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太陽熱発電とは鏡を利用し太陽光を集め、
発電する発電システムです。

トラフ式 タワー式
同じシステムで、大規模発電に適しています。
また、蓄熱により24時間発電が可能で、
エネルギー変換効率も高いため、
次世代発電システムとして注目を集めています。
従来の石油等のような枯渇資源を利用した発電とちがい、
太陽熱発電は環境汚染が生じないクリーンエネルギーとして、
現在欧米では多数の建設計画が進められており、
2020年以降、急速にシェアが拡大していくと考えられています。
この未来を見据えたエネルギー開発にコニカミノルタは
アラブ首長国連邦のアブダビで、アブダビ政府系機関、コスモ石油、
東京工業大学、三井造船とともに取り組んでいます。
集光型太陽熱発電システムの商業運転が、
欧州や米国で続々と始まっている。
降り注ぐ太陽光を多数の鏡で1点に集め、その熱エネルギーで蒸気をつくり、
タービンを回して発電するシステムである。
火力発電や原子力発電の炉に相当する部分を
太陽光に置き換えたものと考えればわかりやすい。
日本では再生可能エネルギーというと太陽電池パネルを用いた
太陽光発電が主体だが、欧米には広大な砂漠・乾燥地帯があることから、
太陽熱発電への期待も大きい。
ある程度の土地の広さと、ほぼ常時照りつける強烈な太陽光がないと
商業化は難しいものの、それらさえあれば安価な鏡を大量に並べれば
発電でき、投資効率が高いからだ。
ただし、同じように見える太陽熱発電でも、詳しく見ていくと
欧州と米国ではアプローチの仕方に違いがあることが分かってくる。
欧州が「高効率化」を目指しているのに対し、
米国は「低コスト化」を重視しているのだ
集光型太陽熱発電システムには主に2つの方式がある。
1つは、
曲面鏡を使ってその焦点部分に置いたパイプに太陽光を集中させ、
パイプ内の液体を加熱、その熱で発電する 「トラフ式」
である。
現在、これが商業化で先行している。
もう1つは、
多数設置した平面鏡を使って中央部に設置したタワーにある集熱器に
太陽光を集中させ、その熱で発電する 「タワー式」
である。
中でも、高さが60~160mのタワーを使った大規模なシステムは、
将来の主流になると期待されている。
大規模なタワー式は、高いエネルギー変換効率を得られるだけでなく、
溶融塩(硝酸ナトリウムや硝酸カリウムの混合物など)を使用した蓄熱装置と
容易に組み合わせられるという特徴がある。
昼間のうちに溶融塩を溶かして熱を蓄えておき、
夜は溶融塩が固体に戻るときの潜熱などによって蒸気を発生させ、
発電するのである。
実証実験から商業運転のフェーズに
このタワー式集光型太陽熱発電システムで既に商業運転を開始しているのが、
スペインのAbengoa Solar社と、米eSolar社である。
さらに、2011年にスペインGEMA Solar社、2012年には
米BrightSource Energy社がそれぞれ稼働を計画している。
by nikkei.net