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7月12日(火) シルクロードの旅 12日目 その2
午後1時、神秘な大峡谷を後にして、車は、走ります。
朝、パン2切れしか食べてないので、腹が減って仕方ありません。
謝ガイドさんに、1時間我慢して下さい、と言われました。
こんな道を、1時間走っても、まだ、昼食になりません。
14時10分、ようやく、食堂らしき所に着きました。
アジアの星一番は、ウイグル料理の、ウプッケエースイプなるものを
食べたいと思って、ガイドさんに、写真を見せると、もう別のを注文した、
と、言います。
ラグメンと、言う、これも、ウイグル料理だそうです。
麺が出て来ました。
この麺は、拉面みたいですが、薄い塩味がします。
これを、このまま食べるのか? ほんとかよ! いくら薄味好きでも、
これでは、薄味過ぎじゃ、と、待っていると、これも出て来ました。
麺の上にかけて、食べるようです。皆さんの真似をして、かけて見ました。
味は、ちょっと異なりますが、スパゲッティのようですね。ラグメンを、
中国語でどう書くのか、聞くと拌面と言います。これなら、いつも学校の
食堂で食べている、涼拌面の、涼がないのと同じです。
謝ガイドさん、「加面? 加面?」、と聞いてきます。
始めは、分かりませんでしたが、追加の面は、いるか? と聞かれたのですね。
腹減った! と、何回も言っていたので、気を利かしてくれたのです。
勿論、追加を貰いました。 あー、腹一杯だ! 幸せー!
食堂から、30分で、石窟に到着しました。
この石窟の名前は、「キジル石窟」です。
この辺りには、他にも石窟がありますが、ここクチャの町は、インドからの
仏教が、東進した重要な足跡を示しているそうです。
亀茲国は、前漢時代に始まったオアシス都市国家で、10世紀頃まで、
繁栄したそうです。ここの石窟、3世紀頃には、仏教が当地に伝わった事を
教えてくれます。
それで、「キジル石窟」、と名付けられているのですね。
この人は、有名な人らしいですが、名前は分かりませんでした。
この遺跡、残念ながら、写真を撮らせてくれません。
入り口で、全ての、荷物を預けねばなりません。
因みに、ここは、紀元3世紀から11世紀の間に作られ、洞窟は、
236箇所もあります。この内、76箇所の保存状況が良いとのことであります。
我々は、鍵が掛けられた、洞窟の6箇所を見せて貰いました。
仏教の歴史とか、壁画とかに、興味がある人には、堪えられない
魅力でしょうが、それほど、興味を惹かない、アジアの星一番には、
「あぁ、こんなもんか。」、と思う程度のものでありました。
「キジル石窟」、は、中国4大石窟に数えられているそうですが、
インドの、エローラ、アウランガーバードの、石窟に比べると、規模とか、
保存内容も含めて、劣りますね。
たぶん、仏教伝来の、歴史を知るには、重要なのでしょう。
ガイドさんの、謝さんと、ウルムチから来た、カップルさんです。
この謝さん、内モンゴル出身だそうですが、高中から、ここクチャに来たと
言ってました。高中ですから、15歳の時、高校入学と同時に来たのですね。
一人で来て、その後、8年ここで生活しているそうです。
来年、結婚するので、内モンゴルには帰らず、クチャで一生を
過ごす事になるだろうと言ってました。
この話、全て、中国語で、会話したものです。
アジアの星一番の中国語力、仲々、大したものではありませんか?
英語を話す青年、自分で、「マイケル」と呼んでくれ、と言いました。
彼は、ウルムチから、夜行バスで、今朝、クチャに到着し、このツアーに
参加しました。
そして、今夜、又、0時発の、夜行列車で、カシュガルへ向かいます。
なんと、夜行で来て、観光して、夜行で出発、1泊もしません。
やりますなー! 真のバックパッカー!
それで、ツアーから帰ったら、シャワーを使わせてくれと頼まれました。
出来れば、断りたいですが、断る口実もないので、明日の朝は、早いから、と
いつまでも、居座られないよう、釘を刺して、一緒に帰りました。
かれは、ホテルへ帰る途中、スイカを、3元で、1ケ買いました。
どうするのかなー、と思っていたら、僕の部屋に入るなり、スイカを
切ります。
食え、と言うのです。
昼食が、午後2時で、シャワーを浴びたら、夕食を食べに行くので、
食べられないと、言っても、味を見ろと言います。
せっかくの好意なので、少し、ご馳走になる事にしました。
そしたら、すごく、甘くておいしかったので、2キレも食べてしまいました。
二人で、すいか半分食べてしまったのです。
それは、良いのですが、中国人、床が汚れても、お構いなしです。
わたくしの部屋の床が、スイカの汁と、種で、ビショビショです。
これには、困ったものです。
マイケルがシャワーを浴びている時、僕はネット。そして、洗濯した時に
干せるよう、室内に紐を張りました。
シャワーを浴びた、マイケル、この紐をみて、洗濯紐使いたい、洗濯したいと
言い出します。断る理由無いので、OKを出しました。
マイケル、シャワーは浴びるは、スイカは食うは、こぼすは、洗濯するは、
やりたい放題で、僕がシャワーを浴びているときには、ベッドで寝てました。
このやろう! と、叩き起こして、夕食へ出撃。
美食文化祭りをやってました。
マイケル、途中、道が分からなくなり、何度も聞きながら、辿り着いたのです。
大混雑です。
色んな国や、中国の色んな地域の食事が、準備されていました。
タイの屋台も出ています。
タイの料理、こりゃー、さそりですぞ!
何かの、さなぎも売っていました。
これも、さそりでしょう。クワガタムシかと思いました。
さすがに、これらを、食べる気はしないので、別の屋台を見学です。
ナンは、どこでも売ってますね。
これは、何でしょうか? 氷砂糖ですね。
ハエが、ぶんぶん飛び回り、氷砂糖に集っているので、これも、
食べるのは、止めました。
鳥の串揚げ、トッポッキと、マイケルの買った、ケーキをつまみに、
ビールです。ケーキがつまみになりましょうか?
マイケルが、こんな物を買って来ました。 小さいアヒルですか?
小さいチキンですか?
いや、これは、ハトだそうです。
食べている途中に、教えられました。初めて食べましたよ、ハト。
平和の使いハトを、食べてしまって良いものでしょうか?
と、言っても、もう食べてしまいました。
飲んで、食べて、夜も10時です。
夜の10時でも、まだ明るいので、調子狂いそうになりますね。
ホテルへの、帰り道、公園です。どこでも、市内に広い公園を
持っています。さすが、中国。
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