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2008.09.09
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カテゴリ: 日本映画
JOHNEN 定の愛

108min(ビデオ作品?、日本語)
(桜坂劇場 ホールCにて)

johnen0.jpg

この映画は、いったい誰に、どういう風に観てもらいたかったのだろう?。杉本彩の演技は光っていたし、モデル役をしていた名前を知らない女優さんもなかなか良かったけれど、それを除けば駄作、監督の一種の自己満足以外の何ものでもないと感じた。フランスの女性監督カトリーヌ・ブレイヤが批判する意味でのポルノに対する批判は、理性的にはボクにもあるけれど、ポルノならポルノであるなら良い。しかし108分間見ていて正直、自分の男の下半身が刺激されることは一度もなかった。

johnen1.jpg

たとえば音楽でも、テルミンだとかアフリカの民族楽器等ちょっと変わった機材を使ったり、日本の伝統楽器の音をエフェクターで加工してみたり、あるいはノイズを流してみたり、その気になって偉そうなことをやっているつもりになっている連中と、それをさも有り難げに聴いて自分も解ったつもりになり、偉くなったつもりになっている聴衆という需要と供給の現象がある。もちろん本当に優れたものもあるけれど、大多数はエセ芸術の発信と受信でしかない。それに似ていて、ちょっと前衛的風であったり、寺山修司的であったり、そんな雰囲気はあるけれど、根底に何の哲学もない。いやあるのかも知れないけれど、あまりにも稚拙で幼稚な哲学をもてあそんでいるに過ぎない。もともと満席になることなどほとんどない桜坂劇場。自分の行った日時のせいもあって観客は20名ほどだった。最前列に座る自分だから後ろの客席は見えはしないが、始まって20~30分ぐらいから席を立って出て行く人の気配を感じた。終わってみるとやはり7~8名ほど観客は減っていた。あえて採点するなら杉本等の演技をのぞけば100点満点で10点か15点。役者の演技等を加味して、総合30点といったところだろうか。

johnen2.jpg

自分で書く気もおこらないので、ストーリーをチラシから引用しておこう。

カメラマンのイシダ(中山一也)は、海岸でヌードモデルの撮影中、金髪の謎の老紳士オオミヤ(内田裕也)に出会い、その妻サダ(杉本彩)の狂おしくも妖しい美しさに心奪われてしまう。「やっと逢えたのね、吉蔵さん・・・」。燃えるような緋色の長襦袢に、したたる漆黒の洗い髪で恨みがましく見つめるサダ。その視線に射すくめられたイシダは、オオミヤに頼まれたサダの撮影すら忘れて、彼女の開いた下肢の間に倒れこんでいく。激しく貪りあうサダとイシダ、二人の愛の情念。それはやがて時空を超え、二二六事件で世間が騒然としている昭和初期の東京へと向う。

johnen3.jpg




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Last updated  2008.09.10 02:05:35
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