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2007.02.15
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研究発表会の午後、全体会のシンポジウムの中で、講師の内田伸子先生(お茶の水女子大学)に私の授業を取り上げていただいた。授業を見ていただいていたということは分かっていたのだが、正直驚いた。内田先生のコメントは、次の通りである。

・・・・・

生活概念から科学的概念へ。

授業では、バクテリアについて話題になる。子どもたちは必ずしもバクテリアの分解の深い意味は理解できていないが、少なくとも「硝酸塩」の下の矢印が水草の根に行っていることから「どうも害がないのかもしれない」「栄養なのかもしれない」「いや、肥料かもしれない」というふうに展開していった。

一つ一つ振り返りをしながら、子どもたちにもどしながら「見えることを大切に確かな概念(見えないもののメカニズムやルール)にしていく」ことが進行していく。

子どものこだわり・視点の多様性を大事にしている。子どもたちは、みんな他の子どもたちの言うことの自分の考えていることとの違いに気がついていく。立ち止まって、もどすということがすごく大事だ。ここで「わかり直し」ができ、質的に深まっていくという授業の展開を見ることができた。

分科会の中で、参加者の質問に対して「気になる子どもに焦点化する」という答えがあった。「そういう子どもたちのこだわりから、おもしろい発見が出てくるということにこの1年間の実践を通して気がついてきた」とのこと。

授業後、「硝酸塩」にこだわった子どもが、同じ班の子どもに次のように話していた。

「私、授業をかきまぜちゃったかな?」



「あなたは”なぜ”を大切にしたから、とってもよかったよ。」

いい関係ができているなと感動した。このように多様な子どもがいるということが認知的な葛藤から「わかり直し」が起こり、そして、質的に深まっていく。このことは、まさに探求者としての姿勢である。

・・・・・

このblogでも、何度も内田先生の本から引用しているように、内田先生には、どうしても話をお聞きしたいと以前から思っていたので、授業を見ていただき、このようなコメントを頂いたことを素直に喜びたい。(つづく)

内田先生1





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最終更新日  2007.02.21 13:43:15
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