授業研究のあしあと

授業研究のあしあと

PR

×

お気に入りブログ

横山幸生 授業研究… 横T555さん
米野真理子のお買い… ショッピングソムリエ・米野真理子さん
宮脇真一 学習環境… shin-kbさん

カレンダー

バックナンバー

2026.06
2026.05
2026.04
2026.03
2026.02

コメント新着

溜池善裕@ Re[2]:ちょっと立ち止まって(その3)(09/14) ここのところ、授業記録と重松先生による…
ハラグチ @ Re[1]:ちょっと立ち止まって(その3)(09/14) 溜池先生。いつもありがとうございます。 …
溜池善裕@ Re:ちょっと立ち止まって(その3)(09/14) 熊本大学教育学部附属小での小規模な最初…
ハラグチ @ Re:興味深く読んでいます(06/21) みちたさん。遅くなってすみません。 …
ハラグチ @ Re:興味深く読んでいます(06/21) みちたさん、ありがとうございます。 何…
2005.06.28
XML
カテゴリ: 研究のヒント
これまで、理科以外の教科における「思考」について、あまり興味がなかったのだが、認知心理学に関する本を読んでいるとおもしろい。

私自身、これまで全く関心のなかった分野である「歴史的思考」について、深谷優子氏(東北大学)は「認知心理学者 新しい学びを語る」の中で次のように述べている。

 ・・・・・

 このようにしてみると、歴史学者の歴史的思考を支えているのは、「さまざまな資料の内容と信憑性を吟味し、歴史的事象に関する解釈や仮説を構成していくための読解スキルと知識」であることがわかります。また、こうした歴史学者の思考過程は、多数の資料を自分の言葉で言い換え(パラフレーズ)、解釈をつくり上げる(メタディコースの構成)過程ととらえることもできるでしょう。
 テキストに取り上げられているここの歴史事象は、反芻しながら自分の言葉でわかりやすく言い換えること、すなわちパラフレーズを断続的に行うことを通して、その内容の把握と定着が促されます。そして、これは同時に関連や規則性を抽出する作業でもあります。パラフレーズによって、自分なりの意味づけや解釈、つまり個々の歴史的事象観のメタ的なつながり(メタディコース)が構成されるのです。

 ・・・・・ (中略) ・・・・・

 こうしたパラフレーズや、その結果として構成されるメタディコースによって、個別の歴史事象間のギャップが埋まり、歴史の全体像が見えてきます。それと同時に、切り落としてしまい見えなくなる部分も出てきてしまいます。ここで、何が切り落とされるのかに関しては、当然個人差が生じます。しかし、この、人による理解の違いこそ歴史学習のおもしろさがあるのだと思います。そこで違いに気づくことが、その人なりの理解はどういうもので、その背後にはどのような基準の枠組みがあるのかを考えるきっかけになることでしょう。そして、これが、自分の理解と他者の理解の比較を通して、歴史の理解をさらに深めることにつながるのではないでしょうか。

 ・・・・・






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005.06.29 10:06:50
コメントを書く
[研究のヒント] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: