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2026.09.22
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カテゴリ: ブックレビュー
なぜ、一文を短くするのか、ということですが、それは主語と述語の距離が離れてしまい、その距離が離れれば離れるほど、理解がしづらくなってしまう、というのがあります。
それだけでなく、一文が長くなればなるほど、主語と述語のねじれというものが生じやすい、ということもあったりします。
文の始めに主語がでてくるのですが、非常に長くなってしまった文章の述語が、主語とあっていない、ということが起こってしまうのです。
ここでとりあげられた文を取り上げてみると、

今回の新しいプロジェクトは、市場の動向や競合他社の動きも踏まえつつ、我々の部署が長年培ってきた技術力を最大限に活かしながら、会社全体の売り上げ目標を達成するためにも、絶対に成功させなければならないと考えています

なのですが、この文章の主語は、
プロジェクトは
となっており、述語は、
考えています
となっております。
プロジェクトというものは物なのですが、それが人間の行動をとる、というのは、おかしいものとなってしまいます。
正しいものとして、

今回の新しいプロジェクトは、絶対に成功させなければなりません。なぜなら、このプロジェクトは、会社の売り上げ目標を達成するための鍵だからです。そして私は、我々の部署が持つ技術力があれば、必ず成功できると考えています。


本来の「プロジェクト」にたいする述語としては、「成功させなければなりません」としたほうがいいですし、先述の述語として「考えています」を活かすのであれば、それ相当の主語をこさえる必要がある、ということになるのでしょう。

犬塚荘志(いぬつか・まさし)著「『説明』がうまい人がいつも頭においていること」サンマーク出版刊 2026年





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最終更新日  2026.09.22 01:57:55
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