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2013.04.30
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カテゴリ: 理科授業実践から
前回のblogのつづき。

グループでの話し合いの後、学級全体で「どうして、BとCでは石や土の様子に違いがあるのだろうか」について話し合う。

Bとc.jpg

今回、「B地点からC地点」に限定するとともに、「石の大きさ」ではなく「石や土の様子」としたのは、「粉砕モデル」や「侵食モデル」で考えている子どもに、「B地点の石」そのものが「C地点の泥」になるのかという問いをもたせたかったからである。

・・・・・

T   「じゃあ、誰からでもいいですよ。GTくん。」

GTくん「えっと、Bまでに流れてくるときに石同士がぶつかって、石と石を、その・・・なんていうのかな。たたきあっ・・、削られて、削る、ぶつからせると、白い粉が出てきて、で、砂、砂のなかに、なんか、白いものが入っていたから、その、石が流れてくる間にぶつかって、その粉が、砂の中に入ってるから、BとCではちがうんじゃないかなって思います。」

T   「ちょっといい?今、AからBまでにくる間に石と石同士がぶつかると言ったよね。」

GTくん「はい。」

T   「じゃあ、ここ(AB間)で、砂になるんでしょ。で、なんでCなの?」



T   「堆積しないって言ったかな?積もらないって。」

GTくん「・・・はい。」

T   「SMくん。」

SMくん「えっと、付け加えで、白い粉が出るって、それもあって、あのB地点、あっ、AからBで削られてきた粒系のちっちゃいのが、ゆるやかなのでも流れるような、石が、それとかが、Cに流れていくときに、流れていくときに運搬されたり、なんか、浮遊しながら、どんどん、なんかCに、砂と混じっていって、あの、あれ何だったっけ・・・。」

T   「うん?どうぞ。」

SMくん「・・・。」

T   「どんどん砂と混じったのは何?」

SMくん「混じっていったのは、B地点にある、なんか粒系の、石だったり、GTくんがいったように白い粉だったり、そういうのが、C地点に着いたときに、そんなのが波とと混じった。」

T   「じゃあ、たたいて出た白い粉と、Bにある粒系のものが合わさって流れていった。ksさん。」

ksさん「私は、川の流れの速さと関係すると思って、まずBの砂・・・、えっと、まずAから説明した方がいいんですけど、AからBにかけては、少し小さい石とか、まあ、普通の砂が流れてきて、で・・・。」

T   「ちょっと、Aから?」



T   「smさん。」

smさん「私はGTくんのに、ちょっと付け加えなんですけど、Aからどんどん石が流れてきて、で、Cではない状態になって、Bのときに、石と石とがぶつかってて、その、机の上で石同士をぶつけてみたら、やっぱり砂みたいな、あの粉、白い粉が出てきて、で、たぶんそういうのが何回もBのところでくり返されて、Cの砂だけになってるのかなって・・・。」

T   「この石と石とぶつかるっていうのが、Bでくり返されるってこと?」

smさん「うん・・・。」

T   「esさん。」



T   「(B地点の写真を出して)このことかな?この写真でしょ。」

esさん「あっ、そうです。」

T   「石もあるし、砂や泥みたいのもある。で、こっちだけが流された。」

esさん「うん。」

T   「SMくん。」

SMさん「なんか、泥とか、GTくんのなんですけど、えっと、何倍とかのレンズで見てみたんですけど、その砂以外にもいろんな色のものだったり、黒いものだったり、いろんなものが入ってたんで、たぶん、これはほとんど泥だとは思うんですけど、あの、削れたものとかも入ってると思います。」

T   「あなたはCの泥をルーペで見たんだってこと。」

SMくん「はい。」

T   「そしたらいろんなものが含まれてた。だから、ほとんどが土だけど・・・。」

SMくん「その、白い粉だとか、削れたものとか・・・。」

T   「この削れたものとかも入ってるんじゃないかと。」

SMくん「はい。」

T   「根拠としては、これ(C地点の泥)を虫眼鏡で見たら、いろいろ入っていた。どうですか、ちょっと今、2種類の考え方が出てきてるんでけど、わかる?(図を示しながら)これが、特にGTくんが、石と石がぶつかりながら、どんどん小さくなっていったんだ、それがCまで流された。と、ksさんはちがって、Aに大きさのちがうものがあって、Bまでは全部流されていくけど、Cまでは、小さい方しか流されない、っていったのかな?」

ksさん「はい。」

T   「どうですか、ちょっと近くの人と話し合って。」

・・・・・

このとき、私はGTくんの発言からその考えを「粉砕モデル」、ksさんの発言からを「運搬モデル」ととらえている。しかしながら、(もうお気づきだと思うが)改めて授業ビデオで振り返るとGTくんの考えは単純な「粉砕モデル」ではないことが分かる。石がAからBにかけて流れされる間に、他の石とぶつかって「粉」が出る。石そのものはBから先には流されずにB地点に堆積し、「粉」だけがCまで流されるといったの「粉砕+運搬モデル」である。

スクリーンショット 2013-04-30 16.02.10.png

残念なのは、せっかくGTくんが「石」と「粉」を使い分けているのに、その違いを取り上げることができなかったことである。さらに、ksさんも「Cには砂しかない」と発言しているのだが、これも上手く取り上げることができていない。ksさんは、侵食されたり粉砕したしりしながら小さくなったいしは、C地点にはないといいたいのだろう。だからこそ、前時の「侵食+運搬モデル(B)」からモデルを変更したのである。

せっかく、このことに着目させるために「B地点からC地点」に限定したのに、私自身がこのことにこだわっていなかったのである・・・。

(つづく)

※ 今回の記録は、平成25年2月26日のものである。





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最終更新日  2013.05.01 07:20:51
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