ken2137のワイン記録(たまにワインじゃないのもあるけど)

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2012/11/16
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Philippe Pacalet BVP 2012.jpgPhilippe Pacalet BVP 2012 glass.jpg

安めのペットボトルヌーヴォー M.ラピエール の2本を飲んだが、2012年のヌーヴォーは薄いのが特徴で、飲んでて物足りなさを感じる部分が多い。
では元々薄いのがウリの作り手が作ったらどうなるのだろうか?



 フィリップ・パカレ Philippe Pacalet
 ガメイ100%(ビオロジック栽培)
 アルコール度11.5%
 輸入:テラヴェール株式会社 購入価格:3255円


色は透き通った紫。
香りはイチゴ、ブルーベリー、カシス、アンズ、クリーム?粉砂糖?
味は薄い甘味と薄い酸味。余韻に薄い苦味。


流石にパカレは薄いなりにも果実の形を整えてきてるな。
香りの甘いイメージを活かして、酸と甘味の果実感を支えられてる。
余韻は単純だが、ある意味そのおかげで薄い味を殺さずに済んでる部分が有る。


基本的には、パカレの例年通りのヌーヴォーのイメージそのまま。
良年ほどの瑞々しさや香りの気品は無いものの、良い意味で水の様な綺麗な味に仕上がってる。

 30分程度の時間経過(ほぼ温度上昇)で苦味が強まってきた感じ。
 14℃設定のセラーから出して、暖房のついた気温22℃ 湿度50%の部屋での時間経過。
 こうなっても、元の薄味の長所は崩れない。なるべく冷温キープ推奨。

  90分の経過で強まった苦味が収まってきた。
  当初よりも甘味が明確に。
  良い意味での水っぽさがさらに上手く活かされてる。

薄味派の作り手は、あまり大きな影響は受けなかったのかもしれない。
収量は減ってるだろうから影響無いわけじゃないのだろうが、それでも薄味なりの良さはそれなりに発揮。
でもまあ、あくまで“それなり”の出来。美味いんだけどね。



値段相応。
でもやはりパカレといえども、3000円オーバーの魅力は出てないな。
難しい年でも まあまあ例年通りの味だったという点で、あえて相応評価。
パカレか自然派ボジョレーのファンじゃなかったら、大したワインとは思われないだろう。





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最終更新日  2012/11/16 03:05:56 AM
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