フットボール(サッカー)戦術研究

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2019.11.09
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J1第31節 セレッソ大阪vs湘南ベルマーレの試合をヤンマースタジアムで観戦。1-0でセレッソ大阪の勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します。)

【得点】
49分 奧埜(セレッソ大阪)

【戦術】
セレッソは、攻撃では、ディフェンスラインとボランチと連携したビルドアップから、両サイドを基点として、2トップが裏のスペース、バイタルエリアに縦横の関係を作って柿谷、水沼、ソウザが絡んで攻めていく。
守備では、4-4-2ブロックを基盤として、指宿への縦パスを入れさせないよう、バイタルエリア固めながら、数的優位を作ってボールを奪取していく。
ベルマーレは、攻撃では、1トップの指宿のポストプレーに2シャドーの松田、山田、ボランチの金子が絡み、また両サイドを基点として縦パスやクロスを使った速攻を中心に攻めていく。
守備では、前線からマンツーマン気味に激しくプレスをかけてボール奪取し、またリトリート時には5-4-1のブロックを形成してカウンターへの対応をする。

【試合の流れ】

試合開始早々、両チームにチャンスが訪れる。
まずは1分に、ベルマーレが鈴木からの左クロスにペナルティエリア内で反応した指宿の左足のシュートがキム・ジンヒョンに阻まれる。
そして、セレッソも3分に、右サイドの松田からパスをペナルティエリア付近で縦パスを受けた水沼からのパスに反応した柿谷のシュートがGK富居にキャッチされ、また16分に水沼からパスを受けたソウザのシュートがベルマーレディフェンスに当たって、そのボールに反応した柿谷が詰めたが、左ポスト外に外れてしまい、得点には至らず。
序盤はベルマーレが前線と中盤が連動してセレッソのボール保持時に激しいハイプレスをかけてセレッソのビルドアップを遅らせることに成功し、指宿へのくさびのパスと両サイドを基点にチャンスをうかがい、19分に、左サイドでFKを得た松田からのクロスに指宿の打点の高いヘディングシュートが左隅に飛ぶも、キム・ジンヒョンの好セーブに遭ってしまう。
その後は、セレッソはベルマーレのハイプレスに苦しみながら、徐々にディフェンスとボランチからのパス回しでのビルドアップによりペースを掴み、ベルマーレディフェンスはリトリート対応することになる。
38分に、セレッソがソウザのスルーパスに反応した柿谷のクロスが富居にキャッチされ、45分には左サイドの柿谷からスルーを介してパス受けた鈴木のシュートが富居を阻まれて、得点には至らず、前半は0-0で終了。

(後半)
序盤は、セレッソが前半にはあまりなかった両サイドのスペースを使ってチャンスをモノにする。
49分に、ベルマーレディフェンスを下げさせることに成功して、右サイドから奧埜、鈴木と経由して左への横パスを受けた丸橋がオーバーラップして、ベルマーレディフェンスをかわして上げた浮き球のクロスにペナルティエリアにいた奧埜が頭で合わせて右隅に流し込み、セレッソが1-0と先制する。
これに対して、ベルマーレは、51分に1トップの指宿を山﨑に代えてチャンスをうかがう。
ベルマーレは58分に、左サイドでのカウンターから鈴木がドリブルに持ち込みながら上げたクロスに飛び込んだ松田の左隅を狙ったヘディングシュートがキム・ジンヒョンにセーブされる。

64分に、古林からの右クロスに山﨑が合わせるも右に外れてしまうが、その後はサイドチェンジを多用しながら、78分に菊池を投入して2シャドーの一角に置き、セレッソのディフェンスブロックを揺さぶりにかかる。
ベルマーレは83分に、松田からの右CKが左に流れたボールを受けた梅崎がペナルティエリア内に切れ込みながら右隅上を狙った右足のシュートをキム・ジンヒョンが右手1本で阻み、さらに88に右サイドを駆け上がった古林からのクロスに山﨑が合わせるも、セレッソディフェンスにブロックされてしまい、得点には至らず。
結局、ベルマーレの反撃も及ばず、セレッソが1-0と勝利。

【システム】
(セレッソ大阪)4-4-2(右から)

DF 松田、ヨニッチ、木本、丸橋
ボランチ ソウザ、藤田
MF 水沼(76分 田中)、柿谷(87分 片山)
FW 奥埜、鈴木(74分 高木)
(守備時は4-4-1-1または4-4-2)

(湘南ベルマーレ)3-4-2-1(右から)
GK 富居
DF 岡本、坂、大野
MF 古林、齊藤(62分 梅崎)、金子、鈴木(78分 菊池)
2シャドー 松田、山田
1トップ 指宿(51分 山﨑)
(守備時はプレス時は5-2-2-1。リトリート時は5-4-1)

【勝敗の分かれ目】
セレッソが後半立ち上がりのいい時間帯に、サイドのスペースをうまく使って先制できたことと、GKキム・ジンヒョンを含むディフェンスラインの踏ん張り。

【まとめ】
セレッソは前半はベルマーレのハイプレスに、後半は左右の梅崎、山田によるサイド攻撃に苦しみながら、キム・ジンヒョンの好セーブなどで勝ちをモノにした。
復帰の丸橋を基点としたクロスからの奧埜のゴールはセレッソらしい得点で、次節のヴィッセル戦もサイド攻略が鍵を握る。
ベルマーレは、前半のハイプレスにより、セレッソにリズムを作らせなかったが、後半立ち上がり早々に、ディフェンスが丸橋に振り切られてサイドのスペースを使われてしまった。
後半の梅崎投入でサイド攻撃を活性化させられたが、キム・ジンヒョンの好セーブ連発に阻まれてしまった。ただ、内容的にはベルマーレらしさが出ていたので、次節のFC東京戦、最終節の松本山雅戦で結果を出せるか?







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最終更新日  2019.11.09 20:55:26


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