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2005.02.08
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カテゴリ: カテゴリ未分類
1.楽天・一場がフリー打撃に初登板…評価は荒れ模様

 楽天の期待のルーキー、一場靖弘投手(22)が沖縄・久米島キャンプの7日、フリー打撃に初登板した。73球でボール球が20以上と荒れた内容に、田尾安志監督(51)は「ゲームの中で見てから」と投手としての判断を保留。一方、対戦したメジャー経験者のロペスは、ヤンキースの守護神リベラにたとえて絶賛するなど、評価も荒れ模様だった。
 雨天練習場でのフリー打撃。一場がキャンプで初めて打者に投げた。投げ終わると、何とも微妙な空気。うーん、これはどうみるべきか?
 「シュート回転の球が多くなってしまった。あまりいいボールはなかった。よくもないし、悪くもないし」
 本人の言葉がすべてだった。打者のべ6人に対して73球。力が入り、球筋が定まらない。ボール球は、実に約3分の1に当たる20球。しかも、3番候補のロペスに鋭い打球を何本も飛ばされた。レギュラー級ではない打者にもシンでとらえられた。室内でマウンドの傾斜がない“平地”からの投球で、大学時代はほとんど打撃投手を務めていないことを差し引いても好内容ではない。
 それでも、田尾監督は笑顔だ。「よかったですね。いい感じで投げていた。一場は(先発ローテで)やってくれる前提で見てるから途中経過は重要視していない」。そもそも打者の方に注目し、一場の方はあまり見てなかったとも強調。「現時点では評価を下せない。実戦になってから」。判断保留。投手としての評価は、ゲームで投げてから、というわけだ。
 一方、対戦したロペスは高評価だった。「勢いのある球だった。スムーズなのに手元で伸びるところはマリアノ・リベラに似ている」。ヤンキースの守護神にたとえた。これには一場も「光栄です」と照れ笑い。球筋同様、評価も定まらない。
 初めてのプロのキャンプ経験は、この日でちょうど1週間。両太ももはパンパンに張っている。初の試合登板は13日の紅白戦の予定。「期待に応えられるように、頑張ります」。実戦を待て。その時こそ、評価が分かれようのないナイスピッチングを見せる決意だ。

2.【プロ野球】楽天の4番候補、吉岡と山崎が打撃特訓


 右アキレスけん断裂からの復活に挑む吉岡は「足の不安をなくすことが必要」と意欲的に汗を流し、「グラウンドにいることが一番幸せ。打線の軸になれるように頑張る」。
 オリックスを解雇された元本塁打王の山崎は「速球に振り負けない体をつくる」と目標を掲げる。力強い踏み込みから右方向へもアーチを架け「吉岡や外国人に絶対に負けない気持ちでやる」と勇ましい言葉を続けた。

★田尾監督「正捕手は中村、藤井中心の争い」

 田尾監督は正捕手について「中村、藤井中心の争い」と言う。この日の特守では、山下バッテリーコーチが2人にノックの嵐。21年目の中村(前横浜)は「体がバリバリですよ」とぐったりとした様子だ。
 山下コーチは「中村には経験があり、藤井も新しい球団で好機をつかもうと必死」と競争を歓迎する。昨年は近鉄で86試合出場にとどまった藤井は「監督やチームの信頼を勝ち取りたい」と意気込みを語った。9日は練習休み。

3.楽天岩隈、大トリで初ブルペン入り

 楽天のエース岩隈久志投手(23)が7日、チーム投手陣の大トリとして、今キャンプで初めてブルペンに入った。捕手を立たせたまま32球。切れのある直球を投げ込んだ。実戦登板は、22日の紅白戦に決定。それ以降は、開幕12連勝を記録し、最多勝(15勝2敗)に輝いた昨季の調整法と同じローテーションで、オープン戦3試合登板を予定している。移籍問題などで調整遅れが懸念されたが、昨年同様の万全の調整法で、歴史的開幕日となる来月26日のロッテ戦(千葉マリン)に臨む。
 エースの貫録が漂った。楽天投手陣の最後に、岩隈がブルペンに入った。11月の日米野球以来3カ月ぶりとなるマウンドの感触。満喫するかのように、長い足で他の投手より1足分前に踏み出す位置を、ていねいに削った。捕手を立たせたままの直球32球。「暖かかったから投げました。体のバランスとボールの回転、強く投げることを意識しました。内容は良かったです」と、汗をぬぐった。
 ここまで、遠投を繰り返して来た。フォームにも肩や指の感触にも自信を持ってブルペン入りした。5割程度の力でも、球質が違った。ヤクルト、オリックスに所属した上野ブルペン捕手は、初体験のエースの球筋を「別格です。いい投手は距離が近く感じる。伸びや切れは石井(一久)以来の感触です」と解説した。
 2年連続15勝の右腕は昨年、激動の1年を過ごした。合併球団オリックス入りをかたくなに拒否した問題は騒動に発展。楽天入団まで、厳しい日々が続いた。ブルペン入りは、当初「第3クールくらい」と10日以降をにおわせており、この日の始動は突然にも見えた。それは、今キャンプ最高の気温24度のぽかぽか陽気に誘われてなどという理由ではなかった。投げておきたい計算があった。
 近鉄時代から岩隈を育てる小野投手コーチからはすでに「22日の紅白戦までに調整してくれればいい」と言われている。昨季と比較すると、初ブルペンは2日遅いだけ、紅白戦も1日しか違わない。開幕までの日程を逆算、約8週間前にブルペンで始動。昨季開幕12連勝したローテーションとほぼ同じ道を歩むのだ。






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Last updated  2005.02.08 19:05:45


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