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2006.06.21
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カテゴリ: 理科授業実践から
「種いものでんぷんはどうなるのか」。多くの子どもたちは「種いものでんぷんは発芽や成長のために使われるから、新しいジャガイモにはいかない」と反論するのだが、これまでの実験からは証拠を見つけることができない。

しばらくすると「種いものでんぷんが新しいジャガイモに行っていないとはいえない」「少しぐらいは新しいジャガイモのでんぷんになっているのかも」という声が聞こえ出す。そこで「今、はっきりしないこと」を発表させた。

「種いものでんぷんは、(単元の導入で掘り起こしたときから)その後どうなっているのか。」
「葉でできたでんぷんが、種いもにも送られているのではないか。」

そこで、畑で育てているジャガイモを1株掘りおこしてみることにした。すると、種いもは見あたらない。すでに、でんぷんが使われてしまってなくなっていたのである。また、観察しやすいように植木鉢で育てていたジャガイモも掘り起こす。すると、しおれて(触ってみると、ブヨブヨした)小さくなった種いもが出てきた。ヨウ素液をかけても、全く反応しない。(今にも、腐れて「なくなりそう」であった。)

結局、子どもたちがたどりついた答えは「種いものでんぷんは、発芽や成長のために使われるが、残っていた少量のでんぷんは新しいジャガイモに送られているかもしれない」というもの。これこそ、思いがけない発言をきっかけにした「分かり直し」であろう。やっと解決した新しいジャガイモのひみつ。子どもたちは「納得」と「満足」の表情であった。





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最終更新日  2006.06.26 11:41:16
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幼虫??それとも...  
Rika さん
発芽した後の種いものでんぷんがどのように使われるのか?私は全く考えたこともありませんでした。その日大学に帰ってからも、友達とその話しで盛り上がりました。

子ども達の疑問は、私達の予想できないところから発生するものなんですね。
自分達が持った疑問に対して、幼虫みたいに「ふにゃふにゃ」になっていた種いもの衝撃的な姿から解決に導いていった子ども達。いい経験をしたなぁと思いました。 (2006.06.26 16:23:26)

Re:幼虫??それとも...(06/21)  
ハラグチ  さん
Rikaさん。なんとなく終わろうとしていた授業でしたが、「種いものでんぷんは?」というこだわりをもった子どものおかげて、もう一盛り上がりすることができましたね。私自身も「分かり直し」をすることができました。やはり、子どもたちのつぶやきにしっかりと耳を傾けることが大切です。
(2006.06.26 17:15:39)

視点  
M1 Hayashi さん
Rikaさんと同じで子どもたちの発言を聞いていると驚きます。大人とは違う視点から質問してきますね。自分では答えを知っていると思っていることも、子どもたちからの質問で「あれ、どうなんだろう?」と改めて考えさせられることがたくさんあります。自分が気付かなかったことだけに興味もわきます。子どもたちといるとまだまだ色々なことが見えてきそうで楽しみです。同時に物事を教えるにはまだまだ自分も勉強しないといけないなと思いました。 (2006.06.27 13:23:00)

Re:視点(06/21)  
ハラグチ  さん
M1 Hayashiさん。私たち教師が子どもたちの「思いがけない」発言で、新しい視点に気づく場面はよくあります。子どもたち同士の学びにも同じことがえるのでしょうね。観察・実験の後には、教師も子どもも「分かったつもり」の状態になりがちです。しっかりと、子どもたちの話を聴くことができるようになれればと思っています。
(2006.06.27 19:39:15)

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