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2013.10.14
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カテゴリ: その他
本棚を整理していると以前買った「イチローの流儀」(小西慶三 新潮文庫 2009)を見つけた。パラパラめくっていると、

・・・・・

 ここでは”同じリズムで繰り返す”ことに意味がある。単純な一連の動きの中に自分を投じることにより、余計なことを考えない状況をつくるのだ。

・・・・・

昨年放送されたNHKのプロフェッショナル「イチロースペシャル2012」もたまたま観たのだが、家を出るときからバッターボックスに立つまで、100以上のチェック項目があるそうだ。おそらく、同じリズムを繰り返すことによって、調子がよいときと悪いときの微妙な体の違い(ブレ?)に気付きやすくなるのだろう。よく上手くいったときのことを分析しないまま「験を担ぐ」ことがあるが、全く次元が違う。

さらには、引用にもあるように「余計なことを考えない状況をつくる」ためというのは納得することができる。前の日や朝のうちに、その日にやること(to do リスト)をつくると、その後の時間を有効に使うことができる。「今から何をするか」をいちいち悩まないでいいからだろう。

私の場合、毎年繰り返す行事などについても同じである。日程や段取りなど、大きな問題がない限り、前の年と同じにすることを大切にしている。そのほうが中身に集中することができる。また、途中で改善すべき点がみえるときがあるが、いったん計画がスタートしたら、その計画通りに進むほうが、そのたびに悩むよりは結果的に効率がよい。特に、学校全体で取り組むときは、職員同士の議論を「本当に必要なこと」に焦点化でき、お互いの時間を保障することができる。

このことは、授業デザインにもいえることだろう。「柔軟に事前の計画を修正しながら」という授業デザインの考え方と矛盾するようにみえるが、目の前の子どもの学びに集中して判断できるように「余計なことを考えない状況をつくる」ことが大切なのである。授業者が判断することと場面を焦点化するのである。つまり、授業のデザインをシンプルにすることにつながるのである。

もちろん、単なるルーチンワークになることは避けなければならないだろうが。教師という職業柄からだろうか、「人のよさ(?)」であれもこれも話し合い、時間だけが過ぎていることが多いような気がする。






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最終更新日  2013.10.14 21:48:34
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