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売上1位、2位の2社が経営統合して、新たに再編されました。
売上1位のウエルシアホールディングスと、2位のツルハホールディングスが経営統合し、1つのグループとなりました。
これにより、国内では規模がダントツの1位となりました。
単純合算で、売上は2兆3,124億円、店舗数は5,659店舗となります。
従業員数も11万人となり、圧倒的な規模の企業グループとなります。
現在売上3位のマツキヨココカラ&カンパニーの売上は、1兆616億円ですので、売上規模では2倍以上になります。
それどころか、現在の規模では、ドラッグストアグループとしては売上は世界6位となるようです。
1位はウォルグリーン・ブーツ・アライアンス、2位はCVCヘルスで、いずれもアメリカの企業です。
3位はアジアで展開する香港のASワトソングループで、4位、5位はいずれもドイツの企業です。
新生企業は、これに次ぐ企業規模になります。
世界No.3の背中が見える立ち位置へ、としています。
統合後は、ウエルシアがツルハの100%子会社となります。
社名はツルハホールディングスとなり、ウエルシアは11月27日付で上場廃止となりました。
ツルハの株式の50.9%を所有する親会社は、イオンになります。
つまり新生ツルハホールディングスが、イオンの子会社となります。
元々、ウエルシアの親会社はイオンで、イオンはツルハにも出資していました。
イオンはツルハを子会社化し、その下にウエルシアをぶら下げる、という形式で、この経営統合を成立させました。
来年4月には新たなプライベートブランドも立ち上げる計画で、アジア圏の出店にも力を入れていく方針です。
受発注や売上実績などのデータを管理する両社のシステムは、3年以内に一元化する予定です。
2兆円を超える規模のドラッグストアグループではありますが、食品の構成比も高い企業になります。
そのため、食品の売上高で考えても、既存の食品スーパーのランキング上位に入ってきます。
今後、ドラッグストア業界の再編が益々進んでいくと思われます。
その中で、この新生ツルハホールディングスが消費者にどのような価値を提供していくのか、注目していきたいと思います。

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