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2021.03.10
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​​2021年J1第3節セレッソ大阪​vs清水エスパルスの試合をヤンマースタジアムで観戦。2-1でセレッソ大阪の勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します)

【戦術】
〈セレッソ大阪〉守備では、4-4-2のブロックを基調として対応する。

〈清水エスパルス〉
攻撃では、ディフェンスラインとアンカー竹内、MF河井と、時に右SB原が偽SB的に中央にポジションチェンジしてビルドアップを構成し、右はFW中山、左は河井が両サイドに高く張りながら、CFチアゴのポストプレーを活用しつつ、頻繁なポジションチェンジとサイドチェンジを交えて攻めていく。4-1-2-3と3-2-5/3-2-2-3の可変システム。
守備では、チアゴとMF後藤が前線2枚としてプレスをかけていき、原則4-4-2ブロックを基調としてディフェンス対応していく。

【得点】
   5分 中山(清水エスパルス)
22分 西尾(セレッソ大阪)
84分 清武(セレッソ大阪)

【警告/退場】
なし

【試合の流れ】
(前半)
序盤からエスパルスがセレッソのディフェンスラインへの圧力をかけて試合の流れを掴む。

4分に、セレッソのビルドをエスパルスの前線が狙いを定め、ディフェンスラインに降りてきたセレッソ ボランチ奧埜からのパスを中山が奪ってGKと1対1になり、そのままゴール左に流し込んで、エスパルスが1-0と先制し、幸先の良いスタートを切る。
その後、11分にも、カルリーニョスからの左クロスのこぼれ球にバイタルエリアで反応した右MF後藤がシュートを放つが、これはバーを超えてしまう。
これに対して、出鼻を挫かれたセレッソは、ディフェンスラインとボランチとのビルドアップからMF清武、坂元と両SB松田、丸橋が連動して両サイドを基点にして、徐々に試合のペースを掴んでいく。
まず、17分に左サイドで清武からスルーパスを受けた丸橋の左クロスの流れ球からパスを受けた坂元のシュートはエスパルスディフェンスをブロックされてしまうが、その後22分に得た坂元の右CKに、ニアで合わせたFW豊川がすらしたボールをその近くにいたDF西尾が押し込んで、セレッソ が1-1と追いつく。
その後はセレッソが両サイドを基点にボールを支配し、エスパルスが前線からの厳しいチェックを入れながら、4-4-2ブロックを形成して数的優位に保ちつつディフェンス対応し、またエスパルスもディフェンスラインと竹内に右SB原が時折ゲームメイクに参画して、両サイドを基点としてチアゴのポストプレーに入れつつ、両チームともチャンスをうかがう展開が続く。
40分以降はセレッソが両サイドからクロスでチャンスを作るもエスパルスディフェンスラインが適切に対応して、前半は1-1で終了。

(後半)
後半も序盤はエスパルスが両サイドを基点にとしてチャンスを作る。
まず、48分に、河井の右CKの跳ね返りを拾った河井の右クロスにDF鈴木義が頭で合わせて、そのボールをフォワでDFヴァウドが頭で合わせるもセレッソ GKキム・ジンヒョンにキャッチされ、続く53分には、河井の右FKにDF鈴木義のポストプレーに合わせて放った後藤の右足のミドルシュートは惜しくも右ポストを叩いてしまい、逆転には至らず。
また、57分には、左サイドに流れていたカルリーニョスのクロス気味のシュートは惜しくもバーを超え、続く58にも左サイドで片山が仕掛けながら出した浮き球のスルーパスのこぼれ球に反応したチアゴのボレーシュートもバーを超えてしまう。
これに対して、エスパルスに押されていたセレッソは、62分にボランチ奧埜から藤田に、FW豊川から加藤に替えて、両サイドを基点にしてボールを支配し、試合の流れを引き寄せる。

エスパルスも79分に、MF河井からアウグストに、左ウイングのカルリーニョスから西澤に替えて、反撃の機をうかがうが、セレッソ の両サイドからの攻撃によりエスパルスのディフェンスラインが下げられてしまい、その中で84分に、右サイドで右SB松田からパスを受けた坂元の右クロスにフォワ側でエスパルスのマークを外した清武が右合わせるで合わせてゴールに流し込んで、セレッソ が2-1と逆転に成功する。
これに対して、ますは同点に追いつきたいエスパルスもすぐさま88分に、59分に後藤に替わって右MFに入ってディサロがバイタルエリアから左隅のゴール枠を捉えたミドルシュートを放つも、セレッソ GKキム・ジンヒョンの好セーブを阻まれしまい、逆転には至らず。
セレッソ は、終了間際に加藤のシュートが中山のハンドを誘ってPKを得るが、キッカー加藤のシュートをエスパルスGK権田の好セーブに阻まれるも、セレッソ が2-1と逃げ切って勝利。

【システム】
(セレッソ大阪)4-4-2(右から)

DF  松田陸、西尾、瀬古、丸橋
ボランチ 奧埜(62分 藤田)、原川
MF 坂元、清武(90分 松田力)
FW 大久保(89分 高木)、豊川(62分 加藤)
(守備時も4-4-2)

(清水エスパルス)4-1-2-3(右から)
GK 権田
DF  原、ヴァウド、鈴木義、片山
アンカー 竹内(88分 鈴木唯)
MF 後藤(59分 ディサロ)、河井(79分 アウグスト)
FW 中山、チアゴ、カルリーニョス(79分 西澤)
(守備時は4-4-2または4-4-1-1)

【勝負の分かれ目】
拮抗した試合展開の中、セレッソが両サイドで連携した執拗な攻撃により、エスパルスのディフェンスラインを下げさせることに成功したこと。攻撃面での技術の高さを発揮。

【まとめ】
セレッソは、前半の試合の入り方が良くなく、またエスパルスの頻繁なポジションチェンジと両サイドへの執拗な攻撃に苦労しながら、両サイドからの攻撃が最後に身を結んだ。
エスパルスの攻撃に対してディフェンスラインとGKが粘り強く対応できたのも勝因。
若手のディフェンスラインは経験を積むことでの成長を期待。

エスパルスは、ポジションチェンジと可変システムにより、セレッソの両サイドを執拗に攻めてチャンスを多く作ることができたが、後半途中からセレッソにサイドのスペースを突かれ、ディフェンスラインが下げられてしまった。
ただ、ビルドアップ戦術、チアゴのポストプレーを含めた連携や、守備のブロック技術は昨年と比較して良くなっており、より成熟すれば、いいチームになるのではないか。今後に期待。












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最終更新日  2021.03.10 22:49:27


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