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あー終わってしまいましたね・・・月組「桜嵐記/Dream Chaser」良い作品でした(ってまだこれから東京公演だ!)。ずっと書かずにいましたが、何度か観ておりました。緊急事態宣言が出ているのに、本当に行ってよいのだろうか・・・迷いに迷って、ギリギリまで迷って・・・でも、やっぱり行ってしまいました。勿論、誰かと行動を共にすることなく、劇場で顔見知りの方に合っても会釈のみ。消毒ボトルは常に直ぐに取り出せるところに携帯。観終わったら食事だけ調達してホテルに籠りきり。出来ることは全てやって、という感じ。そのかいあって、思いがけず初アフロに遭遇。いやあ、衝撃的でした、大興奮した。千秋楽も観ることができました。本当に観に行って良かった。珠城さん、さくらちゃんはじめ、皆さん本当に素晴らしいお芝居でした。どこをどう切り取っても、珠城さんカッコいい。誠実で実直なイメージの珠城さんにピッタリ。珠城さんの代表作ですね!さくらちゃんも武蔵の頃は日本物に慣れてない感があったけれど、いまやそんなことははるか昔のような気がします。硬い心が少しずつ解きほぐされていき正行への切ない思いを抱えた表情も良かった。IAFA以来、さくらちゃんかなり好きなのですが、この公演で益々好きになりました。辞めてしまうのがもったいない気がする。他の退団者の方たちにもそれぞれ見せ場があり、上田先生が生徒さんたちを知り尽くして、愛情あふれる演出だったと思います。下級生までホント、芝居巧者ばかりです。なんかもう、全ての役があてがきなんじゃないのかと思うほど素晴らしかった。そして一樹さんの圧巻の後醍醐天皇。初見の時はあまりの迫力に、思わず小さく悲鳴を上げそうになってしまったほど。これぞ専科さんっ!東京公演が終わったら、紫門さんや輝月さんがそのお仲間になるのですね。輝月さんはわかるけれど、専科にロイヤル路線さんって必要?とちょっと思っていたのですが、この公演で新境地を開拓された紫門さん。彼女を専科に見込んだ劇団の目は正しかった。そして歌を任された人たちが上手い!ピッチが安定している上に、感情を込めるのが上手い!それはショーでも同じで、歌でこちらが思わず力んでしまうような人がいない。安心してきいていられる上に、カッコいい、可愛い、綺麗個人的にはやはりラップが!突然のアイドル出現にちょっぴり、ん?と思ったのもつかの間めちゃくちゃカッコ良くて、活舌よくて、手拍子するよりずっとオペラで観ていたい。そしてミロンガあの男女ともにカッコ良いのはなんなんだ!本当はあの中に結愛かれんちゃんに入っていて欲しかった。ありちゃん、蘭世ちゃんと3人で銀橋で踊っている時の妖しさ。あの色っぽさ、しなやかさを残したまま、激しくキビキビ踊るのをみたかった。フィナーレも退団仕様の泣かせる演出。トップコンビの息の合ったデュエダン。どこまでも底つくことないと思わせる珠城さんの体力。全く危なげのない、ふわふわと気持ちよくさせてくれるいつまでも聞いていたい思わせる、さくらちゃんのエトワール。そうそう、黒燕尾でセンターラインに番手さんが並んで降りてくるのがすごく好きだった。サヨナラショーは珠城さんだけでなく、さくらちゃんや退団者の方の見せ場がたくさんあって思いやりいっぱいでしたね。さくらちゃんのブロンドはやっぱり絶品、豪華版アデーレ衣装もめちゃ可愛い。珠城さん、さくらちゃんのデュエットでのアクシデントにはヒヤヒヤしましたが珠城さんの落ちついて男前な対応にときめいちゃいました。そしてペンライトを振れて嬉しかったさっきタカラヅカニュースを見たら、客席も映っていてあ~こんな風に舞台からは見えていたんだな。珠城さんが言ってたのはこれか~と思いました。締めがBADDYだったのも、やっぱりそうだよね~こうでなくっちゃ!ご挨拶も皆さん本当に宝塚が大好きで、本当はまだまだ離れたくないんだろうな月組が大好きなんだな、と思える挨拶でした。皆途中で声が震えてるんだもん。こっちも泣きそうになって、さくらちゃんでタオルが必要になりました。珠城さん、大きな真っ白な胡蝶蘭が良く映える袴姿、素敵だった。皆さん、大劇場ご卒業おめでとうございました。次は東京でお待ちしています!時間があったので殿堂に寄りました。千秋楽一日限定メニューとなった「たまごとキーマのりょう想いぱん」本当はデザートの「桜白玉」が食べたかったのですが売り切れ・・・結構早めに行ったんだけどなーーー
2021.06.22
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しばらく前に観てきました。新幹線、行きも帰りもお隣が居なくてラッキーでした久しぶりのDC、あれーこんなに小さかったっけ。これ、観たい人皆観れてるのかなーーー?と思う箱の小ささ。DC何時ぶりだったかなと思ったらゲバラ以来でした。ラッチマンはACT時よりも、目の芝居が強くなってません?ほんっとに他の人が話している時の目の芝居が最高です一夜を過ごした後の祭りでも、目を見るだけで心の動きがわかる。スカイレポートであのシーンが好きという海ちゃんに「私は辛さしかない」と言っていましたが、ですよね、としか言えない。役替わりはどうしても先に観た方が印象に残っているのであれ、こういう感じだったっけ?となりがちな私です。プロローグのシバ神の踊り、ありちゃんとおだちんで変わってましたね。あのバランス感覚を必要とする振りは、ありちゃん使用なのね。ペペルは全体的に濃くなったというか、パワフルな感じになっていました。ありちゃんはワルなんだけどスマートさもあり、初心なリタがまずその見た目からも魅かれちゃうよねと納得。おだちんは押しの強さでリタをその気にさせたのですよねと言う感じ。どっちが良いとかではなく、どっちもありだなあと思いました。圧があるのはおだちん。「ドラム叩いて~」って歌詞の「ドラム」の言い方がめっちゃ凄い。巻き舌気味で、ここでも圧圧圧で、聞いてるこっちが舌を巻くって感じでした余談ですが、これまで度々、おだちんと雪組の叶ゆうりくんが似ているとの声を聞きました。そうかなーーー?と思っておりましたが、ターバンを巻いたペペル(ターバン巻いててもクリスナは違うのよ)が確かに叶ゆうりくんにそっくりで、時々錯覚するくらいでした。どっちも男臭さがウリですしね。クリスナはるねくんの方が落ち着いた感じ。おだちんも王族らしいゆったり感はあるけれど、夫婦間での頼りなさもあり芯があるのはどっちかなーと考えたら、るねくんかなあ?でも印象に残るといったら、おだちんクリスナかな(クリスナ圧ではなくこれもおだちん圧なのか?)蓮くんはパパやら村人でも老人役だったので、金の男で見せ場が増えて良かったですね。思いのほか老け役が上手だったのでそれはそれで良かったとは思うのですが、やはりファンは他の見せ場が欲しかったと思っていたでしょう。蘭くんにはこれまでどうも台詞や歌で「何か違う」と思うことが何度かあったのですが今回はどれもピッタリ。成績良いし、やっぱりダンスだけでなく全体的に上手なんだと思いました。役替わりで追加になったラストパリの街のシーンでの歌。これもしみじみと聞かせてくれてとても良かったです。Blu-rayの発売は5月31日ですね。待ち遠しい・・・
2021.03.21
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チケットが取れないのではないかと不安だった「fff」ここぞという時に友の会が微笑んでくれて観ることが出来ました作品云々より、やはり絶大な人気を誇るトップコンビの、そして翔くんの最後の作品。どうしても駄目なら配信見るしかないと思っていたのですがああ、友の会殿、ありがとう今回は作品を楽しむというより、トップコンビだいきほの歌声に聞き惚れる。翔くんの美しさに見惚れる。この二つに尽きました。もちろん、他の方たちも見せ場がたくさんあり素晴らしかったのですが私自身の気持ちがそこまできちんと全体を観るほど余裕がなかったのです。それに・・・fffはちょっといろいろ盛り込みすぎではないですかね。多くの宝塚ファンの方のブログを少し拝見しただけで特に予習はせず臨みましたがストーリーはちょっとわかりにくいかもしれないけれど難しいわけではない。でも1回では消化しきれないというか、詰め込み過ぎな感は否めないような。これはCSで放送されるのを待ってもう一度よく観たいと思います。そんなこともあり、とにかく耳福、眼福で浸り切りましたシルクロードもなんだかんだ、なかなか他に目が行く余裕がなく・・・だいきほが歌えばダイナミック、あるいは染み入るような歌声に思わず目を閉じて聞き惚れる。いや、目を閉じるのは勿体ないと気が付く、の繰り返し。そして翔くんが登場すれば(いっぱい見せ場がありましたね~)ひたすらオペラで追いまくる。写真でもお分かりかもしれませんが、前方席ではあったのですが上手かなり端っこ。銀橋目の前以外はかなりオペラ使用しました。そして改めて実感しました。私にとって今の雪組のプリンスはやっぱり翔くんだーーーー咲ちゃんがめっちゃ男臭くなってカッコよくなったとは言え、「れいひと」が居なくなり(今は花組で「れいひと」と言われているのね)、翔くんまで居なくなった雪組を観るのはきっと寂しくなっちゃうだろうなあとしみじみ感じてしまいました。もちろん、若い子たちがどんどん台頭してきて、新たな楽しみを感じるのでしょうが代替わりをするときはいつも寂しさを感じずにはいられません。千秋楽は配信でお見送りしたいと思います。配信ありがたいシステムですね。皆さん体調にお気をつけて最後の日まで駆け抜けてください。
2021.03.14
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TBS赤坂ACTシアター『ダル・レークの恋』初日を観てきました。いつも「しばらく前に観てきました~」と書いているので、今日は時を開けずに書いておこうと思います。ACTお馴染み、劇場壁にかかる大きな看板ポスター。CSでは何度かチラチラと見たことはあるけれど、生で観るのは初です。ストーリー自体は好きか嫌いかと言われたら、うーん・・・(察してください)でもこのポスターを見ると期待に胸がわくわくしてしまいます。ラッチマンとカマラのような恋、若いうちにこんな辛い恋、したくないですねえ。年を重ねてもしたくないけど。当時のインドには表に出てこない、階級制度に阻まれたこんな恋もあったのでしょうか。あったのかもしれませんね・・・こういう悲恋物は当然のことながら好き嫌いが分かれるでしょうし、物語の解釈はいろいろあるでしょう。先にも書いたけれど私もストーリーとしては・・・です。でもキャストは皆さんはまり役でした。芝居の機微が上手い月城ラッチマンは目が全てを物語る。ターバン外した長髪姿がたまらなく色っぽい。カマラを求める執着とも、プライドを気付けられた仕返しとも取れる深い愛思い。それ故に去っていく(わかりたくないこの気持ち)男故の心。ストーリー好きじゃないのに(あ、言っちゃった)引き込まれてしまう。海ちゃんはお芝居は上手だと思うけれど、ちと硬いんだよね・・・といつも思っておりました。でもカマラはなんか硬さを感じず、しっくりと嵌って今までで一番良かった。ポスターが出た時は、ちょっと老けてるとかなんとか言う声も聞こえてきましたが舞台のカマラはラッチマンと並ぶにふさわしい美しいお姫様でした。他、ありちゃんのオーラと張りのある歌声。出番は少ないけれど、あのカッコ良さなら確かに初心な女の子は直ぐに引っかかるでしょう。おだちんはスチールを見た時はちょっと、あれれ・・・?と思ったものの、舞台上では王族らしい落ち着きある従妹思いの男性で、さすがお芝居が上手いよと思いました。千海さんと蓮くん。からんさんが老け役でも何でもお上手なのは知っていましたが、蓮くんが思いのほか老け役がお上手なのにびっくり。みとさんの揺らがない厳格さ、やはりこういう役は専科の方にお願いすべきですね。夏月さんの一族安泰のためなら一貫性なんてどうでもいい、という姿勢は、そうでしょうそうでしょう、貴方なら絶対そう言うよねと自然と納得させられます。きよらちゃんも期待を裏切らない。ペペルを愛し信じている明るく純真な乙女から、騙されていたと知った後の落差。ピガールの新人公演が無くなってしまったのが本当に残念。詩ちずるちゃんも自然なお芝居が出来る子でした。今回からの役、水の精は彩音くんと菜々野ありちゃんが中心。情感あるダンスがラッチマンとカマラの魅かれあいすれ違う思いを映し出すようでした。こありちゃんはラスパの演技が好きだったので、目立つ台詞が無いのは残念ですがリフトもあってダンスで目立っていました。フィナーレはなんかちょっと面白い?不思議な感じでした。男役が男役をほんのちょっと持ち上げるリフトもどきもあった。ありちゃんがれいこちゃんをちょこっと持ち上げていました。どうせなら皆もう少ししっかり上げる方が良いような、中途半端な感じではありました。あーそうそう、れいこちゃんが階段数段をャンプで階段数段すっ飛ばしてダンッて降りてそんなことして大丈夫なのかっっっ!と心配になりました。「夢現無双」での怪我がどこをどの程度だったのか、はっきりはわかりませんがあんなドンッて降りるのは足腰に負担がかかるのではと思ってしまいます。あのシーンは観る度にドキッとすると思います・・・(余計な心配かな)そうそう、一番驚いたのがフィナーレ挨拶での詩さん。男役(誰だったっけ?蘭くんかな?)さんと、きよらちゃんと詩さんの3人が一緒でした。確かにプロローグできよらちゃんとシンメだったのですが、まさかリタ役とホテルの使用人役が一緒になるとは思わなかった。リタがメインキャストに入っていないから、学年と配役的にそうなったのですかね。過去の公演のがわからないので何なのですが、きよらちゃんが思いのほかゆっくり上げている感じがするのに対し、詩さん上げるの早くない?と感じたのは私だけでしょうか・・・
2021.02.17
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東京国際フォーラムで公演中の花組さんを数日前に観てきました。こーんな端っこで首が痛くなっちゃいました「面白かった~、ただただ単純に面白かった~」です。配役が適材適所。ジミーの柚香さんはヘタレなイケメンプレイボーイだけれど、今のトップでこの役が似合うのは誰?と言ったら、間違いなく柚香さんしかいないです。彼女の線の細さとスタイルの良さが際立つ。この役は骨太タイプではしっくりこない。タップはもちろん、全てが軽妙正直、歌はちょっと聞き取りにくく、あれだったのですがそれもあまり気にならない他人の言うことを素直に信じてしまう(信じているふりもあるか)人の良さっぷりは上流階級の温水で育った感たっぷりで、しっかり役をものにしていました。ビリーの華さん。彼女は紅緒に続き元気で気の強い役でしたが、なんかもうこういう役が一番合うのではないでしょうか。メリーベルも良かったけれど、印象が上書きされてしまって。元気で勝気、今まで知らなかった自分の気持ちに驚き苦悩したり、女の子らしい嫉妬でプンプンしてみたり。何と言うかいかにも宝塚のヒロインというよりも、コロコロ表情が変わるような役が上手で似あうなあと思いました。トップコンビお二人もさることながら、他のメンバーもすごかった。特筆すべき1人目はやはり、アイリーンひとこちゃんでしょう知っていましたよ、知ってた、ずっと前から知ってた。滅茶苦茶スタイルが良いって。雪組の頃、目の前を通っていくひとこちゃんの足の細いことったら。ひとこちゃんの太ももが私の脹脛くらいじゃないのかと思ったっけ。申し訳ないのですが、同じ舞台に立っていたどの娘役さんよりも美しいおみ足でした。そのおみ足を惜しげもなく、いやおみ足だけでなく鎖骨、細くてしなやかな腕。美しいったらないですね。バスルームのひとこちゃんのキュートなことったら。それが、くねくねと一々変な動きでポーズをとり、妙な声を出すのですから。笑いを誘うなんてもんじゃない。生で観ることが出来て幸せです。歌も高音がブレくことなくしっかりと出ていて、まだまだずっと先だけれど退団後も舞台で女優として活躍する姿が浮かぶようでした。やっぱり花組を観る一番の楽しみはひとこちゃんですわ。お二人目は、音くりちゃん。迫力あり過ぎるほどにありました。彼女の歌、芝居は宝塚の域を超えているんじゃないかと思います。パンチが凄い。はいからさんの環では、あら可愛い~と思ったのですが、今回は全く違った印象で、可愛いというよりザ・女役という感じでもありました。あ、褒めてます。続いて鞠花さん。歌がお上手なのはもちろん知っていましたよ。でも花組は馴染み少なく生で彼女の声をあそこまで聞いたことがなかったのでド迫力の歌声に本当に圧倒されました。美しい声、十分すぎる声量に確かな音程。感嘆の拍手を惜しみなく送りました。彼女のミーマイ、マリア公爵夫人が慨視感。いつか彼女のマリアおば様観たいな~と思いました。あとはデュークの飛龍さん。彼女、歌うまと言われていますね。私はこれまで芝居は上手だと思っていましたが、歌については実感がありませんでした。が、今回で歌うまさんと言われていることに納得しました。登場人物になり切った歌うまさんだった。97期のひとこちゃん、100期の聖乃さんに挟まれて割を食ったというところなのでしょうがお二人とは全くタイプが異なり、男臭いタイプだと思うので是非とも瀬戸さんのような渋さが出せる男役さんを目指して欲しいな~と思いました。そして瀬戸さん。この作品の中で唯一、男臭い役でしたね。感情に流されたり、自信が無いビリーとデュークを仕切る兄貴っぷりはさすが板についてる。鞠花さんとの歌の掛け合いで、引けを取らない(声質は合わないと思ったけれど)歌いっぷりでした。さすが2番手さんですね。出番がどうこう、番手にふさわしい役ではないとの声もあるようですが、オリジナル作品ではないので致し方無いと思います。瀬戸さんにアイリーンや、アイリーンパパ、デュークはあり得ないですよ。最後に専科の汝鳥さん。コメディーでの汝鳥さん大好きです。要所要所を締めてくれるのだけれど、何となく可愛らしくも見えるのですよ。そう言えば、幕末太陽伝の杢兵衛にはイライラさせられたけれど笑わせられましたっけ。ピガールに続いて、やっぱりコメディーは良いなあ。ハッピーエンドは最高だ
2021.01.14
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ショックです昨日は仕事だったのですが、職場でしばし固まってしまいました。なんなのですか、昨日発表があった星組ロミジュリでの退団者。コロナで公演中止が続き、組子の数は増える一方。だからそれなりの人数の退団者が出るであろうことは予測しておりました。が、、、上級生はお辞めにならないのですね。発表されたのはほとんどが下級生。上級生の皆さんは組長コースに狙いを定めてらっしゃるの?それともコロナ禍では退団後が心配だからもう少し在団するとか?こんな穿った見方をしてはいけない、でもなんか腑に落ちない。だってだってだって、なんで桜庭舞ちゃんが退団しちゃうんですかーーー前本公演では新公ヒロイン、その少し前から別箱でも明確なヒロインではないにしろ立て続けにかなり良いお役をいただいていたのに。そんな彼女の場合は、人数が多いからとの肩たたきでは絶対に考えられない。個人的な理由なのでしょうね。であるならば、たとえ組替えしないで今も雪組生だったとしても同じ結果だったのでしょうし、致し方ないですよね。明るい前向きな理由であることを願っています。それでもやっぱり、めっちゃショックーーーーー
2020.12.20
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日々コロナ感染者が増える中、無事に初日の幕が開きましたね。ひとまずホッ日本物ショー『WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-』やっぱり華やかで楽しく、そしてとにかく美しい。もうSNSでかなり流れているようなので書いちゃいますが大劇場と大きく変わったところは、初舞台生口上だった場面がれいこちゃんの(お、珍しくれいこちゃん呼びだ)越天楽に。なんとも雅で美しい、静々と時に力強く、ただただオペラ釘付けでした。そして今日見て改めて専科の松本悠里さんに驚嘆しました。はっきりとお年は存じませんが(というかすみれコードですね)、少なくとも私よりも母にずっと近いはずでして。足腰の強さ、背筋の伸び方、私完全に負けてるわ。そしてたるみのないお顔の輪郭。どのように年を重ねたら、あのようなお美しさを保ち続けられるのでしょうね。まだまだずっと現役でやられても良いのにと思って観ておりました。そしてピガールは大劇場で観た時よりも、なんかすっごく濃かった。ほんっとに月組生は芝居上手が多い。今回のお芝居では、私的にはやすくんとるねくんの二人がツボです。やすくんは結構いつもツボと言えばツボなのですが、台詞のタイミングとか、緩急の付け方がたまらなく良いそれから噂には聞いていたけれど、シャルルのロングトーン。確かに前に観た時よりも長くなってる気がする。しかも前の方が歌い終わった後、若干ぜーはーっしていた気がする。今日なんか結構普通に次の台詞を言っている気がしました、凄いお茶会があったら、「実はストップウォッチ持って計ってくれた人がいて、最高は○秒だったんです」とかいうお話とか聞けたのかなーーーなんて思ったり。本当に一体最高はどれくらいなのでしょうねえ。フィナーレの目玉はこれもSNSで流れていますが、何といってもロケット。でもその前にありちゃんのフィナーレの歌手。あれ、こんなに長かったけ劇場の時より長くなっている気がする。じっくりと見せてくれました。そして目玉のロケットは、初舞台生が抜けて下級生の人数も半分。プログラムを買っていなかったので、誰がでるのかわかっていなかったのですがぱるくんいるっ!まあそうだよね。ん んんんんんーーーーーーっま、まさか蓮くん うーちゃんいるよっおだちんセンターで踊ってるよっ、めっちゃ濃いぃ男役メイクだよっやすくん、ぎりぎりもいるっなんなのこの滅茶苦茶贅沢なロケットは直ぐ後が娘役群舞だから、確かにそうならざるを得ないのですが。で、このメンバー皆、この後の男役群舞にはいるわけで。この公演終わるころにはこのメンバーはどれだけ体重減ってるのか・・・ただでさえ皆さん細いのに、ガリガリになってしまうのではとちょっと心配になりました見どころたっぷりのこの公演、何度でも観たい。コロナのこんな状況下で、いつ何時どうなるかわからないけれど、自分に出来る限りの予防策をとり観劇に臨みたいと思います。どうか無事に千秋楽を迎えられますように。
2020.11.20
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昨日はとてもショックなニュースがありましたね・・・雪組退団者のお知らせ 風斗 -すでに発表済- 彩凪 翔 笙乃 茅桜 煌羽 レオ 真地 佑果 真彩 希帆 -すでに発表済- ゆめ 真音 朝澄 希 2021年4月11日(雪組 東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団 思いもよらぬ大勢の退団発表。そしてフラグがたくさん立っていたので、予想はしていましたが翔くんの退団が現実のこととなりましたついにこの時が来てしまったのか・・・寂しいなあチケットはかなりの争奪戦になりそうですね。皆さんを最後にもう一度生で観て送りたいさて、花組観てきました。初演は抽選に当たらず。今回のお披露目では配信の日は都合がつかず観ておりませんので通して観るのは初めてです。やや駆け足な展開でしたが、楽しく観ました。やはり柚香さんの軍服姿は美しいですね~個人的にはちょっと長髪すぎでもう少し短い方が好きなのですが、原作の少尉に近づけるにはあれくらいが丁度よい感じですね。今回も歌については、いろいろ言われているようですが私が観た回に限って言えば、低音がやや不安定だとは思いましたが、声はよく出ていてなんだ言われているほどではないじゃないと思いました。とっても素敵な少尉でした。個人的にツボだったのは、走る姿ですね。前傾姿勢がめちゃ綺麗でした。紅緒の華さんもこの役は本当にはまり役ですね。大きなリボンの袴姿も、もんぺのアンサンブルも可愛かった。アクションがいちいち大袈裟すぎるところも、いかにも紅緒って感じ。これがあの弱々し気なメリーベルを演じていた同じ人と思ったら凄いですよね。ショーではなく芝居の歌ということもあって、歌もあまり気にならなかったです。ただ柚香さんとのデュエットでは声の相性が良くないというかなんというか・・・お互いが自分のパートを頑張ってます、という感じがしてしまうのがちょっと残念でした。これは組む期間が長くなるにつれ良くなっていくものだと思うので今後に期待したいと思いますひとこちゃんは今回はやはり彼女用に何とか無理やり作った役という感じでしたね。まあ初演メンバーがごっそりいる中、いたしかたないですね。これまた次回作に期待したいところです。特筆すべきは、環役の音くり寿さん。彼女が上手なのはもちろん知っていました。役の幅が広いのも知っていましたさ。でも今回は、なんというか改めて彼女に魅力を感じました。一声発しただけで、他の人と違う 最初に登場する女学校のシーンでそう思いました。凛とした艶のある声が素晴らしい。そして髪をおろしていると独特の輪郭がカバーされて可愛いじゃないですか。歌を歌えばエトワールまで含めて言うことなしでした。歌うまと言われながらも、エトワールになるとどうもイマイチということも多いではないですか。でも彼女のエトワールは素晴らしかった。同期がトップ娘役で、現状娘2枠というところだと思いますが、うーん勿体ないなあと思わずにはいられませんでした。でもこれが実力だけではいかない宝塚ってところですよね・・・
2020.11.05
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月組「WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-」「ピガール狂騒曲」もうすぐ千秋楽なのですね。えっと、いつだったかな、観に行ってきました。観劇は「赤と黒」を最後にコロナでストップ。その後何度かチケットは取ったものの、中止やら自ら諦めるなどをし、今回の月組が半年いや7か月ぶりの観劇です。久しぶりの観劇が月組からになって、なるべくしてですかね。日本物ショーは宙組の「白鷺の城」以来。あの時はただ綺麗だな~、まどかちゃん可愛いな~という感じで正直、演目そのものが楽しいとは感じておりませんでした。ですから今回も、朝早く遠征して疲れて寝ちゃわないかなーーーーなんてちょっと心配していたのですが・・・全くの杞憂でした。今回かなり前方席だったので、客席が暗くなった中を誰だかわからないけれどすすすすっと銀橋を渡る人影を間近に見て、いよいよだ~ と高まる気持ち。チョンパで舞台が明るくなった時の華やかさあ~っこれぞ宝塚 「Welcome welcome!」されて幸せな気持ちになりました。朝早く新幹線に乗って観に行くのは結構疲れるのですが、そんなの吹っ飛びました。あの Welcome は癖になります。初舞台生の口上は初めて生で観ました(遠征する組は限られているので)。お化粧がまだ微妙なところもご愛敬で初々しさアップです。この子推すぞ~っ!と思って観ている方も多いのだろうなあ。この公演は専科の松本悠里さんの退団公演でもあります。長年宝塚の舞台に貢献されてきた大先輩の最後の公演と初舞台生公演。私が言うのも何ですが、何だか感慨深い。その松本悠里さん、役のためもあるのでしょうけれど「白鷺の城」の時よりずっと可愛らしく、幻の男人たちに寄りそうお姿がいじらしく。ナウオンで皆さんがミエコ先生が可愛いんですよ~と言われているのがよくわかりました。個人的には花の巻。初日ダイジェストでのかなとくんの美しさ。女性らしさが少しある登場時からだんだんと男らしくなっていくのですが、その変化の様が、美しいだけになおのこと面白い。月組はトップから4番手までがほぼ同じ身長だと思うのですが、やはり珠城さんの貫禄は別物です。どっしりとした安定感を日本物でも感じました。さくらちゃんはお通で日本物はちと・・・と思ったのですが今回はお化粧も鬘も似合っていて可愛かったです。でもちょっとお顔を上向きにし過ぎな気がして、日舞はあまりお得意ではないのかな?とも思いました。そうそう、日本物のお化粧は似合う似合わないがはっきりしますね。やけに綺麗な若手がいると思ったら、礼華はるくんでした。洋物のお化粧より日本物のお化粧の方が好みです。そしていつも気になる若手娘役、きよらちゃん。今回も歌で大活躍、本当に上手い。新公が無くなってしまったのが本当に残念です(って新公はピガールだけど)。「ピガール狂騒曲」はシェイクスピアの「十二夜」がベース。思い込みやら熱烈片思いとか、とにかく面白くなるでしょうとは思っていました。思った以上に面白かったです配役を見た時には、あれ?と思ったところもあったのですが、観た感想としては全体的に適材適所な配役だと思います。珠城さんがナウオンで、身長と骨格はどうにもならないと言われていましたがまあ、そこは確かに大きかったけど・・・珠城さんがなで肩だったらもっと女性的になったと思います。ジャックはちょっとAFOや青柳さんちっくなところがをあちこちに感じました。女性であることを隠すために、ちょっと言いよどんで無理やり台詞を絞り出すとことか。さくらちゃんは、観る度にどんどん私の印象が変わっていきます。それも良い方向に。どんな役も結構な水準で物にしてしまう子だと思います。今回のガブリエルも、知的で自立した女性のはずが一目惚れした彼とお近づきになるためなら身体張っても頑張りますって、ちょっと本当に知的なのかなと思うけれど、彼女の声(発声?)が良い感じに崩しきれない奥方感と知的さを感じるのです。だからこそなおさら、がむしゃらなダンスレッスンシーンの酷さが面白い。シャルルのかなとくんはまたおヒゲキャラですね。ポスター見た時には凄い癖のあるキャラかと思ったのですが、ご本人も言われているように、とってもピュアなオジサマでした。この役、とっても美味しい役だと思います。人間の素の部分をさらけ出したような、あらゆる内面を見せてくれる役。しかも面白可笑しく、時にシリアスに。ジャンヌを舞台に上げるためにジャックを口説き落とすシーンの歌が素晴らしい。この公演、CDはやっぱりショーの方ですよね?出来ればお芝居の方もCDが欲しいです。鳳月さんとおだちんは芝居のテンポが絶妙でした。そして、濃いいのよお二人だけでなく、やはり月組は芝居が上手い。千海さん、やすくん、るねくん等々、間合いが良いそうそう、鳳月さんの歌が無いことに対して巷ではいろいろ言われているようですが、歌が無くてもばっちり目立っていました。それよりちょっと心配なのはありちゃん。ダンサー役のため、台詞ではかなり割を食った感じ。本来ならありちゃんとおだちんが逆でも良いと思うのですが・・・ですが、ですが、ですが・・・ですよねーーーありちゃんの役の振りの凄さを見れば、あれをおだちんには無理でしょう。というより、他の人には無理でしょう。ありちゃんだからあの振り、ムーランルージュのダンサーってこんなに凄いんだぜいってところも出せるってものです。遥か昔に行ったけれど、あんなに凄い振りだったかは記憶にないなあ。大人っぽい役も似合うようになったのに勿体ない気がします。んーまあ適材適所な配役と言えばそうなのですが、ちょっと複雑・・・フェリエで公演ランチをいただきました。デザートの赤い風車
2020.10.27
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みっちゃんこと北翔海莉さん、昨夜遅くにお母さまになられたとのことおめでとうございます~~~ヤフーニュースを見て知りました。公式サイトのお写真もすっかり綺麗なママさんの雰囲気。男の子ですか~3448gって、結構大きな赤ちゃんですね。私も上の子は3000g超えていたのですが、無事顔を見るまではかなり大変でした。それにこりて、次の子は絶対に大きく生まないもんと節制しまくりましたっけ。みっちゃんはでれでれ過ごした私と違い、規則正しい生活で妊娠中でもきっといろいろ鍛えたりされてたのではないかと想像いたします。大きな赤ちゃんでも難なく出産されたのかな~なんて思ったりしております。「世の中のお役に立つ人間になってほしい」とのコメントがありました。素敵なお母さまですね。でも芸能の世界で実力派としてご活躍されるご両親の元に誕生されたお子ちゃま。大きくなってその才能をしっかりと受け継いでいらした時には、是非是非、その世界でのご活躍を拝見したいな~と思います。お子ちゃまが成人される頃には私は・・・えっと、うん、まだ自分の足で劇場に通えると思いますのでしばらくは産後の体力回復に努めてほしいですねと思いきや、ステージ復帰が12月2日だそう。さすが、みっちゃんなんでもこなす、スーパーママになられるのではないかしら。何はともあれ、おめでとうございます
2020.09.13
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昨日はこの話題で持ちきりでしたね。ヤフー検索でもこの話題に関するワードが複数上位に上がっていました。この度、雪組 次期トップスターに彩風咲奈、次期トップ娘役に朝月希和が決定しましたのでお知らせいたします。咲ちゃん、ひらめちゃんおめでとうございます次期であることは少しも疑うことはありませんでしたよ。でも、まさかこの時期に発表とは、そこは驚き。お相手がどなたか気になる気になるっっメルマガをドキドキしながらクリックしましたよ。なんと、全く予想しなかった展開にびっくりです。まさかまさか、皆さま予想された方いらっしゃいますか?ひらめちゃんとは潤はなちゃんが宙組へ組替えとのことで、これはてっきり夢白さんだと思ったのですが。でも同時に発表ではなかったことで、もしや大物が来るまさかまさかの、まどかちゃんとかなんて思っていたのですが。びっくりはしたけれど、何故そのような展開に?とは思いますがでも咲ちゃんにひらめちゃんってお似合いです。雪組の路線娘役さんたちは、可愛らしいけれど歌が少しと言うかなんと言うかうん・・・かなり、弱い気がします。ひらめちゃん、花組の時はあのベビーフェイスしか印象が無かったのですが、雪組で印象がかなり変わりました。もしかして割とバランス型なのかな?って。花組育ちらしい度胸の良さというか、思い切りの良さもあるようだし。しっとりとした役も出来るし。ひとこちゃんと花組に異動になったことを考えれば、今回の抜擢はきっと予定外だったのだと思います。イレギュラーなんだろうなと。夢白さんがほぼ同時期に雪組への異動というところも、何か含みがあるし。でも、私は咲ちゃんとひらめちゃんのコンビがとっても楽しみですただ、やはり何ゆえ研12のひらめちゃんなのか。誰もがそこを考えてしまいますよね。私としては咲ちゃんは5、6作はやるよねと思っているのですが、相手役がひらめちゃんだったことで、そうではないと予想される方も多いようで。まあわからなくもないですが。その点だけが、ちと不安です。
2020.09.05
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そうでしたそうでした今日でしたね、咲ちゃんの全ツおめでとうございます。「炎のボレロ」星組で大好きだったネッシーさんの麗しいお姿が、ひときわお美しかった記憶。あー、咲ちゃんもカッコ良いだろうなぁ・・・コロナで梅芸限定になってしまったので、観るのは諦めました。配信の日も仕事です・・・SNSをちょっと見てきましたが、好意的な感想が多くて嬉しいです終演前から階段降りについて何やら妙な情報が流れていたようですが潤花ちゃんの位置が微妙だったことと、みちるちゃんも羽を背負ったことがちょっと(いや十分)驚きなくらいですよねえ。みちるちゃん、一体どんな扱いになるのでしょうね。まさか上がるとは思わないけれど・・・あーさと縣くんがダブル降りなんてガセ情報、誰が本気にするのですか学年差、バウ主演、本公演での扱い考えればツリでしかないじゃない、ねえ。小羽根らしいですが、あーさ羽背負えておめでとう。全ツの羽はあまりあてにならないけれど・・・無いよりはあった方がいいですよね、うん。なにはともあれ、無事千秋楽まで公演できますように月組「ピガール狂騒曲」の新人公演、中止になってしまったのですねお稽古が出来ないからなのでしょうが、となるとこれって東京もなくなるということなのでしょうか・・・せっかく主演発表されていたお二人、お気の毒です。礼華はるくんはもう1年ありますが、退団公演はおだちん主演の可能性大。今後もコロナで予定通りに公演が出来なくなってしまえば主演出来る可能性が低くなります。東京だけでも新公が公演出来ることを願います。きよらちゃんだって満を持してのヒロインですし。皆さま、観劇されていますかーー?私は「赤と黒」を最後にずっと観れていません。星組、花組の観劇予定は入っていたのですけどね。中止に次ぐ中止で、再度当選した日もこれまた再中止期間でしたよ。残念・・・あー、まめちゃん(桜庭舞)のエトワールと新人公演観たかった。花組、月組の公演はちゃんと見れるのか。今は自分に出来る予防策を取るのみ遅ればせながら、宝塚グラフの表紙、素敵ですーーー中のお写真も素敵
2020.08.29
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新型コロナウイルス感染症による公演中止から3か月ようやく大劇場で花組新トップコンビのお披露目本公演が始まりましたね~正直、再び感染者が増えつつある今、開幕することが妥当なのかどうか複雑な思いは多々あることは間違いないのですが、なにはともあれ、おめでとうございます多くの宝塚ファンは、フィナーレの中継をご覧になったことでしょう。私は・・・すっかりうっかりしておりまして、録画をせずに出勤してしまいましたそして楽天TVでのライブ配信時は既に予定が入っておりましたま、こんなものですよね、うん、こんなもの・・・さて、、、花組は新トップコンビ就任に伴い男役さんの番手扱いが気になるところでした。まあそれも劇団がはっきり名言したものではなく、あくまで舞台や出版物での扱いからファンがあーだこーだと予想している(私もその一人)だけなのですが。そんな目安になるのが公演の舞台写真。この枚数をかなり気にする方たちもいて、何枚だから何番手だと力説される方も。これって確かに大きな目安ではあるけれど組のスター格人数にもよるようで決して正確に番手や扱いが分かるものではないとは思っているけれど。とはいいつつも、気になるものは気になります。普段は初日からしばらくたって発売される舞台写真ですが今回は初日の幕が上がる前に発売になりました。ネット上でもかねてから、マイティ―の写真がこの公演から絶対に増えるいやいや、他組同期と比べてそんなことになるわけがない。逆にひとこちゃんが並ぶはずなんてことをちょこちょこ目にしましたが、私はマイティ―は変わらず。ポスターやダンオリの扱いから、この公演まではひとこちゃんは少し抑えられるのかなーなんて思っておりました。が、蓋を開けてみれば、ひとこちゃんがマイティ―に並んだのですね。中にはこの公演後にマイティ―他組に栄転だ、なんて声もありましたがどうやらそれは難しそうだと感じました。それより私的には瀬戸さんが6枚だったことの方が驚きでした。上級生2番手ということもあり微妙な扱いになるのではと思っておりましたが仮にも雑誌「歌劇」の表紙を飾られたことですし、愛月さんが「眩耀の谷」で7枚だったので、同じ枚数になるだろうなと思っていたので。まあ、次公演できっと増えるでしょう。そうそう、音くり寿ちゃんが複数写りで何枚かありますね。何気に嬉しい実力派の彼女にはこれからどんどん活躍してほしいので。なにはともあれ、先日は東京で舞台クラスターが発生し、全国的に新型コロナウイルスの感染者が再び増えている中での開幕。関係者の方たちはもちろん、観客の皆さんも十分気を付けていることと思います。どうか何事もなく千秋楽を迎えられますように。
2020.07.18
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新型コロナウイルス感染症、皆さまの周りではどのような感じでしょうか。私の場合はかなり仕事に影響が出ております。例年この時期は一年で一番忙しい時期なのですが、予定していたイベントが全て中止、縮小、延期等々となり、例年以上の忙しさと煩雑さに正直辟易する毎日です。この感染症影響で店頭からマスクが無くなったというニュースが出たころはどうせせいぜい1~2ヵ月で収束するだとうと思っておりました。が、素人予想に反しての拡大、しかもこの数日の東京の感染者数ときたら・・・今後も全く先が読めませんね。我が家は平日は仕事で夜でないと買い物はできませんので基本的に週末まとめ買い派。不要不急の外出は控え、外出自粛を求められた週末の今朝。スーパー開店の10分ほど前に行ったところ既に開店を待つ列が出来ていました。そして開店時間には、私の後ろには最後尾が見えないほどの列が。普段なら、買い物かご1つの人も結構いるのに、今日はほとんどかごは2つ。レジもかなり時間がかかりました。こんなに平日に買い物が出来ない人たちがいるのか。いや、ご年配の方も多いのでそうでもなさそうなんだけどなーなんて思いながら買い物を済ませました。前振りが長くなりましたが、宝塚観劇はいったいいつになるのやら。月組名古屋公演は2回遠征するはずが公演終盤は中止となり名古屋名物は後半にでも食~べよなんて思っていたのに、結局ホテルの朝食で食べたきしめんだけになりました。きしめん大好きなので、それだけでも食べておいて良かった。終盤の公演を観て感想を書こうと思っていたのだけどもういいや。雪組東京千秋楽ライブビューイングは、この状況で映画館に行くことははばかられる。これはチケット無駄にするしかないな。と思っていたらライブビューイングは中止でスカイステージで中継。これはありがたかったですね、録画もできたし退団者の皆さん、望海さんのご挨拶が胸に染み入りました。そして星組東京公演、花組大劇場公演いずれも新トップスターのお披露目本公演が初日から中止が続いておりますね。この状況下では当然のことです。でもせっかくのお披露目なのに、星組、花組の皆さん、ファンの皆さん本当にお気の毒です。ここにきて東京は毎日数十人もの感染者増。この先いつ再開されるか全くわからない状況です。たぶん中止期間は延長されますよね、これまた当然だと思います星組公演はチケット2回分取れており、内1回がめちゃくちゃ良い席です。残念でならない・・・けれど致し方ない。再開されたとしても、正直行くのは迷います。何が何でも行けば良いってものではありません。少なからず人と接する仕事をしている以上、万一のことを考えます。一体いつになったら、気兼ねなく観劇が出来るのでしょうね・・・そんな中、月組の新人公演の主な配役が発表されましたね。って、その前に珠城さん、さくらちゃんの退団発表・会見がありました。珠城さんの涙は、いろいろ想像を巡らさずにはいられませんでした。ご本人のお言葉通り、背負っていた重荷を降ろすことを決めたことからの涙もあったでしょう。でも、心無い人たちの声がご本人の耳にも入っていたのではないか。そう思うとこれまたお気の毒に思います。私は珠城さんの大きくてがっしりとしたところ、真ん中向きだと思っているのであんまり酷く言われるのを聞きたくない。就任時期は劇団が決めたのだから本人がどうこう言われる筋合いはない。そう思っているので、会見を見てお気の毒でうるうるしました。さくらちゃんは清々しかったですね。お洋服も可愛らしかった。「珠城さんあっての美園さくらだと思っております」ある意味お決まりの台詞かもしれませんが、でもやっぱり好感が持てますし上っ面で言っているとは思えませんでした。お二人とも、最後の日までまだまだ時間はたっぷりあります(コロナだけが心配)。悔いのない日々を過ごしてほしいと思います。新人公演配役に戻ります。礼華はるくん、きよら羽龍ちゃん、初主演、ヒロイン来ましたねぱるくん前回2番手役だったので、そろそろかなと思っておりました。背が高くて見栄えがするので路線として活躍してほしい下級生です。今回、珠城さんが原作でいうヴァイオラも演じるのかと思っていたのに役名だけではなんともわからない、男役二役ですよね。どんな役だか想像つかないけれど、やりがいがありそうですね。きよらちゃん、やっと本命が来たという感じ。前作でヒロインかなと思っていたのですが、白川りりちゃんでちょっとびっくり。でもりりちゃんも歌がとっても上手で、これはこれで納得でした。とはいえ、研1から別箱で主要な役を演じその実力に驚かされたきよらちゃん。その後も本公演、別箱と、ヒロイン経験無いんだっけ?と思う活躍の場を与えられ確実に期待に応えていました。まだかーまだかーと思っていたので嬉しいですこのままヒロイン重ねてほしいです。ところで、次期はどなたになるのでしょう。トップは順当であってほしいと思います。落下傘とかややこしいことはやめてほしい。さくらちゃんの後任は組内からでしょうか。それともどなたか組替えがあるのでしょうか。りりちゃん、きよらちゃんと実力のある子がいるので組替えなくても良いと思うのですが。潤花ちゃんでさえ組替えですから、全くわからないものですね。
2020.03.29
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観劇してから日にちが経ってからのアップが多くなっております。こちらは1月末に観劇しておりました。気が付いたらあと一週間で千秋楽ですねその間、星組では新トップお披露目本公演が開幕。愛ちゃんの羽が話題になっておりますね、おめでとうルキーに伝説復活ですかねっっっ桜庭舞ちゃんは新公ヒロインにエトワールもと、嬉しい限りスチールも出たのですね、可愛いわ~観に行きますよ~(友の会でチケット当たった、ありがとう~)そしてやっと出た出た、月組ピガールのポスター珠城さん素敵ですね~かなとくんはオーシーノではないの?なんか悪っぽいけど・・・・でもその前に「赤と黒」ですねあ、宙組に戻ります。でもですねーーー今回はいつも以上に書くことがない気が大劇場からお芝居の評判がイマイチでショーがあるから通える。との声が多かったように感じましたが、私はお芝居の方が面白かったです。設定が無理やりすぎるところはありますが、嫌いじゃない。ずんちゃん(桜木みなと)が素晴らしかった。「オーシャンズ11」の時も良かったけれど、今回は益々存在感が強くなっていました。正直、やっぱり小柄だなー、真ん中に立つにはちょっとどうかなあとは思いましたが、声のハリが素晴らしく、目をつむって聞いたら真ん中の貫禄あります。ちょっと感動してしまった。周りが大きい人ばかりの中、このまま上がるのかどうかは疑問は残るけれど、だから(和希)そらくんも上げてるの?と思ったりもして。3番手羽、おめでとうそして次に目が行ったのはもえこちゃん(瑠風輝)。ずっと地味な子だと思っていて、前回のオーシャンズで彼女を見る目が変わった私。やっぱり彼女は目立ちますわ。とにかく等身バランスが素晴らしく、日本物の衣装もしっくりしていて驚きました。真風さんより年上の設定のようでしたが、見た目はちとそうは思えなかったけれど、落ち着いた物腰といい、今回SS席だったのですが(友会ありがとう!)よく作りこまれた芝居で近くで見ても良かった。そらくんも美味しい役だったけれど、あれってあの後どうなるのでしょう?船が出てしまったら治道は不法滞在者だというあれ。治道はカタリナのご主人に成り代わって問題なし(ホントに?)だったけれど、藤九郎も残っちゃってて不法滞在の罪になるんじゃないんですかね?そこのところ誰も何にも問題にしてなかったけれど、それでいいの?と大変疑問が残った次第です、はい。でも最後がハッピーエンドだからいいやって思いましたハッピーエンドなら何でも何割増しかになる私殺陣ですが、これは正直物足りなかったです。雪、月にはおよばないと思ったのは私の贔屓目でしょうか。どう書こうか迷ったのですが、一応正直に書いておきます。そうそう、話変わりますが雪組のチケット確保が出来ませんでした人気組でチケット確保が難しいのは知ってたけど、友の会、プレイガイド等でずーっと運良く確保できてたのですよ。今回は日程的なものもあり、友会はフル入力できず、貸切もほとんど都合がつかず。申し込み自体がわずかしか出来なかったのもあるのですが。久しぶりにLV申し込みました。日比谷じゃないから大丈夫だと思ってます
2020.02.09
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遅ればせながらいやぁ 終わってしまいました。東京公演は初日に始まり数回観劇、そして千秋楽。写真は初日に撮ったものですオーストリアへの故郷愛を歌うこの公演。私はとっても楽しく観劇しておりましたが、ちまたでは好き嫌いが分かれていたとか。えーっって感じですが・・・今回は家族や友人も一緒に観に行ったのですが、私の周りは大好評でした。「面白いね~、これ楽しいね~、1回じゃ足りない」って。人の好みはそれぞれですから仕方ないけどね。この公演で、さくらちゃんの魅力を知り(それまではちょっと・・・でした)ました。やや歌い方に癖はあれど、美しいとても深みのある歌を歌うと思います。動きも小気味よく、派手なジャージ?を着てジョージと銀橋を渡るシーンあそこの動きが大好きです。トップ前に身体もぐっと絞ってめちゃめちゃスリムで。ちゃんとトップの意識と心構えがしっかり出来ている子だと思うのですよ。なんかあんまりにもいろいろ言われていて、本当に気の毒に思います。判官びいきじゃないけれど、頑張って、応援してるよって声をかけてあげたいくらいです。何にも出来ないただゆらゆら揺れているだけの娘役さんより、ずっとずっと素敵次公演の日本物がちょっと心配ではあるけれど、髪型によるからさくらちゃん。他も娘役さんの可愛らしさが目に付く公演でした。お人形のようなフロント係の結愛かれんちゃん、スチール出てほしかった。あの赤い衣装が取っても似合ってましたよね千秋楽はジェンヌさんもオケさんも、ちょっとびっくりするようなことがありましたがきっと皆さんもうヘロヘロにお疲れなのでしょう。うん、そうなんだろう・・・そういえば、楽の日の11時公演では、トップコンビのデュエットダンスでヒヤッとしたし。千秋楽はばっちりでホッとしました、良かった退団者の挨拶では叶羽時ちゃんのご挨拶に涙が出ました。新人公演ヒロインをしているにもかかわらず、真ん中降りも、タカスペ出演も出来ず。きっといろいろな意味で葛藤があったのだろうなと思います。これからの彼女の人生が明るいものでありますように来年の観劇は1月下旬の宙組さんから始まります。しばらくは家と仕事に専念して、そのあとは名古屋にちょこっと行ってきますです。 星組の新トップコンビお披露目本公演。新人公演主演者が発表されて、これまたちょっとウルウルしました。そう、そうですよ桜庭舞ちゃんヒロインおめでとうございます組替え後、かなりいい役をもらっていながらも下級生の抜擢続き。もういったいいつになったらヒロインにしてくれるの と思っておりました。遅すぎるくらいですよ。出来たら観たいけれど、そもそも本公演もが取れるかどうか。新公なんて夢のまた夢だとは知っているけれど、チケット奪取に参戦してみます
2019.12.30
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明日海さんの退団公演、『A Fairy Tale -青い薔薇の精-/シャルム!』観てきました。ご覧になった方たちの感想は、賛否両論のような気がします。明日海さんご自身も、もっと男役の集大成的な役をと思っていたのに妖精だった。というようなことを言われていましたね。自分の目で観て思ったことは、お芝居は「The・男役」という感じではなくやや地味な印象は否めませんが、退団公演らしい暖かい雰囲気でした。真っ白い衣装に身を包んだ明日海さんは輝いていました。華さんも無邪気で可愛らしく、明日海さんのお隣にいてしっくりしました。これまでのトップ娘役さんたちとは違った魅力で明日海さんの魅力を引き出していたと思います。ただ役が役なだけに、苦悩といってもいかにも男役の苦悩とも違うし、何というか私にはもどかしさが少しありました。明日海さんは本当はもっと男臭さもある方だと思います。しかし精霊、しかも真っ青な衣装に包まれた透明感というのでしょうかその類を出せるのは現トップさんでは明日海さんだけでしょう。そういった意味でも、植田先生が明日海さんの最後のはなむけにしたかったのでしょう。ストーリーは先が読めるものだったので意外性はありませんでしたね。エルが忘却の粉をシャーロットにふりかけないことで成長していく彼女が苦しむことを予測できないのは、エルが人間ではなく精霊だからなのでしょう。子どもたちに大人気のお話のシリーズを書いたのがシャーロットだということに直ぐに気付かないのも人間的な考え方と精霊の感性は違うのかな。まあ物語としてはエルが直ぐに気が付いたら終わっちゃうか今公演で退団される方はそれぞれに良さがたっぷり出ていましたが、特筆すべきは、ミステリアス・レディの乙羽映見さん。きれいな声で、娘役としては長身かもしれないけれど、すらっとした美人さんの乙羽さんは好きな娘役さんです。ええ私、男役も娘役もどちらかと言うと面長な美人好みです。今回は特別美しかった!見せ場もたっぷりで美しいお声で、華さんの次に美味しいお役だったのではないかと思います。城妃さんも穏やかで美しいお母さまでした。正直、今までで一番おきれいでした。これが退団者の輝きなのかもしれませんね。白姫さんも精霊のお一人で終始目立っていました。彼女も美人さんで真っ白い衣装がとても似合っていました。最後に美しい役って、娘役さんにはたまらないだろうなあと思います。そして副組長の芽吹さん。まさか就任してすぐに退団されるとは思いませんでしたが・・・シャーロットを優しく見守り続ける養育係、ぴったりなお役でした。明日海さんをはじめ退団者の皆さん、最後の日まで悔いのない日々をお過ごしください!
2019.10.31
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ここまでキャストの感想を書いてきましたが、本当は一番に書きたかったのは、やっぱりこれ月城かなと様、復帰おめでとうございます待ってました復帰されると正式に発表があっても、舞踊会をお休みされるとあって本当に回復されているのか、無理をされていないかもしやダンスは回避かなんて色々思っていたのですが、「マッチョ!マッチョ!」を観て全て払拭細かいステップも、大きな動きも万全。良かった~「汚職のタンゴ」はエロカッコいい。そしてフィナーレフィナーレの歌手に、娘役さんたちを引き連れての階段降り。そしてそして…まさかの2番手羽物販から2番手は間違いないのは明白でしたが一本物で羽を背負って降りてくると思われていた方は少ないのでは私も次に持ち越しだと思っていたので、ビックリしました。周りに座っていらした方たちも、たぶん同じような感じで、一瞬ざわっとした後に、わあっというような声がして大拍手素敵でした真っ赤な衣装に真っ赤な大きな羽初日に観れて良かったです。遠征から戻ってきて数日。早くまた観たくて、次が待ち遠しくてなりません既に禁断症状・・・ ところで、今回の舞台は冒頭から映像が多用されています。CSでは映ってなかったけれど、かなりインパクトがあります。私は気にならないというか結構好きですが、この辺りは好みが完全に分かれそうです。「スポーツ万歳」や「汚職のタンゴ」では舞台のジェンヌさんと映像とどっちも観たくて忙しいったらないのですが、楽しかったり強烈なシーンでの映像使用はプラスだと思いました。そういえば、「BADDY」の時も映像使っていたけれど、あの時はなんかあんまり画像が鮮明ではなかったんですよね。今回は良い感じです。そうそう、2日目にして演出が変わったところがありました。ジョージとエマの山小屋シーンで、エマの妙に甘えた台詞がなくなっていました。なんかその台詞だけ浮いた感じだったので、なくなってスッキリしました。それから終盤、ジョージとエマがホテルで一番クールな場所で会う銀橋シーン。2日目にちょっとハプニングがありました。ホテルの制服で変装したエマ、銀橋に走り出してきた時に制服の帽子が上手で落ちてしまったのです。あらら、どうするんだー この後エマは下手に走っていく。ジョージってどっちにはけたっけ?と思ってみていたら、上手にはけるんでした。で、エマの帽子を広い、ぎゅっと愛おしそうに胸に押し当ててからはけていきました。これはこれで初めて観たなら、こういう演出だと思えるアドリブ。ジョージの切なさが伝わってとっても良かったです。帽子を落とさないバージョンと、落とすバージョン。交互にやっても良いのではないですかと思うほど、自然な流れで素敵なジョージでした。
2019.10.09
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キャスト中心に書いた前回に続き、その他のキャストについて。私の印象に残った方について数名。ネタばれになるところもあるので、お嫌な方はスルーしてください。警官、セレブ役=紫門ゆりや最初はド派手なセレブ役のセンターで登場。サングラスをしてギラギラ衣装で、ちょっとお上品とはいえないのですが、それでもどんな衣装でもゆりちゃんだってすぐわかるあの雰囲気はなんなのでしょう(褒めてます)。上品なピコ太郎さんみたいな感じでしたね、うん。続いてエマを護衛する特別任務を命じられた警官たちの一人。こちらのほうが、ゆりちゃんらしい。中心になったナンバーもあってメインキャスト以外ではかなり目立つ位置に。ゴシップ記者=輝月ゆうまメインキャスト以外で一番目立つのはまゆぽんですね。リチャードと組んでエマとパブロのゴシップネタをでっち上げようと画策する記者。報酬の取り分でリチャードが7:3と言うのを譲らず、5:5にする強引さ。リチャードが譲るってすごくないなのにあっさり悪行を吐露しちゃって、あららでした。エマの母=夏月都娘を思う優しい母親役で、さすがなつこさん。エマと再会したシーンでは、思わずほろっときました。エマが「私と母は難しい関係」と言っていましたが、その辺は全く触れられることはなく一体どんな関係なんだ?と気になるところでした。どうも原作にはないキャラのようなので、ストーリーのためだけに作られたキャラなのかな。難しい関係だというのに、最初からアデーレ(エマの本名)を心配し心から愛している母でなんのわだかまりがあるの???という感じでしたもの。フロント係=夢奈瑠音、蓮つかさ、天紫珠李、結愛かれん 新公主演チームですね。ときちゃんを除いた4人はほぼほぼ同じシーンで同じような比重。「無現無双」での役付からすると、ファンの方は物足りないんじゃないかな。でも4人で銀経渡ったり、他の人とは一線引かれていて配慮されていました。かれんちゃんが、とっても衣装が似合っていてお人形のように可愛かったフロント係=叶羽時これが退団公演となるときちゃんは、先の4人と一緒に出る場面も多いのですが、それとは別に春海さんと組んで目立つシーンが何回かあります。他の4人と比べるとかなり際立ったキャラです。ときちゃん好きだったんだけどなー、退団は残念です。ヒロイン経験あるのに、なぜかタカスペも出れなかったし・・・ホテルの製菓部員=きよら羽龍今回はソロは全くありませんでしたが、お芝居で目立つシーンあり。「アンナ・カレーニナ」のキティ、「ゲバラ」のエリセオを好演した彼女、やっぱりお芝居上手です。トップコンビと絡んで笑いをさそうシーンなのですが、コメディも間合いが良い。今回は海外ミュージカルということで、歌うまさんで新公ヒロイン取れるかと思っていたのに微妙に足踏みさせられてるのかなーーーーキャストについてはこの辺で。
2019.10.07
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待ちに待った月組『I AM FROM AUSTRIA』初日。何がそんなに待ち遠しかったって、そりゃねえ、かなとくんの復帰ですよ『エリザベート』同様に元は女性主役の日本初上演のミュージカルということもあるのか触手が伸びないという方もいらっしゃるようですが、既にCSで初日ダイジェストが流れているので、まだご覧になってらっしゃらない方も雰囲気でお分かりかと思います。ええ、ええ、滅茶苦茶面白かったですよ~開演5分前からこんな感じでカウントダウン。2幕開演前も同様ですが、若干イラストが変わります。珠城さんの開演挨拶に続き映像でのメインキャスト紹介。この時点で、振り帰りながらサングラスを軽くくわえる(ポスターの感じ)リチャードにくらっどの程度の怪我だったのかわかりませんが、これだけで期待でワクワク幕開きから楽しいはちゃめちゃな感じがぷんぷんしてきます。るうさん(光月るう組長)が私のドツボにはまって、目が離せない。組長さん目立ちすぎっとも思いますが、適任すぎるし上手すぎる。私、密かにこの芝居の主役はるうさんだと本気で思っております。ストーリー展開は、先が読めてハラハラドキドキッという感じではありませんが、宝塚でお馴染みの演目ネタがたっぷり入ってその度に会場は爆笑。かと思えば、このミュージカル本来のテーマでほろりとさせられます。ジョージ・エードラー(珠城りょう)4つ星ホテルの御曹司、両親とくに母親からは完璧に子ども扱いだけれど実は友達思いで、祖国を愛し自分の信念を貫いている好青年。なんかとっても『カンパニー』青柳さんを彷彿とさせます。そしてこういう役がとっても良く似合うんですよね珠城さん。変な色というか癖というのを感じさせないのが、珠城さんの魅力なんでしょうね。白いVネックのセーターがこれまた良く似合うし。エマ・カーター(美園さくら)これまた良かったんです。アメリカンドラマで、よく肩をすくめて首を振る仕草とかあるじゃないですか。ああいうのが、さまになるというのか、すごく自然に見えるのです。大女優が群がってくる一般人を軽くかわしてさらっと立ちさるような感じとか。でも本当のエマはとってもキュートなところも可愛かった。いかに「お通」が彼女の任ではなかったのかがわかりました。そして歌ですが、これは今の月組でこの役出来るのは彼女だけではないかと思うほど。低音から高音までまんべんなくあり、特に低音が普段よりも多いです。その低音がとても自然でキレイで安定しています。偉そうな言い方ですが、見直しちゃいましたリチャード(月城かなと)はい、待っておりました、ずっと待っておりました。エマとリチャードの登場シーンは大きな拍手でした。あちらのマネージャーはみんなあんなに目立つのですかね。服もアクセサリーもマネージャーというより、リチャードもスターさんといった感じ。エマに対する猫なで声から恫喝、ジョージへの剥き出しの敵意、いろいろな顔を見せてくれます。「マッチョマッチョ」はありちゃん演じるパブロが歌うのかと思いきや、実はリチャードメイン。CSではパブロが銀橋で歌っていたけれど、ほとんどはリチャードです。歌って踊って(結構細かいステップみ見えた)。このシーンを観て、ああ完全復活なんだと安心しました。初日映像では、リチャードの見どころは半分かそれ以下しか映ってなかったです。後半のナンバーも迫力があります。終盤エマのスピーチシーンでのリチャードの表情の変化は見逃してはいけませんよヴォルフガング・エードラー(鳳月杏)なんとも軽妙で、そして思いやりがあるパパを大好演です。ジョージの人に対する思いやりや実直さは、絶対パパ譲りですね。妻ロミーに従うふりをしつつ、しっかり息子をフォロー。ロミーへのアプローチもヘコヘコではなく、飄々としているので卑屈感もなく自分が望んでそうしているって感じが良いのです。鳳月さんは芝居の間合いが上手ですね~もう絶妙なんです全体的にヒートアップしそうな賑やかな舞台が、ジョージパパのおかげでホッとするというか。月組に戻ってこられて良かったな~と思いました。ロミー・エードラー(海乃美月)キャスト発表の時には、珠城さんのママを海ちゃん??と思いましたが、貫禄もあってしっかりママになっていました。ホテル社長、成人息子を持つ母、しっかり者で気が強くて老け感も必要ということで、若干違和感のあるようなところもないわけではないけれど、女役に徹する覚悟が出来たって感じでした。まだしばらく残ってくれるのかな、だとしたら嬉しい。CSに映っていたキンキラキンのダルマには目が飛び出そうになりましたパブロ・ガルシア(暁千星)この役は美味しいのか残念なのか・・・何せ1幕は一体いつ登場するの というくらい出てこない。やっと搭乗したと思ったら、カタコトみたいな訛り。まあそれで、話す度に会場の笑いを取って大うけだったのですが。マッチョマッチョはありちゃんの代名詞なのに、歌うのはリチャード。結構派手な衣装の人が多い中、ジーンズに黒い革ジャンであまり目立たない。ありちゃんの身長とスタイル、若々しさがあるから、持っているような感じでした。そりゃあ、マッチョマッチョで一人銀橋に出してあげなきゃって思いました。フェリックス・モーザー(風間柚乃)ゲバラのカストロって本当におだちんが演じていました?と疑いたくなるくらい、このお調子者でドジっ子なこの役がピッタリ。正直、パブロよりもずっと美味しい役です。ジョージの親友でホテルのフロントマン。出番も多く、ナンバーもある。カストロでイケオジっぷりに驚嘆したけれど、やっぱり素は若いんだー(あたりまえ)エルフィー・シュラット(光月るう)既出ですが、あまりのインパクトに主役は誰という感じ。そういえばCSでも言っていたかも・・・もはや性別不明です。女性なんだけれど、ナンバーはしっかり男役のド太いお声。老け役ならではの腰を折った姿勢を微妙にキープしつつのハッスルダンス。是非是非、るうさんに助演賞を差し上げたいあーもう書きたいこといっぱいです。が、ああそろそろ仕事行く支度しなくては。続きは後程ということで。
2019.10.07
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少し前まで暑い暑いと思っていたのに、肌に感じる空気は秋の気配を感じるようになりましたね。あっという間に8月も終わってしまう。私の夏休みは半分ほど終わりました。前半ではお盆に雪組の2回目観劇(SS席ど真ん中)と、ちょっと梅田まで。びっくりな組替え発表後だったので、雪組観劇は感慨深いものになりました。ショーのオープニングと中詰めだったかな?違ったかな?咲ちゃん、翔くん、ひとこちゃんが並ぶのですね確かに2回並んだ大好きな並びだ~~~ 目の前に並んでるよ~3人並んでどやってるよ~、キザってるよ~、カッコいいよ~もうこの並びも観れないのか、見納めだーーーひとこちゃんは咲ちゃんの後に雪組で上がると思っていたのでちょっとがっかりだけど花組でたぶん柚香さんの後に続く栄転なのですよね。とりあえずは3番手かなーと思いますが、しばらくはマイティを立てるのですかね?微妙そうだなーと思いつつも(そうそう「青薔薇」でマイティ一人降りとか)花組を観る楽しみが出来ましたよ・・・ひとこちゃん観に行くよーーー梅田のゲバラ組は青年館以上の熱気。会場が違えばウケるシーンも勢いも違いますね。千海さんのアドリブへの反応の良さなんて、さすが関西。東京ではほとんど笑いが出なかったり、クスって程度の笑いが声出して笑ってたり。会場から反応ある方がジェンヌさんもやりやすいんだろうな~と思いました。さて、組替えで一番びっくりしたのは・・・ひとこちゃんと愛ちゃんですね。ひとこちゃんのことは先に触れましたが、愛ちゃんも本当に驚きました。専科さんお二人で新番組を持つとのことだったので、まさか組子復帰するとは。でも礼くんの2番手がせおっちというのは私的にはピンと来ていなくてきっと専科さん3人がかわるがわる出演するのだろうと思っていたので愛ちゃんが2番手として復帰することはああ、なるほどなあ・・・と素直に納得できました。次は何といっても、かなとくんが無事復帰されたこと良かった~本当に良かったSNSに上がった入りの写真は、変わらぬ美貌と穏やかな笑顔でしたね。公式で本公演には出演するとありましたが、舞踊会は休演とのアナウンス。制作発表会がトップコンビだけだから不安を抱えた状態なのではとまことしやかにネットに書き込む方々もいて、公式アナウンスを信じつつも心配でならなかった。でもねえ、ゲバラ組から制作発表に出るのは厳しそうだしもともとトップコンビだけの予定だったのでしょう。1か月後が楽しみです続いて2020年カレンダー掲載者。注目はパーソナルカレンダー。かなとくんは誰もが予想したところだと思いますが、瀬戸さんと愛ちゃんこれを見る限りやはり2番手(番目)はこのお二人でしたね。パソカレに入るかどうかは別として、序列としては予想通り。しばらくは瀬戸さんがしっかり蓋をする感じなのだろうと思っております。そして蘭世くんの娘役転向いや、確かに彼女は娘役の方が合うと思います。男役としては小柄だし顔も可愛らしい。それに何といっても、すぐ上におだちんが居ます。この壁はあまりにも厚く大きい、と「夢現無双」「ゲバラ」を観た後では言わざるを得ない。彼女を超えることはできそうにない。適正からしても、今の組事情からしても自然な流れです・・・ね。そしてお母さまの存在を考えると、このままスススッと上がっていきそう。・・・・・そうですか、そうですか・・・それは私としてはとてもとても複雑です。何故って?だって私は「アンナ・カレーニナ」「クルンテープ」「ゲバラ」を観た結果月組娘役の推しは、きよらちゃんになっているのですよ。小柄で可愛らしいく、研2であの歌声、演技力。これはどちらかが他組へ・・・なんてことになってしまうのでしょうかと思っていたところに、「I AM FORM AUSTRIA」の新人公演主演者。海外ミュージカルということで、私もうてっきりおだちんときよらちゃんが主演すると思い込んでおりました。まさかまさかの配役でございました。うーちゃん、おめでとう「アンカレ」の演技良かったですものね、頑張れ~~白河りりちゃん、すみません私あまり印象に残っておりません。雪組のみちるちゃん似の子がいると思っていたくらいで。前回の新公は、叶羽時ちゃんの役だったのですね。うーん、月娘はこれから混戦なのですかね。それとも・・・・9月は宝塚観劇予定は入っておりません。残念ながら「GOD OF STARS-食聖ー」はチケット確保が出来ませんでした。友の会、プレイガイドには振られ、予定が合わず貸切は全く申し込みが出来ず。大劇場のLVは梅田観劇と、東京LVは家庭の事情でどうしても出かけられず・・・観れるかどうかわからない当日券に並ぶ気力はなく、1年後のCS放送を待つのみとなってしまいました。10月の大劇場「I AM FORM AUSTRIA」と、東京「A Fairy Tale 」まで大人しく仕事に精を出すことにいたします。
2019.08.26
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先日観に行った、阪急交通社貸切『壬生義士伝』今回はお楽しみ袋プランにしました。この公演の貸切はまだ残っていて、同じものかもしれないので楽しみにされている方はご覧にならないでくださいませ。というわけでちょっと下の方にネタばれの写真をアップいたします。(これくらい下にしたら写真見えないかな?)はい、中身はこちらです。南部藩にちなんで岩手銘菓の「かもめの玉子」でございます。これ好きなのですが、スーパーで見かけてもわざわざ買ってまでは・・・となることが多いので嬉しいです
2019.08.01
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日本青年館で公演中『チェ・ゲバラ』初日を観てきました。残念ながら休演となってしまったかなとくん。理事様(轟悠)主演公演での2番手を楽しみにしておりましたが、楽しみは次の本公演まで取っておくことにいたします。題材としてはちょっと私にはハードではないかと思っておりましたが、幕が開いたら理事様をはじめとする演者の皆さんの熱演にこの作品に対する印象がかなり変わりました。前売りチケットは完売のようですが、おけ〇とかで手に入るようでしたら是非ご覧になることをおすすめいたします。題材といい、賞狙いな匂いはプンプン致しますが、これは賞をとって良いと思います。エスネスト・ゲバラの曲がったことは許せない、自分の信じる道を行くその姿勢は革命家となる前から変わらず、でもまだ革命家になる前のちょっとした彼の台詞回しはコメディー作品の理事様感あり。カストロと出会ったところから、一気に力強さが増していきます。どこまでも男臭く、先行画像が出た時のインパクトを思い出します。最近の理事様の公演は、「凱旋門」とタカスぺくらいだったか。いずれも喉の調子があまりおよろしくないのでは?という感じでしたがこの公演の理事様は歌も素晴らしい!フィデル・カストロの風間柚乃くん研11が予定されていた大役を、研6?の風間くんが演じるってすごいこと。とは言うものの、休演のニュースを聞いて誰が風間くん以外のカストロを予想しました?まゆぽん(輝月ゆうま)かも?との予想が少数派ですがあったようですが大半は風間くんがカストロで、それでもって全く違和感のないおっさん感(^^; を見せてくれると思っていたのでは?さすが本公演でも良い役が付き、新公では主演をはじめ大役続き。そのうえ、「エリザべート」「夢現無双」での代役も難なくこなしてきた彼女。誰の期待も裏切らない、こちらも骨太なおっさん(本当にそうなんだもの)で理事様と対等に渡り合っていました。衣装のせいもあるのですが、理事様と比べて恰幅の良さもあり本当におじさん半端なし。末恐ろしい研6です。エルネストの妻となるアレイダの天紫珠李ちゃんこちらもエスネスト同様に、曲がったことが許せない信念を持って突き進むのであれば、愛する人が危険に身を投じるのも応援する。そんな凛とした芯の強い女性です。この役は元男役という押しというのか圧というのか何というのかとにかく強さが必要で、可愛らしい女性だけを演じてきた娘役には難しかったかも。結果、珠李ちゃんが演じて正解だと思います。他に目立っていたのが、レイナ役のはーちゃん(晴音アキ)前回の本公演でも、芝居もショーも見せ場たっぷりでしたが、今回の役は完全に娘役2番手の役です。ダンスも歌も芝居も、これまた見せ場がたっぷりありました。幸薄く、線が細い役(出雲阿国とは真逆)で、はーちゃん素敵でした。彼女の芝居に涙を誘われました。学年相応なのかもしれないけれど、こんなにフォーカス続きだとあれ・・・?と思う。娘役で研11といったら、それなりの学年ですよね・・・95期の娘役さんたちって、各組かなり少ないというよりもう誰も居ない組もあるし。そしてレイナと互いに思いながらも結ばれることのなかったルイス(礼華はる)祖国、愛する人への思いと自分の置かれた立場に葛藤する軍人役を好演していました。ルイスは一幕で亡くなってしまい、2幕はその他大勢でした。お顔だけ見ると可愛らしいのですが、背が高くバランスも良い男役です。これから学年を重ね男役の骨太さが加わると良いなあと思います。とても上質な作品です。この作品に彼女が出演できなかったことだけが残念です・・・
2019.07.31
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先日、東京公演初日を迎えた雪組『壬生義士伝/Music Revolution!』を観てきました。初日直前のFNS出演で、SNSではあーさ(朝美絢)が大人気なんだとか。そう言えば、以前月組生として出演した際もそんな感じでしたね。あれだけ目が大きいとやっぱりインパクトあるのでしょうね。我が家では長女と二人、やっぱりトップ二人の歌は安定してるよね~咲ちゃん、足長っっっ顔小っっちゃひとこちゃんもスラっとしていて等身バランスいいね~DA PUMPは今日ばっかりはもっとスッキリした衣装にすべきだったよね。ただでさえダボダボパンツは足が短く見えるのに、咲ちゃんと並んじゃあなんて言って大騒ぎしておりました。そうそう、近頃は日向坂に夢中であまり宝塚に興味がないの下の娘ですが、トップの人、美人だねカッコいいじゃん。トップ娘役も普通に可愛いじゃん二番手の人、すごいスタイルだね~って。いやいや、咲ちゃんはあなたも実物舞台で見てますわよ・・・そうだっけ?覚えてないかも。まあねーあの頃はまだお顔もふっくらしてたし、あなたはまっつが好きだった。さて、観劇にもどります。まずは開演前に公演デザートを。なんか見た目は色合い的には地味です。が、お味はここ何回か(宙組は食べなかったか)食べた中で一番好みでした。私レモン好きというのもありますが、上のレモンゼリーの酸味が効いていて下のミルクプリンとホイップクリームのボリュームも甘さ控えめでボリュームも程よい。お盆にもう一度観に行くので、その時にリピートしようと思っております一幕の「壬生義士伝」原作は読んでおりません、スカステやNOW ONから泣ける話という程度の認識。たったそれだけなのに、貫一郎が出てきて歌ったとたんにうるうるとしてきました。だいもん(望海風斗)の歌声の威力たるや凄まじいです。いわゆるカッコいいところはないけれど、ひたすら家族を思う実直な男を熱演。物腰はへりくだり過ぎるほどの柔らかさでありながら、自分に真っすぐで、何物にもブレない。尚且つ義に篤い。貫一郎に比べたら、他の隊士たちは言い方は悪いけれど子供じみて見えるほどでした。ラストの方はただただ涙がこぼれて・・・星逢でもラスパでも、ここまで涙は出なかった。ストーリーもでしょうが、何といってもだいもんの演技が本当に素晴らしかったですこれまでの雪組作品から比べると、若干チケットが取りやすいという噂を聞きますが(現に私もすごく久しぶりに阪急貸切当たったし。あ、この日は阪急貸切でした)私はこの作品、泣かずにいられなのはちと困るけれど好きな作品です。真彩(希帆)ちゃんも相変わらずきれいな声で魅了してくれました。歌が上手いの前に、まず澄んだ声質が素敵なんですよね。しづの切なさ、勝気で我儘ないお嬢様みつ、いずれもピッタリとハマる。近頃は大分お化粧も上手になって可愛らしいし。雪組の舞台を観るたび、やっぱりだいもんには真彩ちゃんで正しかった。他の人ではきっと物足りなかっただろうと思わされます。大野次郎右衛門の咲ちゃん(彩風咲奈)大人の役ですね、やっぱり2番手となると難役が続く。ちょっと前まで、ちょび康やって「うぇぇぇぇぇぇぇーーんっっ」って泣いていたのに。物凄い辛抱役でびっくりしました。そう言えば歯をお直ししているけれど、こういう大人の辛抱役にあの可愛い八重歯では確かに合わないわ。翔くん(彩凪翔)の日本物メイク好きです。特に今回は土方歳三という役だからでしょう、いつもよりよりキリッとした感じ。精悍さが増した感じでした。あーこれは長女が観たら大騒ぎだわ斎藤一のあーさは、今回出番が多く美味しい役とのこと。確かに出番はたくさんありましたね。役作りなのでしょうか、私の思っているあーさより声が少しざらっとした感じで荒々しさがあって役に合っていました。ひとこちゃん(永久輝せあ)の沖田総司、飄々としていて良かったです。新公や別箱での主演もしている割に、なんとなく本公演での役付がイマイチと思っていたので、今回の役はひとこちゃんの線の細さややる時は実は凄いそんな彼女の個性が活かせる役だったと思います。みちるちゃん(彩みちる)はやっぱり上手ですね。ちょっとしたしぐさや表情に心動かされます。ところで、妃華ゆきのちゃんが結構出番が多い役でしたがこれまでだとあの辺の役は沙月さんあたりかなと思うのですが。ショーでもあれっ?て思うところがあったし。もしかしてゆきのちゃん・・・ちょっと心配二幕のショーですが、観ている時は楽しかったのですよ。でも少し時間が経ったら、お芝居の方の印象が強くてあまり記憶に残ってないなんてこった・・・お盆の時にしっかり目に焼き付けてきます
2019.07.29
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宙組東京公演「オーシャンズ11」を観てきました。友の会でとっても良い席が当たってすごく気分よく出掛けようと思っていたのに出がけにちょっといろいろあって、めちゃ不機嫌での観劇になってしましましたでも、真風さんがオーケストラボックスから銀橋に上がって来たらやっぱりそんなのどこかに吹っ飛んでしまいました今どの組でこの演目が一番似合うかって、観る前から分かってたけど宙組しかないよねというはまりよう。やっぱりスーツ物は身長高いにこしたことはないですね。目の前に長〜い足下から見上げるように観ているので、なおのこと長く見えました。メインキャストの簡単な感想を。真風さんはコスチューム物より、やっぱりスーツ物が一番お似合いです。現任トップさんの中で、スタイリッシュな大人の男が一番似合う方。何といっても都会的に見えるのが素敵ですちゃらい芹香さんラスティ―との長い脚コンビが素晴らしいそして何といってもまどかちゃんとの歳の差が舞台にそのまんま活かせる役。どんなにギャンギャン言われても、どこまでも余裕がある大人の男で、すかしていても懐が深く愛情深いダニーが素敵でした。テスのまどかちゃんビジュアルがテスには可愛らしすぎると言われていましたが、良いんじゃない。お披露目公演でも気が強い役だったけれど、しっかりと芯の強い大人の女性に育っていました。確かにテスのイメージには丸いお顔が可愛らしい。お顔だけなら花組の方がテスっぽいとは思う。でもやっぱりトップ娘役になるだけの人は、どんな役でもきちんと掴んでしまうのだなあ。可愛いまどかちゃんが、すごくいい女に見えました。う〜ん、可愛くて何でもこなせる実力があるのは強みですね。そうそう、かなとくんとのグラフ表紙もキリッとしていて綺麗キャトルでポスター買いたかったのだけれど品切れ中でした。ラスティの芹香さん宙組への組替えは、花組の新トップスターに柚香さん(おめでとう)の為の組替えそれはもはや明白ですが、実は今回の演目の為の組替えだった、と言っても良いんじゃない。真風さんとの長い脚コンビ最強前公演では滑舌の悪さが気になってしまったのですが、今公演は絶好調じゃないですか?すごく聞き取りやすくて、気になりませんでしたジョンソン先生は、、、「メンソーレ、メンソーレ」でサーターアンダギーの回でした。上手いわ〜めっちゃ上手いネタと演技に、大爆笑させて頂きましたベネディクトのずんちゃん(桜木みなと)花組のベネディクトのインパクトが素晴らしく、あの役で望海風斗って凄いとなった大勢のうちの一人である私。その域に達しているかと問われれば、さすがにあの強烈なインパクトには敵わないと言わざるを得ないとは言うものの、予想を超えた悪役ベネディクトでした宙組では小柄なずんちゃんが大きく見え、押されているのも頷ける。クイーン・ダイアナの純矢ちとせさん勿体ない、退団されるの勿体ない。ご自身の将来があるのだから致し方ないけれど、あー勿体ない。身体の動き、目の動き、台詞廻しに歌声、全てが突き抜けてた。本当に素晴らしい女役さんだと思います。彼女のいない舞台は淋しくなるなあ・・・その他11メンバーから、リヴィングストンの瑠風さんなぜ彼女がこれまで新公主演を重ね、今度はバウ主演に選ばれたのか正直、これまでよくわかりませんでした。確かに背は高いし小顔でスタイルは良い。でも華やかさが、足りないのではありませんか?と思っていました。が、訂正します。上手いわ、そして舞台メイクしてライトを浴びた彼女は結構目立ちますわ。掴んだチャンス(直近はバウか)をしっかりものにして欲しいなあ。
2019.07.16
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月城かなと様のショー「クルンテープ」休演発表にざわつき、その後の全休発表。公演中の怪我とのことで、どのような怪我なのか心配です。だって、全休される直前の公演を観ていたのですよ。言われてみれば、舞台からはける時にちょっと足?を庇っているようにも感じましたが、へたれ又八であっても隠し切れない美貌、キラキラの笑顔で舞台を走ってらしたのに。ご本人もさぞ無念だと思いますがし、早く舞台に戻ってほしいけれど無理せずしっかり治してほしいですさて、代役公演を観てきました。■代役・本位田又八 月城かなと→風間柚乃・辻風黄平(宍戸梅軒) 風間柚乃→蘭世惠翔代役初回をご覧になった方の感想を見る限り、皆さん短い稽古での代役とは思えない出来とか。さすが、新公主演経験者の皆さんです又八のおだちん(風間柚乃)は違和感まったくなし。台詞廻しは本役をなぞっている感がありましたが、骨太感が強かった。かなとくんの又八はあの美貌があれば、女のヒモ感十分すぎ、美剣士佐々木小次郎を騙っても、誰もが信じて当然、と思えるし月組でコミカルな役が多かったこともあり、超ヘタレ上手。そりゃーお杉ばあさまがベタベタに可愛がるでしょうよ。おだちんは田舎侍(それもにわか侍)風が強く、武蔵の親友、類友感ではより納得させられる感じ。そしてどちらも芝居上手。初見の方なら何の違和感なく納得の又八だと思いましたそのおだちんの代役、らんぜくん(蘭世惠翔)男役としては小柄で可愛らしいお顔。エリザベートの小ルドルフ、別箱やショーで目立つ位置、なんだかんだと抜擢続き。そして今回の男臭い宍戸梅軒。大丈夫?と思ったけれど、これまた心配ご無用。太い声も出るのね、音域広いのかな。いずれも「親の七光り」ではなく、ご本人の力量による抜擢だと思える代役さんです。ショー「クルンテープ」■代役・第2~5場 プアット・ナ-ク(歓迎の儀式) プーチャイクンヌンA 月城かなと→蓮つかさ・第7~8場 ルンム(若さ) ヤイ 月城かなと→夢奈瑠音・第13場 チューチャート(派手に) ファラン 月城かなと→蓮つかさ・第16~17場 ライキンドクーン(傷) ラクマヌー 月城かなと→風間柚乃 れんこん(蓮つかさ)チューチャートの衣装が若干大きいと感じるのはご愛敬。堂々と銀橋一人渡り。新公では渡っていても本公演では初めてですよね、こういう機会でぐっと成長することってあるじゃないですか。きっと彼女も次回作で大きく変わっていると思います。るねちゃん(夢奈瑠音)彼女はムエタイのところ。ここは本役と大分違うシーンに感じました。るねちゃん一生懸命試合してるんですよ、真剣に。かなとくんも真剣に試合してるんだけど、でもすごくコミカル。るねちゃんはとにかく一生懸命、絶対負けるもんか!感があって、違いが面白いです。ただ、ありちゃんと戦うにはちと小柄でした。ありちゃんが一回り大きくって、るねちゃんが向かって行っても「はいはい」ってかわされるのが、そうだよねーと思えてしまう。でも最終的に勝利をつかむので思わず拍手したくなる。再びおだちんホントに彼女は舞台度胸がすごいです。さくらちゃんと銀橋渡るライキンドクーンでは、こう言っては何ですがおじさま感まで醸し出してるようでした。代役の皆さまには、拍手がいっぱい。もちろん私も手のひらが痒くなるかと思うくらい拍手を送りました。短いお稽古機関でしっかり仕上げられた皆さま、お身体休める時間が少なかったはず。お休みの日には十分な休養をとられて欲しいと思います。さて・・・珠城さんもどこか痛められたのでしょうか。飛び降りるところは階段にかわり、さくらちゃんとのデュエットダンスはリフトがなくなっていました。リフトがなくなることはこれまでにも何度か観てきたけれど珠城さんのリフトが途中でなくなったのは少なくとも私が観てきた中では初めてのような。どうぞ皆さま、無事千秋楽まで務められますよう。海ちゃん、かなとくん、もうこれ以上は嫌だーーー
2019.05.25
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月組『夢現無双/クルンテープ 天使の都』 東京公演初日を観てきました。大劇場で観てからほぼ一カ月ぶり。あの時も巷でささやかれるほど悪くないって思って観たのだけれど、やっぱり私は眠くなりませんよ。もっと眠くなる演目たくさんあるんだけどなーやっぱりこれは好みの問題ですよ、うん。まあ、確かにあんまり女性好みの題材ではないけれど・・・まだご覧になってらっしゃらない方は、是非ご自身の目で確かめてみてくださいませ。ただ、どこのシーンが好き?と言われてとして、直ぐにこのシーン!と思いつくところが無いのですわ。そこが良くないのかな。でも、脇役さんに至るまで、みんな良いお芝居をしているのですよ。お芝居の邪魔をしている人が一人もいない。お米じゃないけれど、一人一人がちゃんと粒が立っているというのか。次に観るのも楽しみ似ています。ショーも楽しいじゃん!トップコンビの頭に乗っけている飾りだけば、やっぱりうーんと思うけど。初日ということもあるのか、大劇場で観た時よりずっと迫力が増していた。ムエタイのシーンはやっぱり面白いしカッコいいそうそう、このシーンをはじめ、大劇場よりも東京の方が客席の盛り上がりや笑いが多かった。私も噴き出すこと数回ありました。さくらちゃんの歌声はちょっと癖があるなあと思って聞いた記憶があるのですが、それもあまり気にならなくなっていました。歌い慣れてきてご自分の物にされたからなのか、それとも聴く側が慣れたのか。そこはわからないけれど、個人的には良い傾向です。美弥ちゃんを皆で迎える男役燕尾のシーンは、やはりジーンとくる。舞台上の皆の視線が、カッコつけてる人たちなのに優しいのですよ。回を重ねていくにつれ、このシーンは美弥ちゃんファンでなくても要ハンカチ。事実、初日だというのに私もウルッとしてしまいました。今回はGWの関係で初日から休演日までが長いんですね。しょっぱなからハードスケジュールですが、皆さんお身体に気を付けて熱い舞台を見せてくださいませ。
2019.05.05
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ぼやぼやしてたらあっという間に月組公演が始まりました。ってその前に、花組『CASANOVA』観てたのですよ友の会でとっても良い席が当たりまして、オペラグラス不要でした。ゆきちゃん(トップ娘役:仙名彩世)の最後の公演ということもあり、なんとしても見たかったので友の会に感謝ですゆきちゃんの素晴らしい演技におしみない拍手を送りました。彼女は動きの一つ一つが美しくて魅力的です。ふとした時の肩の動かし方は、はっとするほどで大好きでした。天性の物もあるのでしょうが、彼女の努力の賜物だと思います。トップ娘役になるまでには紆余曲折あったと思いますが、彼女の努力が報われ、大きな花が開き本当に良かった退団後も舞台に立ち続けてほしいです。明日海さんのくったくのないお芝居も良かった。そう言えば私、明日海さんのコメディータッチな演目って生で観たことなかったかも。花組は基本的に当たったら観るというスタンスだったので生で観たのはどれも割とシリアスな物ばかりだったから。もっとすかした奴なのかと思ったけれど、気取らない素直な人で嫌味がない。ある意味可愛らしい魅力のある男性像でした。柚香さんは、ややお顔の使い方が大袈裟すぎな気もしたけれど、いい味出てましたね。明日海さんの後任がまだ発表されていないけれど、どうなるのでしょうね。星組は礼さんトップが発表され、ほぼ同じようなペースで上げられてきた柚香さんも順当に上がるように思えますが。ゆきちゃんの後任が華さんとのことで、どちらかと言えば歌が苦手なお二人で組む?トップお二人とも歌が・・・というコンビはイマイチ人気が出なかった記憶ですが劇団はどういう戦略で来るのでしょう?月組帰還が決まっていた(ってもう月組生)鳳月さん。びっくりするほど女役がお似合いでお上手でした。スタイルは抜群だし、足はもっと出した方が良い(エロいおじさんかっ)と思って見てました。だって、ホントに色っぽいのですもの。娘役には出せない男役が演じ得る音役ならではの色気なのでしょう。正直、ゆきちゃんの次にたくさん拍手していたと思いますわ私。音くりちゃんも可愛かった。別箱ヒロインをされて、ますます芸に磨きがかかったのではないでしょうか。あの別箱観たかったよ(あの日程では身動き取れなかったけど)・・・同期、下級生に抜かされた形になってしまったけれど頑張ってほしいですアリーナ外れちゃったし、次の本公演も当たると良いなあ友の会さん、どうぞよろしくお願いしますです。
2019.05.04
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なんとか遠征してきたものの、年度末年度初めの忙しさに家に帰ったらひたすら寝る生活をしていて、気が付いたらもう明日は大劇場千秋楽いやはやびっくりですわ。初日からいろいろ思わしくない感想が流れてきていたので、本当のところはどうなんだろうと思っていました。正直なところ、「別に特別悪くもない」と思いました。これくらいの出来の話って他にもあるような気もするけど。あれとか、これとか、あれとか・・・朝3時に起きて支度、新幹線に乗りヘロヘロだったけれど寝なかったし(←そこかっ)ただ非常に人の出入りの間隔が短くてやたらに多いなー新トップコンビのお披露目という演題には不向きだな美弥ちゃんが佐々木小次郎で、武蔵に敗れて退団てのはね・・・とは思ったけど。まあそれは個々の感じ方だからなんともいえないですね。キャスト感想としては、やっぱり一番は又八です!一番美形(と個人的には思う)なのに、とんでもないおバカさんで超ヘタレ(刀を持ったら本当は一番カッコイイはずなのに…)お杉に全く頭が上がらず情けない奴。上手でしたね〜、やっぱり雪組育ちですね。何故、一度もまともな殺陣のシーンがないんだ。一合だけでも、いや構えるだけで、その後にひゃ〜って逃げていくので良かったのに。せっかくの日本物なのにそれすらなかったんだもんなあ。演出にサービス精神がないわ武蔵は身体は大きいけれど心は子どもっぽいのですねえ。役所さんの武蔵TVで観てた気がするんだけど、どうだったかな。ただ荒っぽかった印象しか残ってないのだけど。それに比べると荒っぽさも宝塚範囲。お通のさくらちゃんは「はいっ」が気になってしまって。武蔵から縄を切るように言われた時の「はいっ」必死なんだろうけどあれは違う気がする。でも全体的に一生懸命な感じはしました。多分、まだ余裕なんて全くないんではないかな。美弥ちゃんの小次郎はチロチロと炎が燃えているような静かさがあった。出番が少ないとか、通りすがりの人みたいという声も聞こえたけれど武蔵を主役で1時間半にまとめたら小次郎はあれくらいしか出れないでしょ。その中であれだけの存在感があるのだから。武蔵と対決シーンは、さすがにあっさりしすぎですね。「小次郎敗れたり」は入れられないにしても、もう少し深みがあって良かったのでは。新組長さん、副組長さんはご活躍でしたね。るうさんのお芝居好きなので、今後もこれくらい出番あっても良いです。海ちゃんお綺麗でした。今回はお芝居だけの出演だけれど、しっかりと存在感をアピールしていました。海ちゃんは、しっとりとして艶やかで大人の女が似合う。アンナも凄くはまっていて良かったし。そこが、トップ娘役人選から外れてしまった要因かもしれない・・・でもこういう娘役さんは絶対必要だと思うので今後も頑張ってほしいです。って、次回作では珠城さんのお母さん役ですかーありちゃんも大人の男を演じられるようになっていました。カッコ良かったよ。直ぐにカッカとする弟役のるね君と対照的で、一門を統率するのは清十郎のような人でなくてはと思わせる説得力がありました。ショーはNOW ONや歌劇の座談会を読んだ感じでは、微妙だなーと思っていたし、ツッコミどころは多々あるけれど単純に楽しんだ。そうそう、トップコンビと美弥ちゃんの頭に載ってる飾りはうーんと思ったけど。あれ、なかなか似合う人いないと思うから仕方ない。ムエタイでは、「ありちゃんにボコボコにされる」と話していたかなとくん。えーなんか嫌な感じ、と思っていたけれど最終的には勝つんじゃん!それだけで気分良くなった(^^;しかもあの蹴りが二人とも迫力があってカッコ良かった!!綺麗なまゆぽんの美しい女性の歌声。まゆぽん歌うまと言われているけど、実をいうと確かに上手いがそこまでかな?と思っていたのですが、素晴らしかった!!もしかしたら一番拍手をしたのがこのシーンだったかも。そして綺麗なおみ足を惜しみなく出した長身男役!素晴らしいおみ足でした。珠城さんと美弥ちゃんの妖しいシーンは正直物足りなかったです。あの手のシーンはどうしても思い出すシーンがあるのです。『Greatest HITS!』の「Midnight illusion」ちぎちゃんと望海さんのなんとも言えないあの妖しさ。あれを想像していたので、雰囲気だけであっさり、という感じでした。体格差がありすぎるのも良くないんだと思います。「ライキンドクーン」のありちゃん魅力的でした。あれを見てやっぱり思い出したシーンが同じく「Midnight illusion」の咲ちゃん。咲ちゃんも足が綺麗だったな〜ありちゃんの方がちょっと肉感的かな?その分、色っぽさがあるかな〜と思って見ていました。そしてスーツ姿のかなとくんのカッコよさ!振りも彼女にしては珍しい感じの振りで、嬉しいシーンでした。デュエットダンスは初々しいとはいわないけれど、二人のお披露目感はあったと思います。ちゃぴちゃんの時の勝負を挑むような激しさとは違い新しい雰囲気。そして相変わらずのハイキープなリフトは相手役が変わっても健在。さすがです!!美弥ちゃんの餞別シーンがあまりないような感想が多かったけれど確かに「一人で」と言う意味でならそうかもしれないけれど、見せ場はたくさんあったと思う。明日は千秋楽、美弥ちゃんのサヨナラショー。美弥ちゃんはじめ退団者の皆さん、どうぞ悔いのない一日をお過ごしください。東京で待っています!!
2019.04.14
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先週末『霧深きエルべのほとり/ESTRELLAS』を観てきました。お正月にBS放送された際には、何だか酷い言われようでしたが、実際に観たら私は嫌いじゃなかったです。お芝居は確かに古くさい話ではあるけれど、そんなのは舞台、映像ではよくあること。取り立ててどうこう言うこっちゃない。紅さんのちょっとやり過ぎ?な所も、カールには悪くなかった。強がって悪ぶるカールは芝居をしているわけで、大袈裟なくらいで丁度良いのだと思いました。それにしても、本当はとてもいい人なのに報われない人生で気の毒でならない。あーちゃんも上流階級の世間知らずなお嬢様が良く似合う。ただひとつ、気になるところが…この日の私は前日から花粉に盛大に悩まされておりました。舞台が眩しくて目を開けていられない…お芝居のほぼ最初から涙を拭いっていて誰か退団者の熱烈ファンと勘違いされるのではないかと、密かに不安に思ったくらい。そのため、なんと観劇の半分は涙ボロボロ、目を瞑っている状態でした。そこであることが気になって仕方なくなったのです。あーちゃんの台詞が、頭のてっぺんの方から声が出ているようで、人形浄瑠璃かなにかの台詞のように聞こえてしまう時があるのです。目を開けているときは、全く気にならないのに。視覚からの情報って、物凄く大事な役割を担っているのだなあと、改めて実感しました。可愛かったから良いんですけどね。礼くんはこんな役が似合うようになったのかー!紳士的な大人の男性がよくはまっていて、何で彼を選ばないのかっ!妹の方がよっぽどみる目があるわ、と思ってしまいました。まあ、若いうちはちょっと悪ぶってる方が魅力的に映りますからねぇ…英真さんは暖かくて人情溢れて良かった!さすがです。わざわざおじ様専科さんが演る役なのかなあと思っていたのですが、彼女で正解ですね。カールに膝を貸した時の台詞には、本当に暖かみがありました。『ESTRELLAS』これまた眩しくて眩しくて目が明けていられなくて。加えて観てから一週間経ったら記憶が曖昧になってしまいました。星組のショーで今一番楽しみにしているのは漣さんです。開かない目を無理に開け、涙でぼやける視界を目を細めて探していました。探さなくても、踊ってるととっても目立つのですけどね♪今回は何と言っても、「ダンス・オブ・ヴァンパイア」の曲が最高!最初にソロで踊るシーンは見えない目でも惹きつけられました。絶好調な目で観たかった。CSで放送される時には紅さんにカメラが行っちゃうだろうし、どれほど映るのやら。是非ともたっぷり映してほしいものです。この公演で退団される七海さん。かいちゃん、とてもとても目立つシーンがあるのですね。人気の高い方ですしわかるけれど、大奮発だな〜っ!と思って観ました。ファンの方は、お芝居であまり出番がなかったけれど、ショーでこれだけたくさんシーンがあれば納得されてるかな。出来ることなら目が万全の状態でもう一度観たいショーでした。が、もうしばらく快復しそうにない・・・今日も充血、瞼が腫れ上がり一歩も外に出られない。ジェンヌさんは花粉対策も万全でしょうが、ファンの方もピークの花粉に負けないでくださいませ!
2019.03.10
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観てきました、『メリー・ポピンズ リターンズ』メリー・ポピンズ リターンズ(オリジナル・サウンドトラック/英語歌唱盤) [ (オリジナル・サウンドトラック) ]子どもたちが小さい頃、DVDを繰り返し見てたんですよ1作目。普段あまり映画館へは行かないのですが、これは早く観たくて娘と行きました。人気作の続編というと前作の人気に乗じて、あまり間を置かずに勢いで作った。という感じの作品も少なくはないと思っています。ですがこれは1作目から50年以上経って製作された作品。監督がメリーには「きみとでなければやりたくない。きみがやりたくないなら他の企画を探す」そう主演のエミリー・ブラントに言ったそうです。前作へのリスペクトと、新作への意気込みが尋常ではなかったのだと感じられます。観終わった第一声は、「良かったね〜凄く良かった、観に来てよかったね〜」でした。私も娘も、一番印象に残ったのは、点灯夫たちのナンバー。このシーンは前作で言う、煙突掃除人たちのナンバーにあたります。街灯や自転車を使ってのパフォーマンスは素晴らしく迫力がありました。つい癖で、思わず拍手しそうになっちゃいましたよ。劇場で観たら、間違いなく拍手大喝采のシーンです。この点灯夫たちの活躍が凄いのです。バンクス家の窮地を救うための爆走も物凄かった。一つ間違えば撮影中の大事故に繋がる自転車の大群の大暴走でした。主演のエミリー・ブラントはジュリー・アンドリュースよりクールに見えました。ジュリーのメリーは子どもたちに厳しくもお茶目なところがたっぷりありました。今作のメリーは、子どもたちの前では物凄くクールな感じがするのです。もちろん厳しくも優しいのは前作と変わりません。母を思う子どもたちへ歌うバラードはとても暖かく心揺さぶるものでした。笑ってるところもあるのだけれど、でもどこかクールなんだなあ。メリーという役への二人のアプローチの仕方が異なっているのですね。どちらが良い悪いということではないのですが、そこがとても印象的だった。エミリーが話していますが、原作はずっとダークで深い背景がある、と。原作を読んだことがないので、原作を読んでみたくなりました。点灯夫のジャックは前作のバートの役どころ。実はバートの元で見習いをしていたことがあるのだそうです。だからバートのように陽気で寛容で優しいのかな。人の善さが全身から滲み出ているのですよ。演じているのはリン=マニュエル・ミランダ。スクリーンよりも舞台の方で有名な方なのだそうです。どこかで見たような、誰かに似ていると思ってずっと考えていたのですがなんか石川禅さんに似てませんかね?面長だけどちょっと丸い輪郭とか。前作でバート役を演じたディック・ヴァン・ダイク。彼は同作で銀行家のミスター・ドース・シニアを演じていたのですよね。今回はその息子のドース・ジュニアで登場しました。御年93才だそうですが、お元気そうでコミカルでお茶目で素敵なおじい様でした。びっくりしたのが、息子たち。父親の子ども時代にそっくりで、よくこんなに似た子を見つけてきたものだと娘と話していました。他にもメリル・ストリープ、アンジェラ・ランズベリーとそうそうたるメンバー。メリルがこんなに滑稽なというか突飛もない役を演じているとは。少しふくよかになられましたね。奇抜な衣装に濃いメイクで・・・ちょっとですねロバート秋山さん演じるデザイナーYOKO FUCHIGAMI に似ていると思ってしまいましたアニメーションを使ったシーンも良く出来ています。不自然さがないんですよね、さすが本家本元です。今でこそよくありますが、それでも視線がアニメキャラと上手く絡んでいなかったりどこか不自然な部分を見ていることってあるじゃないですか。でもどのシーンもバッチリなんです。暴走する馬車に子どもたちが乗っているシーンも良かった。今日発表されたアカデミー賞、いくつかの部門でノミネートされていたけれど残念ながら受賞まではなりませんでした・・・でも、是非是非ご覧になってくださいませ。楽しくて、泣けて、そして幸せな気分にさせてくれる作品です字幕がもちろんお薦めですが、小さいお子さんがご一緒なら吹き替えもお薦め。声優陣がミュージカル界でメインキャストとして活躍されている方が揃っていますメリー・ポピンズ リターンズ(オリジナル・サウンドトラック/日本語歌唱盤) [ (オリジナル・サウンドトラック) ]
2019.02.25
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月組退団者が発表され、一日経ちました。SNSではいろいろ呟かれていますね。皆思うところはいろいろあるでしょう。でも無責任な個人批判はしたくない。正直、今回の発表には大いに驚かされました。外出中の娘からも、「どーいうこと!?」とLINEが来ました。私に聞かれてもわかるわけがないわ・・・でも2番手の今更感満載の東上無しのバウ主演。美弥さんが思い入れのあると言われる演目。鳳月さんの異動発表。確かにフラグはたくさんありました。でも、「雪組の悲劇」再びはもう無いと勝手に思っていました。ご本人は2番手止まりを最初から承知の上、と2番手羽を背負った当時、まことしやかに言う人もいないではなかったけれど。そんなあって思っていました。今となっては、それが本当であれば私としては一番気持ちがおさまるかな。でもやはり残念です。慕われていたようですから、月組の皆さんがっかりされてるのではないかしら。私も美弥さん体制になったら(いつかそうなると思っていたのに)観たい演目があったのに。それにしても、何で武蔵にしたの? 次の本公演。あまりにシュールではないですか。涙なしには観ることができないですよ、きっと。小次郎に肩入れして観てしまうかも。ああ、「でも」ばかりの文章になってしまった・・・美弥さんはじめ響さん、くれあさん、音風さん東京の千秋楽まで、どうぞくれぐれもお身体にお気をつけて悔いのない毎日を過ごしてくださいね。
2019.01.30
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新人公演『ファントム』、観てまいりました前回、本公演感想の最後に、新公は「きっと物足りないと感じてしまうのだろう」と書きました。まずは最初に謝ります。観もしないうちから、そんな予想をしてしまって申し訳ありませんでしたと下級生の皆さん、私の予想以上の出来栄えでした。主演の綾さん、遠目に観るといまだに時々蓮城さんに見えることがある。今回は仮面をつけているのでそんなことはありませんでした。本役さんに割と寄せた感じがしました。本役さんと比べてはさすがに可愛そうだけれど、エリックとしてとても良かったと思う伸びのある声、やや女性的な声もこの役にはぴったりだったと感じます。新公主演も初めてではないし、本公演や別箱の役もまずまずなだけあって難しい役だろうと思いますが、きちんと自分の物にされていました。クリスティーヌのひまりちゃん。一番びっくりしたのが彼女です。本役さんに割と寄せた感じがしました。NWを観た時に、お歌が得意な子ではなくダンスの子だと思っていました。でも彼女もその後の舞台を重ね(新公ヒロインもしてたし)、成長著しかったのですねそれでも一部もう少し声が出てほしいと思ったところもありましたが、森のシーンでの歌がとても素晴らしかったですエリックに対して、まあやちゃんより母性を感じました。キャリエールの縣くん。はっきり言って、咲ちゃんよりずっとずっとおじさんぽかった。咲ちゃんは体型的にもスリムでナイスなおじ様なのですが縣くんは完全におじさんになりきってました。彼女もNWの時には、漲るオーラはあれど、このまま路線として上げてしまうの?と心配になるくらいのお歌でしたが(ごめんなさい)、その時とは比較にならないくらい上達されていましたアラン・ショレの陽向くん。彼女を宝塚の舞台で観るのはこれがラストです。本公演ではどこにいたんだろう?と後で思ったのですが・・・この役良かった、上手だった退団早すぎる気がしました・・・シャンドン伯爵の彩海せらさん。シャンドンの歌、翔くんが歌っていて難しそうだと思っていたのですがなかなかどうして、クリアに歌っていました。翔くんとは違った若々しい感じのするシャンドンでした。ベラドーヴァの有栖妃華ちゃん。歌姫という役にピッタリだと観る前から思っていました。無理のない声の出し方をする子なのですよね。落ち着いていて、可愛くて、思ったとおりのベラドーヴァでした。新人公演は映像でしか観たことがなかったのですが、思った以上のクオリティでした。また観てみたいと思いました。なかなかチケットは取れないけれど
2019.01.27
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こちらも少し前ですが、東京公演中の『ファントム』を観てきましたラッキーなことに友の会で当選です。それも1階前方席翔くんシャンドン伯爵バージョンです。最初の一声から引き込まれました。トップコンビが二人揃ってやりたい役に挙げただけあります。本当に素晴らしい舞台でした気が早いけれど、次の再演時は、トップコンビの役はもちろんのこと、メインキャストのハードルが、グンと上がってしまいましたね。全く誰も心配していなかったであろうエリック、だいもん(望海風斗)。エリックの無邪気さ、哀愁、苦悩、つかの間の喜び例え目を閉じて客席に座っていたとしても、だいもんの声色だけでエリックの感情、心の動きが手に取るようにわかると思いました。それくらい歌で全てを語れる望海風斗。本当に素晴らしかった、としか言いようがありません。クリスティーヌ、真彩ちゃん。私これまで、彼女のことは歌が上手な子、というだけで特別どうとは思っておりませんでした。ですが今回の公演を観て、彼女に対する印象が大きく変わりました。クリスティーヌは彼女のはまり役です。素直で真っすぐ、人を疑うことを知らない女の子が、あんなに似合うとは。勿論、そこには色々な不足面を補って余りある歌唱力があるのですが髪を下したクリスティーヌは、真彩ちゃんってこんなに可愛かったんだと思いました。これまでの役は大人っぽい役が多く、彼女の任ではなかったのだと。そしてこれまた圧倒的なまでの美しい声、本当に「神が与えた天使の声」ですこれまでも声の美しさは承知していましたが、でもただ「お上手」だったのです。ところが今回は彼女の美声を増幅させる、彼女に合った歌が多かった。この公演は真彩ちゃんの正しい使い方(言い方悪いけど)、お手本だと思いました。そしてキャリエール、咲ちゃん。制作発表の時から、キャリエールがはまりそうだと感じていましたが、予想以上でした。だいもんエリックの父親として、全く遜色ない存在感。銀橋でのデュエットでは、近頃年のせいか舞台をみてもあまり涙が出なくなった私がこみ上げるものをこらえきれず、涙を拭っておりました。こんな大人の役を演じて違和感ないなんて。なんで『星逢一夜』『ケイレブ・ハント』であんな役やらせたんだと思っちゃう。翔くんのシャンドン伯爵やっぱり翔くんにはこういう王子様系がよく似合う。気障なところもあるけれど、嫌味にならない。でもそっか、シャンドン伯爵って意外と出番少ないのですよね。せっかく素敵なのに勿体ない・・・そして真打登場じゃなかったカルロッタの舞咲さんもの凄い、凄まじいほどの(良い意味で)迫力。彼女の歌唱力は折り紙付き、パワーも個性も折り紙付き。ひめカルロッタはきっとこうであろう!と予想していた遥か上を行ったカルロッタでした。あの細い身体のどこにあんなに凄いパワーがあるのでしょう。ストーリーの中では当然嫌な女性ですけれど、単体で語ると可愛い女性。自分の気持ちに素直、素直過ぎて行き過ぎた女性なのですよねえ。って、同情の余地はないのですが。あとは従者の女性二人。これまでもキレッキレのダンス、艶っぽいダンスを披露してきたお二人。他の従者が下級生というのもあるのかもしれませんがマントの動きが二人だけ鋭利な生き物かと思うくらいキレがありました。見せ方を十分に熟知しているのもあるのでしょうね。素晴らしい公演を観ることが出来て大満足です出来ることならもう一回、本公演メンバーで観たいけれど友の会はもちろん、プレイガイド、カード会社etc. 入れまくったけれどこれ一回。後はこれまた幸運なことに新人公演が当たりました。楽しみにしているけれど、本公演メンバーの出来を観てしまったらきっと物足りないと感じてしまうのだろうな、と観る前から思ってしまいました。スミマセン・・・綾さん、ひまりちゃん、頑張ってくださいね
2019.01.22
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バウホール公演中の『アンナ・カレーニナ』を観てきました。弾丸日帰りでめっちゃ疲れたけれど。原作は遥か昔に読んだので、細かいところはあまり良く覚えていない。というよりは大雑把にしか覚えていないと言った方が正しいな、うん。初演、星組再演はCSでつまみ食い程度にしか見ていなかったのでナウオンでテーマ曲が変わったと言われてたので、ラストがどうなのか良くわからないけれど、少なくとも良い悪い関係なく、私が思っていた『アンナ・カレーニナ』ではありませんでした。とは言うものの、演者が素晴らしい舞台でした。ちょっとこの人…と思う人が全くいなかった。美弥さんのヴィロンスキーは最初は自分の魅力を知り尽くした自信たっぷりの強引さ。アンナへのの執着、喜び、悲嘆、意固地なまでの一途さがありました。そしてなんとも艶っぽい彼にあんなに迫られたら、いけないこととわかっていても逃げられないですねえ。原作終盤では、アンナにちょっと疲れて後悔しているところがありますが宝塚版はあくまでアンナ一筋で、アンナに誠実な男性でした。海ちゃんのアンナは出てきた瞬間、ハッとするほど美しかった正直、海ちゃんがあんなに美しいとは思っていませんでした。凛として、誰より小顔。髪をアップにしている方が似合いますね。貞淑な妻から女へと変わっていく様は恐ろしいくらい。夫への申し訳なさなど、あっという間に消え去りあっさり何もかも捨てて男へ走る、女が嫌う女。全く共感できないヒロインだけれど、それでも美しさは認めざるをえない。正に美貌のアンナでした。彼女のラストは絶望ではなく、ヴィロンスキーへの愛の昇華なのでしょう。しかし、二人ともあまりにも大人げないなあ。周囲のことはまったく顧みず。二人とも子供が出来たことへの戸惑いが無さすぎ。ヴィロンスキーはともかくも、アンナはおいおい、人妻なのにそれで良いの?って突っ込みたくなりますカレーニンのかなとくん。一番原作のイメージと異なるキャラです。カレーニンって、頑固というか畏まったことが好きな、ただ偉そうなおじさん。そんなイメージで読んだ記憶があります。それがあんなにイケメンで、しかも愛情深い夫に変化していくなんて。最初からアンナへの愛を自覚していてら、たとえヴィロンスキーが現れても、この夫婦のあり方は違ったものになっていたはず。競馬場でのアンナを見て歌うシーンは切ない…衝撃を隠しきれない、あの綺麗なお顔はなんとも魅力的でした。自分にこんな感情があったなんてと戸惑い、気持ちをもて余し。最後は全てを受け止めた懐なの深さ。原作とは全く違う凄く出来た暖かい人でした。コスチャの瑠音くん意固地になっていた原作とは違い、どこまでも好い人でした。純粋な好青年を好演していました。キティのきよら羽龍ちやんとても研1とは思えない堂々としたものでした。まだ若くて、ぽちゃぽちゃと子どもっぽいっお顔とは裏腹にしっかりと、そして聞きやすい歌声と台詞。先が楽しみな娘役さんですあっという間に新公ヒロインしそうだなぁ、次の大劇場公演でも良い出来でした。セルプホフスコイのうーちゃんこと英かおとラスパ同様、抜群のスタイルで着こなす軍服姿が麗しく主役の親友役ということで美弥さんとガッツリ組んだ芝居で役得です芝居そのものも自然で良かった。若干声の通りが悪い気がするので、もう少し良くなると良いなあ。そしてもう一人。カレーニン夫妻の息子役、蘭世くんちょっと目立ちすぎではないですか?息子だけでなく冒頭の執事、フィナーレの道化師は他とは区別されてるし。確かに歌はお上手ですが、このまま路線に乗って行くのでしょうか?それとも・・・お顔は娘役向きだし、転向への布石?今後がとても気になるところです。トップコンビの別箱は既に千秋楽を迎え、バウ組も間もなく千秋楽。次回大劇場公演後で新体制のスタートとなり、楽しみではありますが鳳月さんが花組から月組に舞い戻ってくることが発表されましたね。月組体制はどうなるのでしょう
2019.01.21
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『タカラヅカスペシャル2018 Say! Hey! Show Up!!』観てきました。贅沢な公演ですよね。東京公演中の組を除く4組のトップコンビと路線スター+専科スターを一堂に会することが出来るのですから。2年続けて観ることが出来て幸せです。席は1階後方下手。客席降りでは直ぐ近くに彩みちるちゃん、可愛かった去年はもっと後ろまで来てくれたように思ったのですが、今年は20列目の中央通路まで。通路脇の席だったので、初っ端から期待外れ・・・ううっでも視界は遮るものが全くなかったので、その点はストレスフリーでした。個人的に楽しく嬉しかったシーンは・大劇場メドレー・月組コーナー・雪組コーナー・スペシャルデュエット・トップのトーク大劇場コーナーで何が一番驚いたって、「居残り稼業」ですよ。まさかまたこの曲が劇場で聴けるとはそれも珠城さんと紅さんで。考えてみれば確かに紅さんはこういう歌はお得意かも。でも珠城さんは意外だった・・・そして更に意外で似合っていた月組コーナーは勿論、何と言っても「ラスパ」と「BUDDY」ですよバックに流れる映像でちゃぴちゃんの一人写りもありましたね。再びかなとくんのスコットが観れて、ポッキーがいるってちゃんと眼鏡してるし〜いやーっ、めっちゃ盛り上がりました。そうか、私はこれを観るために今年は来たのね、と思いましたわ。雪組コーナーは「ファントム」から始まるとは思わなかった。東京組でまだ観ていない身としては、これは嬉しいフライングでした。ファントム観劇予定は1月半ば(翔くんバージョン)、待ち遠しいトップコンビの歌の上手さは言わずもがな、咲ちゃんも上り調子のようでした。そして義経の曲(?)を歌ったひとこちゃんがカッコ良かった。もともと舞台に立つと華のある人でしたが、急成長しました?組コーナー以外でも、あれ?と思うとひとこちゃんだっという感じでした。スペシャルデュエットでは、「オクラホマ」の同期コンビ。男役同志、娘役同志なら同期でトップ在任時期が重なることは多々ありますが、男役娘役でというのはなかなかないこと。同期ならではの温かみ、深みのある素敵なデュエットでした。そして「すべての山に登れ」だいもんとさくらちゃんの歌うまコンビになりましたね。だいもんは何を歌っても、きっちりと自分の物にしてしまう素晴らしさ。さくらちゃんも思ったよりも堂々としていて良かったです。先に月組コーナーがで自分の持ち歌、慣れた歌を歌った後だったのでリラックス出来ていたのかなと思いました。そして、トップトーク。紅さんがいるからですかね。去年はふわふわほわほわした感じが強かったのですが、常にツッコミを入れるテンポの良さがあって面白かった。でもやっぱり今年も、いじられ役はトップ最下級生の珠城さんなのですね。一番大きな体をして、皆にいじられて反応良く且つタジタジさも忘れず、真面目に答えるところが面白いのです。ところで、来年はゆきちゃんがここからいなくなっているのだな、と思ったらちょっと寂しくなってしまいました努力の人だからトップ娘役就任が発表された時は嬉しかった。次期が誰になるのか(もしかして早ければ明日あたり発表ありますか?それともやもめ?)わからないけれど、花娘からの就任であれば、ゆきちゃんからたくさんのことを学んできて欲しいと思いました。『CASANOVA』東京公演取れるかな・・・是非とも観たい、ゆきちゃんの最後の公演さて、年内の観劇はこれで打ち止めです。来年も楽しい観劇ライフをと思いますが、なかなかチケット確保がねぇ友の会が新システムになって取りやすくなるかと思いきや、目に見えてという感じはなし。若干良くなったかも、くらいでしょうか。来年はもっと当たりますように
2018.12.23
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宙組東京公演『白鷺の城/異人たちのルネサンス』を観てきました。宙組で日本物のショーなんて意外ですよね。でも意外だからこそ楽しみでもありました。トップ、2番手は日本物の経験ありですし、3番手愛月さんも「日本物やりたい!」と言われていましたし。話は陰陽師 安倍晴明の子孫である安倍泰成と妖狐玉藻前との千年に亘る宿命の関係を描いていて、どこかで聞いたような・・・という感じ。特別どうこうというほどのお話ではありませんでしたが、とにかく綺麗でございました。真風さん、日本物の動きがお上手かと言えば、特にそういうわけでもないように感じましたが上背があると何でも似合ってしまうのかと思いました。堂々としていて説得力があるというのか。愛月さんの手の使い方がお綺麗で、ついつい目がいってしました。でもちょっと出番が少なかったかな。もう少し見たかったですね。驚いたのが、まどかちゃんの可愛さお披露目本公演は漫画原作で、若くて可愛らしい容貌のまどかちゃんの為の演目、とまで言われ、確かに初々しさと溌剌さがピッタリの演目でした。それと比べたら、ぐっと渋い演目だと思うのですが、でもこのショーのまどかちゃん、出てきた瞬間から眼を引かれました。可愛らしさもあり、そして凛として美しかった。演目によってこんなに化けるのか、成長中でまだまだこれから羽化していく途中なのか。これまでの印象と随分変わりました。お芝居『異人たちのルネサンス』CSで観た時から、真風さんの髪型がイマイチだと(スミマセン)思っていたのですが、やっぱりうーんと思ってしまいました。キャラクターも真風さんの大人っぽさを活かせるものではなく私的には、誰得な演目なのだろう・・・???という感じ。正直、次作の方がかな~り楽しみです。絶対似合うのは、観る前からわかってますものねえまあお得だったのはキキちゃんなのかなあ。嫌なやつだけれど、この話の中では気障でカッコいい設定ですよね。キキちゃんの歌は良かったけれど、キャラとしてはどこまでも懲りない奴だなーと女の敵だわね、この役は。奥様が可哀想すぎますわ・・・愛月さん今回は本当に悪い人なのですね。ちょっとコケティッシュなところがあったり、どこか憎めないといった悪人はあったけれど最後まで本当にずっと悪人なのは初めてだとか。ふーん、そうなのかあ。でも凄く良かったと思います。変にコミカルな役よりよっぽど似合うと思う。専科に行かれたら、こういう役もたくさん回ってきますかね?期待したいです。ずんちゃんは、今回はショーもお芝居もあまり見せ場が無かったように感じます。お芝居では長男であるキキちゃんに美味しいところを全て奪われ、自分も兄の駒として使われて逆恨みをしている弟。出番は多いのだけれど、イマイチずんちゃんの良さが活かされてなかったというのか私が望むずんちゃんの役ではなかったというのが正解かな。やっぱりずんちゃんには、悪い役より真っすぐな王子様的な役を演じてほしいよ~そればっかりでは役幅が広がらないかもしれないけれど・・・まどかちゃんはお芝居の方も私好きでしたわ。宙組をあまり観ていないので、私の中では勝手にお披露目のユーリやWSSのマリアとかの、いかにも若々しい役が似合う娘役となっていまいた。でも実はそうでもないのかも。今回みたいな辛抱役も良かった。ちゃぴちゃんが退団した今、トップ娘役の中で一番好きかも次回は博多座で「黒い瞳」ですか。美海ちゃんのマーシャが好きなのですが、まどかちゃんにも期待観にはいけないけれど・・・さてさて、今年の宝塚見納めは「タカラヅカスペシャル2018Say! Hey! Show Up!!」です。チケット譲って下さる方がいらして、観れることになりました楽しみにしてる~
2018.12.15
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あっという間に千秋楽まであと1週間になっていました。なかなかチケットが手に入らず苦戦中ですが、なんとか複数回観劇できました先日は風間ルドルフを観劇しました。ありちゃん(暁千星)ルドルフと比べると弱さというのか繊細さ?は薄いように思いましたがとにかく安定感というのか、ブレがない。そして上手い。お芝居も、歌も上手い。末恐ろしい、この子もう少し背が高くて今風な感じだったら、爆発的人気が出るのでは?と思うけれどちょっとクラシックな感じがするのですよね。美弥さんフランツは大劇場の時とは歌い方が違うような気がしますが、気のせいか?ところで、1階前方席で観た時に自分の目を疑ったのですが、なんときりやんに似て見えることが度々あったのですよ。どういうこと?全然似てないよねえ・・・変だなあ私の目がどうかしちゃったのか、フランツの衣装がそうさせるのか。すごく不思議な現象です。ありちゃんの咽喉が心配、との声がちらほら聞こえていますね。確かに台詞の声が小さかったけれど、革命家の方ではソロで歌い上げることはないので、私はあまり気になりませんでした。ルドルフに戻った時が大丈夫かなーとは思いますが・・・頑張れありちゃんそしてちょっと気になる、ヘレネの叶羽時ちゃん雨唄で可愛いと思って以来、注目しています。やっぱり可愛い、出過ぎず引き過ぎず。新公ヒロインをしている割に役付きがイマイチだけれど、もう少し活躍の場を与えてあげてほしいな~と思います。タカスペだって、新公ヒロインもしていない天紫珠李ちゃんが出てなんで彼女が出演者に入らないのでしょう・・・嫌ーねルキーニは贔屓目なのか、いやそんなことはない観る度に迫力が増して、どんどん黒くなっている気がします。高笑いするところとか、怖い、完全に目がイッちゃってる。なのにフィナーレの美しいこと娘が観たがってたのですよ、かなとくんルキーニ観たいって残念ながら生の舞台で観ることは出来ないけれど、BD予約したから待っててこの公演は歌が多いので出演者の咽喉の負担も大きいのでしょう。他組のエリザは各1回しか観ていないのでわからなかったのですが今回福スカイ観ることが出来てわかりました。休演日開けに観た日は、皆さん咽喉の調子が絶好調なのに週末にはややお疲れか。あと一週間、出演者の皆さん頑張ってください。
2018.11.10
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楽しみにしていたマシュー・ボーンの『シデレラ』を観てきました。誰もが知っている『シンデレラ』。でもその舞台は第二次世界大戦下のロンドン。そして王子様の代わりに、負傷した英国軍パイロット。シンデレラの実父は車椅子生活。継母はお色気たっぷりで、義姉妹の他に義兄弟も登場。シンデレラのガラスの靴はキラキラのスワロフスキー?それともスパンコール?魔法使いが与えてくれた物ではなく、元々彼女の物。舞踏会はお城ではなくカフェ・ド・パリ。しかも空襲で亡くなった人々を天使が生き返らせての物語。 これまでの作品からも、全く新しい作品となるのは容易に想像がつくけれど、そう思って観ても斬新で魅惑的でそして哀愁もあり素晴らしい作品でした。『SWAN』や『眠りの森の美女』のようなメイクの奇抜さはなく、あくまで舞台演出と振りの面白さ。一瞬たりとも、目が離せない。舞台全体を観たかったので、あえて上の階を選んだのは正解でした。リピート出来るならしたいお時間がある方は是非ご覧になってくださいませ。たぶんあるだろうと思っていた、カーテンコール撮影可もあり。そして開幕直前にお知られされた「出演者によるお見送り」。ラッキーなことに、私が観た回がその対象公演でしたお見送りメンバーは、シンデレラ、パイロット、継母の3人でした。ただニコニコ手を振ってくれるだけですが、目の前の美男美女に目は釘付けになりました
2018.10.08
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花組公演『MESSIAH(メサイア) −異聞・天草四郎−/BEAUTIFUL GARDEN −百花繚乱−』観てきました。凄く良い席でオペラグラス要らず。ノーストレスでした。この公演、観るまでは天草四郎かー、イマイチかなと思っていたのですが、観終わって全く感想が変わりました。配役が良い 素晴らしく良い『ポーの一族』の時も配役が良いと思いましたが、それを上回ると思います。適材適所とはこのことだわ、と思いました。トップコンビは勿論のこと、ベテラン、路線、若手に至るまで。特に私が良かったと感じたのは、南蛮絵師の柚香さん。ただ一人島原の乱を生き延びた者として登場したところから、漂う雰囲気が重く悔恨と懺悔の日々を過ごしてきたのだろうと思うと、いきなり視界が曇りました。そして語り始められた本当の島原の乱。流雨に対する気持ち故、なかなか受け入れられない四郎の存在。揺れ動く心の様が表情や声に良く表れていました。最初に柚庵が出てきたせいもあり、私にはリノの逡巡や後悔、自責の思いがこの物語に通奏低音のように纏わりつくように感じました。そして松平信綱のマイティ―(水美舞斗)。常に冷静で冴えた人物、そして思慮深い。それが見た目からも十分すぎるほど表れていました。そして何より、見た目た目が素晴らしかった裃があんなに似合うとは思わなかった。日本物の美しさは、かなとくんが一番だと思っておりますが、マイティ―もかなりの美しさ。美人だとは思っていたけれど、ここまでピッタリ嵌るとは思いませんでした。この公演、私のベストキャストはこの二人でした。後回しになってしまいましたが、天草四郎の明日海さん。私の中では、明日海さんてあんまり剣を振り回しているイメージがありません。これまでの役で剣士や武士の役もありますが、やっぱり王子様イメージなのです。なので今回の役は新鮮でした。最初にオーケストラボックスから銀橋に出てきた所は、舞台中央からのライトが後光のようで、正に偉大な指導者。眩しくて(座席のせいだけど)、まともに観ることが出来無かった(^^;リノが踏み絵を迫られた時に身代わりになって踏むところが良かった。民のリーダーとなるシーン、ここの迫力で民の傾倒の仕方が変わって来ると思うのです。月組から組替えしてきた明日海さんが、花組でトップとなり組を率いてきたことと重なるなあと思いました。流雨のゆきちゃん(仙名彩世)若いのだけれど、島原の民を母のような慈しみの心で見ているようで大人っぽい彼女に良く合った役だと思います。静かに、密やかに、芯のある強い女性、そんな役がとても良く合う娘役。リノが彼女をモデルに聖母マリアの絵を描くのも良く分かります。耐えてばかりで恋愛とも無縁で生きてきたであろう流雨がこれまで周りにはいなかったタイプの四郎に出会い次第に魅かれていく。恋を知ることが出来て良かったね、と言いたい。四郎と出会ったことで、少しだけでも自分の為に生きることが出来たのだから。ゆきちゃんの歌声は綺麗な声で好きです。今のトップ娘役で一番好きな声。台詞と比べるとちょっと可愛らしい声になるけれど、声の太さも響きも心地よい。物語の最後、ハライソのシーンは個人的には必要ないと思いました。あのシーンがあるから救われる、という感想も見ましたが、いかにも宝塚的な終わり方だなと感じました。ハッピーエンドが好きだけれど、そもそも史実としてハッピーになりえないのだから、祐庵(リノ)が家綱に語り終わったところで幕となった方が余韻があって良かったかなと思っています。ちょっとちょっと、ビックリしました。マイティ―が物凄く目立つのですが、これまでもこんなに目立ちましたっけ?え、ここも? またマイティ―? という感じでした。正直、トップコンビより印象強い。これはバウ主演の結果が出たということでしょうかね。それから舞空瞳ちゃん。彼女も目立ちますね、可愛いわ。歌がお上手な音くり寿ちゃんにも頑張ってほしいと思っているのですが、見栄えという点では舞空瞳ちゃんに軍配が上がるなあ。小顔で手足が長い、柚香さんとの並びはバランスが良かったです。この公演で退団されるたそさん(天真みちる)。特技のタンバリンを披露されていますが、可愛らしい感じでしたね。もっと激しく長いのかと思っていたのでちょっと物足りなかったです。あと夏歌のところ。今日は暑かったですけどね、でももう結構気温は低くなっている日が多い。私が観に行った日は、寒かったのですよーーーーせっかく凄く良い席だったにもかかわらず、時期外れでノリ切れなかったのが残念です。トップコンビは、何と言ってもデュエットダンスが素敵でした。スカステで観て生で観たいシーンがあったのです。眼の前でそれを見ることが出来て幸せでした
2018.10.06
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ぼやぼやしていたら前回の更新から1ヵ月近く経っていましたとはいうものの、ぼやぼや過ごしていたわけではありません。大劇場公演中の月組『エリザベート』をしばらく前に観に行ってきました。本当にもうっ エリザというだけで、チケットが本当に手に入り難くて嫌になっちゃいます。長く月組トップ娘役を務めてきたちゃぴちゃん(愛希れいか)の退団公演。この公演が発表になった際、そして制作発表の様子が放送された時には、あれこれ煩い声も聞こえてきましたが、私はとっても楽しみにしていました正直、個人的にはフランツとルキーニの配役は逆の方が似合うよねとは思いました。でも、似合う役、想定範囲内の役ばかり演じるのが良いとは思いませんし意外性が楽しみだったりしますしね。そんな訳でうきうきして観てきました。珠城さんのトートは嫌いではありません。私の思い描くトートは大柄なことが一番なのです。東宝系のトートのイメージというのでしょうかね。その意味では、体格のしっかりした珠城トートはビジュアル頬にもう少し陰影があった方が雰囲気があって良かったかな?高身長のちゃぴちゃんの後ろに立っても、ぐわっと被さる感じが出ていました。妖しさは?と言えば、若干足りない気もしますが、観に行ったのは開幕して2週間くらい。回を重ねるごとに妖しくなってる、と思います(多分・・・)宝塚人生の集大成となるエリザベートちゃぴちゃん。子ども時代のシシィは予想通りの元気で可愛らしかった。大人になってからのシシィは凛として強く、堂々とした皇后でした。でも・・・ちゃぴちゃんが演じたかった役なのでしょうが、彼女の個性が引き立つ役ではないとも思いました。ちょっと宝塚の娘役という枠では収まりきらない、彼女にしかない個性。退団公演にするのはどうかと思うけれど、AFOやBADDYのような作品の方が良かったな。というか、エリザベートという役そのものが、私には魅力的に見えないからかも。自己中ですよね、結婚する前に皇后にも皇帝と等しく義務があると言われているのに。母としても子どもの教育は自分ですると言っておきながら、全くしてそうもないし。そしていつも思うのですが、あんなに元気で子どもっぽいシシィのどこにトートがあんなにも魅かれる部分があるのでしょう。 死がそれまで知ることのなかった生に触れ、何かが琴線に触れたのですかね?ホントにそこがいつも良くわからない(私の感性が鈍すぎ?)皇帝フランツの美弥さん優しくシシィ大好きな感じが良く表れたフランツ。正直フランツにはちょっと線が細すぎと思いましたが、きっと内に秘める神経質な部分とかがありそうな、見た目はそんなフランツでした。低音が魅力の美弥さん、思った通り低音はブレない安定感たっぷりでした。すごく歌うまと思っていた方でも、低音部分が聴き取り難いフランツもいましたから。その分、ちょっと高音が美弥さんにしては珍しく女性声?というのかかなり普段と違う声音になっていましたが、相当音域広くないと難しいのですね。ビジュアルが出た時からひゃーっとなった、ルキーニ(月城かなと)。先にも書きましたが、本当は美弥さんルキーニ、かなとくんフランツの方が簡単にイメージ出来たのですが、ポスター画像が出て納得のルキーニ。ビジュアルだけで、120%満足してしまった。ですが、CSの稽古場情報で、ルキーニ苦戦中と組長さんが言われていて・・・どんな感じなのだろうと思っていました。月城ルキーニは、常に異常者、狂気シャワー発散という感じではなく、そういう物は普段は抑えていて、ここぞという時にバーンと出てくる感じでした。その分狂気が出た瞬間があまりに鋭くて、私ある場面で一瞬ホントに声を出して腰を浮かしてしまいました。(後ろの方、隣の方ごめんなさい)ルキーニと言えば、あんまり好きではないのですが東宝の高島ルキーニのイメージが強いです。それを基準にしてしまうと大人しい。高島ルキーニは完全に行っちゃってる系で、少々気持ち悪いとも感じるくらいだから。そちらタイプのルキーニがお好きな方には物足りないかもしれません。ルドルフのありちゃん(暁千星)見栄えの良いルドルフ、スタイル良いですものね。ルドルフの苦悩、絶望が良く出ていました。「闇が広がる」でトートに引きずられていくところは、行く?行かない?行きたくない、抗う感じがリアルでした。待ちわびてやっと帰ってきた母に拒絶された時の絶望感も良かったです。エトワール 美園さくら「カンパニー」「雨に唄えば」では正直、ビジュアル、技術面共にうーん と思いましたが今回のエトワールは素晴らしく、実力でねじ伏せることが出来るのであればそれも良し。役によって大分印象が変わって来るタイプかと思いますが、次回作、頑張ってくださいね東京でも観る予定なので、いろいろ違った面が見えてくると思います。楽しみにしています
2018.09.16
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数日前、夏休み中の娘と『凱旋門/Gato Bonito!!』を観てきました。大学生になって毎日忙しい娘。宝塚を一緒に観るのは本当に久しぶり。ちぎちゃんも、かなとくんもいないけど、咲ちゃんと翔君観るのが楽しみだ~席も2列目と恵まれたので、テンション高めでした。凱旋門は内容が好みではないのはわかっていたのですが、やはり残念ながら入り込むことが出来なかった…轟さんのお芝居、雪組トップコンビの歌は素晴らしいし、大好きな美穂さんの歌声も堪能。でも、ジョアンと彼女を愛する男性二人に全く共感出来なかった。娘なんて、ジョアン最低じゃんと、バッサリ切り捨て咲ちゃんの出番は少ないし・・・DV男だし。翔くんは・・・大人の男性の色気がカッコ良かった。白衣に眼鏡、あまり笑わないところが知的な感じで素敵でした。この時代はこういう風にしか生きられなかったのだろうとは思うのですが、私には後味が悪い。歳はいっているけれど、どうも私お子ちゃまなもので(^^;そして、ラヴィックとジョアンを雪組トップコンビでみたかったと思わずにはいられません。ショーはとにかく咲ちゃんのスタイルの良さに目が行きました。私も娘も、猫より犬派なので全編猫ショーには特別な魅力は感じない・・・ひたすら、好きなジェンヌさんをジェンヌさんとして観るのみ。そう、咲ちゃんと翔くんですわ数年前から、身体がぐっと締まりスタイルの良さが際立つ咲ちゃん。オペラグラス無しでもかぶりつきくらいな感じで女役の白い猫の時には咲ちゃん釘付けでした。黒塗りの翔くんのこれまたカッコイイことったら。お芝居とは違ったギラギラした魅力が素敵でした。娘とも「やっぱり翔くんカッコいいよね~咲ちゃんのスタイルヤバ過ぎ」(なんで良いことにヤバいって使うのかなー)と終わってから、久しぶりにキャイキャイしちゃいましたそして今回とっても楽しんだのが、ジェンヌさんの目線。下手側だったのですが、前回公演に続き、叶ゆうりさんの視線を頂けた気がします。私、じーっと見ていましたから。これって、勘違いでも嬉しいのですわ。それから95期の4人がずらりと前に並んでキャー桜路くんの強烈な釣りが凄かった。娘はうきちゃんに魅かれたよう。「ハーフの子いる?すっごいお人形みたいな子。銀橋で目の前にいた子が日本人じゃないみたいに綺麗だった」そりゃもう、うきちゃんの可愛さはバビー人形のようですわ。女の子が憧れる可愛さなのでしょうね~舞台の感想というより、ミーハーがキャーキャー言ってただけっていう感じになってしまいましたわ
2018.08.18
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昨日、シアタークリエで上演中の『GHOST』を観てきました。モリーはもちろん、咲妃みゆちゃん。宝塚を卒業されてから、舞台のみゆちゃんを観るのは初めてです。このお話は学生時代でしたかね、パトリック・スウェイジとデミ・ムーアが主演。すっごく人気がある映画でした。しかし、私は当時もこれまでも観ておりません。恋人が死んじゃうなんて嫌だったし、主演二人が好みじゃなかったし。死んじゃう役でもラブロマンスだったら、自分が好きな俳優さんだったら観ていたところだけど。そう、マット・ディロンとかね。パトリック・スウェイジもマットも、どちらもYAスターだったけど。ああ、前置きが長すぎました。舞台の感想を。主要キャストがはまり役でした。浦井健治さんのサム、みゆちゃんのモリー。そして霊媒師の森公美子さんみゆちゃんが「今ここで」を歌いだした途端、ウルウルしてしまいました。みゆちゃんの声、やっぱり大好き。そして可愛い宝塚の舞台に立っている時は、いかにも娘役という綺麗な衣装だったのがシンプルな白いTシャツにジーパン、ベージュのカーディガン。新鮮でした。CSでのちゃぴちゃんとの対談で、地声で歌うのは大変と話していたけれど張りのある歌声で、全く違和感ありませんでした。サムと一緒に暮らす部屋での幸せいっぱいの笑顔。ちょっと強い気で芯の通った女性。そしてサムを失ってからの嘆きとサムへの思い。憑依型と言われたみゆちゃんを、また見ることが出来ました。良いですね~浦井さん。やっぱりビジュアル良い人のラブロマンスは良いそれだけで説得力が増すというのか。みゆちゃんとの身長差も良いです。男性が男性役を演じる(当たり前だけど)というのは、こういうところも良いのですよね。宝塚の男役さんも背が高いけれど、180cmを越える男性には敵わないです。そうそう、ちぎちゃん(早霧せいな)がこの舞台を観劇さてたそうで、インスタのハッシュタグが面白いヤキモチだな~見た目ばかり書いちゃったけれど、歌はもちろんお芝居もモリーへの思い、友の裏切りへの怒りがとても良く出ていました。そしてこれまた大好きな森公美子さん。エセ霊媒師オダ・メイ。エセ修道女にエセ霊媒師(どっちも映画ではウーピー・ゴールドバーグだ)。パワフルでちょっとおバカさんで、でも性根はとても優しい。そういう役を演じたらピカイチ緩急つけるのがとても上手な上に、ほんっとにキュート彼女が出て来ると、何をしてくれるのだろう?って期待してしまう今回も、笑わせてもらい、泣かせてもらい、歌に感動させてもらいました。チャンスがあったらもう一回観たい公演です。そうそう、少し前に席が後ろの方の一番端なのでどうかなーと書きましたが、やはりクリエは小さい劇場なので見難いということはなかったです。ただクリエって両脇に通路がなかったのですね。すぐ脇に壁があってなんかちょっと違和感がありました
2018.08.13
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数日前、帝国劇場で公演中の『ナイツ・テイルー騎士物語ー』を観てきました。演出がジョン・ケアード氏、堂本光一さんと井上芳雄さん主演というもあり話題に。SNSでは、「今度ばかりはファンクラブでもチケットが取れなかった」と呟く方も見かけました。運良く、公式サイトで前方席をゲットすることが出来、ウキウキして行ってまいりました。物語はシェイクスピアの「二人の貴公子」いかにもシェイクスピアといった台詞回しが、ちょっと回りくどいと感じるところもあるけれどクスッと笑うところもあり、思わず涙がこぼれたところもあり。音楽は難しそうだなーと感じる歌も多々あり。いろいろな小道具を使った演出も面白く、特に舞台に花を投げ植えるところは凄ーい!あれはどうやっているのだろう?と、とても興味深かったのですが、今回1階前から3列目だったため、舞台の床面がよく見えない残念ながらどうなっているのかわかりませんでした・・・そこはさておき、とても面白い舞台でした。井上さんは何度も舞台を拝見していますが、堂本さんの舞台姿は初めて。TVではよくお見掛けしますが、生の芝居、歌はどんな感じ?と初めての体験に、ドキドキして行きましたよ。最初に思ったのは、細っ思っていたよりずっと華奢な方でした。もちろん実際にはTVで見るよりずっと細いというのは知っていますがそれでも細っ!と思いました。井上さんも細いけれど身長があるので、なおのこと堂本さんが華奢に見えたのもあるかも。さすがに長年ジャニーズで座長を務められているお方。ミュージカル界のプリンスと言われる井上さんと堂々と渡り合っていました。歌は井上さんを始め、岸祐二さんや大澄賢也さんといったミュージカル界で活躍されている方とはちょっと発声が違うのか独特な感じがしましたが、聴き取りやすかったです。井上さんはさすがですデュエットの時には相手に合わせて声量を調整しているようでしたし、ソロはこれでもかという感じ。上背があるので見栄えも良いし、女性陣との身長差は萌えポイント。今回一番楽しみにしていた、エミーリア役の音月桂さん。桂ちゃん可愛かった相変わらずの美声と安定した歌声。歌ウマって良いわ~、幸せな気分にしてくれる。牢番の娘フラヴィーナと花にあふれる庭で歌うところでは、桂ちゃんの歌に涙がこぼれました。フラヴィーナの上白石萌歌さん。素直な飾らない声が、この役に合っていたと思います。余談ですが、真っすぐな感じが、秋に出演される『るろうに剣心』薫役にピッタリだろうな!と感じました。期待しています。脇を固める島田歌穂さん、岸さん、大澄さんを始め、三人の王妃たちも実力派。島田さん、私はお久しぶりでしたが、相変わらず細くて歌に張りがあって素敵でした。彼女が台詞を言うと舞台が締まる感じがします。岸さんはあの弾力のあるお声が好きです。ほんにいいお声です。大澄さんは、最初インパクトありすぎて誰だか分らなかったですそして今回とっても気になったダンサーさん。雌鹿のソロを踊っていた方なのですが、プログラムを見たところ遠藤令さん・・・であってるかな?背中の動きが美しく、腕や首はしなやかで、神秘的でもありました。あんな動きが出きるものなのですね、同じ人間とは思えない。もう一度あの雌鹿を観たいさて、前回桂ちゃんの舞台を観た際に、キャストのどなたに対しても悪口や、貶すようなことは書いたつもりはないのですが実力のある方だから、もっと出来るはず、期待している。というつもりで書いたのですが、改めて読んだら確かにちょっと辛口だったかも。「あなた何様?」とのご意見を頂きました公共の場なので気を付けていたつもりなのですが・・・すみません。今回は慎重に書いたつもりです。それでもご不快に感じる方がいらしたら、すみません。でもこれ以上、控えめには書けないです・・・なら書くな!って言われてしまいますかね。正直、かなり凹みました今更ですが「あなた何様」にちょっとだけお答えすると過去に声楽も含め音楽を専門として学んでおります。だから何って言われてしまうかもですが。
2018.08.12
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この夏はちょっと物入りでして・・・なのに夏から秋にかけて観たい演目がたくさんならばと、ちょっとお得な割引チケットを利用しました。ほら、カード会社のチケットサイトで扱っている公演で「優待」っていうのありますでしょ。あれですよ。まあお安くなっている訳ですから、そりゃまああまり良い席ではないと承知しています。だけど、それにしてもこの前届いて来たチケットは・・・ガックリ端っこも端っこ、一番端っこでしかもかなり後ろ。ガッカリですわ・・・この前イー〇ラスでチ2公演セット割引のチケットで観劇した時は、あら、割引なのに思ったよりも良い席だわと思ったのですがねーーーこればっかりは、やっぱり運ですねーちなみに、今回がっかりなお席の公演は、シアタークリエで8月から公演される「GHOST」咲妃みゆちゃんの回です。みゆちゃんの熱演、楽しみにしていたのだけれどなークリエってセンターでしか見た記憶がないのですが、端っこのほうってどうなのか。大きい劇場ではないから首が痛くなってしまうことはないかな?念のため、あらかじめ頭痛薬飲んで観劇に臨みますわ
2018.07.31
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星組公演『ANOTHER WORLD/Killer Rouge』を観てきました。実はチケット申し込みの段階では、この公演取れなかったら取れないでもいいかなんて思っておりました。紅さんがやりすぎちゃって、却ってイマイチな感じになってしまうのではと思ったのです。ところが、大劇場公演の幕が開き、たくさんの感想を読んだところ凄く面白い、観ないと損!といった声がとても多かったのです。友の会は外れてしまったので、プレイガイド入力しまくりでチケットをゲットしました。そんなわけで、とっても楽しみにしておりました最初に書いておかなくてはなりません。紅さん、申し訳ありませんでした。グダグダ言っていないで、とっととチケットを確保すべきでした。チケット確保できた私は幸せ者です。『ANOTHER WORLD』とっても面白い作品でした紅さん、とてもお上手でした台詞の間、抑揚の付け方、動き どれもこれも絶品でした。これは紅さんの代表作になりますね。ちょんぱからの豪華で華やかな幕間。一瞬、おおっ!となりました。蓮の花びらの舟に乗って登場、目覚めた紅さんは可愛らしかった。他の方も、はまり役ばかり。江戸の粋な若旦那礼さん、七海さんのちょっとお頭の弱い喜六、びくびくおどおどした貧乏神の華形さん。娘役では、もちろん初音のくらっちも良かったのだけれど、それ以上に艶冶の音波さん、阿漕の夢妃さん等が特に役にピッタリでした。そしてたくさんの人に台詞があるのも良かった。出来ることならもう一回観たいと思いました。そしてショー『Killer Rouge』イケイケな熱いショーとのことで、とっても期待していたのですが、あまりにお芝居の方が良かったせいか、こちらは物足りなかったというのが本音です。うーん・・・まずオープニングが良くなかったのですよ・・・声量がなくって何を言っているのかよく聞き取れないような歌い方で。最初にガッと盛り上げてほしかったなあ。それでも楽しみにしていた桜庭舞ちゃんのティンカーベルは可愛かったしそれ以外の場面でも歌っていたし。くらっちも相変わらず上手くて可愛いし長身で黒髪の男役さんが目立っていて、誰?と思ったら『Bouquet de TAKARAZUKA』でニッコリ釣ってくださった漣さんでした。ガツガツ熱く踊られていて、ブケタカ銀橋で目があった時の印象とは全く違っていました。カッコ良かったです客席降りでは21列目だったので、目の前を天華さんが駆け抜けてくれました。はい、もちろんタッチしていただきました物足りなさはあったものの、十分楽しませていただきました
2018.07.11
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次回本公演『エリザベート』で退団される月組トップ娘役、ちゃぴちゃん(愛希れいか)。娘役では異例のバウ主演公演『愛聖女(サントダムール)』。今日がその千秋楽。『ラスト・パーティ』を梅田に観に行った際に合わせて観たかったのだけれど友の会、プレイガイド、フル入力するも撃沈ならばライブビューイングでっと近場で確保していたのですが、どうしても行けなくなってしまいお譲りしました。観に行かれる方、楽しんできてくださいませ。CS放送は半年後ですかね。早く観たいです。あーあっ あー残念っと思っていたら、昨日の花組第一抽選に当選していましたおおっ、気落ちした私を知っていたのか、というグッドタイミング友の会ありがとう友の会新システムになってから初めて当選しましたよ~大劇場月組公演は見事に落選だったけれど・・・今のところカード会社先行も全滅だし、エリザ何回観られるのだろう・・・
2018.07.07
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赤坂ACTシアターで公演中の月組公演『雨に唄えば』少し前ですが観てきました。映画はきちんと観ていないけれど、数年前にアダム・クーパー主演の舞台を観ました。どの役者さんも技術が高くて、とても素敵な舞台でした。その印象が強いので、どうかな~と思っていたのですが、とっても面白かった笑わせてもらいました。客席には割と男性もいて、男性の笑い声もたくさん聞こえました。でもあえて書きますが、面白かったけれどちょっと緩かったなあとも思いました。タップのシーンも、雨のシーンも、迫力不足ぎみ。CSで雨がかなり降っているとのことだったので、どれだけ凄い雨だろうと思っていたのですが、思ったほどではなかった。前の方に座ってらした方は、あの雨はかかったのかしら?舞台奥では確かに雨がジャージャー流れてたけれど、前の方はそれほどでもなかったような。アダム・クーパーのあのシーンの迫力は凄かったのですよ。前方席の方はかなり濡れて、慣れてる方はマイ合羽着込んで。係りの人が、この辺りまでは水が掛かりますってアナウンスしていて。12トンの雨が降るって書かれてましたし、上からだけでなく、下からも水を出していたそうなので。で、これでもかっ‼️てくらい踊りまくるんです。比べるものでもないのだけれど、どうしても目の前をチラつく…なんて最初から盛り下げる様なことを書きましたが、面白いのは間違いない何度吹き出したことか。これは役者の技量によるところも大きいかと。その筆頭に上げたいのが、リナ役のまゆぽんこと、男役、輝月ゆうま私的にはこの舞台のMVP177センチと珠城さんよりかなり大きい。でもちょっとお馬鹿で憎たらしくて、チャーミングうざったいのに、ちょっと応援したてあげたくなる。そんなリナに盛大な拍手を送ります娘役ではゼルダの叶羽時ちゃんが上手かった。リナとの掛け合いシーンは呼吸がピッタリだし、ダンスもしなやかに見えました。そして可愛かった‼️時ちゃんはちょっと特徴的な面立ちですが、髪型で随分印象が変わるなあと思いました。今回の髪型は似合っていて良かったです。新公ヒロイン経験もあるし、もう少し本公演でも使われると良いなあ。今回珠城さんの相手役の美園さくらちゃん。次期娘役トップ候補筆頭かと噂されているようですが、技術は十分なようですが、思ったよりも甲高い声『カンパニー』のマイマイはぶりぶりっ子だったのでああいう声なのかと思っていたのですが、今回もあまり変わらないように感じたのは私だけ?トップ珠城さんの相手役のさくらちゃん経験値が高く、ラスパのゼルダが好評な海ちゃんどうなるのだろう?そちらも気になったた公演でした。
2018.06.29
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日本青年館で公演中の『THE LAST PARTY』を観てきました。月組に組替えして3番手として活躍されているかなとくん。初東上主演公演おめでとうございますこの作品は宙組で2004年に初演、続けて月組、そして2006年に再演されて依頼の上演とのこと。当時はすっかり宝塚から離れていたので、いずれも観ておりません。「華麗なるギャッツビー」の作者、フィッツジェラルドのラストを描く劇中劇。初演を観た友人の話では、良い作品だけれど暗いのよーーーそうなのかー ハッピーな話が好きなんだけどなーなんて思っておりましたが、贔屓目なしにとても素晴らしい作品でしたスコット・フィッツジェラルドを演じるかなとくん。ずっと舞台に出ずっぱりとNOW ONで言われたとおり。眼が離せなかった。彼のラスト数時間から心臓発作で亡くなるシーンから始まり、文壇デビューするところから半生を辿る芝居。希望と野心に満ち、ゼルダと結婚した若々しい活き活きとしたスコット長編を書いて一流の作家でありたい、しかし湯水のように出ていくお金。仕方なく二流の短編を書くことに追われる毎日。すれ違うゼルダとの生活、ゼルダの裏切り。ヘミングウェイへの嫉妬と自虐。そんな悲喜や苦悩を見事に演じ分けて、本当に素晴らしかったああ、自分の語彙の乏しさが恨めしい・・・上手く表現できないフィッジェラルドにでもヘミングウェイにでもなりたい。ゼルダの海ちゃん(海乃美月)華やかで奔放で、それでいて傷つきやすい繊細な女性。以前から芝居上手だと思っていたけれど、若干地味な印象だった海ちゃんでしたが、そんなこと思っていてごめんなさい。海ちゃんのゼルダは精神が破綻した後も美しく、だからこそことさら哀切を感じました。シーラの憧花組長さん出番は少ないけれど今回もイイ女的な役で、組長さんというより別格路線さんみたい。でも今回のこの17人の組子の中でシーラに誰がピッタリ?晩年のスコットのよき理解者であり拠り所となる女性を誰が演じられる?と言われれば、組長さんしか思い浮かばない。シーラはスコットより年下だけれど違和感全くなし。それにしてもウエストなんて折れちゃいそうに細くって。あの細さ、娘役さん達は見習うべきです!!ヘミングウェイはありちゃん(暁千星)可愛らしい顔立ちもあって子どもっぽいイメージのありちゃんでしたが、その才能とリアリズムを武器としてスコットを追い詰める。浅黒いメイクのせいも相まって圧のある精神的にも力強い男性でした。BADDYの王子から一気に大人になっていましたその他のキャストも皆さんとても良かった。スコットの娘役を演じた菜々野ありちゃん(まだ研3?)。これまで全く知らなかったけれど、無邪気で素直で可愛くて、ラストは彼女の台詞で涙が出ました。基本的に暗い作品は好きではないのですが、これは是非リピートしたい作品です。私が観に行った日は、初演のスコットを演じた大和悠河さんとマックス役の美郷さんが観劇されていました。終演後のご挨拶でかなとくんがご紹介されて、結構近くの席だったのでびっくりいたしました。
2018.06.16
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いやいやいやいやーめちゃくちゃ面白かった赤坂ACTシアターで公演中の『ウーマン・オブ・ザ・イヤー』宝塚退団後、ちぎちゃんの初主演ミュージカル。イープラス貸切で観てきました。実はなかなか予定が立たなくて、観に行くのを断念しようかとも思っていたのですが…観てきて良かったーーーもうね、ちぎちゃんの魅力炸裂ですよ当然、女性役ですが、ニュースキャスター役。ちぎちゃんは女性としては低い声、台詞も歌も宝塚の男役の時に近い感じの声でした。日本人の女性アナウンサーは、声が高くて不自然だと外人さんは思うのだと何かで読みました。だから、役柄としてピッタリなのですコミカルで、時にシリアスで。芝居巧者のちぎちゃんはやっぱり健在でした。サム(相葉裕樹)とのテンポの良い掛け合いは、ケイレブハントのみゆちゃんとの掛け合いを思い出しました。酔っぱらったところは何だっけ?幕末?ルパンっぽかったかな。とにかく笑いを取るのが上手いしっかり女だけれど、これまでのちぎちゃんの培って来られたものが、たっぷり詰まって活かされた役だと思いました相葉さんはたくさんの舞台に出演されていますが、私は初めて。もしかしてちょっとダンスはお得意ではないのかも。と思いましたが、素直な声で台詞も歌も聞きやすかったです。樹里さんは出番は少なかったけれど、ちぎちゃんとの歌がたっぷりありました。さすがお上手です。ダボダボな衣装だったので、美脚、スタイルの良さが隠れていたのが残念。ロシアのバレエレエダンサー役の宮尾俊太郎さん。台詞もは外国人役なのでカタコト、それが可愛らしい。本職のバレエの見せ場があり、お得感あり歌もソロデ歌われていました。それも躍りながらそれでも声がブレブレにならないのは、一流バレエダンサーの身体能力(肺活力?)の成せる技なのでしょう。終演後のご挨拶は、宝塚時代のちぎちゃんのちょっと迷挨拶(笑)よりずっと普通だったのに、なぜか他キャストの笑いを取っていましたこれからご覧になる方々、ホントに楽しい舞台ですよ~
2018.06.02
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