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2021.04.02
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​​2021年J1第7節セレッソ大阪​vsサガン鳥栖の試合をヤンマースタジアムで観戦。1-0でセレッソ大阪の勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します)

【戦術】
〈セレッソ大阪〉
攻撃では、ディフェンスラインとボランチ奧埜、奧埜とのビルドアップから、松田、丸橋の両SBが高く張り、ボランチとMF清武を中心としたパス回しから両サイドのスペースに展開して、時にハーフスペースへの縦パスやFWへの裏へのパスを狙いつつチャンスを作っていく。
守備では、前線を基点に積極的なプレス数をかけてボールを奪取しに行く。リトリート時は4-4-2ブロックを基調。

〈サガン鳥栖〉
攻撃では、3バックとアンカー松岡との連携したビルドアップから、両WB飯野と小屋松がサイドに高く張り、中盤とのパス回しから、空いたバイタルエリアやハーフスペースへの縦パスを狙ってチャンスをうかがう。前半は3-3-2-2と4-2-3-1との可変システムで入り、途中から3-3-2-2にて戦う。
守備では、前線からのセレッソのディフェンスラインへ積極的なプレスから中盤と浅く位置するディフェンスラインが連携してボールを奪取しに行く。リトリート時は5-3-2。前線途中まで4-4-2気味での対応。

【得点】
46分 奧埜(セレッソ 大阪)

【警告】
仙頭(サガン鳥栖)
ファンソッコ(サガン鳥栖)
エドゥアルド(サガン鳥栖)

【退場】
ファンソッコ(サガン鳥栖)

【試合の流れ】
(前半)
セレッソは4-4-2システム、サガンは4-2-3-1の要素を取り入れた3-3-2-2システムにて戦う。

続くセレッソは右サイドでの展開を基点にボランチ奧埜のバイタルエリアへの縦パスから左MF清武のポストプレーを経由してFW大久保がシュートを放つもバーを超え、更に20分には、カウンターから西川がドリブルでバイタルエリアに進出してシュートを放つも、サガンGK朴正面を突いてしまう。
これに対して、サガンは、前線からの積極的なプレスと1対1の厳しいチェックでセレッソに対抗するとともに、3バックとアンカー松岡との連携したビルドアップから両サイドを基点にしてチャンスをうかがう。
24分に、FW林がバイタルエリアで打った右足のシュートの跳ね返りを拾った左MF仙頭の右足のシュートはセレッソ GKキム・ジンヒョンの正面を突いてしまう。
その後は、サガンは4バックの要素を取り入れたシステムから統一した3-3-2-2システムを基調として戦うとともに、両チームの中盤の厳しい戦いが続いていく。
終了間際に、セレッソは右サイドでのボランチ藤田のロングスローからチャンスをうかがうものの、サガンのブロックに阻まれ、前半は0-0で終了。

(後半)
後半に先に選手交代に動いたのはサガンで、前線の中野嘉から山下に代えて攻撃の流れを変えようとするが、セレッソがすぐさまチャンスをモノにする。
46分に、サガン、ファンソッコのクリアボールを左ハーフスペースにて拾った奧埜の右足のミドルシュートが左隅に突き刺さり、セレッソ が1-0と先制する。
さらに48分には、左サイドでのカウンターから進出したFW豊川のシュートはGK朴の正面を突くが、その後もアンカー松岡の両脇のスペースを狙って攻撃をたたみかけようとする。
これに対して、サガンはセレッソの攻撃を阻止するために、中盤のチェックをより厳しく対応し、1対1の攻防でヒートアップしていくが、山下のポストプレーを多用しつつ、サイドチェンジを交えたビルドアップから両サイドのスペースを突いてチャンスをうかがう。
64分に得た右MF樋口の左CKに、CBエドゥアルドのヘディングシュートが右ポストを叩くが、そのこぼれ球にサガンの選手が詰めることができず、同点に追いつけない。
さらに、73分にも、右サイドでの展開から、右WB飯野のクロスに62分に小屋松に代わって投入された本田のヘディングシュートはGKキム・ジンヒョンの正面を突いてしまう。
その後も中盤の攻防がヒートアップする中、77分に中央エリアにて清武に激しく代わってタックルに入ったファンソッコに2枚目のイエローカードが主審から提示されて退場となってしまう。
セレッソは数的優位を活かしたいが、80分にファンソッコの穴を埋めるために投入されたDF田代が3バックを構成しつつ、3-3-2-1システムから、山下のポストプレーを交えつつ両サイドのスペースを有効に突いて、セレッソのディフェンスラインを下げさせるのに成功してチャンスをうかがう。
まず85分に得た樋口の左CKのこぼれ球に反応した仙頭のボレーはGKキム・ジンヒョンの正面を突いてしまい、さらにGK朴からのフィードに山下が頭で合わせたボールに反応した仙頭のシュートはバーを超えてしまい、セレッソが辛くも1-0で勝利。

【システム】
(セレッソ大阪)4-4-2(右から)
GK キム・ジンヒョン
DF  松田陸、西尾、瀬古、丸橋
ボランチ 藤田、奧埜
MF 西川、清武(91分 加藤)
FW 大久保(75分 山田)、豊川(93分 松田力)
(守備時も4-4-2)

(サガン鳥栖)3-3-2-2 右から)
GK  朴
DF  ファンソッコ、エドゥアルド、中野伸
アンカー 松岡(69分 島川)
MF飯野、樋口、仙頭、小屋松(62分 本田)
トップ下 中野嘉(45分 山下)
FW  林(80分 田代)
(前半途中まで4-2-3-1との併用。守備時は5-3-2)

【勝負の分かれ目】
セレッソがサガンのアンカーの両脇のスペースを突いた攻撃とそのスペースを利用した後半早々のサガンの出だしを挫いて先制したこと。ディフェンスラインの踏ん張り。

【まとめ】
セレッソはサガンの粘り強いチェックやサイドの執拗な両サイドからの攻撃に苦労しながらも、タイミングのよい先制点で何とか逃げ切った。ただ、今日の試合では、サガンの両サイド攻撃により中盤のプレスがかからなくなりディフェンスラインに吸収される傾向が気になる材料。

サガンは油断したわけではないであろうが、後半早々の失点は痛かった。
ただ、前線からの積極的なプレスと1対1の厳しい対応、それにビルドアップ力は昨シーズンと比較して格段に良くなっており、まずは厳しいディフェンスを継続できるかが好調をキープできる鍵とみる。
今日の試合は今後に繋がる戦い。












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最終更新日  2021.04.02 22:14:54


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