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昨日から一気に蒸し暑くなりましたので、今年はじめて冷房、といっても、ドライモード(弱冷房)を入れました。設定は29℃で、昨日から入れっぱなしです。なお、今までの真夏もずっとこの設定で、これがちょうど良い感じです。今日、午前中の外と室内の温度と相対湿度です。左:室外、右:室内午前中で30℃を超えていますので、今日はもう少し上がりそうです。なんだ湿度下がっていないじゃないかと思う人がいるかもしれませんが、湿度計の湿度は、温度に大きく左右される相対湿度です。この温度と相対湿度から「空気線図計算表」というフリーソフトで、重量絶対湿度(空気の重さに対する水蒸気の重さ)を計算してみますと次のとおりです。【室外】重量絶対湿度:0.0175kg/kgD.A不快指数:81.2【室内】重量絶対湿度:0.0138kg/kgD.A不快指数:75.4このように水蒸気の量は、ずっと下がっているのが分かります。ちなみに、不快指数が77を超えると半数の人が不快に感じるそうです。省エネやCO2削減のため、「冷房温度は28℃に」というのがありますが、28℃相対湿度が60%以上で、不快指数は77以上に達します。湿度が人の感じる暑さに大きく関係しますから、温度だけで「冷房温度は28℃に」というのはナンセンスで、暑くないを全く実感出来ず、これでは守られないでしょう。温度はそれほどではないけれど、高湿度でかなり蒸し暑かった昨日、学校ではエアコンを28℃の設定温度で入れたけど、窓を開けたほうが涼しかったので、結局エアコンを止めたそうです。省エネ冷房の設定値を決めるなら、「不快指数を74~77に」とすべきで、不快指数を表示出来る温湿度計や不快指数制御のエアコンが必要ではないでしょうか。
Jul 5, 2008
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