私は数字の細かい分析等が苦手で、会計士のときは本当に苦労した。何で他の人は楽々こなしているのに自分はこんなに苦痛に思うんだろう、どうして人並みにできないんだろう、とコンプレックスの固まりになっていた。でも、私には私の強み、得意分野があって、それを活かせる仕事につけばいいんだ、ということがわかってから、気持ちが楽になってきた。自分に迷いが生じると、いつもPeter Druckerの言葉に立ち返る。Concentrate on your strength。人は全て、得意なことと苦手なことがある。苦手な分野を伸ばすのは相当な労力を要するし、それだけの労力を費やしたとしても、その分野が好きで、得意として活躍している人には到底かなわない。それよりは、自分の好きな分野、得意分野を見極め、それに注力すること。「好きこそものの上手なれ」というが、もともと好きなことというのは労力を費やしても辛いと思わないし、上達も早い。苦手な分野はそれを得意としている人とパートナーシップを組めばいいわけであり、自分は自分の得意分野を伸ばしていき、「その道の専門家」になりたいと思っている。