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なんの価値もないのに、無駄に色んなものを消費して生きさせてもらってる。だからすべてに感謝して生きよう。死ねなくてごめんなさい。
2008.06.30
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ちょっとまった 嬉しかったのか悲しかったのか 面白かったのか退屈だったのか 苦しかったのか気持ちよかったのか まずは私がどうだったのかをキミが決めてくれ それから話をはじめようじゃないか
2008.06.27
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最終話で「オ●ニー」という言葉がでてきます。こんな伏字になんかしたくなかったんですけど、そのまま書くと・わいせつ、もしくは公序良俗に反すると判断された表現が含まれています というアラートが出て公開することができなかったのです。伏字にしたらアップできるってなんなのよ。安っぽければオッケーなの?などと怒りつつ・・・・それでも公開したいので、ぐっと我慢。しかし、おまんこ、はすんなりアップできるのに、オ●ニーはダメって、いったい。。。。。
2008.06.23
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「毎度こんばんわぁ~」 聞き慣れた、頭の悪そうなかすれた声が万年寝不足の頭にひびく。 「うふふ。あんたのことだからまぁた違う男でも連れ込んでた~? 奥までずっぽりくわえこんでた~? で、どーせ男だけじゃ欲求不満であたしのメッセージ聞きながらオ●ニーしてるんでしょ。だから電話にでないのよねぇ」 あいかわらずろれつのまわらない粘った声がいちいち癪にさわる言葉を並べる。 「いつまで電話に出ないつもりよ。いいかげんにしなさいよ!……きゃっ!!」 女が叫んだところで、ガシャーンと何かが割れる音がした。やっぱり地震があったのだ。 その日のメッセージは、そこで終わっていた。 それからも、女からのメッセージは続いた。やっぱり私が眠っているときに限ってかかってきて、淫猥な言葉を並べ、私を嘘つきよばわりする。 私はもう、へとへとだった。なんとかこの女と決着をつけなければ、と、その思いだけにとりつかれていた。 もう、大石本人のこともどうでもよかった。調べようと思えば、彼の住所くらい調べられただろう、でも、不思議なくらい、彼をどうこうしようとは思わなかった。 私の敵は電話の向こうの女、それだけだった。 私は会社を辞めた。 毎晩、携帯を握り締めて、まんじりともしない夜を過ごした。 だがしかし、私が会社を辞めたことが耳に入ったのか、携帯は鳴らない。いやまて、あの女は私が電話をとることを望んでいたはずだ。だったらなぜ……。 今鳴るか、もう鳴るかと、私は鳴らない携帯を握って日々を過ごした。ひょっとしたら今度は昼間にかかってくるかもしれないと昼も夜もベットには入らず、常に携帯を離さなかった。 携帯は鳴らない。 もしや携帯が壊れたり止められたりしているのかもしれない、と、不安になって、家の電話から携帯にかけてみた。 久しぶりに聞く着信音。自分の着信音が色気のない買ったときのままのものであることを思い出した。 あの女からかかってこなければ、私の携帯はまったく鳴らないのだと気づくと同時に激しい嫉妬が襲ってきた。 あんな女でも人の妻だ。あの女は忙しく日常を送っているのだろうか。母の顔をして、楽しく子供と遊んだりしているのだろうか。 そう考えると、余計に腹がたってくる。 私はこんなに苦しんでるっていうのに。 今日も日が暮れた。窓から入ってくる音が消え、そして深夜になる。まだ携帯は鳴らない。まったく!いったいどういうことだ! 小腹がすいて、私は食品のストッカーを乱暴に引き抜いた。 「きゃあああああああ!!!!」 ストッカーの奥から、無数の黒い虫がぞわぞわと這い出てきた。驚いて、私は引き出しをひっくり返してしまった。 虫が、一斉に床に広がる。そのすべてが黒いうねりになって私のほうに向かってくる。 「うわーっ!いやーっ!!」 もう一度叫んだところで、携帯が鳴った。私は思わず時計を見た。 深夜1時13分。間違いない、あの女だ! 私は虫をはらいのけ、あわてて携帯をとった。着信ボタンを押して耳に当てる。 ………女が、泣いている。 「聞いてよ、ぶんちゃん!もう今度という今度は許せない。あのね、結婚しなかったぶんちゃんは正解よ、結婚なんてするもんじゃないわ……」 私は、その場にへたりこんだ。 虫だと思ったのは、田舎の祖母から送られてきた黒ゴマだった。
2008.06.23
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『留守番電話』(プロローグ) http://plaza.rakuten.co.jp/junluna/diary/200701210000/『留守番電話』 【2】 http://plaza.rakuten.co.jp/junluna/diary/200701210001/の続きです。 聞けば不快になることが分っていても、私はその人からの留守番メッセージを聞かずに消去することはできなかった。 「んねーぇ、けんちゃんはおまんこ舐めるのが大好きなんだよねー。ふみちゃんもいっぱい舐めてもらったー?ペロペロされたのぉ?気持ちよかったでしょう?あんたの声でかいんだって?『おまんこ気持ちいい』って叫ぶんだって?……あははははは!!このド淫乱!どうせ会社じゃ私なんにも知りませ~ん、みたいな顔してんでしょ、この嘘つき女!」 下品極まりない言葉、かすれた声。受話器の中から臭いつばを吐きかけられているような錯覚に陥る。なのに、私は耳をすませてしまう。 そんなある日、大石が会社にやってきた。営業で近所まで来たから、と、なにごともないような平和な顔をして、差し入れだと言ってクレームブリュレを下げて。 私は、きっと彼がなにか言ってくるだろうと待った。でも、後ろめたいからなのか。彼は私をほうを見もしない。自分の奥さんが、私に毎夜いやがらせの電話をかけていることをこの男は知らないのだろうか。 文句を言ってやりたい。でも、会社でそんな騒動を起こすのは大人気ないからメモでも渡して後で会う約束をしようか、いや、でも、メモを渡すところを誰かに見られたらそれこそ変なウワサをたてられてしまう……。 結局、どうしようどうしようと悩んでいる間に、大石は帰ってしまった。 私は、配られたクレームブリュレにヒステリックにスプーンを突き刺した。グシャッと音を立てて焦げたカラメルの膜を破ってすくい、口に運ぶ。甘いはずのコゲが甘くない。なんだこれは。まるであの、最初にあの女からのメッセージが入ったあの土曜日の目玉焼きだ。大石はあの日私が目玉焼きを焦がしたことを知っているのか? もしかして、何もかもわかっていて、私の様子を伺いに来たのか? 私は、とうとう我慢がならなくなった。電話をとってやろうと、その夜から私は電話を枕元に置いて寝た。ひょっとしたら、そろそろ家の電話にかかってくるかもしれない、そう思って、家の電話の子機も並べた。 気分が高揚してなかなか寝付けず、何度も寝返りをうち、ついには水を飲みにキッチンに行ったりもした。その間に電話がかかってくるのではないかと期待したが、かかってはこなかった。 そして、そうこうするうちに、結局眠ってしまったらしい。 目が、覚めた。朝だ。遮光カーテンの隙間から細く眩しい光が差し込んでいる。 「なんだ、きのうはかかってこなかったんだ」 そうつぶやいた自分の声がひどくかすれていた。そういえばここのところひどく疲れていて、寝ても疲れがとれない。 やはり、ストレスなのか。そう思いながら携帯に目をやると、なんと、メッセージが入ったことを知らせるランプが光っている。 「聞いたわよぉ~あんたSMも好きなんだって?淫乱なうえに変態なんだって? 目隠ししておまんこにバイブつっこんでやるとふみちゃんヒィヒィ言って喜ぶんだって? あーそうそう。きのうけんちゃんが会社に行ったでしょ。アタシが行けって言ったのよぉ。ねぇねぇ、けんちゃん見て濡れた?おまんこべちょべちょにした? ねぇ、答えなさいよ、ど変態」 手が、震えた。あまりの怒りに涙が出てきた。 SMどころか、私にはセックスを気持ちいいと思ったことすらない。経験だって数えられるほどしかない。愛のない、快楽のためだけのセックスなんてしたことがないし、したくもない。ましてや変態行為なんて気持ちの悪いこと……冗談じゃない! 私は徹夜で電話を待つようになった。電話をとって、何を言ったらいいのか分らないが、とにかくこのままでは腹の虫が治まらない、何か言ってやらねば気がすまない。 だが、私が徹夜を電話を待った日にはなぜかかかってこないのだ。うっかり眠ってしまった日に限って朝起きるとメッセージが入っている。 目が、覚めた。朝だ。眠気ざましに夜風にあたろうと開け放った窓から雨が降り込んでいる。そして、案の定、携帯は光っている。 「痛っ!」 まずは窓を閉めようとベットから降りようとした私の足にガラスの破片がささった。地震があったのだろうか、ベッドサイドのテーブルに置いてあったグラスが割れて床に散らばっている。 「あんたが悪いのよ!あんたからの電話さえなければ!!」 叫びながら携帯をベットに叩き付けた。 携帯はベットの上で跳ねて、濡れた床の上に落ちた。私は慌てて携帯を拾った。濡れて壊れてしまっては大変だ。 そして、メッセージ再生のボタンを押した。
2008.06.22
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みれん れんこん こん棒つっこんでも穴は埋まらず いきのね 寝過ごし 死ぬに死ねずに夢から覚めず 細く短くそれでも切れず ハサミも包丁も刃こぼれボロボロ
2008.06.22
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死のうと思った。 死ななければならないと思った。 追い込まれて、逃げ道はないと思った。 自分にとっても自分の周りの人たちにとっても、もう私が死ぬしか道はないんだと思った。 見通しの悪いカーブの出口で、私はたちつくした。 「一歩、一歩だけ、一歩でいい」 ずっとずっと、呪文のように繰り返した。 でも、足がすくんで、その一歩が出ない。 どのくらいそうしていたんだろう、気づけばあたりはすっかり暗くなって、いつのまにか私はヘッドライトをぼぉっと眺めるだけになっていた。 一歩は結局出なかった。 何度も何度も身体を切り刻んだ。でも、力が入らない。 手が震えて、思い切ろうとすると、震える手から刃物がこぼれる。 人はそう簡単には死ねない。 もし、あのとき、一歩が踏み出せたのなら、 刃物をにぎっていられる力が出せたのなら、 それは本当に死んだほうがいいときだったのだろうと思う。 死ねたのなら、死にたかったのだと思う。死ねてよかったんだと思う。 だって、人はそう簡単には死ねないのだから。 死ねたのなら、それは簡単なことではなかったのだろうから。 もし、私が自らの手で死を迎えたら、それは祝福すべきことではないかもしれないが、悲しむべきことでもない。ただ「あぁ本当に死にたかったんだね」と、おそらくそういうことなのだと思う。良かったでも悪かったでもなく、本当に、だっただけだ。
2008.06.06
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空に絵を描こうキレイな琴を描こう痺れるほど青い絵の具を溶けるほど眩い光で溶いて舌の根を押さえる絵筆を握る手がたとえ汚物にまみれていても視神経を震わせる清らかな旋律を奏でる手がたとえ血まみれであっても空にキレイゴトの絵をかこう
2008.06.03
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