かかかノの家　こおしんのブログ

このストーリーの時系列はＧ２０実装当時のものです。
また、このシリーズの更新感覚は不定期となりますのでご了承ください。

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今までのお話
神の騎士団 1章1話 新たなる光
神の騎士団 1章2話 謎の女騎士
神の騎士団 1章3話 奴は
神の騎士団 1章4話 先覚者
神の騎士団 1章5話 入団
神の騎士団 1章6話 噂を辿って
神の騎士団 1章7話 真実と嘘
神の騎士団 1章8話 繰り返される戦闘
神の騎士団 1章9話 狙われたクイーン

神の騎士団 2章1話 墓場
神の騎士団 2章2話 黒い使徒
神の騎士団 2章3話 アヴァロンゲート
神の騎士団 2章4話 ピーネとカーズウィン
神の騎士団 2章5話 白き乙女達の共鳴
神の騎士団 2章6話 裏切り者
神の騎士団 2章7話 使徒化

前回(2章7話)のあらすじ
先覚者達が騎士団の遺跡を見つけられた理由、
そればブラックウィザードのブラック労働によるものだった。

また、以前からたまに 酷く体調の悪そうな様子を見せるピーネだったが、
ある日限界を迎えたかのようにどこかに立ち去ってしまう。

行方不明の彼女を発見したカーズウィンとコオシンだが、なんと彼女は使徒へと変貌し始めてしまう。
カーズウィンにもどうすることも出来ない中、異世界の神の力を使ってでもピーネを助けることを決意するコオシン。

フ・ライン・グ・ ハーゲの神の力を使いピーネを助け出したコオシンだが、
カーズウィンに異世界の神の力を使ったことを目撃され、その正体を問いただされてしまう・・・

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お前が使ったその力、明らかに俺たち騎士団の神聖力とは異なるものだ。
かといって先覚者たちから感じる神聖力とも違う。

もう一度聞くぞ。
お前はいったい何者だ？
どうやってその力を手に入れた。




・・・

・・・

・・・

どうにか誤魔化したいとこだけど・・・
どう誤魔化そうにも、もう無理があるよね。
正直に言うよ。




僕の使う神聖力は、 異界の神「フ・ライン・グ・ ハーゲ」 から与えられたものなんだ。
つまり君たち騎士団からすれば、あの先覚者達と同じだね・・・




・・・・・・。




神々との戦いの中でフ・ライン・グ・ ハーゲのほうから接触してきてね、
その時にこの力を手に入れたんだ。

ただできれば信じてほしいのは、
フ・ライン・グ・ ハーゲにこの世界を侵略するような目的はない ってこと。

もしかしたらフ・ライン・グ・ ハーゲが嘘をついている可能性もあるけど、
少なくとも先覚者達がやってるような この世界に危害を及ぼすような指示を受けたことはない。

ただあの神は、この世界のことを知りたいだけ。
この世界の神々同士の争いによって、ハーゲのいる世界の秩序まで乱されてしまわないかをね。


ま、正直 この話を騎士団に信じてもらえるとは思ってないよ。
だからこそ今まで騎士団には正体がバレないようにしてきたわけだし。

僕の神聖力が異質なものだとバレないように、さっきピーネにも使ったウスーゲの力で自分が放つ神聖力も抑えていたしね。




・・・
・・・
・・・
正体がバレたら騎士団に先覚者として狙われる。
そのことをわかっててなぜ、ピーネを救けた？




さっきも言ったでしょ。
ピーネが使徒化したら、ピーネと仲が良いアヴェリンやカーズウィンも彼女を討伐しなきゃいけなくなるじゃん。
そんなの見てられないよ。

まぁ、自分が騎士団に狙われたら家族にも迷惑かかるだろうから、さすがにちょっと迷ったけどね。




・・・
・・・
・・・
コオシン。

自分が危険な立場になるとわかっていても、それでも誰かを救ける。
俺はお前のような奴が、なによりも信用できる。

安心しろ。
お前の正体は 他のメンバーには話さない。


ﾃｨﾛﾘﾛﾘﾝ♪ ♥好感度が更新されました♥

名前	好感度増減	現在の累計
アルター		+108
アヴェリン		+17
トルヴィッシュ		+8
ピーネ		+71
カーズウィン	+71	+50

（！！！？
めちゃくちゃ好感度上がった・・・？）

・・・

・・・

・・・


（戦闘モード解除！）

有難う。カーズウィン。




いや、礼を言われるようなことじゃない。
むしろ・・・
・・・
・・・
コオシン、ピーネを救ってくれて、
あ・・・
・・・
・・・
・・・




・・・
・・・


うん。
どういたしまして。

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ん・・・ここは・・・

あれ・・・？
あたしは・・・。




お、良かったピーネちゃん。
目が覚めたか♪




・・・・・・。




あれ？ カーズウィン？
それにコオシンさん？

なんであたし・・・
あたし・・・使徒になったはずじゃ・・・。




それならもう心配ない。
そこの男のお陰でな。




え！ そんな・・・。
いったいどうやって！！？

今まで何を試しても、どれだけ方法を調べても駄目だったのに・・・。




・・・・・・いや～なんというか・・・
ハハハ・・・




ピーネ、 なんでお前が無事なのか。
どんな方法を使ったのか。
それは話せない。

お前はもう大丈夫なんだ。
それでいいだろ。




・・・
・・・そっか。

カーズウィンがそう言うってことは、きっと話せない大事な理由があるんだね。
わかった。




コオシンさん、それにカーズウィン。
本当に有難う。


ﾃｨﾛﾘﾛﾘﾝ♪ ♥好感度が更新されました♥

名前	好感度増減	現在の累計
アルター		+108
アヴェリン		+17
トルヴィッシュ		+8
ピーネ	+30	+101
カーズウィン		+50

俺は別に。
全てコオシンが解決したんだ。
俺に礼はいい。




いやいや、そんな事ないでしょ♪
（実際カーズウィンがピーネを見つけてくれてなかったら間に合わなかっただろうし。）




・・・
でもピーネ、 騎士団の君がなんで先覚者になりかけてたの？

こっちも話してないことあるから無理には聞かないけど・・・よければ話してくれない？




・・・・・・。




・・・・・・そうですね。
２人には話しておくべきかもしれません・・・。




それからです・・・。
変な声が聞こえてくるようになったのは・・・。

どうして両親を死なせたのかって・・・。
どうしてあたしが死ななかったのかって・・・。

その謎の声は・・・。
いつもあたしを責めました。
朝も、昼も、夜も。ずっと、ずっと・・・。

ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと
ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと・・・！




本当はあたしに騎士団でいる資格なんて無いんです！！
相応しくない・・・ッ！
自分のために、お父さんとお母さんを殺したあたしに！！！！

あたしは自分の過ちを赦してほしくて、毎日毎日アートンシミニ様に祈りました。
アートンシミニ様の啓示を受けてアルバン騎士団の一員になれたときは、全ての過ちを赦してもらえたような気がしたんです・・・。

でもそんなことない！！！
あたしの神聖力は汚れたままで！不完全で！！
みんなみたいになれるように人一倍頑張れば、いつかあたしも仲間たちみたいに一人前になれると思ってたけど、あたしは・・・ッ、 あの時死ねば

はーい、ピーネお嬢ちゃん。
ちょっとストップストップ。




！！！？




あのね。あのさ。ピーネちゃん。

ピーネちゃんは、もし自分と同じように異端者に騙されて親を死なせちゃった子がいたら、その子を責めるの？




・・・ッッ!!
そんなわけ・・・！
その子は何も悪くないじゃ ・・・・・・。




だよね。
じゃあピーネちゃんも悪くないじゃん。

ずっと誰かに話したかったんだよね。
ならいくらでも聞くよ。カーズウィンでも僕でもアヴェリンにでもいいし。

でも、 騎士団の資格がないとか 相応しくないとか言っちゃ駄目。
ピーネちゃんと同じような子を増やさないためにも、また頑張ろうよ。みんなと。




・・・・・・。




・・・ピーネ、
騎士団は みんなお前が必要なんだ。

エイレル組のメンバーも、
他の組のメンバーも・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
俺も、お前が必要だ。

お前の過去になにがあろうが、異質な神聖力に侵されていようが、そんなの最初からどうでもいい。気にしねえよ。
俺は、お前がいないと駄目なんだ。




・・・
うん・・・。




（ヒュゥ～♪
カーズウィンも言うね♪）




それにさ！
異質な神聖力はもう完全に消えたじゃん！
ってことはアートンシミニ様も完全に赦してくれたってことなんじゃない？♪




え、でもそれはコオシンさんがどうにかしてくれたんですよね？

そんなふうに考えてもいいんでしょうか・・・？




いいのいいの！
そんぐらい気楽に適当に考えとけば！




・・・ﾌｯ、
この適当な男が言うと説得力が違うよな。




アハハ、カーズウィンが冗談言うなんて珍しい。




本当に・・・本当に有難う。２人とも。


ﾃｨﾛﾘﾛﾘﾝ♪ ♥好感度が更新されました♥

名前	好感度増減	現在の累計
アルター		+108
アヴェリン		+17
トルヴィッシュ		+8
ピーネ	+20	+121
カーズウィン	+30	+80

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その後…
温泉地帯に戻る途中


いやー、しかし本当に良かった♪

ピーネちゃんが体調悪そうだった問題も解決したし、
内通者の心配も無さそうだし、
これであとは先覚者達が祭壇を見つけるのを阻止するだけだね！




・・・
・・・
・・・。
いや、まだ内通者の可能性は残っているぞ。

ブラックウィザード、多分あいつは嘘をついてる。




！！？

【コオシン】
な・・・なんだってぇぇぇーーー！！！

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続く…

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