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28日までだった宮川先生の個展美しいでしょ、筆で描いているのではないのです。木の皮を張り合わせているって、にわかには信じられないでしょ!(c)松竹 ※コチラは写真ですいつものギャラリーで行われていました。体調不良で自粛していたので😢この前の「歌舞伎絵展」で拝見した『木挽町のあだ討ち』美しい木彩画の原画をもう一度観たかったのです。ポストカードや一筆箋があれば それも買いたかったし。(歌舞伎好きの方への差し上げると たいそう喜ばれます)次回はいつになるでしょう。今度も 私の好きな作品の予感が💗2019年のブログに 木彩画のこと 詳しく書いていましたのでよかったら ごらんくださいませ ↓宮川かず美『木彩画』展 に歌舞伎絵を観に行きましたギャラリー ランクスアイ
September 28, 2025
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鶴松君のくるみ割り人形を観に行った新国立劇場へ、今度は歌舞伎を観に。新国立は上質のお芝居を観に行くところ、のイメージ、でも実際に行くことは少なかったのに、建て替えなどでお休みする劇場が増えるとここに足を運ぶ機会も増えるのでしょうか。さて、めったにかからない二段目と九段目。この二つが上演されるのは、2016年の国立劇場50周年記念以来。その前は、2008年平成中村座。私が以前観たのは、いつもの座組にニザ様と孝太郎さんが加わった2008年の平成中村座でのこと。平成中村座に通うきっかけとなった「仮名手本忠臣蔵」全十一段です※それでも十段目はありませんでした今の50代以下の人は忠臣蔵を知らない人が多いんですって。なので、わかりやすいように工夫されていました。たとえば忠臣蔵の大序でおなじみの口上人形が出て来てあらすじを説明してくれました。口上人形を使っているのは桂太郎さんでした。ちょうど私の席から、黒衣(くろご)を着た桂太郎さんが良く見えました。解説の虎ちゃんと息ピッタリ!新国立での歌舞伎がなじみが薄くても、扇雀さん、梅玉さんがいらっしゃると安心する!ってのもヘンな表現だけど じっくり古典に入っていけます。その中でも、成駒家さんで大切に引き継がれてきた下女おりん役を今回はかなめさんが演じられ、新しい風を感じます。大序で高師直にいじめられるシーンを知っている人にはわかりやすいですが、それを観ていないと若狭之介の憤りも本蔵の苦悩も理解しづらく、七段目の内蔵助の遊興のシーンがないと、内蔵助の置かれている立場が伝わりづらいんだなと思いながらも、それぞれのシーンの名演を享受して居りました。この日は二階の最前列の下手のはしっこ。この席が思いのほか、良うございました。それはね、下がちょうど花道!(常設歌舞伎小屋ではないので簡易ではありますが)内蔵助を送ってきた茶屋の皆さん、扇乃丞さんの仲居さん達がよ~く見えました。楽し気に、そしてはんなり艶っぽく登場シーンは短くても、解説だけでは埋められない部分をフワーッと浮かび上がらせてくれて、それを見ていたらああ、やっぱり歌舞伎っていいなって。歌舞伎を知り尽くしている人たちのプロ集団が最高のものを常に提供してくださるんだなって。扇乃丞さん達が引っ込むところまで良く見えました。虎ちゃんの力弥は、いつものユーモラスで達者な虎ちゃんでなく、ご家老の嫡男の品とひたむきな若さと切なさがにじんでいて心に残りました。この席のもうひとつ、いいところは目の前の役者さんと義太夫の床(右側の所定位置)が同時に見えること。義太夫狂言の時によく言われる三味線の糸にのる、と言う言葉。三味線の方がジッと役者さんの演技のタイミングをはかっている様子も見えました。役者さんのセリフとバチっと合った時の気持ち良さが目でもわかったのが面白かったです。今度上演する時は通しじゃなくていいので大序と二段目、七段目と九段目をセットにしたら若い人にもよりわかりやすくていいかも、なんて思っちゃいました。表紙は写楽。四代目幸四郎の本蔵と松本米三郎の小浪。そうねぇ、似ているのかもしれないけれど ご本人からしたら二割増しくらいキレイに描いてほしかったかもね。
September 23, 2025
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お彼岸ですお墓参りに行ったら お隣のお墓が雑草が背の高さまでのびていて昔はよく 前後してお参りしていたのにねお菓子をいただいたことも何度かありました。お会いしなくなって 何年でしょうお隣の草むしりも、させていただきました。昔ね短期間だけど コンビニでバイトした時があって、その時の常連さんのお話です。そのお客様がお彼岸の日にカゴの中にたくさんお菓子や飲み物を詰め込んでレジへやってきました。お会計を済ませたら、その袋をそのまま クルっと反転させて「はい、どうぞ」ってくださいました。時々、ジュースを一本買っては、「休憩時間に飲んでね」とくださる方ではありましたが今日はずいぶんと多すぎやしませんか?理由を尋ねたら「今日はお彼岸だけど 足が悪くてお墓参りに行けないの。 供養の気持ちを代わりにあなたに」っておっしゃいました。風に揺れて たなびく ツルボを見ていたら優しい女性のことを思い出しました。その気持ちがわかる年ごろになりました。
September 21, 2025
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Team Mix Up misc. 『Strings』第二章 三番叟 × 蜘蛛の糸女流義太夫の京之助さんと津賀花さんとわたしにとってはコゼットの印象が強い宮本裕子さん(一般的にはSHOGUNの方がポピュラーかも)他にも多ジャンルの方が集結した興味深いパフォーマンスを拝見するために品川のお寺へ行きました。目黒川桜の時期、いつもニュースで取り上げられる桜の名所はココなんですね。目を引いた紫の小さなお花はメキシコあたりが原産のレウコフィラム。美しい銀色の葉が人気。なるほど(*'▽')自生地では大雨の数日前に開花することから天気予報の木と呼ばれている、へー。小さなホールにギュッと並んだお客さまの熱気。きっと毎回、ここでの鑑賞を楽しみにしているんでしょうね。アウェイの落ち着かない気分は京之助さん、津賀花さんと藤舎呂裕社中の方が向かいあって並んで、緊迫した中、音が、語りが、始まった途端消え去りました。女流義太夫、ジョギさんって言うんですって。娘義太夫は、『わろてんか』の広瀬アリスさんとか『櫂』で観たことありましたが(さらに昔、『坂の上の雲』で主人公たちが娘義太夫をひいきにしていたような)義太夫の体だけで、かわいいけれどへたっぴなアイドル的存在と、思っておりました。ただモデル出身なので、義太夫も漫才も生で聞いたこともないと思いますがそれでも果敢に挑戦する姿にほれて、それ以来広瀬アリスさんびいきです(⌒∇⌒)おっと!話がそれました。娘義太夫は一世を風靡したそうですが、今、女流義太夫として活躍しているのが京之助さんと津賀花さん。古典を理解しようとか、そんなじゃなく ただただカッコイイ!歌舞伎の義太夫さんも確かに好きですが目の前の演技と、どっちも観たい、聴きたい、で、どちらかを取捨選択しつつ、観てる。ジョギさんの時は、義太夫に集中出来る。好きな声と息のあった演奏が一体となって物語の世界に没頭できる(今風に言えば、没入感かしら)その、おふたりと、様々なジャンルの方が、次、次に繰り広げられるパフォーマンスに驚いたり、感心したり、めくるめく時間の中で浮世を忘れ、夢の世界に浸っておりました。ひとみ座乙女文楽の方がお二人で三番叟。おなじみの鮮やかなお衣装の女性が一人で一体を抱えて操るのが、男性が三人で遣う文楽の人形に慣れている分斬新で、所作のひとつ、ひとつが気になって仕方ありませんでした。ストリングス、でつながっているミックスアップ。ひとみ座さんや紐で縛る芸術の吉井だりあさんの解説があって、これもすごく有意義でしたし(大人の遊び場、を提唱しているのがうなづける内容ですが、 なんだろうともっと知りたい客席の???に応えてくれた)トークのゲストにカイヤさん。登場早々、カイヤさんから説明があって世間から誹謗中秋されている時に、それまでは、それほど親しくはなかったそうですがこれは見捨てておけないと義憤を感じた裕子さんからCONTACTがあったそうです。それ以来の仲なんだそうですがテレビでしか知らなかったカイヤさんは人目をひく華やかさは、今までのイメージ通りですがモノの見方、受け止め方が寛容で大人で「人の手で作られ人の身体から発信されることを大切に、作品と空間を遊び、想像する」「一緒に作品を作り、楽しむ体験」を展開したい裕子さんのコンセプトの深い理解者でいらした。今年、ジョギと出会った私の本音は義太夫をしっかり聴きたい!でしたが、裕子さんとカイヤさんの友情を通して、(それは意図されたものじゃなかったけれど)優しさとか強さとか信頼とか、美しいものをたくさん、たくさん、お土産いただきました。(コゼットの時から変わらず瑞々しい裕子さんは 好奇心と行動力に溢れた素敵な方だったので ワタクシ、ハイテンションでございます)津賀花さんのSNSで開催を知ったので足を運んだのですが、想像以上、豊かな時間でした。ご縁に感謝です💜文楽や楽器演奏、緊縛アートを交えた芥川龍之介の『蜘蛛の糸』のパフォーマンス🕸🕸🕸🕸「春雨寺ホールで、Team Mix Up misc.によるパフォーマンス『「Strings」第二章 三番叟 × 蜘蛛の糸』が上演」https://t.co/bTgEv18mGh pic.twitter.com/dsFLfTFRx1— Time Out Tokyo JP (@TimeOutTokyoJP) September 16, 2025春雨庵(しゅんぬあん)と呼ばれていた寺院であり、とり分け、第三将軍徳川家光から東海禅寺の開山に迎えられた沢庵和尚には縁りの深い寺院である。沢庵さんの絶筆とされる『夢』一文字の書や雲谷筆与の筆による絹本墨画『沢庵和尚像』、土岐頼芸の筆による紙本墨画『鷹図』などの東京都指定有形文化財を所蔵している。
September 20, 2025
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古代エジプトへの旅のサイトいつか行きたいね の約束どおり エジプトへ。と、言っても横浜のエジプトです。VRに特別興味があったわけではないのですが「エジプト素敵だね。いつか一緒に行けたら いいね。」と言った言葉をおぼえていてくれた友達に感激したのと彼女とは、気球で空を飛ぶ(正確にいうと数分 垂直に空中に滞在した)体験を共にした異空間仲間なのでこれもご縁と出かけたわけです横浜駅から直結のアソビルは、お店がたくさん入っているので野毛焼きそば(横浜)、ラフテー(沖縄)ソフトクリーム(北海道)とハシゴして、楽しかったです。時間旅行はね、機器を頭に装着する時間(および説明に15分)を含めて1時間。スフィンクスのてっぺんだったり、ナイル河を船で行ったり壮大でスケールの時間旅行は想像以上にリアルで楽しめました。あんまり感動して 思わず歓声をあげたり連れに話しかけたりしてたら「お静かに」と イヤホン越しに飛んできておお、ハズカシ!ルートを踏み外さないように注意して歩く癖がついたので終わってからも 一歩踏み出す前は あれ、ココ歩いていいの?と(不用意に歩くと、落ちちゃうから)慎重に確認してしまうこと度々。移動中は、ちょっと心もとなくて手をつないで歩く時間が長かったのですがなんかね、心の距離も一気に近づいた気がします。大人が手をつなぐこと、あまりないですもんね。長い付き合いではあるものの、忙しくてなかなか会えないから行く前は、そんなことになるって全く想像もしなかったから素敵なオマケがついてきたカンジです。下に参加者のX(twitter)貼りました。昨年、当初の予定では9月いっぱいだったのが12月まで延期になりました。車椅子の方も一緒に観られます💛(詳しくはサイトでご確認ください)昨日は旦那と横浜のエジプト展巡りをしてきました。先ずはVRでクフ王のピラミッドを巡る没入型探検😁所要時間1時間で4000円は高いなぁ💧と思ってましたが、その価値あり!まるで🇪🇬旅行をしている気分💕更に旅行では行けない場所や時代に連れていってくれて最高の体験でしたhttps://t.co/cO34KSDHsa— 👨✈️✈️🐬rei🐬✈️👨✈️ (@rei50351166) May 23, 2025
September 18, 2025
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感動疲れで今日は書けないかもと思いましたがネタバレ?になるといけないから感想は後にしても明日 いらっしゃる方へ ちょこっとね第一回目、二日目はグッズが売り切れで残念だったのです。今回も初日の今日、トートバッグやTシャツが売り切れになっていましたが明日の分はちゃんと用意してありますよって。(たとえば 筋書(プログラム)は1500円、アクリルスタンドは1200円 ポスター1000円等)開場直後は長蛇の列ですが、意外と幕間は並んでいませんでした。なので、お目当てがある方は開演前、なにかをおみやげに、と思う方は幕間にお買い求めになると良いかも。筋書含めグッズ全般と、筋書だけがほしい方の列を分けてあってとっても親切。(筋書(プログラム)は1500円、アクリルスタンドは1200円)木村さんはじめ、平成中村座でおなじみのお茶子さん達ですから抜かりはありません❤️どこのトイレが空いているとか、至れり尽くせりです。物販のお支払いは現金のみです。ご注意くださいね。もう一つ、一階の休み処、お席での飲食は禁止です。歌舞伎座等と違うのは、歌舞伎座は松竹のものだけど浅草公会堂は区の施設。台東区からお借りしているからですって。飲食は、2階のエレベーターの側の所定のエリアと3階のソファのところは🆗ですが、圧倒的に少ない席数ですから、座り切れません。鶴松君を応援するお客様ばかりですので仲良く譲り合いましょう❤️ドラマで中村仲蔵を演じた勘九郎さん。(仲蔵 ダサいわき役に過ぎなかった斧定九郎役を 苦心の末、自身の当たり役にした江戸時代の名優。 落語でも有名です)その勘九郎さんの演じる斧定九郎の役というごちそう(歌舞伎において、主役より格上の役者が端役を演じてお客様を喜ばせること)(c)NHK仲蔵の屋号の「栄屋」と大向こうが飛んだそうです。粋ですね☺️(私は勘九郎さんに見とれていて気づきませんでした)二日目も、その掛け声、かかるといいですね。鶴松君の勘平は、平成中村座で観た勘三郎さんの勘平を彷彿とさせる瞬間が何度かありました。映画『国宝』の主人公が部屋子なので 勘三郎さんの部屋子である鶴松君がモデル?と注目を集めているそうです。長編小説を映画化した為、主人公は孤独に描かれていますが小説の中では助けてくれる人、たくさんいました。部屋子の鶴松君の第二回目の自主公演もしかり。勘三郎さんの奥様も、新婚の七之助さんご夫妻も中村屋のご一同様長男勘九郎さんと三男坊を応援に駆けつけていらっしゃいました。舞台の上にも中村屋ゆかりの方々、鶴松君と切磋琢磨してきた同世代の役者さんが皆で盛り上げてくださいました。その中で、鶴松君は期待の斜め上を行く素晴らしい出来栄え。『雨乞狐』を上手に踊ったから、帰りは雨が降っちゃった。その後、雷雨ってやり過ぎでしょって思ったらそれは、この前『流星』で雷だった勘九郎兄の仕業かも😊これは、今回は観られなくて😢をのんだ長年 鶴松君を応援してきたファンの方へ送ろうと思います。次回は一緒に観られますように!第一回目の鶴明会等、鶴松君のこと
September 18, 2025
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仁左衛門さんしか演じていない菅丞相を幸四郎さんが初役で挑みます。ドキドキドキ 「やっぱり仁左衛門だよな」とわかり切ったこと 言いたがる人たくさんだろうなってヤダな!って幸四郎さんじゃなかったら いったい誰が菅丞相にふさわしいの?って、反撃の練習したりして。そりゃ、ニザさんが最高なのは(-_-メ)私だって 良く知っていますよ(-_-メ)(評・舞台)歌舞伎座「秀山祭九月大歌舞伎」幸四郎の菅丞相、初役を好演 https://t.co/PnIQbvEa3C「神品とよばれた父十三代目の丞相を継ぐ片岡仁左衛門は(中略)人間丞相としての深まりを極める。A・Bプロで上演中の通し狂言「菅原伝授手習鑑」。児玉竜一・早稲田大学教授の劇評。18日夕刊掲載— 朝日新聞 歌舞伎&文楽情報局 (@asahi_kabuki) September 18, 2025オソルオソル 昼の部拝見しましたが気品に満ちた 菅丞相に会えました!💗ニザさんから教わったことを大切にして幸四郎さんの菅丞相が馴染んでいくのを楽しみに観られます💗
September 13, 2025
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妹だけじゃ心配だったので最寄駅から家までのエスコートのため迎えに行ったのですが(※ 写真は朝焼けの上高地)一人ではあちこち手が回らなかった彼女に代わり、上高地のホテルの方が松本駅に 松本駅の方が彼女の最寄駅に優しさのバトンを渡して車椅子を手配してくださったとのこと。母の最後の旅のページ駅員さんのあたたかい声と笑顔が終止符になりました。今後は、車椅子の人を駅で見かけたら お邪魔にならないようにサッと よけるなり協力したいと思います。いつもなら電車が遅れてると遅刻しないかなーとヒヤヒヤするので駅員さんが車椅子に母を乗せる間、居合わせた乗客の方、皆さんに頭を下げました。(皆さん、会釈で去って行かれました。 停車時間を延ばさないよう、通常の停車時間内に収めましたが、この何十秒かが果てしなく長く感じました)妹の手伝いをしてみて実感したのは足の弱い家族と一緒だとトイレに行くのもタイヘンだし、お土産を買うために そばを離れることもムズカシイということもちろん 車椅子の貸し出し等は助かりますが借りるにしても雨天、荷物のある場合など問題はたくさんありました。年配の方や力のない方は押すのが困難でしょうが電動の車椅子のレンタルは見たことないです。今まで、人には優しくと思いながらも結局、ヒトゴトだったなと猛省しました。(※大正池から望む焼岳)この日 出会った皆様ありがとうございました。上高地はやっぱり神降地です❤️
September 10, 2025
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今年最後の さわやか信州号 (新宿↔上高地直行便)に乗って再び 弾丸日帰り決行しました。リベンジ!上高地6月、大雨による通行止めで、観光する前に引き上げざるを得なかった神降地その時は 「また来年ね」、のはずでした。ところが、8月半ば、「そこだけ空いていたので」啓示とばかり衝動的に予約を入れた!という妹今回も頼りない姉は、有給とって、日帰りの助っ人です。(※新宿のバスタ新宿から上高地まで乗り換えなしです)(それはいいけど、9日が最終日なので帰りは直行便なし。 新島々までのバスと松本までのローカル線と 新宿までのあずさ、最寄り駅までの各停、 自宅までのバスとツギハギ。 荷物を最小にして挑みました。)予約をした時から前日まで いつ見ても母の行く日は雨予報。ですが、妹の切ない祈りが天に通じて晴天に転じました。(※アルピコ交通の上高地バスターミナルへ5時20分に到着)私が合流した日も気持ちよい青空。(※ 上高地食堂。朝食はいつも和風の定食だったけれど今日は山菜!)そうそう雨もありました。三日間の旅行の私が居た日のランチの帰り突然のにわか雨。7月終わり、豪雨の日に転倒して以来、消極的。いつまでも若いと思うなよ!の自戒のきっかけになったのは良かったけれど、自分のことで精一杯!の今日この頃。晴れの直線コースは難なく押せるけれど曲がったり、傾いていたりは自信がない!河童橋を降りて、ホテルまでの(目と鼻の先だけど緩やかな迂回なので長距離の)スロープを雨でツルツルする中、母の体重と車椅子を一身に受け、徐行で進ませられるかとさすがの私も怯みました。(※ 美しい上高地の保全に役立つ募金箱)「大丈夫? 」近くに居た男性が二人声をかけて下さる「はい」とあいまいな笑顔で答えつつ(ぜんぜん、大丈夫じゃなーい!( ノД`)シクシク…)ところが意外と言えない、「たすけて!」のヒトコト。そこへ、サッと手が伸びて 片方の持ち手をグッとつかんでくださった若い外国人男性浅黒い肌の彼がカタコトで「手伝わせてください」とニッコリ「でも、あなたが濡れてしまいます」「かまいません」 ほんとにシャワーみたいな雨だったんだよ!よし、遠慮している間にパンツ迄濡れそうだったので「ありがとう!お願いします」(そうです。以前受けたAEDの講習で知った大事なこと。 初期対応の大切さ。一瞬の迷いが生存率を大幅に下げます)不安がないとスロープもナンノソノ、一瞬でホテルの玄関に到着(※写真は大正池)無事を見届けた彼は、お礼に…と言わせる暇も与えず「〇〇〇…」と大きな笑顔で手を振って走って行きました。雨の音で消えてしまった そのセリフはなんだったんだろ武士は相見互い、は、ないなー。あ、困った時はお互い様 かな「お元気で上高地と日本を楽しんでくださいね」それにしても、みんな走って屋根の下にはいる驟雨昔のような可憐な乙女じゃないのに よくぞ手伝ってくださったあ、故郷の母を思い出したのか!納得!いずれにしてもあなたには返せないけれど 困った人を見たら私も即、動いてお返ししておきますね!お陰で妹は、濡れないように荷物を管理できました。そして私が居なくなった後のための体力温存出来ました。あとは、親切なホテルのスタッフの皆さんがいるから安心(6月は残念だったのでと9月の再訪を心から喜んでくださった)どの方も優しくて、ここに来るとますます上高地が好きになります。年齢や自由にならない体など、悩みの種を抱えているから(ひとのお世話をするのが好き、面倒をかけるのが嫌いな性格故なおさら)東京では気難しくなる母なのに 上高地に居る時は、終始笑顔山ガールは何歳になっても山ガールでした(※上高地の朝焼け。早朝到着のお楽しみはこの空が刻々と色を変える様子が360度見られること)そして、私より圧倒的に!かかわる時間が長い妹が母の笑顔を見て、ウレシそうにしているのも私の中ではとりわけ 美しい景色です
September 10, 2025
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第14回のこの日のテーマは「すし屋」10月の歌舞伎座で、『義経千本桜』が通しでかかるのでおさらい音羽屋型と仁左衛門型があることの検証は面白かった人情に篤い上方歌舞伎と、粋を追求する江戸歌舞伎は私達にも 比較しやすい。歌舞伎を観始めた頃、どうして自分たちのために犠牲になる人たちに対して無関心なんだろうと気になった。(主役の権太が映えるように、他の人達は背景に徹し、 動きも感情もストップモーションの如くです)その後、巡業の公演で仁左衛門さんの権太を観た。自分のために犠牲になってくれた妻子に未練タラタラだったし命を救われた若葉内侍も、申し訳なさそうにしていた。10月歌舞伎座の権太は松緑さん(尾上松緑・音羽屋)と仁左衛門さんなので、まさに自分の目で確かめられる。今回も木ノ下裕一、田中綾乃 両氏の講義は面白くて中身がギュッと詰まっていて 時間の経つのがあっという間!そうそう、今年の5月に亡くなられた我當さん(仁左衛門さんのお兄さん)上方歌舞伎の役者の養成にも、歌舞伎鑑賞教室にも力を注いでくださった我當さんの生前のご活躍に対して感謝の念を新たにしたところだけど(素晴らしい演技を見せるだけでなく、歌舞伎の良さを損ねず、高校生にもわかりやすくするために工夫を重ねてくださったこと気さくでいらしたけれど、お行儀の悪い時は雷を落としてくださったこと等、SNSにも感謝の投稿がいくつもあがっていました)なんと!木ノ下先生も我當さんの歌舞伎鑑賞教室だったそうです。なんだか ウレシイ😢「すし屋」の前の段、「木の実・小金吾討死」こちらの想い出は、やはり巡業で中村屋を観た時のこと勘太郎くん(当代勘九郎さん)怪我のため、七くんが本役の「すし屋」のお里だけでなく若葉内侍達を守るために多勢に無勢、たった一人で戦って討死する小金吾までも演じた。可憐な娘役じゃない七くん、立役、そして立ち回り、ふだんは観ることが出来ない身体能力の高さを知って驚いた!ニザさんの権太の想い出はハズカシイからナイショだけど 私が一番印象的だったのは ニザさんのオミアシ!巡業の時のお席、 前列のセンターだったのでニザさんが動くたび、はだける衣装あまりの色っぽさに 目のやり場に困った記憶が(^-^;
September 7, 2025
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第31回稚魚の会・歌舞伎会合同公演で三九太郎さんをお見かけしたので思い出しました。2014/09/10ゆうべは「やごの会」のことでいっぱいでした。兼太夫さんの常磐津!彌十さんの大熱演、差し出した右手に戸惑う新悟ちゃん(そのときだけ息子に戻った)を、間近に観て感無量。美しい衣装の彌紋ちゃん達の晴れ姿も観られて大満足です。客席には勘三郎さんファンの皆さんも全員集合のようで、懐かしい顔にたくさん会えました。木村さんをはじめ顔なじみのお茶子さん達、三津五郎さんや歌女之丈さんのお姿もありましたし、二階のお席には三津五郎さんのお弟子さん達の姿も。三津五郎さんは我が事のように嬉しそうにいそいそ駆け回っていました。みっくん(巳之助さん)や梅枝くん(当代時蔵さん)もいたよ♬なんて声も聞きました。映画『国宝』でも取り上げられた『積恋雪関扉(つもるこいゆきのせきのと)』勘九郎さん(勘太郎時代の)が、この3年前に平成中村座彌十郎さんと同じ関守関兵衛実は大伴黒主を演じています。桜の精は菊之助(八代目菊五郎)さん、小町姫は七之助さんで扇雀さんが良峯少将宗貞でした。遠くで観ていた時は幻想的でキレイとしかわかりませんでしたが間近で観ると、観る側は美しいけれど、難しくて激しい踊りでした。わ、新悟ちゃん たいへんなお役をがんばっている!と(当時23歳くらいかな)祈るような気持ちで観ていたと思います。新悟ちゃんの桜の精を観て以来、この演目は観ていないんじゃないかな。また、彌十郎さんと新悟ちゃんの関の扉、観たいです。今度は歌舞伎座で。【8、9日】彌十郎、新悟自主公演「やごの会」のお知らせ(歌舞伎美人)2014年のこの公演が好評で、後に海外でも行われました。この日、2階のお席に彌紋ちゃんと同期の三久太郎さんをお見かけしたような気がします。今年の合同公演で、久しぶりに三久太郎さんのお姿を拝見できて嬉しかったです☺️今は、東京で唯一の屏風屋さん 片岡屏風店で真摯にお仕事に取り組んでいらっしゃいます。片岡屏風店
September 1, 2025
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