授業研究のあしあと

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2013.10.09
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カテゴリ: その他
以前、道田康司先生(琉球大学)に「どうしてブレないのか」と質問をされたことがある。

おそらく、リフレクションを中心とした授業研究が進んでいた当時の琉大附小の先生方に、「ブレ」が生まれたていたのだろう。道田先生には、私のblogをよく読んでいただき、コメントもいただいていた。「授業リフレクション」や「授業デザイン」、つまり7年前「子どもの事実からスタートする授業研究」に対して「ブレブレ」だった「わたし」が、ほとんど「ブレなくなった」過程を知りたいといわれるのだ。

この質問には明確には答えることができないだろう。なぜなら、今でも「ブレる」からである。

しかし、ブレながらもなんとか結果的にブレずにやってこられたのは、次のような「支え」があったからである。

まず、多くの外部の先生方に授業を観ていただく機会が多く、そのたびに「いっしょに授業をみて」「目の前の子どもの事実を丹念に分析すること」を教えていただくとともに、私自身(授業者自身)のリフレクションを促していただいたことである。本校の研究会や研究発表会のときに授業を観ていただいた佐藤学先生(学習院大学)や秋田喜代美先生(東京大学)、高垣マユミ先生(津田塾大学)、社会科初志を貫く会で知り合い、何度も本校に足を運んでいただいた溜池善裕先生(宇都宮大学)、田上哲先生(九州大学)、田代裕一先生(西南学院大)、松本康先生(信州大学)。最近では、柴田好章先生(名古屋大学)にも授業を観ていただく機会があった。さらには、研究開発学校として取り組んだ「論理科」カリキュラム開発で運営指導委員としてお世話になった内田伸子先生(筑波大学監事)と鹿毛雅治先生(慶應義塾大学)には、年に何回も授業を観ていただくことができた。(もちろん、道田先生にも何度も観ていただいた。)

次に、九州内にモデルになる学校があったこと。もちろん、別府市立青山小学校である。7年前、熱海で行われていた「教育のアクションリサーチ研究会」で佐藤学先生に紹介していただき、秋に行われた公開研究会に参加した。その後、土曜日開催であったこともあり、毎年参加している。(今年は、11月1日(金)。ただ、本校は開学記念日で休み。)我が家(山鹿市)から別府までは車で2時間弱。秋の開催で、校内の研究授業や2月の研究発表会に向けてブレはじめる私をリセットする絶好の機会であった。

これらのことから、少しであるが、私自身の授業の中で、何度も予想外の考えに「驚きと発見」とともに出会うことができたことも大きい。もちろん、その出来事は前述した先生方に見つけてもらったものもあれば、授業ビデオから発話記録を起こすときに見つけたものもある。このことが、一番「確信」をもつことにつながっているようである。

さらには、附属学校の「新しい指導法や教材をお土産に」という考えに限界を感じていたことも一因である。つまり、ブレてももどるところがなくなっていたのである。

このように振り返ってみると、やはり私は「ブレブレ」なのであり、そのことを早めに自覚できたことだけが唯一自慢できることなのかもしれない・・・。





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最終更新日  2013.10.09 14:59:30
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