フットボール(サッカー)戦術研究

PR

×

プロフィール

スパレーン

スパレーン

カレンダー

コメント新着

コメントに書き込みはありません。

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2023.07.24
XML
2023年J2第27節ロアッソ熊本​vsファジアーノ岡山の試合をえがお健康スタジアムで観戦。2-1でファジアーノ岡山の勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します)

【戦術】
〈ロアッソ熊本〉
攻撃では、黒木、江崎、大西の3バックディフェンスラインとアンカー上村との連携したビルドアップから、両サイドへの展開、右サイドは、右WB大本と右WG島村が、左サイドは左WB竹本と左WG松岡に、シャドー平川、FW伊東らが連携して基点とし、伊東らがバイタルエリアにてクサビのパスを狙いつつ、前線または同サイドでのポジションチェンジを頻繁にして、外→中→外とコンビネーションを主体に攻めていく。
守備では、前線からのマンマーク気味のプレスをかけ、リトリート時は5-1-3-1的フォーメーションにて対応していく。
(相手CK時はマンマーク対応)

〈ファジアーノ岡山〉
攻撃では、バイス、柳、鈴木の3バックとアンカー田部井との連携したビルドアップから、右WB末吉、左WB佐野が高く張ったうえ、FW櫻川のポストプレーとムークの機動力を最大限に活用しつつ、外→中→外のコンビネーションにより攻めていく。
守備では、前線櫻川、ムークらがロアッソ3バックに対してマンマーク気味のプレスをかけ、リトリート時は5-3-2を中心としたフォーメーション(途中5-4-1を含む)にて対応していく。ムーク(坂本)はアンカー上村を監視。


【得点】
25分 田中(ファジアーノ岡山)
41分 竹本(ロアッソ熊本)
90+2分 福元(ファジアーノ岡山)

【退場】
なし

【警告】
20分 江崎(ロアッソ熊本)
35分 黒木(ロアッソ熊本)
88分 田辺(ロアッソ熊本)

【試合の流れ】

ロアッソは3-3-3-1システム、ファジアーノは3-1-4-2システムにて、この試合に臨む。
まずチャンスを作ったのはファジアーノで、5分に、ディフェンスラインから上がってきた左CB鈴木のシュートはゴールを外す。
ファジアーノは選手の出足がよく、ボールを保持して、両サイドに展開し、またバイタルエリアに降りてくるFW櫻川のポストプレーからのシュートチャンスをうかがい、ロアッソは5バックのリトリート対応する展開が続くが、ロアッソがFW伊東を中心にカウンターを狙う。
ロアッソは、16分に、左サイドでの展開から、バイタルエリアでの左シャドー松岡とのワンツーでパスを受けた右シャドー島村のシュートは惜しくもゴール左に外れてしまい、22分にも、左サイドでの展開から左ハーフスペースにてパスを受けた竹本のミドルシュートはファジアーノGK堀田の正面を突いてしまう。
その後は、ロアッソが試合の流れを掴むかに見えたが、ファジアーノが両サイドからの攻撃によりチャンスをモノにする。

これに対して、ロアッソは前線の伊東、トップ下の平川、島村、松岡ら前線を中心に、頻発にポジションチェンジを行なって、試合の流れを引き寄せようとする。
ロアッソは、31分に、バイタルエリアで平川からパスを受けた島村のこぼれ球にペナルティエリア内で反応した竹本のシュートはGK堀田の正面を突いてしまうが、この流れを活かしてチャンスをモノにする。
ロアッソは、41分に、右サイドでの展開から、右ハーフスペースが走り込んでいた島村がパスを受けて、そのままドリブルにて仕掛けながらパスを出したのに反応した竹本がゴール右隅に流し込んでロアッソが1-1と同点に追いついて前半終了。

(後半)
後半は両チームとも選手交代またはシステム変更なく開始される。
後半試合の流れを掴んだのはロアッソで、前線の機動力に活かして、ファジアーノのサイドのスペースを攻略してファジアーノのディフェンスラインを下げさせることに成功する。
ロアッソは、50分に、左サイドでの展開から、ペナルティエリア左に進出した平川のループ状のシュートがゴール右上隅に飛ぶも、GK堀田の好セーブに阻まれる。
ファジアーノは、ポストプレーの基点となる櫻川にボールを集めて攻撃に転じたいが、ロアッソの厳しい3バックのディフェンスにより、ボールを保持できず、5-3-2または5-4-1気味のリトリート対応を余儀なくされる。
そこで、試合の流れを変えたいファジアーノは、55分に、運動量が落ちたルークが坂本に替え、左MF仙波から輪笠に替えて、反撃の気を伺う。
しかし、その後もロアッソがチャンスを掴み、61分に獲得した平川の左CKに、フォア側にて反応した中CB江崎が頭で合わせるも、バーを超えてしまい、66分にも、右サイドでのカウンターから、右サイドに流れていた平川が島村とのパス交換で抜け出してライナー状のクロスを上げるも、僅かに味方に合わない。
劣勢を挽回したいファジアーノは、68分に、右WB末吉から河野に替え、
右MF田中から木村に替えて、右サイドを活性化させようとする。
これに対して、ロアッソも、72分に、FW伊藤から道脇に替え、左シャドー 松岡から粟飯原に替えて右シャドーに入り、右シャドー島村が左シャドーに入る。
その間も、ロアッソがサイドからクロスやドリブルにて攻撃を仕掛けるが、ファジアーノのディフェンスラインが粘り強く跳ね返し、また櫻川のポストプレーに坂本が連携して攻撃の基点を徐々に作っていく。
ファジアーノは、77分に、右サイドでのカウンターから、河野のアーリークロスに、ペナルティエリアに飛び込んだ櫻川に僅かに合わず。
その後、中盤での攻防が激しくなり、両チームともサイドを基点として攻撃を仕掛けていき、ディフェンスラインが粘り強く対応する展開となる。
また、両チームとも選手交代のカードを切り、ロアッソが85分に島村から東山に替える一方で、ファジアーノも87分に左WB佐野から福元に替えて攻勢を図る中、ロスタイムに入り、ファジアーノが選手交代を活かしてチャンスをモノにする。
ファジアーノは、90+2分に、左ハーフスペースにてボールを保持していた輪笠のスルーパスに、左サイド奥にてフリーで受けた福元が抜け出してそのままゴールに向かってドリブルで仕掛け、マークに付いた選手を交わして放った右足でのカーブ状のシュートがゴール右上隅に決まってファジアーノが2-1と逆転に成功して、そのまま勝利。

【システム】
(ロアッソ熊本)3-3-3-1(右から)
GK  田代
DF  黒木、江崎、大西(85分 田辺)
MF 大本、上村(アンカー)、竹本(77分 阿部)
シャドー 島村(85分 東山)、平川、松岡(72分 粟飯原)
FW  伊東(72分 道脇)
(守備時は5-1-3-1)

(ファジアーノ岡山)3-1-4-2(右から)
GK  堀田
DF バイス、柳、鈴木
アンカー 田部井
MF  末吉(68分 河野)、田中(68分 木村)、仙波(55分 輪笠)、佐野(87分 福元)
FW 櫻川、ルーク(55分 坂本)
(守備時は5-3-2または5-3-1-1)

【勝負の分かれ目】
拮抗した試合展開の中、ファジアーノが選手交代策を有効活用できたことと、ロアッソのサイド攻撃に対して、粘り強くディフェンス対応したこと。

【まとめ】
ファジアーノは、前半のいい時間帯に先制できたとともに、後半は苦しい時間帯を乗り越えて、選手交代策により打開できた。ディフェンスラインの粘り強さも光った。
福元のシュートは見事。

ロアッソは、後半の攻勢時に何とか得点したかった。
また、逆転された際の福元をフリーにしたのも痛かった。
悔しい敗戦。






#roasso
#ロアッソ熊本
#ファジアーノ岡山
#fagiano
#ロアッソvsファジアーノ






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2023.07.24 23:43:13


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: