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2013.10.04
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カテゴリ: その他
前回のblogで「論理」や「論理的」ということについて、私が書いたものをもとに考えた。

このことについて、鹿毛雅治先生は「『対話』で広がる子どもの学び−授業で論理力を育てる試み−」(内田伸子・鹿毛雅治・河野順子・熊本大学教育学部附属小学校著 明治図書 2012.2)の中で、次のように書かれている。

・・・・・

 「論理」という言葉は、日常的に耳にする機会が多い割に、その意味を明確に説明することが難しい用語である。ちなみに、『広辞苑(第五版)』には「思考の法則的なつながり」だとか、「推理の仕方」、「論証のすじみち」などと定義されているが、今ひとつピンとこないというのが正直なところだろう。比較的わかりやすいものとして以下の福澤(2010)による説明が挙げられよう。すなわち、論理とは「言葉と言葉の意味上の関係、文と文との意味上の関係、または、ある一つの発言内容の意味ともう一つの発言内容の意味との関係など」であり、論理的とは「これらの関係が保たれていることを指す」のだという。

 ・・・(中略)・・・

 このように複数の情報が関連づけられて整理されることで、われわれは一連の既存情報について統合的に解釈できるようになると同時に、推論によって新しい情報を生み出すことが可能になるわけである。
 「論理的」とは、このように複数の情報が関係づけられた状態を指すのだといえる。

 ・・・(中略)・・・

 以上のように考えると、論理とは「論理学」や学者による「学術活動」といった特殊な世界での出来事なのではなく、われわれの日常的な思考活動や表現活動に埋め込まれた身近な現象だということがみえてくる。例えば、われわれが頭の中で道筋立てて特定の出来事の原因を理解したり、将来を予測したりするような「思考のプロセス」の問題でもあるし、「いま発言したことが、それより以前に発言した(された)内容と関係のあるように話すこと」(福澤,2010)といった話し方の問題でもあるのだ。



「論理とは、特殊の世界での出来事ではなく、われわれの日常的な思考活動や表現活動に埋め込まれた身近な現象」。おそらく、その中で「根拠にもどる」「つながりを意識する」ことができるということが大切なのだろう。





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最終更新日  2013.10.04 08:26:16
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