家庭学習コンサルタント 坂本七郎のブログ

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坂本七郎 プロフィール


家庭学習コンサルタント
ドリームエデュケーション代表
オンライン家庭教師「まなぶてらす」主宰

1977年生まれ。群馬県太田市出身。

塾講師や家庭教師など5000人以上の学習指導の経験から「家庭学習」こそが学力アップのカギであることを確信。
全国の小・中学生とその保護者に、中学受験・高校受験に向けた家庭学習のアドバイス、親子の関わり方について教えている。

また、受験や習い事など各分野のプロから自由に学べるオンライン専門の家庭教師「まなぶてらす」を運営。24時間365日、世界中どこからでも質の高い教育が受けられる環境を整えている。

主な著書に、ナツメ社から『マンガでわかる!中学生からの最強の勉強法』、大和出版から『小学生のための「家庭学習」の教科書』『小学漢字1026が5時間で覚えられる問題集』、『出る順「中学受験」漢字1580が7時間で覚えられる問題集』、『漢字が好きになるドリル』シリーズ(いずれも大和出版)などがある。

ドリームエデュケーションHP

オンライン家庭教師まなぶてらす

坂本七郎への問合せはこちら

Archives

2024/09
2008/03/31
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カテゴリ: やる気の高め方




今日は、もうすぐ受験生だというのに

ほとんど勉強しないお子さんをお持ちのあなたに向けてお話します。


今日話す“2つの壁”を乗り越えることで

子どもは、自分から勉強をはじめるようになります。


春休み、これからでもまだ間に合う!

机に向かわせるために必要な話を詳しくしていきます。


あなたのお子さんのことと

照らし合わせながら読んでみてください。





いち早く確認できます。

http://e-homeschooling.net/mailmag_form.htm




さて、前回までの簡単なあらすじ・・・

今まで読んでくれていた方も復習だと思って

あらすじを確認してくださいね。


▼このシリーズをすべてはじめから読みたい場合は
こちらをクリックしてください。



<あらすじ>------------------------------------------------

前々回にこんなクイズを出題しました。


━■クイズ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 子供たちはなぜ、勉強の必要性を感じていても、

 潜在的に勉強ができるようになれたらなぁと感じていても
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 机に向かおうとしないのでしょうか?
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━




前回、私が発表した回答は、


  勉強をするまでに超えなければいけない
  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    2つの壁があるから。
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

というものでした。

(あらすじここまで)-----------------------------------------




今日は、この2つの壁について詳しく話していきましょう。

では、ここから今日の内容です。




■お子さんが乗り越えなくてはいけない「2つの壁」とは?


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.まず、ひとつ目の壁は、

  「勉強がわからないから したくない」という壁です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


これは、成績が下位の子に多いのですが、

学校で算数や数学・英語・理科などの授業を受けていても

ゼンゼンわからないのです。



そういう子の場合、勉強の話となると

自分自身を非難されているように感じ

とたんに機嫌が悪くなります。



親から「勉強しなさい」と言われても

やってもわからないので、やる気が出ないわけです。




これは、たとえて言えば、

 自分のもっとも嫌いなこと、苦手なことを
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 無理強いさせられる感覚に似ています。
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


私なら、以前営業の仕事をしていたことがあるのですが、

「飛び込み営業」と「テレアポ」が何より嫌いでした(>_<)。。。



それを上司から強要されるような感覚です。

でも、生活のために仕事をしなくてはいけないので

嫌なことでもやらざるを得ない・・・



誰でも、嫌い・嫌なことを無理強いされるのは

気分の良いものではありません。



それを何度も何度もテストが返ってくるたびに言われたら

いい加減、親にも反発したくもなります。



だから、「わからないという壁」にぶつかっている子どもに

「勉強をしなさい」と言うのは、あまりに酷なのです。



では・・・



このような状態の場合は、一体どうすればいいのか・・・?





この「わからないから勉強をしない」という壁を

乗り越えるためには、どうすればいいのか。



その方法は、1つしかありません。


 本人がわからなくなったところに戻り、
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
   そこから本人の自信を積み上げていくしかありません。
   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



今、お子さんが中学生で数学が大の苦手だとして

計算問題でつまずいているのであれば、

小学校の算数に戻ってでも勉強をもう一度積み上げて

いかなければならないのです。



そしてこの作業は、本人ひとりだけでは

勉強を進めていくことはできません。


なぜなら、どこから始めていいのかも、

何からどうしていけばいいのか、

まったくわからないからです。


だから、親が一緒になって勉強を見てあげるか、

個別指導や家庭教師に指導してもらうのが良いでしょう。



しかし、たとえ塾や家庭教師の指導を受けるとしても

本人が「やってみよう」と思わなければうまくいきませんよね。



本人の「今の状態を脱したい!」

「今よりも勉強が出来るようになりたい!」

という気持ちを引き出すために、親としては次のような態度・言動で

お子さんと接していく必要があります。



・「勉強をしなさい」とは言わない。

・「今まで困っていることを気づいてあげられなくてごめんね」

 という、本人に非は無く、むしろ自分達にあったんだという立場

 で接する。

・細かく頻繁に具体的に褒めていく


以上のような「言葉・態度・心がけ」でお子さんと接していくのです。


そうすれば、


お子さんは本心では、

【勉強が出来るようになりたい】と思っていますので

親との勉強や、塾・家庭教師の指導を受け入れてくれるでしょう。





「わからないから勉強をしない」という壁を超えるには、

 親と子の普段のコミュニケーションがカギを握っているのです。





この続きは

『春休み、もうすぐ受験生だというのに・・・2』

を読んでください。













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Last updated  2008/03/31 07:19:48 PM コメントを書く


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