家庭学習コンサルタント 坂本七郎のブログ

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坂本七郎 プロフィール


家庭学習コンサルタント
ドリームエデュケーション代表
オンライン家庭教師「まなぶてらす」主宰

1977年生まれ。群馬県太田市出身。

塾講師や家庭教師など5000人以上の学習指導の経験から「家庭学習」こそが学力アップのカギであることを確信。
全国の小・中学生とその保護者に、中学受験・高校受験に向けた家庭学習のアドバイス、親子の関わり方について教えている。

また、受験や習い事など各分野のプロから自由に学べるオンライン専門の家庭教師「まなぶてらす」を運営。24時間365日、世界中どこからでも質の高い教育が受けられる環境を整えている。

主な著書に、ナツメ社から『マンガでわかる!中学生からの最強の勉強法』、大和出版から『小学生のための「家庭学習」の教科書』『小学漢字1026が5時間で覚えられる問題集』、『出る順「中学受験」漢字1580が7時間で覚えられる問題集』、『漢字が好きになるドリル』シリーズ(いずれも大和出版)などがある。

ドリームエデュケーションHP

オンライン家庭教師まなぶてらす

坂本七郎への問合せはこちら
2007/11/06
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カテゴリ: 夏休みの勉強法




とうとう8月に入り、夏本番になってきましたね。

昨日は、私の住んでいる熊谷では、まさに猛暑でした。


熊谷といえば、日本でも暑いところで有名で

その暑い地域というのを逆手にとって

熊谷市ではキャンペーンを行っています。


なんだか、「あつべえ」とかという何だかパッとしない

キャラクターなのですが・・・。


これが、その「あつべえ」。






さて、今日のメールはそんな気候の事が

話題なんかではありません(笑)



今日のテーマは

「夏休みの過ごし方」です。



あなたのお子さんはこの夏休みはいかがお過ごしですか?

「すでに計画を立てて、今のところ順調に勉強ができています」

「なんだか、だらだら勉強していてうまくいっていません」

「何から手をつけていいのか親子で悩んでいます」



私のところには毎日いろいろなメールが届きます。

その中でも、この夏休みをどうやって過ごしたらいいのか

というメールが多かったので今回はこのテーマについて






夏休みは約40日間ありますよね。

時間にすると、約1000時間です。



この1000時間もの時間をどのように過ごすのか。

うまく使えば、凄く有意義な夏休みになりますし

だらだら使えば、凄く無意味な夏休みになります。





この夏休みの過ごしかた一つで

成績は一気に差が開いていきます。



でも、じゃあ一体何をどうすればいいのか、

なかなか見えにくい部分だと思いますので

一つの考え方をお教えしますね。



最初に、このように考えてみてください。



 夏休みにしかできないことって、何だろう?





普段の学校生活ではなかなか時間がとれずに

まとめてできないことでも、夏休みを利用すれば

一気に勉強を進めることができます。




この夏休みにしかできないことについては、

親子で話し合ってもらいたいことですが

一般的には、以下の2つが私は大切だと思っています。




   1.英単語、漢字の暗記

   2.苦手科目の克服




なぜ、このふたつが大切なのかというと

1の英単語や漢字の学習は、普段の学校生活の中で

少しずつやるべきものですが、実際は完全に覚えられていないのが

現状だと思います。



また、普段はきちんとこなしていても、復習までできていない

という子もいますよね。



そんな子たちが、まとめて勉強できる時間として、この夏休みは

絶好の機会というわけです。



また、2の苦手科目の克服も同様です。

苦手科目の学習というのは、基本的に時間がかかるものです。


なぜなら、ポイントを理解するまでに時間がかかるし、

苦手意識が邪魔をして、問題を解く上で普通よりも時間がかかるからです。



なので、普段の学校生活の中で苦手科目の克服をしようとすると、

どうしても中途半端なところで学習が終わってしまい、

あとで続きをやろうとしたら、テスト期間に入ってしまった。


あるいは、宿題が出て後回しにされてしまうなど

なかなか思うように学習が進まないのです。




こういった理由から私は、


   1.英単語、漢字の暗記

   2.苦手科目の克服


この2つをこの夏休み中に学習することをおすすめしています。




それでは次に、それぞれの勉強の取り組み方をお教えしましょう。

もうちょっと、話は続きますので

もうすこし頑張って読んでみてくださいね。




では、1の英単語、漢字の学習について

主に、中学生は英単語を。

小学生は漢字の学習を行ってください。



そして、まずはこの夏休み中の目標を決めます。

例えば、この夏で英単語を100個覚えるとか、

漢字を月~金曜日で毎日5つずつ覚えて、土日で復習するとか。

このように、目標を決めて取り組んでください。



目標が定まったら、次は実践です。

そこで、勉強をする際にポイントとなるのは、

「ゲーム性を取り入れること」です。




なぜ、ゲーム性を取り入れるかというと

楽しさを演出するためです。


子どもはゲーム性が入ると、楽しんで勉強をしてくれます。

また、目標が要素に入ると、それを達成するために努力をします。



だから、ゲーム性を取り入れるのです。



そのゲーム性を取り入れる方法は頭を絞れば出てくるかもしれませんが

今回は簡単な方法をひとつ、あなたにお教えしますね。




名付けて、「ポイントカード方式」です!

よく、洋服屋さんとか、食べ物屋さんとかに言うと

金額に応じて、はんこを押してくれるカードがありますよね。



あれを利用するのです。



例えば、英単語を100個覚える場合は

100ますのカードを作ってあげてください。

(または、一緒に作っても楽しいですよ)



そして、英単語を覚えたら、勉強の最後に

はんこを押していくのです。



で、頑張って100個覚えたら、

お祝いにママから熱いキスをプレゼントするとか(笑)

魅力的な(?)プレゼントを用意するといいですね。



そのようにして、できるだけ楽しく勉強できるように

工夫してみてください。






さて次は、2の苦手科目の克服についての取り組み方について。

まずは、問題集を用意してください。


家にあるもので結構ですが

もし、書店などで選ぶ際は、選ぶポイントは3つあります。


 1.あまり厚くなく、薄いものを選ぶ

 2.基本問題中心の問題集

 3.解説が詳しい(本文や答えの解説)


この3つを基本に選んであげるといいでしょう。




問題集が用意できたら

問題をわたして、それで勉強を進めてください。



苦手科目の克服にもっとも大切なことは

自信を付けることです。



まずは、超簡単な基本問題を解かせて、褒めて、

自信を育てていってください。



そして、間違えてしまったところは

問題集に印を付けておき、

次の日にもう一度、同じ問題をやるように指導してください。



それで、昨日できなかった問題ができたということになれば

さらなる自信につながります。



このようにして、

苦手分野を一つずつ潰していくのです。



そして、自信を育てていくのです。




このように勉強をすすめていくと

もっとも効率的に、すばやく苦手科目を克服することができます。




ぜひ、試してみてくださいね。



今日のメールレターは、重要なことをまとめて解説しました。

非常に大切なことが書いてありますので、プリントアウトして

何度も読み返すことをおすすめします。






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Last updated  2007/11/23 04:29:52 PM コメントを書く


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