授業研究のあしあと

授業研究のあしあと

PR

×

お気に入りブログ

横山幸生 授業研究… 横T555さん
米野真理子のお買い… ショッピングソムリエ・米野真理子さん
宮脇真一 学習環境… shin-kbさん

カレンダー

バックナンバー

2026.06
2026.05
2026.04
2026.03
2026.02

コメント新着

溜池善裕@ Re[2]:ちょっと立ち止まって(その3)(09/14) ここのところ、授業記録と重松先生による…
ハラグチ @ Re[1]:ちょっと立ち止まって(その3)(09/14) 溜池先生。いつもありがとうございます。 …
溜池善裕@ Re:ちょっと立ち止まって(その3)(09/14) 熊本大学教育学部附属小での小規模な最初…
ハラグチ @ Re:興味深く読んでいます(06/21) みちたさん。遅くなってすみません。 …
ハラグチ @ Re:興味深く読んでいます(06/21) みちたさん、ありがとうございます。 何…
2013.02.11
XML
3年前の研究通信の第6号。トゥールミンのモデルの「根拠」と「理由づけ」の区別について書いている。私たちの日常的な会話の中では、この二つは明確に区別されていないことが多い。今回の研究発表会の全体会でも、このことを区別することの価値について話し合われる予定である。

もちろん、理科においては、根拠となるデータ(観察・実験結果)そのものがおかしいのか、そのデータからの結論の導き方、つまり、考察の仕方がおかしいのかが明らかになるということである。

・・・・・

「学び」のあしあと 2009.6.18 研究部通信No.6「論理モデル」

1.「論理モデル」で子どもたちの説明を分析すること

 前回の教官研の中で、子どもたちの発言(説明)を次のように分析してみてはどうかと話しました。

1)意見(主張)は、問いの答えになっているか。
2)意見(主張)は、明確な根拠に基づいたものなのか。また、理由づけはできているか。
3)自分の「語り」を振り返る場面はあったか。また、自分の「語り」を振り返るとき、そのきっかけは何であったか。



「ところが、送り手は、必ずしも筋道の整った述べ方をしてはくれない。とくに結論の背後にある前提を省略していることがよくある(あるいは、わざと隠していることもある)。」

「それは、私たちは日常生活の中で必ずしも形式論理の規則にしたがって思考しているわけではない、ということである。」

 つまり、子どもたちに全ての発言が、図に示したような論理モデル(井上氏は「論証の型」とも述べています)にはあてはまらないということです。今、大切なことは、論理モデルにあてはめた説明の仕方を想定し、実際の子どもたち発言と比較することだと考えてます。
 その上で、次の三つのことを考えなければならないのではないでしょうか。

1)子どもの発達段階にあわせて、どの程度論理モデルのように説明することができればよいのか。
2)どうすれば子どもたちが論理モデルのように説明することができるようになるのか。
3)論理モデルのように説明することができるようになったとき、もしくは論理モデルを意識して説明しようとしたとき、子どもたちの思考や理解はどのように変わるのか。

2.「根拠」とは、「理由づけ」とは

 ただし、私自身が、この論理モデルを十分に理解しているのかということは別問題です。もちろん、私たちの実践研究はこの論理モデルを明らかにしたり、新しいモデルを提案したりすることが目的ではありませんが、私たちがある程度「論理」を理解し、論理的に考えたり説明したりできることは必要不可欠です。
 それでは、前回の教官研で問題になった「根拠」と「理由づけ」について、あらためて考えてみたいと思います。福沢一吉氏は、この「根拠」と「理由づけ」(福沢氏は「理由づけ」を「論拠」としてます)について、次のように述べています。

「『根拠』を出すことは『あなたの主張にはなに(what)か具体的な証拠はありますか?』という質問に答えを出すことと同じことです。」



 福澤氏は、理由づけ(論拠)を「隠れた根拠」とも言っています。次回の研究通信では、この「理由づけ」について考えてみたいと思います。

※読書案内! 井上尚美『思考力育成への方略ーメタ認知・自己学習・言語論理ー〈増補新版〉』明治図書(2007)
福沢一吉『議論のレッスン』生活人新書(2002)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2013.02.12 07:47:53
コメントを書く
[ライフヒストリー(6年間のあしあと)] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: