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2022.08.14
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2022年J1第25節ガンバ大阪vs清水エスパルスの試合をパナソニックスタジアム吹田で観戦。2-0で清水エスパルスの勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します)

【戦術】
〈ガンバ大阪〉
攻撃では、昌子、三浦、藤春のディフェンスラインと奥野、ダワンのボランチが連携してビルドアップを行い、右WB小野瀬、左WB黒川が両サイドに高く張ったうえ、両サイドのスペースを有効利用する目的で右は小野瀬とシャドー食野または石毛が、左は黒川とシャドー食野または石毛にFW坂本がボランチと連携してパス交換し、サイドチェンジを多用しながら、バイタルエリアやハーフスペースへの進出を狙う。
守備では、プレス時は前線からマンマークにより捕まえに行き、リトリート時は5-3-2または5-4-1ブロック対応をしていく。
(相手CK時はマンツーマンとゾーンの併用)

〈清水エスパルス〉
攻撃では、4バックディフェンスラインとアンカー(途中からダブルボランチ)の松岡、MF白崎とのビルドアップから、FWサンタナのポストプレーを多用しながら、右はSB片山、白崎に、右WGピカチュウがポジションチェンジしつつ攻撃を組み立て、左は左WG乾の個人技をベースとしたチャンスメイクを活かして、縦の速い攻めを仕掛けていく。前半途中から、4-1-2-3から、左MF北川をトップ下にし、松岡と白崎のダブルボランチとする4-2-3-1へのシステム変更。
守備では、前線からのマンマーク気味のプレスを交えながら、4-1-4-1、途中から4-4-1-1のでブロック遠敷いて対応していく。北川はガンバボランチ、主にダワンをマーク。


【得点】
72分 コロリ(清水エスパルス)
85分 カルリーニョス(清水エスパルス)

【退場】
なし

【警告】
59分 三浦(ガンバ大阪)

【試合の流れ】
(前半)
ガンバは3-4-2-1システム、エスパルスは4-1-2-3システムにてこの試合に臨む。
まずチャンスを作ったのはガンバで、3分に、右サイドから左サイドへのサイドチェンジから、左WB黒川のクロスに、ゴール前にいたFW坂本がクサビとなったボールに反応したシャドー食野のシュートはジャストミートせず。

その後は、ガンバがディフェンスラインのビルドアップから、サイドチェンジを多用しながら、両サイドを基点として攻撃を仕掛けていき、エスパルスは4-1-4-1のブロックを敷いて対応していく。
ガンバは、17分に、バイタルエリアにいたボランチのダワンのからスルーパスを受けた食野のシュートはエスパルスGK権田の正面を突いてしまう。
また、20分にも、右サイドのカウンターから、バイタルエリアにて食野からパスを受けたダワンのシュートはエスパルスディフェンスに当たってCKになるも、ガンバが両サイドからバイタルエリアを使った攻撃により優勢になる。
これに対して、エスパルスは、ガンバの攻撃により、アンカー松岡の脇のスペースを突かれることが多くなり、ブロックが下がってしまったため、松岡、白崎のダブルボランチ、左MF北川をトップ下にする4-2-3-1システムに変更してバイタルエリアを固めて4-4-1-1のブロックを敷いて対応する。
そして、エスパルスが3トップへの速い縦パスを利用して、徐々に試合の流れを押し戻していく。

エスパルスを試合の流れを押し戻されたガンバは、シャドー食野と石毛をポジションチャンスするなどして、試合の流れを引き戻そうとし、42分に、左サイドでの展開から、クロスのクロスにゴール前にて反応した坂本がクサビとなり、そのパスをバイタルエリアにて受けた奥野のシュートはバーを超えてしまい、前半は0-0で終了。

(後半)
後半、試合の流れを掴んだのはガンバで、ビルドアップから、両サイドを基点として、攻撃を仕掛け、両サイドから、小野瀬や黒川がクロスを多用するも、エスパルスは4-4-1-1のブロックを敷いて、立田、鈴木の両CBがことごとく跳ね返していき、サンタナのポストプレーや乾やピカチュウの突破を使ってカウンターを仕掛ける展開が続いていく。
両チームとも決定機がなかなか作れない中、両チームとも59分に選手交代策に出る。
ガンバはシャドー石毛からファンアラーノに、またFW坂本から鈴木に、エスパルスもトップ下の北川からカルリーニョスに替えて、試合展開の打開を図る。
その後、最初にチャンスを作ったのはガンバで、64分得たファンアラーノの右CKに、ゴール前にて右CB昌子が頭で合わせたボールに反応した鈴木が右足で合わせるも、エスパルスGK権田の好セーブに阻まれてしまう。
その後、エスパルスは68分に、白崎からホナウドに、ピカチュウからコロリに替えて反撃を試みが、この交代策が見事に的中する。
72分に、中央エリアにてボールを持ったカルリーニョスがドリブルにて仕掛けながら出したスルーパスに、右ハーフスペースにて反応したコロリが右ハーフスペースポケットまでドリブルで仕掛けながら放った右足のシュートがゴール左隅に突き刺さって、エスパルスが1-0と先制に成功する。
また、エスパルスは、78分にも、右サイドでのカウンターから、サンタナが右サイドに流れながらゴールに向かってドリブルにて仕掛けて、ペナルティエリア付近にて、中に切れ込みながら放った左足のシュートはGK東口の正面を突いてしまう。
先制されてしまったガンバは、82分に、ボランチ奥野から倉田に、左WB黒川からウェリントン・シウバに替えて、4-2-3-1システムに変更して攻撃を仕掛けていくが、エスパルスはガンバが攻め上がった裏のスペースを有効に活用してチャンスをモノにする。
85分に、左サイドでのボール争奪戦にてサンタナがボール奪取してそのまま左サイドをドリブルにて仕掛けていき、出したグランウダーのクロスに、ゴール前に進出したカルリーニョスが合わせてゴールに流し込んで、エスパルスが2-0と突き放す。
その後、ロスタイムに入り、ガンバが前がかりになって攻撃を仕掛け、左から右へのサイドチェンジから、ファンアラーノがシュートを放つも、バーを超えてしまい、エスパルスが2-0と勝利。

【システム】
(ガンバ大阪)3-4-2-1(右から)
GK 東口
DF 昌子、三浦、藤春
MF 小野瀬、奥野(82分 倉田)、ダワン、黒川(82分 ウェリントン・シウバ)
2シャドー  食野(73分 山本)、石毛(59分 ファンアラーノ)
FW 坂本(59分 鈴木)
(守備時はリトリート時は5-3-2または5-4-1

(清水エスパルス)4-1-2-3→4-2-3-1(右から)
GK 権田
DF  片山、立田、鈴木、山原
アンカー 松岡
MF 白崎(68分 ホナウド)、北川(59分 カルリーニョス)
FW ピカチュウ(68分 コロリ)、サンタナ、乾(82分 後藤)
(守備時はリトリート時は4-1-4-1→4-4-1-1)

【勝負の分かれ目】
エスパルスGK権田の安定したディフェンス対応と、ディフェンスラインがガンバの両サイドからのクロスにことごとく跳ね返したうえ、松岡、白崎ら中盤は執拗にプレスをかけ続けたこと。
また、粘り強いディフェンスからガンバ選手が攻め上がったスペースを有効に突いた、サンタナらの攻撃陣によるカウンターが戦術的に極めて有効だったこと。選手交代策が見事に的中!

【まとめ】
エスパルスは、ディフェンスラインと中盤の8枚で固いブロックを敷いて、ガンバの攻撃を跳ね返したとともに、サンタナへのクサビのパスを基点として、鋭いカウンターを放つことができた。
攻撃陣はスペースがあれば能力を発揮できる選手が多いので、戦術レベルを高めていけば、更なる躍進も!
今日の勝利は大きい。

ガンバは、前半から、ビルドアップからの両サイドへの展開によりボール保持率を高めることができたものの、クロスの精度が高くなかったうえ、ラストパスの精度もずれてしまい、エスパルスに攻め上がったスペース裏を突かれてしまった。
今後、パスの精度を高めていけるか?





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最終更新日  2022.08.14 22:52:48


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