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2013.02.21
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カテゴリ: 理科授業実践から
前回のblogの続き。

授業の中で、私が上手く取り上げることができなかったksさんの発言を振り返る。

・・・・・

ksさん「えっと、anさんにたぶん答えられるって思うんですけど、えっと、上流から、上流は流れが速いっていうのは、えっと、流水実験でも分かってて、で、それで浸食、浸食があって削られるっていうのは私も分かるんですけど、えっと、中流から下流に行くときは、中流では少し上流より流れが遅くなるっていうことが分かっているから、えっと、もう少し小さく、石の大きさは、上流から中流に流れるよりも小さくならないとあんまり流れないと思うから、えっと、その小さい石だけが下流の方に流れて、で、下流の方は、もっと流れが遅くなるから、本当に小さい石だけが河口に流れるって、考えです。」

・・・・・

ksさんは、流水実験の結果である「上流から下流にかけて水の流れが遅くなるにつれて、浸食するはたらきが小さくなる」ということを根拠に考えていることが分かる。また、学級全体の話し合いの前に書いたノートをには、次のように書かれていた。

ksノート.jpg

この考えは、TRくんと同じく「侵食モデル」である。しかし、よく見てみると、「石の変わり方」と書かれていた部分を消して「石」にしていることが分かる。また、文脈から考えて、「石が流れない、砂は流れる」と授業後に書き加えたのだろう。つまり、esさんの「あまり大きな石は流されない」や、anさんの「中流や下流では石は削られない」という発言を聴き、自分のモデルをつくり替えたのだろう。

ksノート_0001.jpg

その結果、つぎのような「侵食+運搬モデル(B)」(前回のblogの紹介したuhさんのモデルも「侵食+運搬モデル」としたので、こちらを(B)とする)を採用したと考えることができる。なお、ksさんは発言の中で「小さな石」と「本当に小さな石」と使い分けている。おそらく「本当に小さな石」とは砂や泥のことだろう。

スクリーンショット 2013-02-21 13.50.08.png

もともと3つのモデルしか想定しなかった私には、このモデルを図に書くことはできなかったのである・・・。しっかりと「事実」にもどって自分の考えを見直し、複合モデルを提示したksさんの発言。しっかりと、ていねいに「聴く」ことができずに、本当に残念である。



※ 今回の記録は、平成25年2月15日のものである。





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最終更新日  2013.02.21 14:06:17
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