉)90分 デ フリーズ(FC岐阜)【戦術】ジェフは1トップのクレーベのポストプレーを利用して、両ウイングバックと2シャドーが連携して左右の両サイドのスペースに基点を作って、後ろからフォローする熊谷らとともに攻めていく。守備は前からのプレスを積極的にかけ、攻められた時には5-4-1のブロックを作ってリトリート対応する。岐阜は1トップの前田のポストプレーを基点に、永島、粟飯原、山岸が絡んで縦パスまたは左右のスペースを使って攻めていく。守備は前からのプレスを積極的にかける。【試合の流れ】(前半)序盤からジェフが両サイドのスペースを有効に使ってチャンスを多く作る。まず1分に左サイドの為田からパスを受けた船山のシュートがGKの正面を突くも、10分に堀米からのクロスのクリアに矢田がヘッドで送ったパスを船山がバックヘッドで押し込んで、ジェフが1-0と先制する。また、12分に堀米からの右CKに新井が頭で合わせて2-0とし、さらに22分に中央エリアで熊谷が出した縦パスをクレーベが裏のスペースに走り込んでいた船山にバックヒールパスを送り、パスを受けた船山が冷静に右隅に決めて、3-0と岐阜を突き放す。これに対し、岐阜は前田への縦パスや左右のスペースを使って反撃しようとするが、ジェフの素早いプレスに阻まれて、チャンスを作ることができず、逆に36分にジェフがバスカットからクレーベがドリブルから左隅に決めて、4-0とさらにリードを広げる。岐阜は40分に藤谷を投入して3-4-2-1システムに変更してチャンスをうかがうが、チャンスを作ることができずに、ジェフが4-0とリードして前半終了。(後半)序盤、岐阜が決定機を作る。3分に永島がペナルティエリア内から放ったシュートがGKにセーブされ、さらに8分にカウンターから永島がペナルティエリア内に切り込んでシュート放ち、続けて前田がシュートを放つも右に外れ、得点には至らず。これ以降、岐阜がボールを支配し、ジェフがカウンターを狙う展開となるが、ジェフが63分に功を奏す。ジェフがカウンターでボールを奪ってから、クレーベが中央エリアで船山にボールを預けてディフェンスラインの裏に走りや、船山がリターンパスでクレーベに送り、クレーベがDFを外しながら冷静に右隅に決めて、5-0とさらにリードを広げる。ジェフは84分に佐藤寿を投入して4-4-2システムに変更してさらに得点を狙うが得点を奪うことができず。岐阜は後半投入されたデ フリーズから90分にディフェンスラインからのロングパスからGKと1対1になり右隅に押し込んで1点を返すも、そのまま終了してジェフが5-1で勝利。【システム】(ジェフユナイテッド市原・千葉)3-4-2-1(右から)GK 佐藤DF 新井、増島、乾(84分 佐藤寿)MF 茶島、矢田、熊谷(75分 工藤)、為田2シャドー 堀米(66分 ピニェイロ)、船山1トップ クレーベ(守備時は5-4-1)(FC岐阜)4-2-3-1(右から)GK ジーバースDF 柳澤、阿部、甲斐、会津(40分 藤谷)ボランチ 三島(77分 デ フリーズ)、市丸(62分 中島)3シャドー 粟飯原、永島、山岸1トップ 前田(守備時は4-4-2。前半途中3バック変更から5-4-1)【勝負の分かれ目】ジェフが岐阜のディフェンスをうまくかいくぐり、バイタルエリアや裏のスペースを利用できたことと積極的なプレスで岐阜のパスミスを誘発させたこと。【まとめ】ジェフは、クレーベのポストプレーが有効に機能し、また船山、堀米がうまくバイタルエリアに入り、茶島、為田の両ウイングバックをうまく使ってチャンスを多く作ることができた。今日は完勝だったが、強いて言えば、終了間際の失点は余計。この勝利をきっかけにして浮上できるか?岐阜は、ゲームの入り方が悪く、立て続けての失点で勝敗が決まってしまった。特に、守備で一人一人のプレスが甘いうえ、後ろからのフォローがよくなく、連動性がないためにジェフに空いたスペースを使われてしまった。また、4失点後のシステム変更で打開を図ったが、時すでに遅し。下位脱出には、まずは守備面での立て直しが急務。
2019.05.19

J1第11節 セレッソ大阪vs横浜F・マリノス試合をヤンマースタジアムで観戦。3-0でセレッソ大阪の勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します。)【得点】 2分 水沼(セレッソ大阪)59分 高木(セレッソ大阪)65分 水沼(セレッソ大阪)【戦術】セレッソは、守備はF・マリノスのパスの出所を押さえながらサイドのスペースをボールを奪って、また4-4-2システムに基づくリトリート対応する。攻撃は、ボールを奪ってから都倉、メンデス、高木ら前線を基点にカウンターやサイドで攻撃を仕掛ける。F・マリノスは、前線のウインガーが両サイドに張り、両サイドが中に絞って偽サイドバックの役割をしつつ、GKを含めたディフェンスラインからのビルドアップにより攻撃を組み立てる。守備は4-1-4-1を基本とした前からのプレスを仕掛ける。【試合の流れ】(前半)序盤からセレッソがF・マリノスのボールの出所を確実に押さえて、チャンスを作る。2分に瀬古からのロングフィードに水沼が反応して畠中を剥がして、前に出ようとしていたGKの朴を冷静に見て左隅に流し込み、セレッソが1-0と先制する。さらに3分にメンデスのポストプレーからボールを受けた都倉のシュートがバーを叩き、14分に右サイドでの松田からのFKを基点に丸橋からボールを受けた清武のシュートが惜しくも左隅に外れたが、セレッソが試合を優位に進める。これに対し、F・マリノスはディフェンスラインと喜田のビルドアップから左右のスペースで三好、天野を中心にパス回しからチャンスをうかがい、セレッソが4-4-2システムによるリトリート対応する。F・マリノスは33分にMジュニオールのFKに広瀬が頭で合わせるも、GKキム・ジンヒョンの正面を突き、さらに右サイドで仲川がドリブルで仕掛けて放ったシュートが瀬古に当たってまたもやキム・ジンヒョンの正面を突いてしまい、得点には至らずに、前半は1-0でセレッソがリードして終了。(後半)F・マリノスは李を投入してセンターフォワードに、Mジュニオールを左ウイングに配置するが、セレッソは4-4-2システムのままで選手交代なしで試合が再開する。F・マリノスは、喜田から左右のスペースに展開してパス回しにより打開を図り、セレッソが4-4-2システムによるリトリート対応してカウンターを仕掛ける展開が続く。F・マリノスから左右のスペースから縦パスや天野やMジュニオールによる縦の突破を試みるが、セレッソの中盤、特に藤田や奧埜のディフェンス網にかかって、逆にセレッソが高木、メンデスのサイドに流れるカウンターが有効に機能する。56分に松田の右スローイングを受けた水沼がドリブルで駆け上がって放ったシュートが朴の正面を突いてしまうが、59分に右サイドで奧埜?からパスを受けた水沼からのクロスに高木が朴より先に頭で合わせて2-0と突き放し.さらに65分にカウンターからメンデスがペナルティエリア付近でのポストプレーでマルチンスを引き付けながら右スペースでフリーの水沼にパスを出し、水沼が冷静に左隅に流し込み、セレッソが3-0と突き放す。F・マリノスは69分に、ビルドアップを高めるために、扇原をアンカーに投入して、喜田を右サイドに配置して反撃を試み、82分に扇原のシュートがキム・ジンヒョンのセーブに合い、得点には至らずに、セレッソが3-0と完勝。【システム】(セレッソ大阪)4-4-2(右から)GK キム・ジンヒョンDF 松田、ヨニッチ、瀬古、丸橋ボランチ 藤田、奧埜MF 水沼(92分 片山)、清武(78分 田中)FW Bメンデス、都倉(40分 高木)(守備時も4-4-2)(横浜F・マリノス)4-1-2-3(右から)GK 朴DF 広瀬(69分 扇原)、マルチンス、畠中、和田アンカー 喜田MF 三好(66分 Eジュニオ)、天野FW 仲川、Mジュニオール、遠藤(45分 李)(守備時は4-1-4-1)【勝負の分かれ目】セレッソがF・マリノスのボールの出所を確実に押さえ、F・マリノスのポゼッションサッカーを展開させなかったことと、有効なカウンター攻撃により、いい時間帯で得点できたこと。【まとめ】セレッソは終始数的優位を確保したディフェンスにより、F・マリノスのパスミスを誘い、有効なカウンター攻撃が展開できた。連勝でこのまま流れに乗れるか?来週の大阪ダービーが試金石となる。F・マリノスは前半開始早々の失点によりゲームの流れを失い、セレッソの有効なディフェンスにより、危険なスペース、さらに決定機をほとんど作れなかった。
2019.05.11

J1第10節 浦和レッズvsジュビロ磐田の試合を埼玉スタジアムで観戦。1-0でジュビロ磐田の勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します。)【得点】93分 ロドリゲス(ジュビロ磐田)【戦術】レッズはディフェンスラインと青木のビルドアップから、両ウイングバックがサイドに張り、両サイドのスペースを狙って、両ウイングバックと中盤/前線が絡んで攻めていく。守備は5-3-2のブロックを作ってリトリート対応する。ジュビロはディフェンスラインと田口、上原とのビルドアップから、ロドリゲスやアダイウトンがポストプレーやサイドへ流れる動きによりパスを引き出して、両FWが基点となり中盤が押し上げて攻めていく。守備はFWの1人が中盤に降りて5-4-1のブロックを形成してリトリート対応する。【試合の流れ】(前半)まず決定機を作ったのはジュビロで、5分に左CKのこぼれ球を拾った上原のクロスに田口が頭で合わせるも、GK西川の正面を突いて先制にはならず。その後も、ジュビロがロドリゲス、アダイウトンが前線で両サイドに流れて基点となり、中盤が押し上げてチャンスを作る。19分に松本からのクロスにロドリゲスが頭で合わせたシュートをきっかけに、20分には左サイドのカウンターからロドリゲスのスルーパスにた反応したアダイウトンからのクロスにロドリゲスが飛び込むも西川にキャッチされ、さらに22分にはアダイウトンのシュートが西川にセーブされ、得点には至らず。これに対し、レッズは、カウンターから、左サイドのスペースを突いてチャンスをうかがう。19分に山中の左クロスに味方に合わず、36分に武藤、興梠のコンビネーションでCKを獲得、さらに、終了間際にペナルティエリア外での山中の左足のグラウンダーのFKがGKカミンスキーのセーブに合い、得点には至らずに前半は0-0で終了。(後半)序盤、ジュビロは開始早々に田口がボールを奪って放ったシュートが西川の正面を突き、さらにその直後にまたもや田口のミドルシュートを放ち、積極的な試合展開をする。62分に、田口のFKが西川のセーブに合い、その直後の右CKにまたもや田口のヘディングシュートが西川の正面を突いてしまう。これに対し、レッズは、ジュビロの5-4-1のバランスのよいディフェンスシステムを崩すために、左右の積極的なサイドチェンジを使って両サイドから崩しにかかるが、ことごとくジュビロにディフェンス網に合う。レッズは62分に汰木を、70分にマルティノスを投入するが、ジュビロがボールを奪って有効に攻撃を展開する。ジュビロは、67分に右サイド奥で山田からパスを受けたロドリゲスが反転してあげたクロスがアダイウトンに合わず、また72分にロドリゲスを基点に上原からの右クロスに反応した松本のシュートが西川のセーブに合い、さらに81分に右サイドで山田からパスを受けたがシュートを放つも、西川の正面を突いてしまう。レッズは86分にAナバウトを投入して、2トップの一角に配置して、反撃に出る。89分にカウンターから左に展開して山中からのクロスが惜しくもカミンスキーの好キャッチに合い、さらに93分にまたもや山中からの左クロスに鈴木が合わせるもバーを超えて得点には至らず。試合終了を迎えつつ、レッズが青木とディフェンスラインとでビルドアップを試みる中、青木が中山のプレスを合って出したバックパスがロドリゲスに渡ってしまい、西川と1対1の中、冷静に左隅に流し込んで、ジュビロが待望の先制点を挙げて試合終了。【システム】(浦和レッズ)3-5-2(右から)GK 西川DF 鈴木、マウリシオ、槙野アンカー 青木MF 森脇(86分 Aナバウト)、エヴェルトン、長澤(70分 マルティノス)、山中FW 武藤(62分 汰木)、興梠(守備時は5-3-2)(ジュビロ磐田)3-2-3-2(右から)GK カミンスキーDF 新里、大井、高橋、ボランチ 田口、上原(82分 荒木)MF 松本、山田(94分 大南)、小川FW ロドリゲス、アダイウトン(76分 中山)(守備時は5-4-1がベースで5-3-2の場面もあり)【勝負の分かれ目】ジュビロが最後まで5-4-1をベースとしたブロックにより、レッズで決定機を作らせなかったこと。また、最後の中山のプレスにより、青木のバックパスを誘い、終始、前線の基点となっていたロドリゲスのゴールを導いたこと。【まとめ】 ジュビロは、攻撃面では前線のロドリゲスとアダイウトンが基点となってレッズのディフェンスラインを下げさせていくつかの決定機を作り、また守備面では5-4-1のブロック形成によりレッズの攻撃を終始遅らせることに成功したことが勝因。攻守にわたって活躍のロドリゲスはマンオブザマッチの有力候補。この勝利が悪い流れを断ち切り、今後の浮上のきっかけになるか?レッズは、両サイドのスペースを狙って崩しにかかったが、ジュビロのディフェンスシステム網にかかり、有効な攻めにはならず、決定機も作れなかった。青木のバックパスは痛恨のミスで、何らかのコーチングはできなかったか?登り調子だっただけに痛い敗戦。
2019.05.03
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