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2005.12.09
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今年10月1日に実施された国勢調査の北海道分速報値に関する記事が昨日の北海道新聞夕刊に載っていました。概略は次の通りです。

(1)北海道全体としては、前回2000年の確定値に比べて、5万5640人の減で、過去最高の減少率で、前回調査に続く2回連続の減少。

(2)減少率の高いのは音威子府村19.8%、中川町14.8%と過疎が進む村や町が続く。

(3)減少数が多いのは函館市1万1099人、釧路市1万0224人、
小樽市8522人、室蘭市4906人、旭川市4548人と地方中核都市が軒並み続く。

(4)増加したのは北広島市や千歳市などの札幌圏の市町村で、特に約6万人増えた札幌市は188万0875人となり、北海道道人口に占める割合は、33.4%となり、過去最高となった。

結局、大都市・札幌への一極集中が益々、顕著になりました。

私が不動産屋さんから聞いた話ですと、農地・農業を離れ、息子・娘たちが住む札幌に移住し、同居ではなく、コンクリート造集合共同住宅(一般的にはマンションと呼ぶ)に住むというパターンが多いようです。

その結果、札幌の長期療養型の病院などは、需要を満たし切れず「空室待ち」で待機している老人が急増しています。



「2000年農業林業センサス」によりますと、日本の農地の8.1%が耕作放棄地になっています。
ここ20年で3倍近くの増加です。

特に耕作放棄された水田は、2.3年で再生不可能になり、事実上の「死亡」となります。

「田からもの」すなわち、国の「宝物」である「水田」が消え、そこから収穫される「米」が消滅していくのです。
主食である「米」が消えていくのです。
命の危機です。

これ以上の「日本国の危機」が他にあるでしょうか。

都市は、虚業に満ち溢れ、何の生産もありません。

田舎は、自然に満ち溢れ、命を養う食料を生産します。これだけが実業です。

コンクリート装備の都市では、健康を益々損ね、自然治癒力がドンドン低下し、医療・医薬資本により病人にさせられます。病気を作るのが都市です。

大地をしっかり踏むことができる田舎では、健康が良くなり、自然治癒力が高まり、自然に健康人になります。病気を癒すのが田舎です。



しかし、資金面の都合などで簡単では、ありません。

私が北海道農業担い手センターに相談したときには、新規に営農する場合「少なくとも3千万円位は必要」とのことでした。

この数字は「農業」をする場合を想定しています。
この正式ルートでは「農業」を実践する人しか対象になりません。
いわば新規に事業を起こすように「農業」に参入するケースのみです。



田舎で代々、農業をやってきた人でさえ「最大の水商売」で失敗しています。

「作物の実りは、人の力、役目など、わずか5%位で、残りの95%は自然というか、土壌、お天気次第」

これは、札幌近郊の積丹町で主に畑作をやっている地元の農家さんの言葉です。
この方、日の出から、日没まで農作業に従事している専業農家です。

この農家の近くで、新規営農を始め、町の農業委員をも務めていた方が、2年目に入ったとき、3千万円の国からの借金を丸々残して「夜逃げ」しました。

「農業」で3千万円など返済できるはずがありません。

農業は生業としては成立しません。

私は同センターを訪ねたとき、生業ではなく「自給自足でやりたい」と言いましたら、それは「趣味」だから、センターの担当ではないと言われました。

そうなんです。皆さん、新規営農の方は「農業」とは言うものの「趣味」で終わっている方が多いようです。非常に高くつく趣味です。

そうであれば、最初から、大金をかけずに「趣味」で始めれば良いのです。

家庭園芸の延長で充分です。

都市近郊に土地を借り、週末だけでも、そこへ行き、家族の分だけでも野菜を栽培することです。

穀菜食の実践です。

国民皆兵ではなく、国民皆農です。

食は命なり

命・心身を育むのは「食べ物」

「安全な食べ物」は自分で作るしかありません。

「自分の命」を守るのは自分です。






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Last updated  2005.12.09 15:16:54
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