曹操閣下の食卓

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曹操閣下の食卓

曹操閣下の食卓

2007.09.27
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テーマ: お勧めの本(8163)
カテゴリ: 芸術
    □謹告□

 内容はほとんど新説ばかりという、三国志ファン、特に魏ファンの皆さん待望の孟徳・曹操の少年時代から董卓の乱まで、波乱の前半生に焦点を当てた前代未聞の歴史論考です。
 ここでは正史記述から、今回の出版では活字にできない細かい時代考証や解釈論などを連載しています。


曹操2.jpg

作画・Ms.KANZAKI


■第3回■

    ★カンザキさんの描画の魅力★

 簡単に紹介すると、カンザキさんは山陽・瀬戸内の在住の女性で、私は実際に会ったことはないのである。
 私のほうで「東京に来たときは」と声をかけることはあっても、彼女は大阪のコミケの集まりや関西の小旅行を楽しんでいるので、なかなか来てくれない(笑。
 そうこうするうちに、彼女にもラブラブの婚約者ができたそうだ。

 さて、朝日文庫の装丁で、孫武と曹操の肖像を描いてもらったが、この美しい画像が多くの人々の注目を集めたことは多くのデータが証明している。

 この表紙で、私が注文したのは、孫武と曹操の若々しさの強調。
 孫武が呉王の宮廷で、自説の兵法を解説し、それが筆記編集されたのが、今日の【孫子兵法】のオリジナル・テキストになると推定されるのだが、どう計算しても孫武は当時、30そこそこの青年だった。
 曹操が孫子兵法に自分の評註をつけはじめたのも、30代のあたり。


 今回のイラストでは、曹操の正夫人となる卞(ベン)后を3回、描いてもらった。

 「ベンちゃんを書いてください」ということで、髪飾りに曹操がプレゼントしたであろう梨花のデザイン。

 衣装もちょっと苦労した。

 「雷紋で」と頼んだが、
 カンザキさん「?」
 それで画像ファイルを送ると
 「ラーメン模様ですね」

 腕輪はやはり後漢時代の踊り子の壁画や陶俑を参考にした。

 ベンちゃんは洛陽一の踊り子で、いわば人気絶頂時代のスピードやモーニング娘のリーダーみたいな少女スターだったのだ。

 しかし、曹操は貴族であり、官位もあり、宮廷に出仕している官吏だったが、彼女は家柄としては平民より蔑視された定住地を持たない流民(住所不定の人々)である。

 それでも、二人は身分や世の中のしきたりを超えて結ばれた。卞夫人が正式に正夫人として立てられたのは建安年間、つまり息子の曹ヒが成人してからである。



 私はこう表現した。



 イラストもすごく魅力的に仕上がった。

曹操2c.jpg






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Last updated  2007.10.01 22:58:03


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