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世界の歴史上でも、これほど波乱に富んだ運命を送った姉妹は、そういないかも知れない。ひとりはお金を愛し、ひとりは権力を愛し、ひとりは中国を愛したアメリカ留学から帰国した三姉妹、長女靄齢(あいれい)は孔子の子孫の財閥に嫁ぎ、世界一の富豪に三女美齢(びれい)は蒋介石に嫁ぎ、台湾のファストレディに次女慶齢(けいれい)は革命家・孫文に嫁ぎ、夫亡き後は革命に身を投じ、後に中国共産党から国家名誉主席に任じられる。実在した「宗家の三姉妹」については、NHKのドキュメンタリーを見て知り、その後、岩波ホールで映画を見ていたので、この壮大な物語をどうやって舞台化するのか、興味があって池袋 サンシャイン劇場へと足を運びました。「宗家の三姉妹」池袋 サンシャイン劇場 19時開演 2時間一幕休憩ナシ!出演者:靄齢(長女) 安奈淳 慶齢(次女) 安寿ミラ美齢(三女) 森ほさち京胡演奏 呉汝俊(ウールーチン)舞台は、椅子が3脚と幕だけのシンプルなセットに、劇中、時代解説の字幕が縦書きで何度も流れて行くためもあってか、観客が、回想録を紐解いていくという雰囲気でありましたね。回想録形式で進む舞台は、冒頭と最後が同じ内容で繋がるようになっていて、混迷を極めた中国現代史の渦中(辛亥革命、西安事件、日戦争、国共内線)に生きた三姉妹(靄齢、慶齢、美齢)の生涯と絆が語られていきます。姉妹順番に、それぞれが椅子に座ったままで語る長い独白部分に圧倒されましたね。台詞どうやって覚えるんでしょうか。しかも、演じてる背後には、語る内容の台詞が字幕として全部流れていくという形式。出演者の三人が、それぞれ個性的でおもしろかったです。最後に、美齢が100歳を超えて生き、最近亡くなったということを知りました(確かNHKで放映された時には、まだ存命していたと記憶)。冒頭とカーテンコールでの京胡のメロディーが歴史の激動の中で生きてきた姉妹の鎮魂歌となって美しく奏でられていたのが耳に残りました。悠久の大地の彼方から蘇る歴史・・!
January 29, 2009
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新橋演舞場の花形歌舞伎・昼の部が思ったより、おもしろかったので、夜の部を期待して観に行くことに・・で、結果はということ、一番よかったのが最初の復活舞踊の「七つ面」。踊は苦手のようである海老蔵が、活き活きとテンポよく踊り、面が変わる度に覗く顔が文句なく美しく眼が利く。最後の勢ぞろいもおめでたく時間が短いが楽しい踊りであった。○ 歌舞伎十八番の内 七つ面(ななつめん) 元興寺赤右衛門 海老蔵 他次の封印切は、まず獅童の声がつぶれているのか、台詞が聞苦しいのが何とも。また、確かに忠兵衛は、馬鹿な奴だとは思う・・思うのだが、恋人の梅川や茶屋の人々が、この人を庇ってあげたいと思わせる雰囲気、男としての可愛さというか愛嬌が無いと芝居として成り立っていかない。残念ながら獅童の忠兵衛は、最後まで罪を犯した馬鹿な奴のままで幕が下りていってしまった・・・(--;;○ 恋飛脚大和往来(こいびきゃくやまとおうらい) 封印切 亀屋忠兵衛 獅 童 傾城梅川 笑三郎 槌屋治右衛門 寿 猿 丹波屋八右衛門 猿 弥 井筒屋おえん 門之助「弁天娘女男白浪」では、一番楽しみにしていたのが「浜松屋」での海老蔵のお嬢様であった。しかし、お譲さまが、おかまだったため(声が男声)か、話がこちらも成り立たなくなってしまったのが残念。また、花道での海老蔵と獅童のやりとりが、千秋楽近くにもかかわらず、テンポがあまり良くないのか面白みが薄いのが惜しまれる。ただ、花形役者の紫の衣装での「勢揃い」と、その後の殺陣、転換する舞台装置(この場のがんどう返しは、やっぱり凄い)は、見応えがありワクワクと楽しかった。最後の「滑川土橋の場」は、この前に観た団十郎の駄右衛門がビロードの衣装がよく似合って貫禄があったのを思い出したためもあるが、団・海老親子共演で通しが観たいとと思えた半通し公演で、ありました。○ 弁天娘女男白浪(べんてんむすめめおのしらなみ) 白浪五人男 序 幕 雪の下浜松屋の場、稲勢川勢揃いの場 大 詰 極楽寺屋根立腹の場、同山門の場、滑川土橋の場 弁天小僧菊之助/青砥左衛門藤綱 海老蔵 南郷力丸 獅 童 鳶頭清次 市川右 近 忠信利平 段治郎 赤星十三郎 春 猿 浜松屋幸兵衛 右之助 日本駄右衛門 左團次ちょっと期待が裏目に出たといった感じの夜の部では、ありましたね。ほぼ、かぶりつきの一等席だったのに・・・(^^;;
January 25, 2009
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千駄ヶ谷にある日本青年館で、宝塚雪組特別公演「忘れ雪」を観てきました。原作は新堂冬樹「忘れ雪」(角川書店)、脚本・演出は児玉明子。両親のいない小学生の深雪は、怪我をした子犬を拾い、困っているときに偶然、獣医を目指す桜木に出あう。二人は、子犬のクロスをきっかけに交流を深めるが、やがて別れが・・。雪組の期待の若手男役が、一挙出演ということで、楽しみに席につきましたが、以外や以外、観終わったときに、もっとも印象に残ったのが、今回、ヒロインを演じた舞羽美海。一幕冒頭の、ランドセル姿の小学生姿に違和感がない可憐さ。昔、宝塚を始めて観た人が、いっぱい出てきたみなしごたちの演技が上手くて感動したといい、あの子達はどこの劇団の子供と聞かれて吃驚したことがあったのを思い出しました。もちろん、皆、宝ジェンヌが演じていたのでは、ありますが。ともかく宝塚音楽学校を卒業して二年目にして、期待の若手娘役といったところでしょうか?芝居自体は、一幕が好み、二幕は暴力シーンの長さが鼻につくという感じでは、ありましたが、原作と脚本の??ぶりを凌駕する雪組若手人の熱演とパワー、主演の音月桂、友人役・凰稀かなめの男役スターとしての存在感も楽しめた舞台ではありました。<主な出演者>桜木一希: 音月 桂 *~*~* 桜木清一郎: 未沙 のえる 鳴海善行 :飛鳥 裕 伯母 :ゆり香 紫保 菊池四郎 :奏乃 はると 鳴海昌明: 凰稀 かなめ 南信一: 真波 そら 笹川宗光: 緒月 遠麻 深雪の母: 晴華 みどり 桜木満: 大湖 せしる 伯父: 葵 吹雪 須崎: 祐輝 千寿 中里信一 :蓮城 まこと 羽村: 香綾 しずる 金井静香 :愛原 実花 橘深雪: 舞羽 美海 桜木一希(高校時代): 帆風 成海 本日のきもの:梅模様の紬に絞りの名古屋帯、帯留はカメオの天使、寒いので足元は別珍の足袋
January 24, 2009
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第一ホテル東京のボールルーム「ラ・ローズ」での彩吹真央(宝塚雪組)ディナーショー『Love Letter』(共演は、大月さゆ、沙央くらま)に友人と一緒に行ってきました。まずは、ディナーを一時間半ほどかけてゆっくりいただき、その後、一時間のショーを楽しむというプログラム。ショーは、歌とダンスの間にMCが入ったり、ステージから降りて歌いながら会場を回ったりと多彩な構成。ショーのプログラムは大まかに三部に分かれていて、ジャズあり、宝塚の歌あり、スローバラードありと言ったところでしょうか。○紫色の煌びやかな豪華なスーツでの【Love in Jazz】 *手紙でも書こう *As Time Goes By *It's All Right With Me○エレガントな黒と赤の燕尾での【Love in Takarazuka】、 *HOME(ファントム) *ラブソング(シルバー・ローズ・クロニクル) *愛の力(洛陽のパレルモ) *愛の墓標(外伝ベルサイユのばら) *愛のかたち(外伝ベルサイユのばら) *白のタンゴ(ICARUS) *愛!(ポップ・ニュース)○明るいグレーのスーツと淡いピンクのシャツの【Love Letter】 *Love Letters *Smile *Love Letter(オリジナル・彩吹真央作詞)○アンコールは、ブルーのスパンコールの衣装もきらびやかな「永遠」(ゴスペラーズ)以前は、歌唱力はあるけれど、ちょっと固いかなと思われた歌声が、今回は、いづれも緩急自在(伸びやかな高音、少しハスキーな低音、リズム感あるスキャットなど)でありながら、暖かくやさしく本当にどの歌も聴きごたえがあり、表現力豊かでしたね。「As Time Goes By」は、映画「カサブランカ」の”時の過ぎゆくままに”ですが、映画の抒情を伝え芝居心が溢れていました。白のタンゴでのダンスも包容力があり、これぞ宝塚男役といったところでしょうか。第三部の、「Smile」では、歌いながら、曲の途中でバンド紹介をし、キーボード(沙央)、簡易型ドラム(大月)、そして、トランペット(彩吹)とお稽古時間、正味5日間のお稽古で楽器演奏までやってしまう多彩さには脱帽。それぞれソロ演奏もあり、セッションもありで、三人のMCも含めて本当に楽しかったです♪会場のステージには白と銀で『Love Letter』と書いた切手シート型のつりものが、いたるところに飾られて、シンプルですが綺麗なセットでしたね。食事の時間を含めてあっという間で、何回か色々な人のディナーショーに行ったりしましたが、やはり、宝塚のショーが一番、艶やかで楽しいかなと思います♪本日のきもの:萌黄色に白藤の花の刺繍の訪問着(一つ紋入り)に宝尽くしの袋帯、帯留は象牙の白梅、半衿は桜ず尽くしの刺繍、コートは藤色の道中着(同地のショール付)下の写真は、この日のためのカクテル「Love Letter」(オレンジジュース、グレナディン・シロップ、ジンの甘いカクテル)と、写真入りプログラムを添えてパチリ。ちなみに飲み放題だったので、赤ワイン2杯、カクテル2杯、ウーロン茶と結構いただいてしまいました(笑)
January 21, 2009
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ごんたくれとは、「無法者」あるいは「乱暴者」「いたずら者」のことをさす。語源は「義経千本桜」三段目の主人公である小悪党の”いがみの権太”新橋演舞場の初春花形歌舞伎・昼の部で、海老蔵が、木の実の場「義経千本桜」の権太を好演している。どこまでが、権太で、どこまでが素の海老蔵なのか、わからないぐらいな出来である。役が身体に入っているのか、いつも台詞を言うのにいっぱいいっぱいという感じが無く、台詞にリズム感が生まれ、本人も気持良さそうに演じているのが客席にまで伝わってくる。。海老蔵の権太は、小悪党でありながら、かっこよさと人間的な愛嬌が、こぼれ出て、だから女房の小せん(年下に惚れた弱みか笑三郎)は、彼をつい許してしまうし、母のおくらも彼の嘘を信じてしまうのは、仕方がないと思わせるのである。ただ、残念ながら、その勢いは「すし屋」の場のもどりまでは、続かない。今後に期待である。また、権太にいいようにだまされる前髪の小金吾・段治郎が、悲劇の若武者にふさわしい美しい姿で目の保養と言ったところであろうか。殺陣でも瑞々しく、その最後は儚い。しかし、今回、気になったのは若葉の内侍の笑也の台詞・・リズム感の悪さが目立ち、姿が美しいだけにおしい。頑張れ!お祭りは、赤坂・日枝神社の山王祭の粋が良くていなせな鳶と芸者勢ぞろいでウキウキしてしまう。ド・ドンガ・ドンが大好き♪最後の、手ぬぐいの撒きでは、海老蔵が三階席まで届く遠投を見せて客席を沸かせていた。頼もしさが増した若武者振りが楽しみである。昼の部の演目は、こちら○猿翁十種の内 二人三番叟(ににんさんばそう) 三番叟 市川右 近 三番叟 猿 弥 附千歳 弘太郎 千歳 笑 也 翁 段治郎○寿初春 口上(こうじょう) 市川海老蔵「にらみ」相勤め申し候 海老蔵○義経千本桜(よしつねせんぼんざくら) 木の実 小金吾討死 すし屋 いがみの権太 海老蔵 梶原平三景時 獅 童 若葉の内侍 笑 也 女房小せん 笑三郎 娘 お里 春 猿 主馬小金吾 段治郎 母おくら 右之助 弥助実は三位中将維盛 門之助 鮓屋弥左衛門 左團次○お祭り(おまつり) 鳶頭 海老蔵 鳶頭 獅 童 鳶頭 市川右 近 鳶頭 猿 弥 鳶頭 段治郎 芸者 春 猿 芸者 笑三郎 芸者 笑 也 芸者 門之助本日のきもの:濃淡の紬に椿柄の染め名古屋帯(写し忘れ)、コートは、昔の小千谷紬で、梅に鶯柄。実はリバーシブルになっていて軽くて大変暖かく、この時期に重宝している。
January 18, 2009
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新春浅草歌舞伎の昼の部を観てきました。本日のお年玉〈年始ご挨拶)は、勘太郎・・・残念ながら、電車に乗り遅れ、席についたら、ちょうど、彼のお年玉が終了していたため、友人におもしろかったかどうか尋ねたら、普通とのことでした。まず、楽しみにしていた○一條大蔵譚(いちじょうおおくらものがたり) 曲舞、奥殿 一條大蔵卿 市川亀治郎 常盤御前 中村七之助 吉岡鬼次郎 中村勘太郎 女房お京 尾上松 也 八剣勘解由 中村亀 鶴 播磨大掾広盛 市川男女蔵曲舞の場は初めて観たのですが、こちらも暗殺者とのやりとりがおもしろく、また、楽しみだった亀治郎の偽阿呆振りとその変化する一瞬がなかなかお見事でありました。彼の踊はメリハリがあっておもしろいですね。そして、台詞回しがおじさまにそっくりだったのが、何故かうれしかったりして。最後は○新古演劇十種の内 土蜘(つちぐも) 僧智籌実は土蜘の精 中村勘太郎 平井保昌 中村亀 鶴 源頼光 尾上松 也 侍女胡蝶 中村七之助松羽目物の舞踊ですが、前半が、ちょっとかったるく、食後ということもあり記憶が飛んでいる部分もありましたが、正体がばれてからはアップテンポになり、勘太郎の切れの良い風姿に惹きつけられました。ちにみに以下のフォトは、勘太郎が投げた蜘蛛の糸の先端部分。見事に私の顔近くに当たり、我が手元に落下したものです。端に銀色の軽いお銛が付けられていて、これが投げるスピードによって綺麗に空中を舞い、薄い和紙で出来ている糸を広げていきます。実に繊細に出来ているなぁと見惚れてしまった一品でありました。本日のきもの:演目に合わせて蜘蛛の巣模様のちりめん小紋に蝶模様の名古屋帯、帯留は宝飾細工の松竹梅。暖かだったので絞りの梅模様の金茶の長羽織に銀狐のストール。
January 17, 2009
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赤坂ACTシアターで、宝塚雪組・特別公演「カラマーゾフの兄弟」を観に行ってきました。わたしが20代の時に挑戦し、早々と読むのを挫折したロシア文学が「カラマーゾフの兄弟」。「罪と罰」は、何とか読破した記憶があるのですが、それを上回る「暗くて重く長~~い小説」であるこの本を二度と手にとって見ようという気には、ならなった世界的名作、何とそれが宝塚で舞台化されることになるとは・・・吃驚!!しかも、演出・脚本は、私の苦手な宝塚の齋藤吉正・・ということで、期待しないで観劇した宝塚版ミュージカル「カラマーゾフの兄弟」だったのですが・・・。観劇後、あの「暗くて重く長~~い小説」をよくぞ、正味2時間強ほどにまとめたなぁと思えるほど、物語に破たんなく、スピード感もありミュージカルとしての完成度が高い!!もちろん本公演の半分の人数でありながら、ここまで迫力ある舞台を作れたのは、雪組生の芝居心の成果でしょう(特に主要人物は、上手い)。また、合唱の迫力もすばらしく、よく訓練されているなぁと今更ながら、かつて「歌の雪組」と言われたのを思いだしたりしていました。また、物語の主人公を、長男・ドミートリーとし、彼が愛した女・グルーシェニカとの愛を中心にしたところは、さすが宝塚と言ったところでしょうか。姫役者と呼ばれている白羽ゆり(今まで、ベルばらのマリーアントワネットやエリザベートなどタイトルロールを演じている)が、汚れ役のグルーシェニカを、好演していてたのに好感を持ちました。彼女は、次の作品で宝塚を退団しますが、退団後に女優の道を進む予定なら、グルーシェニカという役は彼女の宝物になると思います。今回の舞台音楽は、寺嶋民哉。テーマ曲とマリンカの歌は、特にすばらしく、耳に残りましたね。やはり、ミュージカルは、曲が大事・・彩吹真央のマリンカの歌は、本当に美しくてうっとりと聞きほれてしまいました。「カラマーゾフの兄弟」は、長男(衝動的)も次男(分裂症)も三男(神学生)もそれぞれ性格が極端で個性的では、あるのですが、この家族で、もっとも凄いのが金好き女好き、好きなのは自分だけという本能と強欲の塊のような三兄弟の父親のフョードル・カラマーゾフ。それを演じた未来優希のエロ親父ぶりが上手くて違和感がなく、この物語の要の役を存在感たっぷりに演じていました。第一幕では、それぞれの兄弟の性格と状況から、殺人まで第二幕では、殺人の謎解きから裁判による判決、シベリア送りまで、カラマーゾフ一家を操るように第一幕の幕を下ろすイワンの幻覚( 五峰 亜季)が、二幕の裁判の場でも物語のキーポイントを握り、物語自体を、より締めていたように思えます。そうそう、最後に短いショーがついたのですが、演出・脚本の齋藤吉正の趣味満開で、ミニスカ・コスプレの衣装にテンポアップされたロシア民謡と「カラマーゾフの兄弟」の世界とは180度違う歌と踊りが繰り広げられ、唖然とした私ではありました!!本編に戻り、衝撃的な親殺し・・しかし、現代においては、ざらにニュースなどでお目にかかる殺人になってしまいました。何と哀しい時代になってしまったことか。ミュージカル『カラマーゾフの兄弟』原作/ドストエフスキー脚本・演出/齋藤吉正亀山郁夫訳 光文社古典新訳文庫「カラマーゾフの兄弟1~5」を参照<主な配役>ドミートリー・カラマーゾフ(カラマーゾフ家の長男・軍人):水 夏希 イワン・カラマーゾフ (カラマーゾフ家の次男・学生):彩吹 真央アレクセイ・カラマーゾフ(カラマーゾフ家の三男・修道士):沙央 くらま フョードル・カラマーゾフ(カラマーゾフ兄弟の父親):未来 優希 スメルジャコフ(カラマーゾフ兄弟の使用人・実は腹違いの兄弟?):彩那 音イワンの幻覚 :五峰 亜季 グルーシェニカ(父と息子が奪いあう妖艶な美女):白羽 ゆり マルファ:麻樹 ゆめみ リザヴェータ :涼花 リサ ムシャロヴィチ :大凪 真生 グレゴリー :紫友 みれい カテリーナ・イワーノヴナ :大月 さゆ リーズ :愛加 あゆ ラキーチン :冴輝 ちはや 他本日のきもの:大昔の絞りをひっぱり出し、濃紫地に梅模様の名古屋帯。濃紫の半衿と帯留も梅模様。写真は、遅めのランチをしたMAXIM’S de Parisのデザート。チケットを見せるとサービスしてくれるシャンパンもおいしくて満足な時間が過ぎていきました。ちなみに、ランチへ向かう時に雪が結構降ってきましたが、レストランを出るころにはすっかり止んで傘無しの私たちは一安心。○わたしが食べたマリンカ(苺とラズベリー)○友人が食べたコスモス(宇宙?を模した栗とチョコ)
January 12, 2009
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2009年、新春浅草歌舞伎・着物の日観劇♪例によって、浅草歌舞伎・着物の日に行って参りました。今年も例年以上に華やかな客席、新日本髪の人もいらっして、本当に目の保養ですね。着物好きには、たまらない観劇と言ったところでしょうか?この企画では、劇場のスタッフも全員着物で、はんなりとした雰囲気が漂い、お正月気分が盛り上がります♪お年玉(開演前の挨拶)は、中村亀鶴。着物の日とあって、洋服姿の紳士が魚になっていました(笑)が、携帯電話を使っての出演者の紹介や、本日初日の勘太郎主演の映画「禅」のPRなど、頑張っていましたね。本日の演目は、一本刀土俵入りと京鹿子娘道成寺○一本刀土俵入(いっぽんがたなどひょういり) 駒形茂兵衛 中村勘太郎 波一里儀十 市川男女蔵 船印彫師辰三郎 尾上松 也 堀下根吉 中村亀 鶴 お蔦 市川亀治郎長谷川伸の名作を元にした作品。芝居上手の亀治郎と勘太郎の息があい、若者の挫折感が何とも愛しい青春物語として、とっても興味深く観ることができました。お蔦のやさぐれたセリフの間が、ぐっと来るんですよね。また、勘太郎のセリフ回しが、勘三郎そっくりで血だなぁとあらためて思いましたね。松也の辰三郎は、若くていい男でお蔦の彼を思って待つ気持ちが、とっても良く伝わってきました(笑)○京鹿子娘道成寺(きょうかのこむすめどうじょうじ) 白拍子花子 中村七之助 所化 市川亀治郎 所化 尾上松 也大幅にカットしてありましたが、踊りのエキスは、盛り込んであり、七之助が、必死に踊っているのは好感が持てました。踊りそのものは、まだまだこれからですが、衣装もどれも良く似合い美しかったですね。亀治郎と松也の”聞いたか坊主”は、おごちそうと言ったところでしょうか。時間の関係で、大好きな「舞々づくし」が無いのが残念でしたが、例によって、手ぬぐいをゲット。勘三郎襲名の時にもらったものが、あるので今回は、ご一緒した方に初観劇祝いでプレゼントしました。今回も、着物日の終演後は、出演者のご挨拶あり、下手より、男女蔵、松也、亀治郎、亀鶴、七之助の並び。勘太郎は、欠席(本日初日の彼の主演映画「禅・ZEN」の舞台挨拶に行ったよう)のため、その変わりに亀鶴がヨーダ人形を持って挨拶をしていました。可愛かったです♪挨拶は、例によって、男女蔵の水着の日願望や、今回はじめて参加の松也の初々しさ、それに絡んで笑いを取るなど、おもしろかったです。ただし、来年は浅草歌舞伎10周年。もしかしたら、それで一区切り・・・との言葉が亀治郎からあり、ちょっと寂しいような気も!ちなみに着物の日の記念品は、マグネットでした。冷蔵庫にでも貼り付けるかな。終演後は、寒い中、浅草寺に初詣に行って参りました。昼間は、あんなに混み合っていたのに人影もまばらで、北風の中、健康を祈願してきました。実は、インフルエンザの予防注射をしていないので、その代わりと言ったところでしょうか。写真は、ライトアップされた浅草寺の本堂と、五重塔本日のきもの:お正月らしく不死鳥の金駒刺繍の訪問着に帯は宝尽くしの袋帯、帯留は象牙の梅、コートはショール付きの緑色の道中着で、ショールはマフラー風に首に巻くのが好み。
January 10, 2009
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去年、受けた歌舞伎検定試験と大江戸検定試験、無事合格しました!大江戸検定試験は、昨年中に試験結果が手元に来て(100点満点中、間違いが10個以上あった)、歌舞伎検定試験は、何と1月1日に年賀ハガキと一緒に郵便受に入っていて吃驚!が・・・封筒の中には、当日、取り上げられてしまった問題集も、もちろん解答結果も入っておらず、点数のみ!大江戸検定では、試験終了後に問題集と解答結果をもらえたのですが、歌舞伎検定では、一切もらえなかったので、後日、結果と一緒に送付されるものだとばかり思っていたのが、あてが外れてしまいました。自分で、間違えたところ(ちなみに80点満点中、間違えたのが2問だったのだけは、わかった)って知りたいですよね。今年は、歌舞伎座建て替えで忙しいので、しばらくは、やらない予定なのかも。あるいは、思ったより受けた人たちが少なかったせいなのか?何か、ちょっと拍子抜けではありました。
January 8, 2009
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東銀座で、今年初めての博多ラーメンを一風堂で食した後、初芝居を観るべく木挽町へ。歌舞伎座の前は、あまりに人出が多くて、通りをわたって開場を待つことにしたのですが、そちらも新年の歌舞伎座を記念撮影をする人で大賑わいでした。ということで、わたしもパチリ。「謹賀新年」の幕がお正月らしくていいですね。開場して、中に入ると、左手には大きな海老を飾った鏡餅。景気の悪さは、どこへやらという感じで、場内は、着物姿が多く目の保養と言ったところでしょうか。今年は、特に総絞の小紋姿の方が多くて華やかでしたね。わたしは、鶴模様の大島を着ていったのですが、やはり、お正月は、織のきものよりは、柔らかもののほうが華やかで場にふさわしいかも知れません。演目は、まず最初がお正月らしく曽我物。○壽曽我対面(ことぶきそがのたいめん) 曽我五郎 吉右衛門 曽我十郎 菊五郎 小林妹舞鶴 魁 春 近江小藤太 染五郎 八幡三郎 松 緑 化粧坂少将 菊之助 梶原景時 錦 吾 梶原景高 亀 蔵 大磯の虎 芝 雀 鬼王新左衛門 梅 玉 工藤祐経 幸四郎わたしは、先代の仁左衛門(目がほとんど見えなかったために、介添付き)が演じた工藤祐経の侍大将としの品と貫禄の凄味、懐の深さが印象深くて、ついつい思いだしてしまうのですが、今回の幸四郎は雰囲気はそこそこあっても、活舌が今一のため工藤としては、如何にという感じでした。家来の染五郎と松緑、菊之助の少将は、正月ならではのおごちそうで楽しかったです。曽我兄弟を演じた菊五郎と吉右衛門は、貫禄が他を圧して迫力がありましたが、吉右衛門の若武者振り(五朗)が、意外に闊達で可愛くて、お正月らしい華やかな舞台でおもしろかったです。二、新歌舞伎十八番の内 春興鏡獅子(しゅんきょうかがみじし) 小姓弥生後に獅子の精 勘三郎 胡蝶の精 千之助 胡蝶の精 玉太郎 局吉野 歌 江 老女飛鳥井 吉之丞 用人関口十太夫 高麗蔵 家老渋井五左衛門 友右衛門勘三郎の奮闘舞。汗びっしょりになって踊る勘三郎のエネルギーに満ちた舞姿は、メリハリが利いて目を奪われました。特に獅子になってからの舞は、足先までにキリリと力に満ちて、見事な獅子振りといっていいのでは、ないでしょうか。胡蝶の精の二人も、とっても可愛くて一生懸命で踊っていて、観ているだけで頬がゆるんでしまう頑張り、新歌舞伎十八番の華やかな舞踊を堪能しました。三、鰯賣戀曳網(いわしうりこいのひきあみ) 猿源氏 勘三郎 海老名なあみだぶつ 彌十郎 博労六郎左衛門 染五郎 庭男実は藪熊次郎太 亀 蔵 亭主 東 蔵 傾城蛍火実は丹鶴城の姫 玉三郎今は亡き三島由紀夫が先代の勘三郎と歌右衛門に当て書きした「おとぎ話」。今回の玉三郎、勘三郎とも活き活きと演じて、当たり役ですね。玉三郎の可愛さと美しさと高貴さにしばし見惚れてしまいましたが、本当に素敵でした。対する勘三郎もおかしみの中に海の生物に模した軍記物の語では、活舌の良さが生きて、とってもおもしろかったです。お約束とは言え、太夫のアカンベーも大爆笑で楽しませていただきました。お正月にふさわしい笑いに溢れた「はっぴいえんど」で、心がほっこり温かくなり最高。芝居って楽しい♪本日のきもの:おめでたく鶴の織りだし模様の泥大島、帯は紅梅白梅の手描き名古屋帯、コートは、白黒絞りの道中着、足もとは寒さに負けて黒別珍の足袋。
January 4, 2009
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東洋大学、優勝おめでとうございます。早稲田大学、最後まで差を詰めて、ごりっぱ。こちらも一年生の活躍で来年に期待!びっくりしたのは、優勝候補の駒沢大学のシード落ち・・・・昨年の総合優勝校でも油断大敵ということでしょうか。しかし、シード権争いも、凄くて大変楽しめた箱根マラソンでしたが、学生の皆様、お疲れさまでした、ありがとう♪一昨年、往路の箱根をリレーマラソンしたので、今年は、復路をリレーマラソンしようかという案が仲間うちで話し合われている今日この頃ですが、さて、どうなりますか?<13位までの総合順位>◆1 東洋大学 ◆2 早稲田大学 ◆3 日本体育大学 ◆4 大東文化大学◆5 中央学院大学◆6 山梨学院大学◆7 日本大学 ◆8 明治大学 ◆9 関東学連選抜 ◆10中央大学◆11国士舘大学◆12東京農業大学◆13駒澤大学
January 3, 2009
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明けましておめでとうございます。ということでお正月二日目は、箱根マラソン。往路優勝は、東洋大学。12月に行った箱根マラソン監督トークバトル(恵比寿)で、話題にあがっていた東洋の一年生・柏原竜二君が、凄い山登りをみせましたね。また、監督達が注目校としてもっとも名前を上げていた東洋が、彼の活躍で往路優勝。以外だったのは、優勝候補の駒沢大学、どうしたのか。しかし、いやぁ~~、最後まで目を離せない展開で面白かったです。さて、3日は、どうなるか。こちらも楽しみ♪
January 2, 2009
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