全1399件 (1399件中 1151-1200件目)
< 1 ... 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 >
4日から5日にかけて宮城県蕪栗沼でオオヒシクイが羽を休めているエリアに複数のハマシギも羽を休めていました。ハマシギからするとオオヒシクイは、巨大な怪獣といったところです。時折、ハマシギがオオヒシクイを見上げていました。(写真)2020年12月5日撮影
2020.12.07
コメント(0)
12月4日から5日にかけて宮城県伊豆沼沿岸でハクガンと出会いました。成鳥7羽、若鳥2羽が一緒に行動していました。この個体と都内足立区に2015年11月に飛来したハクガンを比較し復習しました。1枚目から3枚目は、伊豆沼のハクガンです。4枚目から5枚目の画像は、足立区に飛来した個体です。若鳥は羽に汚れたような斑がある個体と灰褐色が交じる個体でした。
2020.12.07
コメント(2)
茨城県坂東市天神山、坂東市菅生の水鳥観察スポットを訪ねました。天神山ではコハクチョウ12、オオハクチョウ2、オナガガモ78、マガモ19、ホシハジロ2の姿、菅生の観察スポットではコハクチヨウ46、イカルチドリ3、タシギ14、そして近くの人家内の木にアトリの姿を発見しました。これから厳冬期にハクチョウの個体数が増加していきますので、今後楽しみです。(写真)2020年12月6日撮影
2020.12.06
コメント(0)
週末から昨日まで台風被災地の支援もあり宮城県大崎市・栗原市・登米市周辺から一関市と巡回してきました。オフの時間に一関市、中田町、蕪栗沼、伊豆沼周辺を探鳥して歩きました。二日間沼で観察できたのは、オオヒシクイ、マガン、コハクチョウ、オオハクチョウ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、カワアイサ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、オオバン、タゲリ、オオハシシギ、ツルシギ、ハマシギ、トビ、チュウヒ、ハイイロチュウヒ、ノスリ、チョウゲンボウ、モズ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ミソサザイ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、ベニマシコ、ホオジロでした。画像は、蕪栗沼で撮影したオオヒシクイ、オオハシシギ、タゲリ、ハマシギ、オオハクチョウ、カワアイサです。(写真)2020年12月4日、5日撮影
2020.12.06
コメント(0)
金曜日から昨日まで岩手県、宮城県周辺を探索してきました。金曜、土曜日とも伊豆沼沿岸の田んぼでハクガンを発見。金曜日は日没前に水田でマガンと一緒に落ち穂をついばんでいた1羽、土曜日はやはりマガンの群れと一緒に落ち穂をついばんでいた9羽を観察できました。土曜のハクガンは成鳥7羽と若鳥2羽でした。若鳥は羽に汚れたような斑があるのを観察できラッキーでした。(写真)2020年12月04日、05日撮影
2020.12.06
コメント(0)
ほぼ一ヶ月ぶりに松戸市千駄堀の21世紀の森と広場を訪ねました。エクリプス羽のカモがどのように変化しているかが今日のテーマ。オカヨシガモの雄は鱗模様の胸のすっかり生殖羽となっていました。雨覆のえんじ色の範囲は広くなっている個体がほとんどでした。また、マガモ雌の嘴はベースは黄色ですが、黒褐色の斑点があり生殖羽となっていました。また、コガモでは脇の羽が大きめで丸みがありエクリプスから生殖羽に変化しているもの、翼鏡の緑色の範囲が広くなっているもの、狭いものといろいろな個体を見かけました。さらに、当地では珍しいカンムリカイツブリの姿がありました。盛んに潜水し餌を探している光景を目撃しました。このほか、ひだまりで寝入っていたアオサギ、ケケッと鳴きながら小島の木の枝に飛来したツグミの姿を目撃したり、晩秋の楽しい時間でした。(写真)2020年11月30日撮影
2020.11.30
コメント(0)
20日ぶりに印旛沼沿岸と近郊の水田に飛来しているハクチョウたちの様子を見に出かけました。印旛沼にアプローチする前に水田でケリの姿を発見。おのずと期待に胸を膨らませて印旛沼北部調整池の水面を見やりました。水面には、おびただしい数のカモたちの姿で一杯でした。オナカガモ約7万羽、トモエガモ1100羽、ホシハジロ300羽、このほか、マガモ、コガモ、ヨシガモ、オナガガモ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、ミサゴ、ハイイロチュウヒ、チュウヒ、ノスリ、トビ、チョウゲンボウの姿がありました。帰路の途中、近郊の水田に羽を休めるハクチョウの様子を見に立ち寄りました地元のNPOの皆さんによるとコハクチヨウ266羽とのことでした。このほか、オオハクチョウの姿も目撃。(写真)2020年11月29日撮影
2020.11.29
コメント(0)
一昨日、千葉県旭市飯岡でコクガンと出会いました。過去の画像を見ながら羽色について復習していました。一枚目の写真は21日に出会ったコクガンです。全体に褐色で頚輪の白斑はほとんどない若鳥でした。二枚目の銚子漁港で2010年1月に見かけたコクガンと同様に中雨覆と大雨覆に細い白帯があります。三枚目以降は、コクガンの成鳥のいろいろです。三枚目は2012年1月に旭市で出会ったコクガンです。一羽は白い首輪が太く黒斑があり、もう一羽は白い首輪が細い若鳥と思われました。四枚目、五枚目は2016年1月に飯岡で見かけたコクガンです。リング状の白い斑、その中に黒い斑があり、成鳥個体です。
2020.11.23
コメント(0)
そろそろ、冬鳥の動向はどうかと野田市座生から清水公園内を探索しました。かつての湿地帯を流れる水路には、マガモ、カルガモ、オカヨシガモ、ハシビロガモといったカモ、タシギ、カワセミ、清水公園内ではツグミなどの小鳥の姿がありました。ただし、マヒワ、アトリといった姿は確認できませんでした。帰路の途中、野田市と境にある流山市の水田地帯に立ち寄り、ケリの羽をやすめている姿を発見。2週間前の個体数と比べて倍増の6羽となっていました。(写真)2020年11月23日撮影
2020.11.23
コメント(0)
今季まだミコアイサに会えていないのでホームグランド手賀沼にでかけました。先週、ツルシギが羽を休めていたポイントからスタートし、水面で休んでいるカモの一羽ずつ観察し、ミコアイサを探しました。蓮の群生地(現在は往年の蓮田が消失)の東端の水面に三羽の姿がありました。目先の黒色部がなく、三列風切から雨覆に白色部がある雌個体でした。(茨城県神栖市で撮影した雄のエクリプスの画像を参考としてアップします)このほか、ミコアイサを観察していた頭上に登場したミサゴ、水面を移動していたオカヨシガモ、カンムリカイツブリ、沼の東端で見かけたユリカモメ、ゴイサギ、水田地帯で獲物をねらっていたノスリの写真をアップしました。(写真)2020年11月22日撮影(ミコアイサ雄のエクリプスは2013年12月撮影)
2020.11.22
コメント(0)
鳥友から旭市飯岡にコクガンが飛来したとニュースをもらい、現地にでかけました。2016年に出会って以来、4年ぶりの再会でした。飛来しているのは、コクガンの若鳥で、成鳥に比べると全体に褐色で頚輪の白斑はほとんどありませんでした。藻をついばんだり、羽をのばしてみたり比較的リラックスしている様子でした。帰路に近郊の夏目の堰に立ち寄り、1000羽近くのコハクチヨウ、複数羽のトモエガモなどをたっぷりと観察しました。(写真)2020年11月21日撮影
2020.11.21
コメント(0)
3週間ぶりに茨城県浮島を訪ねました。蓮田エリアを探索して歩いたところ、夕暮れ間近の時間帯にツクシガモ2羽と遭遇。雌と嘴基部に白い部分が残る第一回非生殖羽でした。出会えて証拠写真を撮影できたと思ったら飛び立ち、少し離れた田んぼへ移動してしまいました。このほか、ツクシガモと出会う前にタカブシギ、セイタカシギの家族群、タゲリ、ツグミ、ツクシガモと出会った後に愛車に乗り込んだときに目の前に出現したハヤブサ。あっという間に日が暮れ、エンドとなりました。(写真)2020年11月16日撮影
2020.11.16
コメント(0)
3週間ぶりにホームグランド手賀沼と沿岸を探索しました。手賀沼大橋より西側のいわゆる上沼ではカンムリカイツブリ、オカヨシガモ、手賀沼大橋より東側のいわゆる下沼ではコブハクチョウ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、トモエガモ、コガモ、ホシハジロ、カイツブリ、カンムリカイツフリ、バン、オオバン、カワウ、ツルシギの姿を見つけました。アップした写真は、下沼の葦原近くで休んでいたツルシギ、カワウの群れが追い込み漁をしていた光景、マガモ、コガモ、ホシハジロ、ベレー帽のような頭上の黒色部が印象的なカンムリカイツブリ、下沼で水面を移動していたセグロカモメ、葦原の中で餌を探し歩いていたバン、沿岸の水田の一角の杭にとまり餌を狙うように凝視していたノスリです。写真のうち、ホシハジロは、雄、雌の流涙模様の目立つ個体とそうでない個体をアップしました。今日観察した雌では流涙模様の目立つ雌が大半を占めていました。(写真)2020年11月15日撮影
2020.11.15
コメント(0)
水元にマヒワが飛来しているとニュースをいただき、現地に出向きました。金町駅からバスでしばられ地蔵バス停で下車し、公園内へ。水元大橋手前のハンノキのまわりにたくさんにカメラマンの叔父様がレンズを木の方向にむけていました。しかし、到着したばかりの時間帯は風の強く、マヒワの群れは他のエリアに移動したようでした。そこで水の補給と休息をとるエリアに向かいました。ねらいは、どんぴしゃでした。マヒワ14羽が姿をみせ木の枝に飛来。喉と頭がキャップ状に黒い雄、背や脇に縦斑が目立つ成鳥雌、頭から背の黄色が淡い若鳥が次々ら出現。帰りがけにはハンノキの実をついばむ若鳥も目撃。楽しい時間を過ごしました。このほか、ジョウビタキ、カンムリカイツブリの画像もアップ。(写真)2020年11月11 日撮影
2020.11.11
コメント(0)
一昨日、印西市の水田地帯でトモエガモのペアを観察しました。過去撮影したトモエガモの画像とあわせて復習し、違いを比較していました。一枚目と二枚目は8日に出会った雌雄ペアです。雄は脇に丸みのある羽が見られることからエクリプスが生殖羽に換羽している途中のもの、雌は胸に幼羽が残り上面には換羽した新羽、脇に幼羽の残りがあり雌幼羽が第一回生殖羽に換羽中の個体と思われました。三枚目は昨年12月に手賀沼で見かけた雄の生殖羽、四枚目は2017年12月に埼玉県で見かけた雄幼羽が第一回生殖羽に換羽している個体です。雄幼羽が第一回生殖羽に換羽しているものは脇の羽がV字状に尖っているように見えます。五枚目は2018年1月に手賀沼に観察した雌生殖羽です。腹は白く、三列風切が黒みを増しています。
2020.11.10
コメント(0)
今シーズンも印西市の水田地帯にハクチョウが飛来し市民の方の目を楽しませていると聞き、現地を訪ねました。現地に到着し水田を見てみると、コハクチヨウ、オオハクチョウ、トモエガモのペア、オナガガモ、ハシビロガモの姿がありました。その後、近郊の印旛沼に移動し、水面に羽を休めている水鳥と葦原に飛来しているベニマシコの姿を堪能しました。(写真)2020年11月08日撮影
2020.11.08
コメント(0)
ケリとの出会いが期待できる野田市と流山市にまたがる水田エリアを訪ねました。先月訪ねた際には2羽のみでしたが、今日は4羽が田んぼに羽を休めていました。近くの水路にはカワセミが水浴びをしたり、チョウゲンボウが電柱のてつぺんに止まり田んぼに生息している小動物を狙って凝視している姿がありました。帰りがけ、近郊の柏の葉公園にも立ち寄り、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、オオバンの姿を観察しました。ペアになったばかりのオカヨシガモのラブラブぶり、ハシビロガモ雄のサブエクリプス、雌などの姿をじっくりと観察できました。なお、週半ばに飛来していたと情報を聞いていたオオホシハジロは、その姿は確認できませんでした。(写真)2020年11月7日撮影
2020.11.07
コメント(0)
マヒワが飛来していると鳥友から教えられて松戸市八柱霊園に出かけました。エナガ17羽とシジュウカラの混群が移動しいていく姿は目撃できたものの、お目当てのマヒワとは会えずじまいでした。その後は、近郊の21世紀の森と広場に場所を移し、黄葉のはじまっている風景と水鳥たちとの出会いを楽しみました。マガモ雄のエクリプスが生殖羽に換羽している最中の個体を発見。脇の羽が幅広く丸みがある特徴を久しぶりにに観察しました。また、オカヨシガモも水面を移動する姿も観察。雄は全体に灰色が基調で下尾筒の黒色が目立ちますが、頭部の模様はじつにさまざま。アップした写真のように額から頭頂が暗色で、眼から後方に緑色帯が残るヨシガモとの交雑と思われる個体を発見しました。このほか、カルガモ、オナガガモ、コガモ、カイツブリ、ダイサギ、ゴイサギ、バン、オオバン、カワセミの姿を見つけました。(写真)2020年11月2日撮影
2020.11.02
コメント(0)
千葉ニュータウン中央駅の南側にある戸神川調整池には、いろいろなカモたちが羽を休めています。オシドリが今シーズンも飛来したと教えていただき、現地に出かけました。到着したばかりは、木陰で休んでいたのでスコープでなんとか姿が認めたのみでしたが、周囲を探索した後に観察ポイントに戻ったら池の中央部に移動してくれたのでたっぷりとその姿を楽しみました。帰路、近郊の印旛沼に立ち寄り、モモイロペリカンのカンちゃん、水面を群れで移動していたハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、水草エリアで餌を物色していたヨシガモ、水面の杭に止まっていたチュウヒ、電柱のてっぺんに止まっていたノスリ、鳴きながら出現したカワセミを観察しました。(写真)2020年11月01日撮影
2020.11.01
コメント(0)
仕事の合間に京都葛飾区の水元公園を訪ねました。というのも、アメリカヒドリが飛来したと情報をもらっていたからです。現地に到着できたのは14時すぎでしたので、水面を重点的に散策して歩きました。ヒドリガモ、カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、カンムリカイツブリといった仲間を観察できましたが、肝心のアメリカヒドリの姿はみつからずで夕飯の支度もあるのでと帰路についたとき、水元大橋近くの水面にアメリカヒドリの姿を発見しました。口角(嘴基部)の黒班は確認できないものの、目の後ろから後部に黒色帯があり、緑がかった光沢があり、胸から上面が赤褐色だったことからアメリカヒドリでした。このほか、涙流模様のあるホシハジロの雌も見つけました。なお、林の中ではアカハラとマミチャジナイと思われる鳥影がありましたが、曇り空で条件が悪く撮影がかないませんでした。アップしたアカハラの写真は、昨年同地で撮影したものです。(写真)2020年10月28日撮影(アカハラは2019年12月撮影)
2020.10.28
コメント(0)
4週間ぶりに茨城県浮島を訪ねました。すっかり蓮田の葉が枯れて鳥影を見つけやすい条件となっていました。いつもの通り、西側の田んぼからスタートし、蓮田一枚ずつを探索して歩きました。ツルシギ、コアオアシシギ、タカブシギ、オジロトウネン、ウズラシギ、ハマシギ、エリマキシギといった種類を発見できました。また、隣接するエリアでミヤマガラスの群れ150羽前後の姿も発見。しかし、アップした写真のシギ・チドリの姿は日没前の逆光の条件だったのでわかりずらさがあるものと思います。ご容赦ください。(写真)2020年10月25日撮影
2020.10.25
コメント(0)
二週間ぶりにホームグランドの手賀沼に出かけました。沿岸のマガンが飛来したと耳にしたので柏市側からスタートし、印西市との境まで約10キロ近くの水域と水田地帯を探索してみました。水田地帯では、ノビタキの姿はすでになく暖地に移動した模様でした。沼の水面には、コブハクチョウ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、キンクロハジロ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ゴイサギ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、バン、オオバン、葦原の中で鳴いていたヒクイナ、ユリカモメといった水鳥を見つけました。また、水面の杭にはミサゴの姿を見つけました。また、沿岸には、10羽を越えるモズの姿があり、あちこちで高鳴きして縄張り確保に大忙しの様子でした。このほか、複数のカワセミが水面を移動していきました。なお、マガンの姿は残念ながら確認できずでした。(写真)2020年10月24日撮影
2020.10.24
コメント(0)
3週間ぶりに房総風土記の丘を訪ねました。前回エゾビタキが次から次へと出現したエリアでは鳥影がなく、市民の方が思い思いに楽しんでいる広場に移動し、探索してみました。桜の花芽をついばむ小鳥を発見し、少しずつ接近してみるとアトリでした。安価なセーターの柄のような羽色をまとった姿がも目立ち、時折キョッキョツと鳴き声を出しながら移動したり、花芽をついはんだりを繰り返していました。その後、近郊の印旛沼の猛禽類が餌を捕食するエリアに移動し、待機していたら電柱のてっぺんにハヤブサの姿を見つけました。(写真)2020年10月18日撮影
2020.10.18
コメント(0)
本格的な冬鳥シーズンがすぐそこまでという時期となりました。朝から雨降りなのでガンの仲間、ヒシクイについて復習をしていました。ヒシクイは亜種Anser fabalis serrirostris(ヒシクイ)と亜種Anser fabalis middendorfiの(オオヒシクイ)2つが日本に飛来することは知られていて、その横顔の形や嘴、首の長さなどで識別が可能と文献に記されています。オオヒシクイの中に嘴の短い個体を観察したことがあります。一枚目は2014年12月に宮城県蕪栗沼で撮影した個体です。この個体は、首が短く感じ、横顔からするとヒシクイに近い印象があります。ところが、嘴先端部の黒色部分がヒシクイより広く地元のみなさんがオオヒシクイとおっしゃていました。二枚目の写真は、蕪栗沼で2019年11月に撮影した個体です。この個体は、下嘴が厚く、文献に記されているオオヒシクイは下嘴が薄いという点と違うので過去の文献とは違いがあり疑問を持っています。三枚目の写真は、2018年11月に撮影した茨城県南部の水田に飛来しているオオヒシクイです。こちらは、首が比較的長く、下嘴も薄く典型的なオオヒシクイの特徴がわかります。今シーズンも12月に伊豆沼と蕪栗沼周辺を訪ねる予定なので、しっかり観察してきたいと思っています。
2020.10.17
コメント(0)
松戸市の鳥友に誘われて八柱霊園に出かけました。ポイントでじっと待機していると、合計7羽のエゾビタキがそれぞれ木のてっぺんに止まって空中で虫を捕食。お見事というしかない光景でした。また、翼、上尾筒に白斑のある若鳥の姿もありました。また、複数のヤマガラがエゴノキの果実をついばむ姿を目撃したり、楽しい時間を過ごしました。その後、隣接する流山市と野田市の境目にある水田地帯に移動。先週、姿を目撃したケリその姿を探しました。その姿は二番穂が茂る水田の中にありました。このほか、近くの物流施設の一角にチョウゲンボウ、その上空をノスリが旋回する光景を目撃し、帰路につきました。(写真)2020年10月12日撮影
2020.10.12
コメント(0)
台風14号の影響で雨降りが続きましたが、ようやく曇り空となりました。ホームグランド手賀沼とその沿岸エリアを探索して歩きました。沼の水面にはマガモ、コガモの姿、浅瀬で餌を物色するタシギの姿がふえてきました。コガモは新羽が出てきている個体が多くなってきています。また、沿岸の水田エリアでは、ノビタキが健在で餌を物色するために活動が活発でした。さらに、秋から冬にかけて複数の猛禽類と出会えるエリアでは、オオタカ、ノスリ、チョウゲンボウの姿がありました。(写真)2020年10月11日撮影
2020.10.11
コメント(0)
これから北国から次々に仲間が飛来する時期になります。淡水性カモの代表のオナガガモの羽色について復習をしていました。一枚目は、2013年11月に栃木県真岡市井頭公園で観察した個体です。雄の生殖羽でチョコレート色の頭、胸から白線が伸び、長く伸びた中央尾羽が特徴です。二枚目は、一枚目と同じ井頭公園で観察した雌の生殖羽です。全体に橙褐色味が強いのが特徴です。三枚目は、2016年10月に千葉県市川市で撮影した個体です。胸に白・灰色の生殖羽の特徴が出ており、嘴の両側が青灰色ですから雄のサブエクリプスと思われます。四枚目は、2019年12月に茨城県坂東市で観察した個体です。エクリプスが生殖羽に換羽している途中の個体です。なお、腹が鉄分を含む水で赤褐色に染まっています。
2020.10.08
コメント(0)
台風の影響で明日から日曜日にかけて雨が続き、フィールドに出かけるのがお預けとなる可能性が高くなってきました。淡水性のカモが飛来し、エクリプスの個体を比較して観察するにはもってこいの時期で野外で観察したいところです。予習をかねて、過去撮影した画像を紹介しながら淡水性のカモの顔周辺の特徴をアップします。参考になれば、幸いです。一枚目は、今月4日に柏市柏の葉公園で観察したコガモです。眼より上が暗色で眉斑はありませんでした。二枚目は、2019年10月に都内水元公園で観察したシマアジです。眉斑がコガモに比べるとはっきりとしています。三枚目は、2019年12月の野田市座王で撮影したヨシガモです。頭に目立つ模様はなく灰色味があります。四枚目は、2018年1月に手賀沼で撮影したトモエガモです。嘴の付け根に白い斑が目立ちます。また、肩羽の先端がとがっているのがコガモとの違いです。
2020.10.07
コメント(0)
昨日、柏の葉公園を訪れた際、コガモが岸の杭の上に休んでいました。嘴側面が黄色みがあり、肩、脇羽の羽に丸みがあり、雌の比較的若い個体ではと思いました。これから生殖羽に変化していく様子に注目しながら、丁寧に観察していこうと思います。一枚目と二枚目は昨日柏の葉公園で撮影した個体、三枚目と四枚目は昨シーズン11月に手賀沼沿岸で見かけた個体です。換羽していく途中、かゆくはないのかしらと心配してみたり、換羽様式をしっかり観察していこうと思います。
2020.10.05
コメント(0)
ケリとの出会いが期待できる野田市と流山市にまたがる水田エリアを訪ねました。2015年冬で物流団地造成工事ですべて消失し、現在も巨大物流団地の建設が続いています。猫の額ほどの面積しかない水田の一角に今年もケリが姿を見せてくれました。ただし、まだ警戒心が強く、短時間の観察が精一杯で、少し落ち着いてから改めて観察しようと思います。このため、画像は昨年同地で撮影したものです。このほか、ノスリも姿を見せてくれて電柱の天辺にとまり、荒地に餌を見つけて降り立つ光景、イソヒヨドリの姿も目撃しました。帰りがけ、近郊の柏の葉公園にも立ち寄り、池にコガモが羽を休めているのを観察し帰路につきました。(写真)2020年10月4日撮影(ケリは2019年11月撮影のもの)
2020.10.04
コメント(0)
昨日、茨城県稲敷市浮島でアカエリヒレアシシギと出会いました。近似種のハイイロヒレアシシギの外観との比較をし、復習してみました。一枚目と二枚目は昨日10月3日に浮島で撮影したアカエリヒレアシシギです。嘴は全体が黒く、細いのが特徴です。三枚目と四枚目は2010年4月に旭市飯岡海岸で出会ったハイイロヒレアシシギです。嘴は黄色でアカエリヒレアシシギの黒色とは異なります。また、嘴基部や嘴全体も太い点はアカエリヒレアシシギとの違いです。三枚目の個体は、上面がグレーで斑がなく、冬羽です。四枚目の個体は、頭上の黒い部分が摩耗し、上面に赤褐色の地が少し見えています。冬羽が夏羽に変化している最中のものと思われます。
2020.10.04
コメント(0)
二週間ぶりに茨城県浮島を訪ねました。というのも、昨年この時期に浮島の田んぼでアカエリヒレアシシギを目撃し、今シーズンはどうかと思っていたからです。西側の蓮田からスタートし、蓮田一枚ずつを探索して歩きました。タカブシギの小さな群れを発見した後、蓮が植わっていないエリアにアカエリヒレアシシギの姿を発見しました。黒くて細い嘴、後頸の赤い部分が残り、頭上と目の周囲に黒斑がある冬羽でした。このほか、タカブシギ、コチドリ、アマサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、カワセミの姿も目撃できました。(写真)2020年10月3日撮影
2020.10.03
コメント(0)
27日に栄町房総風土記の丘でエゾビタキと出会いました。似たような環境に立ち寄るヒタキと比較し、復習してみました。一枚目は9月27日に風土記の丘で出会ったエゾビタキです。胸には縦斑が目立ち、上面は灰色の強い褐色です。また、三列風切の淡色の羽縁が目立ちます。二枚目は2019年9月野田市内の公園で出会ったコサメビタキです。白いアイリング、上面は濃い灰色、目先は白いです。三枚目は、2010年に栃木県で出会ったサメビタキです。白いアイリング、嘴基部が明るい淡色、喉が白く、胸には縦斑はありません。次のお休みには、コサメビタキやサメビタキに出会えるといいのですが。
2020.10.01
コメント(0)
例年、トケン類、ヒタキ類が渡りの時期に立ち寄る千葉県の房総風土記の丘を訪ねました。古墳群の中の広場があるエリアでエゾビタキ7羽以上がフライキャッチしている光景をじっくりと観察できました。胸に縦斑があり、下嘴が黒色で上面は黒灰褐色の成鳥と肩羽、雨覆先端に白斑のある若鳥を観察できました。見事な空中採食を何度も披露してくれて充実した時間を過ごしました。帰路には、印旛沼沿岸に立ち寄り、水面の杭に止まるミサゴ、漁師さんのアイドルモモイロペリカンのかんちゃん、電柱のてっぺんにとまり餌をゲットしようと凝視していたチョウゲンボウ、葦原の中で夜の出勤前に休んでいたゴイサギ、水田地帯の中で餌を探していたアオサギなどを観察しました。(写真)2020年9月27日撮影
2020.09.27
コメント(0)
朝から雨がふったりやんだりのお天気となり、出かけるのは無理かなと思いつつ、お天気レーダーを見るとホームグランド手賀沼周辺には大きな雨雲はないので現地へ。愛車を近くの谷津田の一角にとめて水田地帯を探索してみました。すると、その一角で小鳥が動くのを見つけました。双眼鏡で確かめてみると、ノビタキでした。頭に黒色がなく、背や肩羽に黒斑が点在していることから雌の第二回目以降の冬羽ではと思います。(雌の第一回冬羽では淡褐色の眉斑があります)このほか、手賀沼の水面にはマガモ、カルガモ、ダイサギ、コサギの姿、ノビタキが動きまわっていた水田上空にはチョウゲンボウの姿を見つけました。(写真)2020年9月26日撮影
2020.09.26
コメント(0)
午前中は曇り空でしたが、昼過ぎから青空が広がりました。秋の渡りの小鳥たちと出会うのに都内水元公園に出かけました。道路の大渋滞をさけて電車とバスで現地にむかうことにしました。ところが、慣れないことをするものではないものです。いつもフィールドに持っていくマイカメラを自宅に忘れて到着してはじめて気がつくという大失態を演じてしまいました。このため、拙宅の亭主と一緒にひたすら頭上を見上げて、サンコウチョウ、エゾビタキ、コサメビタキ、キビタキ、ムシクイの姿を追うのに専念。アップした画像は過去の撮影画像です。あしからず。(写真)キビタキ雄2019年10月水元公園、同雌2018年10月柏市、エゾビタキ2019年9月柏市、コサメビタキ2018年9月柏市
2020.09.21
コメント(0)
昼過ぎから雨降りとの予報でしたので、雨宿りできる施設のある葛西臨海公園に出かけました。秋の渡りのシギ・チドリの姿が少しでも見られたらと思っていましたが、淡水池、東渚、西渚ともに姿を見つけられませんでした。(デイズニーランド前に広がる干潟にはカワウ、カモメ類の姿が集まっていたのでその場所に羽を休めていた可能性はあります)それでも、波打ち際で小魚を追い求めて忍者のように走りまわるコサギ、波打ち際で羽を休めていたウミネコ、セグロカモメの羽色を観察できました。セグロカモメは、上面の褐色味が強く嘴基部がピンク色の若鳥から第一回冬羽の換羽中の個体と成鳥個体をじっくりと観察しました。また、帰りがけ立ち寄った淡水池沿岸では池の中を泳ぐ魚をじっと凝視していたゴイサギ、松林の中を移動していたサンコウチョウを観察できました。ただし、サンコウチョウは光線の具合が悪く満足のいく記録はできずじまいでした。(写真)2020年9月20日撮影(サンコウチョウは2015年茨城県で撮影のもの)
2020.09.20
コメント(0)
ヒメアマツバメの雛が2羽、巣の中にいると地元の方から教えてもらい、現地に向かいました。彼岸と午後の早い時間かせ雨が降り出すとの予報で道路は大渋滞。現地に到着できたのは13時すぎとなってしまいました。巣の中を確認すると確かに2羽の姿を確認できました。巣から顔を出しており、喉の白いのがよくわかります。ただし、全身の羽毛がどうなっているかわからず、成鳥か若鳥かの識別はできませんでした。しかし、昨年も9月に訪ねた折、巣の中で休んでいる姿を観察しており、休憩していた可能性もあります。この巣とは違うものがもう一箇所に作られており、こちらは巣の周囲に羽毛がふわっとコーディネートされていてこちらは夜の休み場所?ではとも思いました。このほか、近くの湿地帯では、コガモが飛来しており、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、カイツブリ、クサシギの姿を見つけました。なお、コガモは嘴基部に黄色味があり、肩羽の模様が縦斑だったので雌のエクリプスと思われました。(雄は肩羽の模様が横斑)(写真)2020年9月19日撮影
2020.09.19
コメント(0)
そろそろ、流山市内の水田地帯にケリが飛来するシーズンとなります。物流団地造成工事で多くの水田が消失し、ケリの姿がいつまで見られるかと危惧しています。昨年、羽を休めていたエリアを下見してみた限りでは大きな変化もなく、ほっとしました。ダイサギ、チュウサギ、アオサギ、蝶の仲間のキタテハの姿を見つけました。(写真)2020年9月19日撮影(ケリの写真は昨年10月撮影のもの)
2020.09.19
コメント(0)
先週は、オジロトウネン、ヒバリシギ、エリマキシギといった種類が見られたと鳥友から教えてもらったこともあり、二週間ぶりに稲敷市浮島周辺を訪ねました。しかし、前日に強雨がふったこともあり、タカブシギ40羽前後の群れが蓮田に羽を休めていたほか、タシギを目撃したのみにとどまりました。それでも、蓮田エリアを探索していくと、アマサギの群れが羽を休めていて一羽ずつ丁寧に見ていくと、頭と首のまだ橙色がある成鳥夏羽、頭にまばらに橙色が残る冬羽に換羽中の個体、額に橙色のない若鳥と実にいろいろな羽色のアマサギを観察できました。また、近くの河川の杭にミサゴの姿もありました。(写真)2020年9月14日撮影
2020.09.14
コメント(0)
そろそろ、猛禽サシバが渡る時期が間近で、手賀沼沿岸のサシバの様子を見に出かけました。現地に到着すると、その姿は谷津田の一角の電柱の上にありました。じっと南方向の空を凝視したり、地面に視線を落とし餌のカマキリを探すような素振りも見せていました。胸は太い帯状で、白く黒い顎線、体下面には横斑があるので成鳥雄でした。サシバと出会った後、沼の沿岸を探索して歩きました。葦原の中からコガモのピロッという鳴き声、浅瀬で餌を物色するアオサギ、ダイサギ、コサギ、浅瀬で休んでいたゴイサギ、水田の畦ではホオジロの若鳥を見かけたり、楽しい時間を過ごしました。なお、沿岸の田んぼは稲刈が済んでいないところが大半のため、ノビタキの姿はまだありませんでした。(写真)2020年9月13日撮影
2020.09.13
コメント(0)
そろそろ、ツツドリが渡りの途中に立ち寄る時期となりましたので、水元大橋から小合溜、カワセミの里までのエリアを丁寧に探索してみました。しかし、鳥影はまだ少なく、カワセミの里近くでカワセミの雄がとまり木に飛来し、水面を凝視したと思ったら水面にダイビングし餌の魚をゲット。嘴にくわえたまま戸ケ崎方向に渡去しました。おそらく若鳥に餌を与えるのに向かったものと思います。このほか、水面中を凝視するアオサギと水面に色のコントラストがおもしろかったので撮影したもの、ムクドリの若鳥約50羽ほどが餌を求めて園内あちこちを移動していた姿、水辺の飛来したウチワヤンマを撮影したものをアップします。なお、期待していたツツドリの姿は、見つけらず次回のお楽しみとして現地をあとにしました。昨年撮影したツツドリの画像を参考としてアップします。(写真)2020年9月9日撮影
2020.09.09
コメント(0)
秋から冬にかけて干潟や砂浜で姿をよく見かけるミユビシギの羽色は、じつにいろいろです。一枚目は、2020年8月10日の三番瀬で出会った個体です。眼下が白く、頭上から背に灰色の冬羽が見え、夏羽から冬羽に移行している個体です。二枚目は、2020年8月10日に三番瀬で出会った個体です。こちらは上面の軸斑は黒色で、若鳥です。三枚目は、2020年9月5日に三番瀬で出会った個体です。こちらは上面は淡灰色で下面は白く、全体的に白っぽさが目立つ冬羽です。四枚目は、2014年茨城県平磯海岸で撮影した個体で、真冬の羽色です。上面は淡灰色で群れで移動していると白さが際立ちます。(ミユビシギについての備考)学名のCalidris albaですが、属名(オバシギ属)は海岸の小石を走るという意味、種小名は白いという意味を持つ鳥です。和名のミユビシギは、趾が3本しかないことに由来します。趾の3本の点ではCrecethia属に分類され、Crocethia alba (Pallas)と表記している文献もあると拙宅の亭主から話しを聞きました。
2020.09.06
コメント(0)
台風10号の影響で関東地方も昼頃から雨が降り出すとの予報でしたが、オバシギとコオバシギに会いたくて三番瀬に出かけました。その姿は、浦安よりの干潟にありました。オバシギは、胸の黒班が密で上面の黒褐色の軸斑が目立つ幼羽でした。また、その近くにコオバシギの姿もありました。足の黄緑色、上面の各羽にサブターミナルバンドがあり、やはり幼羽でした。くわえて、夏羽から冬羽に変化していたミユビシギの姿をみつけました。このほか、水面にユリカモメ成鳥と若鳥の姿も見つけました。確実に季節は秋にかわりつつあります。(観察できたシギ・チドリと水鳥)ダイゼン、メダイチドリ、ミヤコドリ、オオソリハシシギ、チュウシャクシギ、ソリハシシギ、オバシギ、コオバシギ、ミユビシギ、ハマシギ、ユリカモメ、ウミネコ(写真)2020年9月5日撮影
2020.09.05
コメント(0)
浮島で出会ったジシギの画像を復習していました。29日に観察した個体は、嘴長は頭長の2倍以上、嘴の基部は細め、眉斑が目の前で太くなく後方でも等幅、背と肩羽は黒みが強い印象でした。これらの特徴からタシギと考えています。(オオジシギであれば嘴長は頭長の2倍以下、嘴基部が太い、眉斑は前方で太く、後方で細い、チュウジシギの場合は嘴長は頭長の2倍以下。嘴基部は太く、眉斑は前方で太く、後方で細い、2種ともに背と肩羽には黒みを感じない)ただし、タシギでもシーズンによって羽色には微妙に違いがあります。二枚目の写真は、手賀沼沿岸で2018年4月に撮影した個体ですが、嘴基部周辺が赤茶になっていました。繁殖羽に変化しつつあるものかとも思いますがいかがでしょうか。三枚目から五枚目の写真は、2月から4月にかけて手賀沼沿岸で撮影した個体です。(写真)2020年8月29日浮島、2018年4月手賀沼、2017年2月、2020年3月(2枚)
2020.09.02
コメント(0)
昨日、茨城県稲敷市浮島にシギ・チドリを探索にでかけ、アオアシシギなどを観察してきました。近似種のコアオアシシギとの違いを復習してみました。一枚目から三枚目はアオアシシギです。長い嘴がやや上に反っていて、成鳥冬羽では上面が灰褐色で羽縁は白くて丸みがあります。四枚目から六枚目は、コアオアシシギです。嘴は細長い点がアオアシシギとの違いです。四枚目の個体は、コアオアシシギ幼鳥で頭頂から後頭が白く、上面に黒褐色となった部分が少し出ています。五枚目、六枚目と比べても別な種類ではとの印象も受けます。また、現地で録音したアオアシシギとコアオアシシギの声を比較してみると、コアオアシシギは飛んでいるときにはピョピョピョと3音で鳴いていてアオアシシギより小さい声です。また、降りているときの声はピョッと鋭い声です。これに対してアオアシシギは飛んでいるときにチョーチョーチョーとゆっくりと3音で鳴いています。(写真)2020年8月29日、2016年9月10日、2017年9月3日、2018年10月6日、2019年9月15日撮影(いずれも浮島で撮影)
2020.08.30
コメント(0)
暑さにも負けず、シギ・チドリの探索にでかけました。現地に到着した昼頃には外気温38度超えの酷暑となりました。広大な蓮田エリアから探索をスタートし、丁寧に探索していくとシギ・チドリが羽を休めている箇所が何箇所かありました。コチドリ、タカブシギ、アオアシシギ、クサシギの姿を発見。その後、先週、ツバメチドリと出会ったポイントに移動すると、ツバメチドリの姿はなかったものの稲刈りをしている田んぼの一角にムナグロ10羽が草の中を移動している姿を見つけました。帰路、もう一度蓮田エリアに立ち寄ったところ、アオアシシギが餌を探して蓮田の中を移動している姿や蓮田の中で採餌していたサギが大挙して飛び立ち、浮島大橋下の巣立てに移動していく姿を観察しました。(写真)2020年8月29日撮影
2020.08.29
コメント(0)
昨日、千葉県香取市でツバメチドリに出会いました。帰宅してから同行した拙宅の亭主とツバメチドリの出会いの思い出を語り合いました。拙宅の亭主いわく、僕が鳥を見始めた1972年当時は、ツバメチドリに出会えるなんて思っていなくて、当時(財)山階鳥類研究所の標識室長だった吉井さんから1974年に宮崎県で国内初の繁殖記録があったことを聞いたり、飛びながら餌の昆虫を食べると話しを聞かせてもらい胸を踊らせた記憶があるとのこと。また、高野伸二さんと亭主が野鳥の会の全国大会で、鳥取県での観察報告では成鳥が換羽して幼鳥のような羽色になることを聞いたことがあるんだと目を輝かせて話しを披露。この内容は、高野さんの著書、野鳥識別ハンドブックに確かに掲載されていました。昨日、観察したツバメチドリ亜成鳥は、稲刈りの済んだ田んぼの中で歩きながらイナゴを捕獲して食べていました。習性が変化したのか、飛びながら採食もするし、歩きながらも餌を捕獲していたが片一方の観察記録しかなかったのかと話しは盛り上がりました。また、昨日、観察した若鳥とブログにアップした写真の個体は、成鳥が若鳥のように換羽している可能性はないのかと、飲みながら盛り上がりました。(写真)一枚目から三枚目は2020年8月24日撮影、四枚目は2014年西の洲で撮影した成鳥(こちらは、嘴基部が赤くなっています)五枚目は2015年8月に西の洲で撮影した若鳥
2020.08.25
コメント(0)
16日に立ち寄った千葉県香取市の水田地帯にシギ・チドリの姿を求めて再び訪ねました。稲刈りはかなり進行していてあちにちにコンバインが入って収穫作業が進んでいました。先週、ムナグロが羽を休めていた水田では、もう二番穂が出始めていました。作業の邪魔にならないように、水田に羽を休めている鳥に負荷とならないようにそっと探索。先週、ウォッチャーが自動車をとめて注視していた畦のポイントの脇の水田をそっと見ると、なんとすぐそばにツバメチドリの若鳥の姿がありました。くわえて、もう一羽が飛び立ち水田北側に移動。腰が白くみえたのでクサシギかと思ったらこちらはツバメチドリの亜成鳥でした。上面の羽縁が淡色の若鳥、眼の下から喉を縁取るような黒線がある亜成鳥の姿をじっと観察できました。しばらく時間が経過して亜成鳥が飛翔し田んぼに降り立ったと思ったらイナゴをゲット。私の方に嘴で持ち上げて見せてくれて感激。(写真)2020年8月24日撮影
2020.08.24
コメント(0)
今朝は雨降りとなり、フィールドに出かけるのを断念し、一昨日、三番瀬で出会ったオバシギの復習をしていました。一枚目と二枚目の写真は一昨日出会ったオバシギの夏羽です。胸の黒色斑が密で黒い帯になっています。また、横方向から見ると肩羽に赤褐色の斑が見えています。三枚目の写真は2014年9月に同地で撮影した幼羽個体です。胸の黒色斑は密で上面の黒褐色の軸斑が目立ち、嘴基部に褐色味があります。四枚目の個体は、2017年8月に同地で撮影した個体で、三枚目と同様に幼羽個体と思われますが、嘴基部の褐色味はありません。五枚目の写真も幼羽個体と思われます。黒褐色の軸斑が目立ち、喉から胸にかけて褐色がかり、胸に褐色の帯が見えています。六枚目は、2015年9月に同地で撮影したコオバシギです。上面の各羽にサブターミナルバンドがあり、胸から腹はバフ色で写真ではわかりにくいと思われますが黄色味を帯びていました。オバシギより体が小さく、嘴は短かく、上面はオバシギがザクザクとした印象があるのに。コオバシギはぬめっとした感じで違いがあります。比較の参考としてアップします。
2020.08.23
コメント(0)
全1399件 (1399件中 1151-1200件目)