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2023.07.12
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2023年天皇杯3回戦セレッソ大阪vs大宮アルディージャの試合をヨドコウ桜スタジアムで観戦。3-1でセレッソ大阪の勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します)

【戦術】
〈セレッソ大阪〉
攻撃では、4バックディフェンスラインとボランチ鈴木、原川との連携したビルドアップから、両サイドを利用、右サイドは右SB松田と右MF中原、左は左SB山中と左MFカパシャーバにボランチが連携してが両サイドの基点となり、また時にディフェンスラインからサイドのスペースを狙ったロングフィードを利用しつつ、FW北野、上門が進出を狙うバイタルエリアへの縦パスを交えて、外やじる中→外へのパス循環によりスペースを作って攻めていく。
守備では、4-4-2のブロックを基調として、時にFW2人を基点としてアルディージャディフェンスラインに圧力をかける。リトリート時は数的優位を利用してボール奪取を狙い、ディフェンス対応していく。
(相手CK時はゾーン主体)

〈大宮アルディージャ〉
攻撃では、大森、浦上、市原の3バックディフェンスラインとボランチ三幸、小島との連携したビルドアップから、右WB貫と左WB茂木が両サイドを高い位置を張った上、右サイドは右シャドー阿部と、左サイドはと左シャドー泉澤がそれぞれ連携して両サイドの基点となり、FW中野へのクサビのパスを多用しつつ、セレッソの攻め上がりによる裏のスペースを利用して、カウンターによる縦に速い攻撃を仕掛けていく。
守備では、5-4-1のブロックを基調として強固なディフェンスを敷いて、数的優位を維持しながら対応していく。



【得点】
59分 上門(セレッソ大阪)
64分 上門(セレッソ大阪)
81分 レオセアラ(セレッソ大阪)
84分 柴山(大宮アルディージャ)

【退場】
なし

【警告】
75分 高柳(大宮アルディージャ)


【試合の流れ】
(前半)

まずチャンスを作ったのはセレッソで、2分に、FW北野がバイタルエリアからミドルシュートを放つも、アルディージャGK南の正面を突いてしまう。
アルディージャも3分に、右サイドでの展開から、ボランチ三幸がシュートを放つも、ゴール右に外れてしまう。
その後は、セレッソが優る地力を活かして、ビルドアップから両サイドに展開してボール保持率を高めていき、主導権を握る。
セレッソは、10分に、ボランチ原川の右CKのこぼれ球を拾ったボランチ鈴木のボレーシュートはバーを超え、16分にも左サイドでの展開から、FW上門のシュートはGK南の正面を突いてしまう。
アルディージャは、セレッソの攻撃に対して、5-4-1ブロックを敷いて、数的優位を作りながらディフェンス対応しながら、FW中野のポストプレーや2シャドー阿部、泉澤の機動力を活用してカウンター攻撃を狙う展開となる。

その後は、セレッソがカピシャーバ、山中や中原を活用したサイドから攻撃を仕掛けていき、32分には、左サイドでのカウンターから、原川からパスを受けたカピシャーバがペナルティエリアに向かってドリブルで仕掛けながら放ったシュートはGK南の好セーブに阻まれてしまい、39分にも、右サイドでの展開から、右SB松田のアーリークロスに、ゴール前に飛び込んだ北野がフォア側にて合わせるも、ゴール左に僅かに外れてしまう。
アルディージャは、セレッソに両サイドのスペースを利用されるものの、大森、浦上、市原のディフェンス陣を中心に数的優位を維持した粘り強くディフェンスしていき、前半はセレッソに得点を与えず、0-0で前半は終了。


(後半)
セレッソ、アルディージャともシステム変更や選手交代なく後半が開始される。
まずチャンスを作ったのはセレッソで、48分に、左ハーフスペースにいた北野からパスを受けたカピシャーバが左ポケットに進出しながら出したクロスに、ゴールフォア側にて反応した上門のシュートはバーを超えてしまう。
アルディージャは、前半同様、5-4-1ブロックを敷いてカウンターからの速い攻撃を狙い、攻撃に転じては、中野へのクサビのパスを狙うも、セレッソディフェンス陣により阻止され、攻撃の芽を潰されてしまう。
そして、セレッソが両サイドからのによりアルディージャの5-4-1ブロックを下げさせて、攻撃を仕掛けていき、試合の手動権を握る。
セレッソは、54分には、鈴木のバイタルエリアからのミドルシュートはGK南の好セーブに阻まれて、57分にも、左ハーフスペースでのカピシャーバのドリブルから、ゴール前の観戦からの北野のシュートはバーを超えてしまうが、この勢いを活かして先制に繋げる。
セレッソは、59分に、左サイドでの展開から、左SB山中からパスを受けたカピシャーバのクロスに、ゴールフォア側に侵入した上門が合わせてゴールに突き刺して、セレッソが1-0と先制する。
これに対して、5-4-1ブロックに緩みが生じたアルディージャは61分に、ボランチ三幸から高柳に、右シャドー阿部から柴山に替え、貫、茂木の両WBをサイドの高い位置に張って攻撃的に対応していく。
しかし、セレッソはその後も勢いが止まらず、64分には、右サイドでの展開から、パスを受けた北野のクロスに、ゴールニアにて反応した上門のシュートが決まって、セレッソが2-0とリードを広げる。
リードを広げられたアルディージャは、柴山の機動力を活用して反撃を試みる。
アルディージャは、73分に、右サイドでボールを受けた柴山の中に切れ込みながら放った左足のシュートはセレッソGK清水の好セーブに阻まれ、更に75分には、左サイドに流れていた柴山のクロスに、ゴール前に飛び込んだ右CB大森が頭で合わせるも、ゴール右僅かに外れてしまう。
試合の流れを失いたくないセレッソは、81分に、カピシャーバからレオセアラに、北野から加藤に替え、この交代策がズバリ当たる。
セレッソは、81分に、76分に原川に替わって投入された清武の右CKに、レオセアラが頭で合わせて、ゴール左に流し込んで、セレッソが3-0と突き放す。
一矢を報いたいアルディージャは、84分に、右サイドでの展開から、柴山がシュートが放って、ゴール左隅に流し込み、アルディージャが1点を返すものの、そのままセレッソが3-1と逃げ切って勝利。

【システム】
(セレッソ大阪)4-4-2(右から)
GK  清水
DF  松田、ヨニッチ、西尾、山中(76分 舩木)
ボランチ 鈴木、原川(76分 清武)
MF  中原(81分 クルークス)、カピシャーバ(67分 レオセアラ)
FW  北野(67分 加藤)、上門
(守備時も4-4-2)

(大宮アルディージャ)3-4-2-1⇔5-4-1(右から)
GK  南
DF  大森、浦上、市原
MF 貫、三幸(61分 高柳)、小島、茂木(72分 岡庭)
シャドー 阿部(61分 柴山)、泉澤(80分 アンジェロッティ)
FW 中野(72分 矢島)
(守備時は5-4-1)

【勝負の分かれ目】
セレッソがアルディージャの強固な5-4-1ブロックに対して、サイドチェンジを交えながら粘り強く両サイドのスペースを使うことにより、アルディージャのブロックを広げて、バイタルエリアやゴール前のスペースを作ることに成功して、アルディージャディフェンスを破綻させたこと。

【まとめ】
セレッソは、前半から一貫してカピシャーバ、山中や中原などがサイドを執拗に攻めつつ、後半途中からマーク付いていけなくなったアルディージャディフェンスを破綻させて有効なスペースを作って確実に決定機をモノにすることができた。
この内容を今後のリーグ戦での戦いにつながることができるか?

アルディージャは5-4-1ブロックにより失点を防ぐというゲームプランを前半および後半の最初までは遂行することができたものの、後半途中からセレッソの執拗なサイド攻撃にディフェンスが対応できなくなり、またカウンターの場面でも中野へのクサビのパスがセレッソディフェンスにより阻まれてしまい、攻撃の芽を潰されてしまったのは痛かった。
後半途中からの柴山の機動力は光るものがあった。
リーグ戦ではどのように立て直していくか?






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最終更新日  2023.07.12 22:02:28


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