瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内シーカヤック日記

November 25, 2005
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小豆島から出発した、第3次瀬戸内カヤック横断隊の3日目。 明日から仕事が待っている私は、今日の途中で離隊する予定。

瀬戸内海の分水嶺を越えたため、今日から午前中は逆潮となる。 そのため、因島と向島との間の瀬戸が最初の難所であり、少しでも余裕を持とうということで、今朝は6時30分出発の予定。

いつもより30分ほど早い4時半に起床し、日課となった片付けと着替え、朝食を済ませて、これまた毎朝日課となっている、出発前のミーティングだ。

今日は、村上さんの所のお客さんであるKさんが、途中までの見送りという事で、まだ暗いうちから仙酔島の浜に来られていた。
久し振りなので挨拶を交わし、近況を交換する。

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今日の予定を確認すると、阿伏兔観音を経て、田島の南岸を進み、横島と田島の間を北上したあと、向島へ向かう。
そこから、因島大橋の下をくぐり、向島側に沿って岩しじま、佐木島、生口島、大三島と進む予定だ。

その予定を聞き、一番地方(本土)からアクセスしやすい、向島と岩子島の間の小さな浜を、今日の私のゴールとする事とした。

***


まだ早いため、たいして潮の影響も無く、朝焼けの中を順調に漕ぎ進む。

阿伏兔観音が近づいた頃、一緒に漕いでいた見送り隊のKさんがGPSを持っていたので(小豆島から出発した隊員は、だれもGPSを持っていないのだ)、今どれくらいのスピードですか? と聞くと、『8km/hくらいです』との答え。

そうか。 道理で、いつもマジに漕がないとついて行けない訳だ。
荷物満載のカヤックで、時速8kmで日の出から夕方まで一日中漕ぎ続けるこの横断隊。 いやはや...

***

田島、横島、百島と順調に進む。 昨日サポートを受けていたMさんも、遅れながらもなんとか付いてきている。 向島の観音崎の近くの小さな浜に上陸して、10分程度、女性メンバーのためのレストタイム。

この浜では、最後の難関越えに備えた行動食として、バナナにコンデンスミルクを付けて胃に収める。 普段ならぜったいにこんな甘いものは受け付けないのだが、この時ばかりは、体が欲しているのが実感できるのだ。

再び出発し、観音崎を越えても、あまり強い流れは感じられない。
これは何ともないのか? とみんなが思っていた所、因島大橋の下では、やはり逆潮が待ち受けていた。

1487

岸沿いのエディーを利用して少し遡り、本流とエディとの境目を漕ぎ上がっていた所、潮に流されたMさんが、私のフネの横っ腹に向かって突進してきた...

あー、来ないでくれー!!!!


ホッと、胸をなでおろす。

その後は、橋の下の逆潮を気合いを入れて漕ぎ上がり、向島と岩子島との間のブイの所で、みんなとお別れの挨拶を交わす。
ここでは、腰を痛めたTさんも一緒に上がる事となり、みんなを見送ったあと、上陸地点へと向かった。

***

小豆島から尾道まで、3日間で約110km。 今年も部分参加ではあったが、学ぶ事、考えさせられることの多い、充実した毎日であった。



3年前にこの瀬戸内カヤック横断隊が始まった事で、瀬戸内のシーカヤッカーのメンタリティやモチベーションが高まりネットワークが強くなっている。 それに加えて、海沿いに住む人々のシーカヤックや海への理解が深まっている事も感じられる。

横断隊に参加する事で、瀬戸内の海洋文化の未来につながるうねりが、少しづつではあるが、確実に成長していることを実感している。










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Last updated  November 25, 2005 08:13:28 PM
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