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シンセサイザー・マニアのあこがれは、なんと言っても部屋の壁を占拠するモジュラータイプのアナログシンセをグリグリと操作することではないでしょうか?下の写真は、かの有名なMOOGシンセサイザーです。(カッコイイ!)この様なモジュラーシンセサイザーは、オシレーターやフィルター、アンプなどの機能が個々のモジュールに分かれていて、それらのモジュールを組み合わせたりパッチケーブルと言われるコードで接続することで音作りを楽しむことができます。あこがれですね。シンセサイザーが出始めの頃はモジュラータイプやセミモジュラータイプの物ばかりだったのですが、デジタルシンセが一世を風靡してからはすっきりしたデザインだけど一つのツマミに多くの機能が割り当てられていて直感的な操作ができない機種ばかりになってきました。しかし最近では、直感的な操作ができる昔のアナログシンセ風の操作性が人気になってきています。私自身、YAMAHAのCK61というツマミやスライダーがたくさんあって直感的な操作ができる (One to-One インターフェイス ) キーボードを体験し、楽器を操作する楽しみに改めて目覚めました。そして、すっかりあきらめていたモジュラーシンセも手に入れてみたいという欲求がムクムクと湧きあがってきました。MOOGのモジュラーシンセの様な大型のシンセは、価格も本体サイズも一般個人所有の範囲を超えているのでちょっと手が出せませんが、小型で手軽なものや初めから内部でモジュールが接続されているセミモジュラータイプのシンセが人気になっています。調べてみると、Behringerというドイツのメーカーからは、MoogやRoland,Korg等の昔の名シンセサイザーが多数、格安価格で復刻されています。どれも手が届きそうな価格なので興味津々です。BEHRINGER K2 (K-2) アナログ セミ・モジュラーシンセサイザーベリンガー BEHRINGER MonoPoly アナログシンセサイザーRolandからもかつての System-100M を彷彿とさせる System-500 や、アナログではないけどコンパクトで安価なツマミグリグリ・シンセ S-1 が販売されています。Roland(ローランド) AIRA / SYS-500CS 【SYSTEM-500 Complete Set】 - モジュラーシンセサイザー -Roland AIRA Compact S-1 マイクロ・ポリフォニック・シンセ ローランドKORG も復刻版に積極的で、ARP ODYSSEY や ARP 2600 、シンセ黎明期に大人気だった KORG MS-20 も復刻されています。この MS-20 は、PCやipadのシンセアプリの MS-20 をコントロールするだけの「MS-20ic」、サイズが 80%のミニサイズだけどしっかりアナログシンセしている「MS-20 mini」、フルサイズで過去製品の完全復刻盤の「MS-20 FS」の3種類がありますが、現時点では「MS-20 mini」だけが販売継続されていて他の2つは販売終了となっています。KORG コルグ / MS-20 MINI アナログシンセサイザー(MS20)【御茶ノ水本店】翌日配達 【夏のボーナスセール】ARP ODYSSEY FS Kit DUOPHONIC SYNTHESIZER(限定特価) KORG シンセサイザー・電子楽器 シンセサイザーさて、実際に調べてみるとどれも魅力的で欲しいモノばかりです。最終的に価格が手ごろで、モジュラーシンセとして存在感のある「MS-20 mini」が第一候補としてリストに残りました。考えてみると、私は iPad用のアプリで「iMS-20」というソフトシンセを持っています。iPad上で MS-20 を再現した楽しいアプリなのですが、さすがにモジュラーシンセを再現しているためにツマミ等の操作子が多く iPad上ではなかなか操作がめんどくさい!この操作が楽になればもっと音作りが楽しめるし作った音色の保存もできる、さらにトラックメイク・アプリの「KORG Gadget」を使えば複数の「MS-20」で演奏できてしまうというメリットを考えると「MS-20ic」がいいのではという考えに至りました。メルカリで検索してみたら、有りました!しかも1万円台で出品されています。ラッキー!さっそく、メルカリで購入することにしました。そして昨日、「MS-20ic」が私の手元に届きました。実物を見ると、ツマミがビッシリでアナログシンセの存在感を放っています。部屋に置くとキリっと引き締まった雰囲気を醸し出していい感じです。ただのオブジェとして鑑賞してもいいくらいです。これだけでハイボールが4~5杯は飲めそうです。iPad に接続して試してみました。「MS-20ic」のツマミやパッチコードが iPadのアプリ画面とばっちり連動して思う通りの操作ができます。予想以上の楽しさです。しばらくは「MS-20ic」でたっぷり遊べそうです。これを機会にアナログシンセ沼にはまるのは確実です。
2024.06.21
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佐藤正午さんの小説は面白い作品も多いのですが、私にとってはチョッと回りくどい表現や複雑な構成が気になって少々ニガテ感を持っています。でも、時々読んでみたくなってしまうのですよね。佐藤正午さんの直木賞受賞作「月の満ち欠け」も読んでみたいと思っていた作品の一つです。最近 Amazon Prime Video で、この「月の満ち欠け」の映画化作品が公開されているのを見つけました。せっかくだから小説を読んで映画を観てみようと思い、本を手に取りました。『小説が先か映画が先か』という議論がありますが、私の場合は『小説が先』です。小説を読みながら登場者のキャスティングを考えてみたり、自分だったらどんな構成にしてどんな演出にするか等々想像しながら楽しんだりします。その後、映画を観て答え合わせをするとより一層映画を楽しめるような気がします。まずは小説を読み始めました。生まれ変わりをテーマにした愛の物語でした。佐藤さんの作品らしく構成が複雑で、しかも登場人物も多く関係性が入り組んでいるので読みにくいのかと思いきや、結構すらすらと読めて1日で読了してしまいました。意表を突いたストーリーが面白いのでしょうね、予想外の一気読みでした。岩波文庫的 月の満ち欠け [ 佐藤 正午 ]何回か生まれ変わりを繰り返して愛を繋げていく女性と、その周りで戸惑ったり応援したりする家族や友人が丁寧に描かれています。また、いたるところに伏線が敷かれています。伏線が回収されるたびにページを遡って確認したりするのも楽しい体験でした。この本はデジタル書籍でなく紙の本で読んでよかったと思ったポイントです。この本を読み終わって『印象深い作品だけど映画化は難しそうだな』と感じ、映画の方はどんなだろうと興味が増しました。本を読み終わった翌日、さっそく映画の視聴を開始しました。この映画、結構大胆に原作をカットしたり作り変えたりしていますね、カットした部分や作り変えたところが、本当にそれでよかったのかは若干気になるところはありますが、約2時間の上映時間にこの複雑な話を詰め込むにはある程度しかたないとも思います。生まれ変わりの回数も1回少なくなっていますし、出演者の行動も変わっちゃっているので、もはや別の話(?)的な感じにもなってきますが、原作に流れるテーマはしっかりと残っていました。ネットでのレビューを見ると批判的なものも多いようですが、私はこれはこれでアリだと思います。限られた時間で複雑な話を分かりやすく語る一つの方法でしょうね。月の満ち欠け 通常盤DVD [ 大泉洋 ]クセの強い作品なので意見は分かれると思いますが、私としては小説も映画も十分に楽しめました。
2024.06.09
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私が20代の頃から観続けてきた、大好きな大好きなマッドマックス・シリーズの最新作「マッドマックス:フュリオサ」を、公開開始からちょうど1週間目にあたる昨日、近くの映画館で観てきました。待ちに待ったマッドマックスの続編です、と思ったら前作「怒りのデスロード」の前日譚でした。公開が発表された時から首を長くして今か今かと待っていました。前作が完璧な出来だっただけに期待値も爆上がりしています。さて、今回の作品はどうだったのでしょう。結論からいうと、とても良い出来で2時間半という長丁場も全く長さを感じさせないスピード感でスクリーンから目を離せませんでした。他のアクション映画にはない唯一無二の世界観でマッドマックス・ワールドに誘ってくれます。それだけでファンは満足ですね。前作が上映時間の90%がカーアクション・シーンだと言われていましたが、今回の作品はちょっと控えめの30%程度かなという感じです。それだけにフュリオサの幼少期から成長する過程も描かれていますし、前作で描かれなかった「ガスタウン」や「弾薬畑」「緑の地」なども描かれていて「怒りのデスロード」の背景が良くわかるようになっていました。セリフも前作より多めで、すこし説明的になりすぎているきらいがありました。又、イモータン・ジョーがおとなしすぎて怖くなかったことや、イモータンジョー軍団と新キャラのディメンタス軍団の戦闘シーンが描かれていなくて、時間の関係でカットされたのだろうなと思いつつ残念な感じでした。そして突然現れる謎のキャラクターなどもあり説明不足感も感じました。しかし、さすがにカーアクションのシーンは最高です。前作を上回るとまではいきませんが、新しい試みもいくつかありハンパない迫力で魅了してくれます。80歳間近のジョージ・ミラー監督のパワーとこだわりには頭が下がります。最終的な私の評価としては、神映画の「怒りのデスロード」以上のものではありませんが、アクション映画の標準は楽々と超えたお勧めの映画です。アメリカでは興行収入が伸び悩んでいて次回作の制作が危ぶまれているそうですが、元々マッドマックスはマニア向けカルトムービー的な位置で万民受けする作品ではないので前作が異常な評価だったのではと思います(アカデミー賞受賞なんて意外過ぎて笑ってしまいました)。しかし、マッドマックスの次回作がないのは寂しいので、みんなで映画館に観に行きましょう!
2024.06.07
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今年の2月から4月まで、全10回のシリーズとして毎週日曜日の夜 NHKBS で放送されていた「舟を編む ~ 私、辞書つくります」を全話録画してあって今まで観れていなかったのですが、やっと観ることができました。三浦しおんさんの小説「舟を編む」も、松田龍平さん主演の映画も、テレビで放送されたアニメ版も全て観ていますので、今回のドラマも大変楽しみにしていました。今回のドラマは、今までの作品とちょっと違っていて、馬締光也(まじめみつや)さんが主人公ではありません、今までの作品では後半部分に脇役として出てくる岸部みどりさんが主人公でした。なので、物語は馬締さんが辞書編集部に入ってから13年経過した所から始まります。馬締さんは主任になっていてファッション誌から異動になった岸部さんを迎えます。今までと違った視点からの作品で「舟を読む」を知っている人にも楽しめる作品になっていました。いきなり場違いな職場に転籍した岸部さんの悩みと成長を見守るすっかり大人になった馬締さんや辞書編集部の仲間の暖かくて楽しいお話でした。ストーリーもとても前向きで元気が出る内容でしたし、辞書作りの細かさや魅力がとても良くわかる構成になっています。バックに流れる優しい音楽も素敵ですし出演者の演技もとっても素晴らしいと思いました。特に馬締さんを演じた RADWINPS の野田洋次郎さんはミュージシャンとは思えない演技力で驚きましたし、岸部さんを演じた池田エライザさんもとってもかわいくて素直で元気で役にピッタリでした。私にとっては、ほぼ完璧なドラマで全10話を一気観してしまいました。舟を編む ~私、辞書つくります~ [ 池田エライザ ]全部見た後、舟読むロスを感じてしまいましたので、hulu で映画版とアニメ版も再鑑賞しました。やっぱり、原作のお話もいいですね。今日はこれから、小説の方の「舟を編む」を読んでみようと思います。舟を編む [ 三浦しをん ]
2024.06.04
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