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サッカー元日本代表MF、あの小野伸二が再びヨーロッパにやってくる。フェイエノールト(オランダ)を2005―06シーズン途中に退団し、サッカーのJリーグ1部(J1)浦和に移籍したが、昨年後半はけがで試合への出場機会もなかった。フェイエノールト時代には、俺も2度ほどゲームを見にいったが、会場ではオランダ人から俺も「オーノ。オーノ」と声をかけられた。小野選手の当時の活躍もすごく、オランダ人からも高い評価を受けていた。人柄も気さくで、オランダ在住日本人とも気軽に話をしていた。そして、再度ヨーロッパのチームへの移籍の機会がやってきた。1月初めにドイツ1部リーグのボーフムBochumの練習に参加したが、左足首のけがの影響で契約には至らなかった。このときヨーロッパ復帰の機会はなくなったかと思ったが、その後の治療と調整で回復し再度のチエックの結果、ボーフムへの正式に入団が決まった。ボーフムの町は日本人が多く住むドイツ西のデユッセルドルフの町から北東の40~50km位離れたところだろうか。ということで、今やデユッセルドルフの日本人コミュニテイでは大騒ぎ、大喜び。住まいも日本人に便利なデユッセルドルフにするのだろう。楽しみが増えた。
Jan 31, 2008
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大阪国際女子マラソンでマーラ・ヤマウチ選手が優勝し、福士選手が30kmから失速し敗北した27日、アメリカボストンでは室内国際陸上が行われていた。女子2マイルでは、大阪の世界陸上女子5千m優勝、インドア女子3千m世界記録8分23秒72・アウトドア女子2マイル世界最高を持つデフアーMeseret Defar選手が、9分10秒50の世界最高で優勝し、相変わらずの強さを示した。途中通過ラップタイムは、千m2分53秒、2千m5分44秒、3千m8分35秒だった。これでも、レース後のインタビューでデフアー選手は「今日は100%の力で走っていなかった」と述べている。そして、もうひとりの注目のデイババTirunesh Dibaba選手は、女子3千mに妹と出場し、8分33秒38と、デフアー選手の3千m通過タイムよりわずかに2秒速いだけの、不満足な記録で優勝した。デイババ選手によると、「大阪の世界陸上1万m優勝での筋肉ケイレンが再発し、その後3ヶ月間回復に努めたが、完調ではない。これは重大だ。多くの医者に診てもらったが、何でもないと言われるだけだ。」2人の北京オリンピックの活躍に期待しているが、デイババ選手のコメントは心配だ。今後の動向を見守りたい。
Jan 29, 2008
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やはり、マラソンは甘くはなかった。レース前の福士選手の記者会見で練習内容が披露されたが、その内容はマラソン選手とはほど遠いものだった。長距離走は20~22km、最長距離は徳之島合宿で“尚子ロード”を走った32キロだった。練習メニューだけでなく、約1カ月間という準備期間も常識外れ。それでも、3千・5千m、ハーフマラソンの日本記録を持つ福士選手に、我々は不安感を拭いきれないながらも、大きな期待を持った。しかし、甘くはなかった。ヘナチョコジョガーの俺も、マラソン前の練習では20km位までしか走らないで、レースに出る。そして、いつも30kmは過ぎは、ヨタヨタだ。20km付近はものすごく快調に走っていても、「これはいけそうだ」と若干のスピードアップをしようものなら、その後はとんでもない目に遭う。視線は自分の足の前の道路だけを見つめ、ただ進むだけだ。ジグザグ走行だ。でもでも、福士選手に拍手。よくやった。最初に1人で飛び出した勇気、前半の走り。そして、あの状態での完走は素晴らしい。福士選手にとって、”集団で控えて35km過ぎに飛び出し、25分台で優勝は”自分のレースではないし、望みではないであろう。まだまだ若い。失敗は成功の基。今後の福士選手の活躍に”乾杯”。
Jan 27, 2008
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昨年末、日本を代表する世界のグローバル企業で働くTさんが日本へ帰国することになり、一緒に飲んだ。その時、退社して北海道で全く別の職を探すと言った。俺も転職組みだが、その時世界の大企業を辞めることはないだろうと思った。そして、近況報告のメールが来た。ニセコで外資系の会社に入社することになったとのこと。アムステルダム時代以上に英語を使うようだ。給料は下がるが、北海道の大自然と向き合い、好きなスキーをやり、自分の悔いのない人生を送るのだろう。「おめでとう。頑張れ!」と心から言いたい。彼もランナーだ。
Jan 27, 2008
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長ーい1週間の仕事が終わり、アフター5は会社の仲間たちと「カジノCasinoナイト」だ。トラムに乗って、アムステルダムAmsterdamライツエプレインLeidzePleinへ行き、まずバーでビールを飲み、のどを潤す。その後、俺の好きなスペインレストランでタパスを沢山頼んで、サングリアSangriaを飲み、近くのホーランドカジノHollandCasinoへ行った。オランダではカジノにはほとんど行かない。久しぶりだ。とても勝てそうな気がしないので、あまり気が乗らないが、今日は仲間と一緒なので、楽しもうということで参加した。しかし、やっぱりだめだ。ルーレットでお金が飛んで行った。敗北したところで、脇から観戦。あるとても金持ちに見えそうもない普通の人が500ユーロ札を出し、チップに代え1回で全部かけた。俺には大勝負に見える。他人事ながら心配になる。俺の心配どおり、玉がかけた場所とは全く異なるところに停まり、デイーラーは笑みを浮かべてその人がかけたすべてのチップを集めていた。カジノと言えば、ニューヨーク在住時代、出張者・友人が来た時、車を飛ばしてニュージャージー州のビーチ沿いの町アトランテイック・シテイAtlanticCityによく行ったものだ。夏に行ったときは、朝カジノで遊んで、昼は休憩、ビーチで寝そべり、夕方になってまたカジノに出没したものだ。ボードウオークでのお土産屋をのぞくことも楽しい。あるとき、1人の友人が日本で学んだ「カジノ必勝法」を頭に入れていき込んでやってきた。その必勝法はというと、「ルーレットで赤か黒のどちらかにかける。負けたら倍にして同じところにかける。それを繰り返す。」というシンプルなものだ。友人はそれをバカ正直に実践した。ところが負けてばかり。金が底をつきそうになった。横で見ていた俺は彼にアドバイスした。「この場は赤ばかり出ている。それなのに、お前は黒ばかりにかけている。これでは負けるはずだ」友人は俺のアドバイスを聞いて、今度はかける色を変えた。そうすると、今度は連戦連勝だった。かなり儲けたところで、今度はブラックジャックへ移った。10回ほどゲームを終えた時点で、突然デイーラーが友人の前に札を立てた。俺たちには初め何のことか、さっぱりわからなかった。デイーラーは友人に「退場しろ」というようなことを言う。やっと理解できた。友人が連続して勝ち続けたので、場から退かなければならなかったのだ。またまた儲けた。ここで友人はやめとけば良かったが、勝負士の腕が疼き、稼いだ大金をルーレットの一方の色にかけてしまった。結局、良いことは続かない。「やっぱり」敗北だ。そして、寂しく家路を急ぐことになった。今になると、これも楽しかった良い思い出だ。
Jan 26, 2008
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実質、北京オリンピックの日本女子マラソン代表の座は残りひとつ。大阪世界陸上で銅メダルの土佐選手が内定、東京国際女子で優勝の野口選手がほぼ当確。たったひとつの座をめぐって、いよいよ大阪国際女子マラソンが27日に行われる。3月にはもうひとつの選考会の名古屋国際女子マラソンが後に控える。大阪でオリンピクを出場を有力にするためには、21分台での優勝が望まれるだろう。さて、大阪での有力選手たちは。・3千・5千m、ハーフマラソンの日本記録保持者であり、日本選手権1万m6連覇中のワコールの福士選手がいよいよマラソン初登場だ。オリンピック、世界陸上での5千・1万mの経験から、世界で戦うにはマラソンしかないと決意した。ハーフマラソンの記録は1時間7分26秒だ。福士選手のスピードを生かした走りがどこまで持つかが、注目だ。国内で調整を続け、距離走は22kmまでだと言う。距離の不安はどうだろうか?若干、博打的なところがあるが、出るからには自信があるだろうから、勝算は十分にあると思う。・もうひとりの有力選手は京セラの原選手であろう。2時間23分48秒の自己ベストを持ち、昨年の大阪の優勝者だ。大阪世界陸上では足の負傷もあり、18位と惨敗した。勝負強いので、福士選手が距離でつぶれたら、勝算はある。・昨年の大阪を初マラソンで3位の2時間24分43秒でゴールしたセカンドウインドACの加納選手も安定している。昨年の北海道で優勝を飾っている。・その他、ルーマニアのコンスタンティナ・トメスク選手。自己ベスト2時間21分30秒。2005年シカゴで2位、ヘルシンキ世界陸上3位の実力者だ。既にオリンピック出場が決まっているので、どこまで本気でレースに臨んでいるのかにより、優勝がありうる。・またお馴染み、ルーマニアのリデイア・シモン選手。かっての実力者で、昨年の大阪世界陸上で5位と復調した。・2時間25分13秒の記録を持つ英国のマーラ・ヤマウチ選手も健在だ。旦那が日本人で、英国外務省を休職中の異色ランナーだ。・ケニア出身で小出氏に指導を受けて、このところ急成長のジュリア・モンビ選手もこわい存在だ。場合によっては、福士選手と2人で進み、最後に抜け出す可能性もある。レースは、恐らく序盤ジュリア・モンビ選手、コンスタンティナ・トメスク選手、福士選手、原選手等で集団を作って進み、30km以降で誰が飛び出していくだろう。福士選手にその勇気があれば、またその時点で余裕があれば、勝機はある。初マラソンで一気に行くか、やはり初マラソンは難しいか、どちらの結果になるか、注目のマラソンだ。
Jan 24, 2008
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この時期のオランダはつらい。太陽を拝むことが少ないのだ。昨日、ブリュセルでのパーテイに出席し、夜はアントワーペンまで戻り、港にあるポンプハウスを改造した天井の高いレストランで食事し、1泊。今日午前中にロッテルダムに立ち寄り、その後アムステルダムに戻った。戻る途中は雲が空の大半を覆っていたが、運転している間にすっかり雲は飛んでいき、久しぶりのまぶしい太陽が現れた。夜はアムステルダム郊外の公園の中のレストランで食事をし外に出ると、オリオン座が輝いていた。ロンドンから出張で来た人は、「オランダの方がいい天気だと」をオランダの天気を気に入っていた。「今日は特別な天気なのに」と俺は独り言。そして、多忙な2日間を終えた。
Jan 23, 2008
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18日(金)アムステルダムの日系ホテルで開かれた日本商工会議所主催の新年会(500~600名が出席)でのこと。大使、JCC会長のスピーチが続く。原稿、写真等も用意し、ジョークも入れ、万全のスピーチ。その後、皇太子妃の父であり国際司法裁判所(本部がオランダのデン・ハーグにある)判事のO氏は、原稿なしでスラスラとジョークを入れ(発音はともかくとして)、ネイテイブの如く、スピーチ。しかも、大使のスピーチ時にO氏は左手をズボンのポケットに突っ込んだまま、横を向いて聞いていた。そのとき、他の大半の日本人は手を前で交差しまっすぐ前を向き、神妙に時折笑みを浮かべて聞いていた。そう言えば、俺の会社でも、新年のパーテイでの会社トップのスピーチ時、俺も尊敬する優秀な役員の1人が手をズボンのポケットに突っ込み、ゲラゲラ笑いながら、聞いていた。オランダでは、失礼な態度ではないようだ。外交官、国連大使、海外有名大学教授等を歴任したO氏は、小さく優等生ぽくまとまった小粒な大半の日本人とは違うようだ。スピーチの後は、皆んな寿司、すき焼き、おでん、おそば、ステーキ等々のおいしい食べ物に群がり、あっという間になくなる。オランダに住む悲しい性か。
Jan 19, 2008
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18日(金)に行われたドバイマラソンで。注目の34歳ゲブレセラシエHaile Gebrselassie選手が今度は歴代2位の2時間4分53秒で優勝し、賞金25万ドルを獲得した。天候はマラソンに最高で、午前7時スタート時が気温11度、ゴール時は14度だった。風はほとんどなかった。10km28分39秒、ハーフ61分27秒でベルリン時よりも61秒上回っていたが、その後若干ペースが落ち、35km地点で貯金25秒となった。しかし、最後は、ペースメーカーが30kmで脱落したため独走となり、残念ながら夢の1ミリオンドルの世界新更新はならなかった。ゲブレセラシエ選手のレース後のコメントでは、「前半が早すぎた。ハーフは62分で通過したかった。でもこのタイムで走れればハッピーだ」とコメントした。今後のゲブレセラシエ選手は、北京オリンピックまでマラソンを走らず、オリンピックに備える予定だ。2位はケニアのマチャリアIsaac Macharia選手で2時間7分16秒の自己ベスト。3位は世界歴代3位2時間4分56秒の記録を持つサミー・コリルSammy Korir選手で2時間8分1秒だった。 女子は優勝候補に挙げられたエチオピアのアデレBerhane Adere選手が2時間22分42秒でライバルたちを退け、優勝した。レースは7人の集団でハーフ70分で通過。最後、アデレ選手が抜け出した。2位もエチオピアのベケレBezunesh Bekele選手で2時間23分9秒でマラソンデビューを果たした。3位は前回優勝のマガルスカAskale Magarska選手で自己ベストの2時間23分23秒だった。昨年世界クロスカントリー・ハーフマラソンチャンピオンのオランダのキプロガットLornah Kiplagat選手は、ハーフ通過後、ブリュッセルのクロスカントリーで痛めたくるぶしの痛みが再発し、途中棄権した。俺が予想した通り、やはりだめだった。 Men1 Gebrselassie, Haile ETH 2:04:53 250,0002 Macharia, Isaac KEN 2:07:16 100,0003 Korir, Sammy KEN 2:08:01 50,0004 Kudama, Gudisa Shentema ETH 2:09:27 25,0005 Tesfaye Tola ETH 2:09:38 15,0006 Kipkoech, Raymond KEN 2:09:39 14,0007 Chisma, Deressa ETH 2:10:16 13,0008 Fikadu, Asnake ETH 2:11:04 12,0009 Gashaw Melese ETH 2:12:03 11,00010 Rotich, William Todo KEN 2:12:20 10,000Women1 Adere, Birhane ETH 2:22:42 250,0002 Bezunesh Bekele ETH 2:23:09 100,0003 Magarsa, Askale Tafa ETH 2:23:23 50,0004 Cheruiyot, Rose Jelagat KEN 2:25:48 25,0005 Chelengat, Alice KEN 2:27:29 15,0006 Roba, Asha Gigi ETH 2:28:24 14,0007 Gemechu, Shitaye ETH 2:30:20 13,0008 Tola, Roba Guta ETH 2:33:44 12,0009 Teka, Kidst ETH 2:35:58 11,00010 Kimani, Lucia KEN 2:37:37 10,000
Jan 19, 2008
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昨年のベルリンマラソンで世界新を出したゲブレセラシエGebrselassie選手が、再度の世界記録に挑戦する注目のドバイマラソンDobaiMarathonが、いよいよ18日に行われる。優勝賞金は25万ドル、世界新を出せば、プラス1ミリオンドルのボーナスが出るという世界で最もリッチな大会だ。女子のレースの方は混戦が予想される。主な注目の出場者は、・2003年1万m世界チャンピオンでエチオピアマラソン国内記録保持者のアデレBerhane Adere選手。2006年のシカゴマラソンで2時間20分42秒で優勝した。・自己ベスト2時間25分7秒の記録を持ち、昨年パリマラソンで優勝したマガーサAskale Magarsa選手。8回のマラソン中、優勝3回、2位2回、3位2回と安定している。 ・もうひとりの注目選手はお馴染みのキプラガットLornah Kiplagat選手だ。2時間22分22秒の自己ベストを持つ。12月暮れのブリュッセルのクロスカントリーで足首を痛め、途中棄権したが、出場できるようだ。完全に回復したのだろうか?若干気になるが。当大会でのインタビューでは、北京オリンピックは、気温・湿度が気になっており、1万mで出場する可能性を示唆。マラソンは2012年のロンドンと付け加えている。ゲブレセラシエ選手も北京ではマラソンに出場するであろうが、苦戦が予想されるので、同様に考え、2012年のロンドンまで競技を続けると言っているのだろう。
Jan 18, 2008
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結婚後のベケレ選手、今度は宿敵タデッセ選手破る。ベケレ選手は昨年のケニアのモンバサで開催された世界クロスカントリー選手権でタデッセ選手と激しく競り合い最後棄権して、タデッセ選手に負けたが、12日スコットランド エジンバラで行われた国際クロスカントリーで混戦の中リベンジした。なお、今年度の世界クロスカントリー選手権は今大会と同じ場所で3月30日に開催されるが、ベケレ選手は優勝を狙っている。<結果> Men’s Race - 9.3km1. K Bekele (ETH) 27:422. Z Tadese (ERI) 27:433. E Kipchoge (KEN) 27:434. J Ebuya (KEN) 27:435. D Ritzenhein (USA) 27:566. J Torres (USA) 28:14Women’s Race -1. G Burka (ETH) 19:582. L Masai (KEN) 20:133. V Cheruiyot (KEN) 20:344. S Twell (GBR) 20:345. A Kalovics (HUN) 20:386. L Yelling (GBR) 20:40
Jan 13, 2008
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昨年の暮れのこと。日本の俺の友人は香港へ旅し、「夜景」を眺めエンジョイした。俺はと言えば、暗くて寂しいオランダに留まり、芸術教養を身につけるため、アムステルダムのライクスミュージアムRijksmuseum(国立博物館)を訪づれ、レンブラントの「夜警」を鑑賞しエンジョイした。国立博物館の前の池は凍って、スケート場になっていた。
Jan 12, 2008
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<今週月曜日のオランダのニュース>2006年のオランダ人の平均身長は男子1.81m、女子1.68mで、2000年と比較すると、ほぼ同じだった。1981年と2000年の比較では、男子は3cm、女子は2cm伸びていたので、成長は止まったようだ。(個人的には背の低い移民増の影響かと思ったが、そうではないようだ)北部の人間は南部の人間より2cm高い。またヨーロッパではオランダ人が最も背が高いとのこと。それにしても、オランダ人は、本当に背が高い。2m以上の見上げる人も多くいる。
Jan 11, 2008
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以下の記事を見つけた。頭が痛い話だ。海外に出て、株は塩漬け(たいして持っていないが)。そして、株価下落。円安のダブルパンチ。バブル時購入の家も今や二束三文だ。銀行預金は年金利0.数パーセント(ちなみにオランダの銀行貯蓄口座は年金利3%以上)。俺の資産はどんどん目減りしていく。こんなことなら、多少でも新興国の株に投資しておいた方が良かったのだろう。最近のニュースを見ていると、日本はどんどん世界の中で置いてきぼりをくっている。1人あたりの国民総所得(GNI)も2000年はトップだったが(人口1千万人以上の国の中で)、2005年には4位に落ちた。どんどん落ちていくのだろう。GNIは国内総生産(GDP)に海外から得た所得を加えたもので、かつて注目された国民総生産(GNP)とほぼ同じものだ。1位は米国で、2位は何とオランダだった。1人あたり国内総生産(GDP)は2006年、18位だ(2000年は3位だった)。<日本株>下落率高く世界で下から2番目 上位は新興国 (毎日新聞1/7)世界52カ国・地域の主要株価の年間騰落率を比較した調査で、日本は昨年6.55%の下落となり、下から2番目の51位だった。上位は、3位のインド(78.98%上昇)、4位のブラジル(74.64%上昇)、6位の中国(66.91%上昇)など新興国が軒並み占めた。各国市場の主要銘柄を指数化し、年初に比べて年末の水準がどうだったかを比べた。世界平均は9.57%の上昇で、先進国全体では7.11%、新興国全体は38.76%の上昇だった。首位はナイジェリア(110.56%上昇)で、米国も43位ながら4.02%の値上がり。下落したのはわずか5カ国で、最下位(下落率が最大)はアイルランド(19.62%減)だった。日本は過去10年間の平均でも最下位から2番目(5.15%増)と伸び悩んでおり、S&Pは「投資家の日本離れを裏付ける結果だ」と分析している。
Jan 8, 2008
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新年を祝う花火による被害が年々大きくなってきている。俺の車のそば、約1メートルのところで、近所の人が花火を打ち上げていた。夜中だったので、「どうにでもなれ」という気持ちで車を動かさなかったが、翌日車をチエックすると、花火の粉がたくさんがかかっていた。1月4日のオランダのニュースでこんな記事があった。--------------------------ある保険会社によると、新年を祝う花火により、20の学校が災害にあった。2006年は7校だった。被害総額は約25ミリオンユーロ。スポークスマンは「学校は花火による被害を少なくするために、たとえばカメラ・スプリンクラーを設置しなければいけない。」と言う。--------------------------決して、花火をやめようということにはならない。不思議な国だ。日本だったら即、花火は中止だろう。すべてオランダはこんな調子。自己責任の国だ。日本はすべてに過保護。「どっちが良いのだろう?」
Jan 7, 2008
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いつもコメントをくれる「ためすえくんさん」に言われてしまったが、箱根駅伝の大改革を提案したい。箱根駅伝は日本男子陸上中長距離界をだめにしている。特に中距離でこれが言えるのだろう。箱根駅伝の人気が出れば出るほど、高校の強豪選手たちは関東の大学へ入学する。そして、箱根駅伝を目指して、長い距離へ進む。高校時代に中距離で実績を挙げていた選手も箱根駅伝を目指す。これでは、もっとスピードをつけなければいけない若い時期に、スピードよりも持久力に重点が置かれてしまう。箱根駅伝はどの区間も1区間が20キロ以上だからだ。ケニア・エチオピア等のアフリカの選手たちは、若い頃はクロスカントリーで足腰を鍛え、けがに強い身体を作る。そして、トラックでスピードを磨く。マラソンは25歳を過ぎてからでも決して遅くはない。典型が昨年のベルリンマラソンで世界最高を出した皇帝34歳のゲブラセラシエ選手だ。また、5千・1万メートルで世界記録を持ち、世界陸上・オリンピック・世界クロスカントリー選手権等で数々の栄光を持つ25歳のベケレ選手だ。彼は一番長いレース参加で15キロだ。しかも、昨年1500メートル3分32秒、3000メートル7分25秒と自己記録を更新し、スピードに磨きをかけている。これは、日本記録よりも早い。こんな選手が将来マラソンに出たら、日本選手は全く歯がたたないだろう。今は夏に行われている世界陸上・オリンピック位で戦える可能性があるだけだ。しかし、ベケレ選手は昨年あの蒸し暑い大阪の世界陸上で27分5秒で勝った。竹澤選手も善戦したが、28分51秒で1周以上差をつけられた。将来、夏のマラソンでも同じことが言える可能性がある。昔の日本選手で箱根駅伝を走っていない(走れなかった)超一流長距離選手は多数いる。寺沢選手、円谷選手、君原選手、佐々木選手、宗兄弟、伊藤国光選手、喜多選手、児玉選手、中山選手、森下選手等々だ。そこで、反論・無理を覚悟の上で大提案だ。現在の東京-箱根往復2日間の大会を思い切って往路だけの1日で行うというものだ。1大学からの人数は10名のまま。これによって、10キロ・5キロ区間が創設できる。中距離選手でも5キロ区間であれば、走れるだろう。今よりもメリハリがあり・スリリングあり・迫力ある面白い駅伝が展開されるだろう。また、今大会のように3チームが棄権といったことはありえないだろう。これには大スポンサーである新聞社・テレビ局からの大反対があるだろう。東京国際女子マラソンと同様だ。残念ながら、日本陸連も大スポンサーには勝てないだろう。
Jan 5, 2008
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やっぱりこの時期になると、日本がいい。こたつに入って(いや、これは昔の話)、おぞうに食べてお酒飲んで駅伝見て、幸せだった。今はと言うと、今日(2日)から仕事。正月料理なし。やはり、季節感を味わい、良き昔の伝統を残したい。箱根駅伝をインターネットでチエック。往路は早稲田大学が優勝。けがでエース区間の2区を避け、3区で竹澤選手が快走し区間賞。宿敵上野選手を破る。やはり実力者だ。5区でも駒野選手がトップにたち、快走で区間賞。別に俺の出身大学でもないが、ただ友人はたくさんいるし、親戚が早稲田に住んでいるし、俺も大学受験で合格した思い出はある。
Jan 3, 2008
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年が明けて、隣の家も、その隣の家も花火を打ち上げ始めた。窓から大きな花火も見える。家、そして車に向かって火の粉が落ちてくる。車を安全な場所に動かそうと外に出ると、隣から「ハッピー・ニューイヤー」と言われ、挨拶。こんなときに花火を恐れて車を動かす者はいないのだろう。結局、「どうにでもなれ」と言う気分で動かすことはやめた。花火はまだまだ続いている。新年おめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。皆様にとって、本年も素晴らしい年でありますように!
Jan 1, 2008
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変な習慣だ。年が明けた途端に、一般の人たちが花火を打ち上げる。結構、大きな本格的な花火もあり、高いところから見ると、街中至るところで花火が打ち上げられているのをみることができ、綺麗だ。日本の夏の花火大会ほどではないが、結構見ごたえがある。しかし、一般の道路でも打ち上げるので、この時車で走るのは危険だ。以前、前の会社のオフイス(12階)から花火を見てから、そばで見ようと車で道路を走り始めた途端、花火が車のそばで打ち上げられ、慌てて家に帰ったことがある。火の粉が家に降ってくる。稀に火災になることもあり、大変危険なのだが、この日だけは認められている。やっぱり、オランダだ。まだ新年にはなっていないが、外は騒がしくなってきた。待ちきれずに爆竹のような花火を今から鳴らしているのだろう。
Jan 1, 2008
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