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渋谷・オーチャードホールで、パリの屋根の下の若者たちの群像劇を観る。昨年までは、毎年、恒例のごとくに「椿姫」を上演していたのであるが、今年は、「ラ・ボエーム」G・プッチーニ作曲「ラ・ボエーム」全4幕(字幕付原語上演) 指 揮:園田隆一郎演 出:岩田達宗砂川涼子 ミミ 村上敏明 ロドルフォ 高橋薫子 ムゼッタ 堀内康雄 マルチェッロ 三浦克次 ショナール 久保田真澄 コッリーネ 折江忠道 ベノア 柿沼伸美 アルチンドロ 田代 誠 パルピニョール パリの屋根裏を舞台に、若く貧しい芸術家たちの一冬の青春を描くプッチーニの「ラ・ボエーム」。詩人ロドルフォ(テノール)の"冷たい手”、お針子ミミ(ソプラノ)の "私の名はミミ”、ムゼッタ(ソプラノ)の華やかな"私が街を歩くと”などの名アリア、重唱の数々がプッチーニの繊細な描写に基づき、絶妙なバランスで各幕に配された名作である。重唱がきれいでしたね。特にミミの砂川さんは、姿も歌声も可憐。ただ、バリトンの堀内氏の声は、マルチェッロにしては、低すぎで若さがないのが惜しまれる(姿もだが)。もう少しはハイバリトンのほうが、いいなぁ。それから、今回の演出では、ロドルフォは、ずっとミミが好きだったのね。ローソクの灯りを借りに来たミミに喜び、その後、鍵を探すミミにすかざす灯りを真っ暗にして、鍵を探すふりをしてミミの手を取る姿に、チャンスをものにするロドルフォという感じで大うけ。パリのレストランの場面では、大雪が降ってくるのに、次の別れの場面では、雪がふらないのは、ちょっと残念。あの場面では、雪がほしい。また、恋人同士(ミミ&ロドルフォ、ムゼッタ&マルチェッロ)四人の衣装が、別れの場まで同じなのは、二三日で、別れてしまったということなのだろうか?次の屋根裏部屋では、衣装が変わっているので、疑問が残った。でも、ミュージカル「レント」にもなった、この作品、何度、観ても聴いても名作のなかの名作であることは、間違いない。映画:「月の輝く夜」
January 28, 2007
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歌舞伎座で千秋楽を迎えたばかりの幸四郎、同じく浅草を終えた、勘太郎、獅童、内野(大河の主役)、野球のイチロー、糸井氏などの方々が席を埋める「朧の森に棲む鬼」千秋楽の何とも豪華なことか(後でしったが、ジャニーズも来ていたらしいが、顔がわからない)・・・(^^)私的には、新感線の舞台は、芝居を観て深い思いと感動を抱き余韻にひたるというよりも、スピード感とギャクとロックを楽しむという感じでは、ありますが、今回、大音響のロック風味が少し弱まっているのもわたしの好みではある。ひとつ残念なのは、衣装の華やぎにかけるところ、特に、宮廷のシキブ(情熱の歌人・和泉式部がモデル?)の衣装は、もっと素敵なものが見たかったかな。ちなみに和泉式部の歌が、舞台でも引用されてましたね。「ありとてもたのむべきかは世の中をしらする物は朝がほの花」もう一種、歌ってましたが、覚えていない・・・プログラムを購入したら載っていたかもしれない。千秋楽のカーテンコールでは、題名入りせんべいまき、舞台上では、けっぷうろくの歌を共演するサダヲ&冠の共演もノリノリの手拍子が沸いて大いに楽しめた一時でもありました。ちなみに本日のウラベとサダミツのギャクは、お互いの髪型(確かに凝った鬘)について(^^;;本日の画像は、蒔かれた記念せんべい「朧の森に棲む鬼」の名入り。← その後、「ゆとりの空間」でお茶をした友人にプレゼントしたので味はわからず。本日のキモノ:モダンな藤○織の大島に梅模様絞りの名古屋帯で季節感いっぱい。帯留は銀にバロック真珠。何にでも似合う便利ものである。
January 27, 2007
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午前中、用事を急いで片付け、国立劇場にかけつけ、開演ぎりぎりに席へ。三升屋二三治・中村重助・五世鶴屋南北ほか=作通し狂言「梅初春五十三驛(うめのはるごじゅうさんつぎ)」五幕十三場166年ぶりの復活上演とか。東海道五十三次を京から日本橋までの旅をつなぐ物語である。時代物の幕開きから、田舎芝居の「車引き」「お土砂」、「化け猫」、「白井権八」、「八百屋お七」のパロディーに、美男美女の色模様、満開の桜の中での幻想的な殺陣(桜と照明の中、権八と立回人の白黒の衣装が美しく映える)、最期は日本橋での勢ぞろいの上がりまで、道中すごろくよろしく、歌舞伎の要素を詰め込んで、あきさせない狂言と言ってもよいのかもしれない。しかし、各幕があまりにさらさらと軽い感じで流れ、核となる部分が少なく、幕ごとのつなぎが、幕がしまって一時中断ばかりで、冗長に感じる。また「化け猫」の場面の怖さが、菊五郎が頑張っているにしては、濃さが薄いのがおしい。子猫たちのパラパラは、可愛いんですけれどね。こういう通し狂言を観ていると、やはり、猿之助演出の「通し狂言」の濃さ(特に化け猫は、濃い)、世話物と時代ものの比重の置き方や、幕毎のつなぎの上手さを思い出す自分がいて、せつなかったりもする。いやはやである。しかし、各役者は、見所満載で結構楽しめる。三津五郎の田舎芝居での義太夫語りや、お気に入りの松也の小梅ちゃんのアドリブの可愛さ、菊之助の若衆ぶりの美しさと殺陣、書いていると切りがない。なんと言っても座長の菊五郎の大車輪の活躍ぶりは、さすがで、時代物の二枚目から、滑稽な神主、化け猫の十二単のパラパラなどユーモアを交えながら、八百屋お七のパロディでは、女郎姿で色っぽい悪婆ぶりを魅せ魅力いっぱいである。兼ねる役者の本領発揮!<あらすじ>(公演チラシより)怨敵源頼朝への反逆を企てる木曽義仲の遺児・清水冠者義高。一方、頼朝の弟・蒲冠者範頼も天下掌握を画策し、大江家お預かりの朝廷の宝剣を盗ませます。大江家の家中・白井権八は、犯人の本庄助太夫を討ちますが、宝剣は助太夫の子・助八が持って逃走。大江家の若殿・因幡之助、頼朝の娘で義高の許婚の大姫、木曽の旧臣・根の井小弥太らも加わり、一同は東海道を東へと進んでいきます―。<主なキャスト>(敬称略)尾上菊五郎:鼠小僧次郎吉・清水冠者義高・猫石の精・小夜衣お七・神主 他中村時蔵:大姫・小紫坂東三津五郎:根の井小弥太・弁長尾上松緑:大江因幡之助・狩野之助宗茂 他尾上菊之助:白井権八・久須見吉三郎坂東彦三郎:頼豪阿闍梨の霊・海老名軍蔵尾上松也:小梅ちゃん(笑)写真は、国立劇場のロビー天上の上手下手に飾られた劇中劇の同じサイズの大凧。小夜衣お七清水冠者義高これだけだとわからないので、少し引きでとってみる。紅白の飾り玉がお正月らしい。
January 26, 2007
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本日、友人からのプレゼントでイノシシの根付けが届く。何とも可愛いイノシシ。ということで早速、いつも帯に挿んで便利に使っているガマグチに取り付けてみる。キモノ姿の素敵なアクセントになってくれそう、ありがとう♪追加(1/25)お財布は文庫屋大関のもの。見ているだけでも楽しいお財布であるが、思った以上にたくさん入る。季節ごとに揃えたくなる魅力的なものである。
January 24, 2007
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カウントダウン公演を観てるので二回目、プレビューだったので、本公演は、これが一回目。劇団☆新感線+市川染五郎によるコラボレーション「朧の森に棲む鬼」の12時公演を観る!染五郎が悪に徹し、己の野望のためには、人をだまし女を口説き、そして殺し、平安後期(劇中ではエイアンの都)とおもわれる時代を、シェークスピアのリチャード三世ばりに、手段を選ばず、のし上がっていく。カウントダウン公演では、最後の台詞が、まったく聞こえず?状態だったのが、音響が改善されて、今回は、ちゃんと聞き取れたので、すっきり。最後まで、饒舌に「朧の森を、俺の血で真っ赤に染めてみせるわ!」と言う悪党ぶりは魅力にあふれる。ザンバラ髪に全身ずぶぬれでの最初のカーテンコールもかっこいい♪出演者では、主役の染五郎にごして、観客を惹きつけていたのが弟分を演じた阿部サダヲ。殺陣の動きも機敏、笑いのつぼも押さえ、実に魅力的。歌声もさすがで、物語のキーをにぎり、最後まで目が離せない感じであった。そして、古田新太の声は、低く太く、口跡よく好み~♪時たまみせる、おもしろい顔は、高田聖子と並ぶ役者ぶりである。舞台転換も、紗幕と花道を使い、水を使うために回り舞台を使えないなどの点を上手くカーバーしていた。再見して大満足な観劇。完成度が高く非常にエンタティメントですぐれた作品であることを確認した。大阪公演、これから、ごらんになる予定の方は、お楽しみに!主な配役 ライ: 市川染五郎 キンタ: 阿部サダヲ ツナ: 秋山菜津子 シュテン: 真木よう子 シキブ: 高田聖子 ウラベ: 粟根まこと サダミツ: 小須田康人 イチノオオキミ: 田山涼成 マダレ: 古田新太<本日のアドリブ>ウラベとサダミツの退出時納豆は、ダイエットによいらしい。それは、がせだそうだ。そうか、よくある話だ。そう、”あるある”←あるある大辞典のもじりで、大爆笑<カーテンコール>罰ゲームあり:帝国劇場から堂本くんが、ゲスト出演ということで、赤フン姿で歌う出演者。久しぶりに見た罰ゲームであった♪<あらすじ(松竹HPより)>森が囁くとき、滅びが始まる。野良犬のようにギラギラとした目の男が、シャレコウベを踏みつけ歩いていく。そこは累々たる屍に埋まる深い森。「王の座を欲しくないか、おまえの命と引き替えに」突然現れた森の魔物《オボロ》の声が、その男の運命を変えた。……「おもしれえ」。男の武器は、魔物にもらった「オボロの剣」。そしてありとあらゆる嘘を生み出す、赤い舌。放たれる無数の言葉は果たして正か邪か、善か悪か。そして告げる想いは、愛か、それとも憎しみか。嘘で染まった真っ赤な舌が、裏切りと憎悪の無間地獄を作り出し、そして「オボロの剣」が、緑の森に赤い血を降らしていく。『血よ。オボロの森を真っ赤な嘘に染め上げろ!それが俺の、生きる証だ。本日のきもの:桜の花びらに手書き桜の柄飛び小紋(黒地)。あわせた帯は蝶々の名古屋帯で春を呼ぶ。コートは、モノトーン絞の道中着にショールをマフラー風に結んで。
January 21, 2007
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彼は、死を選ぶことによって、彼の脳裏に深く刻まれ思いをかなえる!「動物園物語」を観る!ここは、ニューヨークセントラルパーク。北千住の1010の舞台の上に観客席が設けられ、その中央に、芝生がしかれ、樹木と、午後の日差しが溢れる舞台には、ベンチがひとつ。客席は、円形闘技場のようにその舞台を取り巻き、わたしたち観客は、ピーターとジュリーという生まれも育ちも違う二人の男性の出会いから、予期せぬ殺人事件を目撃することになる。この作品は、不条理劇となっているけれどわたしの中では、実は、不思議と不条理という感じがしなかった。「ゴトーを待ちながら」を観ているせいかもしれないが、現在、日本で次々と起こる”予期せぬ殺人事件”のほうがよほど不条理な気がするからかも知れない。ただ、この芝居は、観る人の感性によって、色々と違ってくるだろうなぁという感じがある。わたしは、ピーターは、ジュリーに初めてあったけれど、ジュリーは、ピーターをずっと知っていたのでは、ないかと思えた。(原作も予備知識もないので、違っているかも知れない。)ジュリーは、孤独で、人との色々な意味で接点を持つことができない。彼が、ゆいつ心の交流を持てそうだった醜い黒い犬とは、結局は、その壁を破ることができなかった。彼は、動物園に行き、檻の向こうにいる動物と、檻にへだてられ、交流することができない自分というものと対峙する。自分の生きる世界は、どこにあるのか。これからも、再び、神に見捨てられたような汚れた、およそ何もない場所で、ひたすら孤独に生きていかなければならないとしたら・・。彼は、ある決意のもと、セントラルパークの、彼・ピーターの下へと向かう。きっと彼は、毎週、そこにいるようにいてくれるに違いない・・・平安な午後を、楽しむために。彼は、いた。紳士然として、いつものベンチに座り、午後の日差しを浴びながらパイプをふかし、本を楽しんでいる。やすらぎに満ちたその様子を見ながら、ジュリーは、ずっとできなかったことをする。そう、名も知らぬ、彼に話しかけることを・・・「動物園に行ってきました。」やっとの思いで出した言葉は、あまりに小さく、彼には届かない。そしてもう一度、声をかける「動物園に行ってきました。」しかし、その声は、あまりにか細くて、彼・ピーターには、届かない。勇気を振り絞り、もう一度、今度は、今まで出したこともなかったような大声で叫ぶ!「動物園に行ってきました!」こうして、二人の運命が回転しはじめる・・ピーターは、襤褸をまとったジュリーが語る、自分の生きていた世界とは、異なる世界に嫌悪感を抱きながら、彼の語る悲惨な孤独の世界を垣間見る・・それは、善良な彼にとっては、何と忌むべき世界であることか。妻と二人の娘を持ち、出版社の役員を務めるピーターは、何不自由のない生活を送っている・・・そう、息子がいないという一点を除いては。ジュリーは、ピーターを、きっとずっと人知れず愛していた。自らの行き場のない孤独の中で、ジュリーは、ピーターの手で殺されることによって彼の記憶に残ること、ピーターのやすらぎの世界(ベンチ)での死を望む。ジュリーは、挑発的に、ピーターが座るベンチを取り上げようとする。「この植物人間」「男の子を産ませることもできない・・植物人間」幸せそうに見えるピーターは、ひょっとすると、本当に植物人間?(性的には、他の言い方があるが、ここでは控える)と思ったけれど、どうなのだろう。きっと、この本が書かれた50年前も、ニューヨークでは、男らしい男が礼賛されていたのでは、ないかしら。ピーターが生きてきた紳士の世界では、「男は、より男らしく」と。カーテンコールで、互いにベンチを交換しながら、微笑みあう二人を観ていると、「ありがとうピーター、好きだよ」というジュリーの言葉とともに、ビーターは、このベンチに再び、訪れることがあるのだろうかと・・いや、わたしたちが目撃した事件は、ひょっとするとピーターが手にしていた本が語る白昼夢だったのかも知れないとも。二回観劇したが、座る位置が、初日、舞台から下手、本日が上手側。上手側だと貴水氏の表情がほとんど観えないのが残念だったが、初日に聞こえなかった台詞を聞き分けることができたため、早口でしゃべりまくるジュリーの孤独な思いが、より鮮明に浮かびあがってきた。段治郎丈のピーターは、辛抱役では、あったが、紳士としての教養溢れる姿が似合って魅力的。果たして彼の真実は・・・ジュリーの話を聴きながら刻々と変化する表情を思い出すと、どうなのだろうといまだに色々想像てきるのも楽しい。両優、共にゆずらす芝居の醍醐味を魅せる。装置、照明、そして、鳥の鳴き声、子供の遊ぶ声、場面を変えるジェット機の音などの演出効果が二人の物語をさりげなくいろどる。「動物園物語」 作:エドワード・オールビー 訳・演出:青井陽治 美術・衣装:朝倉 摂 出演:市川段治郎・貴水博之本日のきもの:源氏車の大島に、手描き紅梅の名古屋帯(毎年、この季節に締めるのが楽しみな帯である)。帯揚は萌黄色。帯締は♪模様のビーズ。半襟は緑色から萌黄色の絞り。足袋は緑色の別珍(寒い時は便利である)。コートは、緑色の更紗のカシミア&絹混紡の道中着。御揃いのショールをマフラー風に巻き裏地の綸子紫を少し覗かせるのが好みである。
January 20, 2007
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本日、午前中は、マラソン大会の主催者側として誘導員を勤めた・・ともかく寒くて・・何ともである。無事、事故なく終了。結構、車が多くひやっとすることもあったりなどなど、御協力いただけた方には、感謝・感謝。走らなくてもいいんですかぁと声をかけられたりもしたが、本日は、誘導員&応援に徹する。我々が開いたのは、小さな会では、あるが、大きな会を開かれる方の苦労は、大変だろうなぁと改めて感じる次第。しかし、高校生から60歳近い方まで、5キロとハーフを楽しくランニングできた模様で終了後は、笑顔・笑顔でホット一安心。来年は、今年の反省もかねて・・・もっと暖かい月に開催したいなぁと・・・思う本日の寒さであった(^^;;フォトを掲載:誘導員が持つ紅白の旗と応援グッズ。
January 20, 2007
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あわわぇ~~(@@)管理表示画面が変わっているにビックリしましたが、無事、昨年11月に受けたきもの文化検定試験、4級合格しました。ホッ ← 何せ、着付けを習ったこととがないので、自分の知識の目安がありませんでしたから、これで少しは、人様にきかれてもちょっぴり自信を持つことができるかも。この試験、今年は、3級を受けようと思っているのですが、4級の合格者でないと受ける資格がないそう。昨年、受けておいてよかったなと思いました。ちなみに5会場(京都、東京、名古屋、大阪、福岡)で受けた方が、6702人(申込み者は7236人)。東京と京都は、ほぼ同人数の2400人代でしたが、大阪は、800人強と少なめなのは、意外。わたしは、歴史問題がバツで、その他、とりこぼしもありましたが、勉強をしなかったわりには、90点台で合格できたのは、よかったかも。100点の方が一人ぐらいいるのではと思いましたが、最高得点が99点、最低得点が35点という結果。ただ、ほとんどの方が4級をゲットされていたのは、さすが。さぁ~今年は、3級に挑戦。今度は、勉強しないと・・・一応、決意(^^;;フォトは、大好きな蝋梅。
January 18, 2007
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贅沢な舞台にしびれる、超一流のエンターテイメントかな?世界初演、タン・ドゥン作曲のオペラ『始皇帝』を観る。NYのメトロポリタン歌劇場のオペラ公演(2007年1月13日:日本時間14日 MET上演)のライブ映像を新橋演舞場で観た。映像は、高性能のカメラを使って撮影されており、非常に鮮明で多彩なカメラワークが、自在で変化にとむ。また、音響もいい。もちろん、生のライブに浸る高揚感には程遠いけれど、なかなか楽しめる作品になっている。演出が、映画監督のチャン・イー・モウだからなのだろうか?時間は、3時間20分(休憩含む)ばかりで、日本語字幕がある。オペラ台本:ハ・ジン 指揮:タン・ドゥン 演出:チャン・イー・モウ 衣装:ワダ・エミ 出演:エリザベス・フトラル(王女)、ミケーレ・デ=ヤング(シャーマン)、ポール・グローヴス(宮廷音楽家)、プラシド・ドミンゴ(始皇帝)、ハオ・ジャン・タン(将軍)作曲家のタン・ドゥンは、グリーン・デスティニーの音楽でお馴染み、これで2000年アカデミー賞(作曲賞)を受賞している。基本は、グランドオペラ。クラッシク音楽をベースに、弦楽器(琴)や、打楽器(石や手拍子、太鼓)などの中国的要素を取り入れつつ、そのバランスがおもしろく幕開きからひきつけるものを持っている。ただ、グランドオペラにしては、歌手人の健闘にもかかわらずアリアなどが、今ひとつである。感情の起伏のメロディーラインがドラマッティクさに乏しいためか、時として、平板になるのである。しかし、METのコーラスの大合唱の迫力はいわずもながで楽しめるのは、うれしい!幕間には、メイキング映像や、インタビューもあり、これは、なかなか楽しめた。今回の圧巻は、チャン・イー・モウ の演出かな。冒頭、古代に導く陰陽師・京劇俳優のしなやかな姿態の口上(映像的に実に印象的)から、幕が上がると、前に居並ぶ中国古楽器の太鼓たち、舞台上に大階段をすえ、その上には、合唱団が扮した兵馬俑とも思える兵たちがづらりといならぶ壮麗,巨大な舞台美術。圧巻の迫力。彼演出の「トゥーランドット」のスペクタクルに思いをはせた一夜でもあった♪グランドオペラ好きのわたしは、生でみた~い!追記>この作品、1月31日、京都四条南座でも上演するらしい。← 京都の皆様お勧めかも。2月26日は、ル・テアトル銀座で、METライブビューイング チャイコフスキー『エウゲニ・オネーギン』上演。
January 17, 2007
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青山のレストランで開かれた、現在「動物園物語」に出演中の市川段治郎丈の誕生会に出席した。黒紋付(大オモダカの紋)に茶系の仙台袴が、よく似合い、こぼれるばかりの男ぶりである。「ヨッ、おもだかや」といったところであろうか。テーブル毎の質問コーナーは、素敵な盛り上がりを見せ、楽しい一時。彼の柔らかな微笑みとやさしい声音に多いにいやされる私がいるでのである。会場には、お正月ということで着物姿もたくさん拝見でき、目の保養。いや、いいですね。ご一緒、いただいた皆様、どうもありがとうございましたm(__)m本日の着物:○○美術織物の総刺繍が豪華な桜鼠色の訪問着。帯も揃えちゃえということで花びらの模様袋帯。ついでに半襟も桜。しつこいぐらいの桜を楽しむ(笑)帯留には、カメオのブローチを流用。色々の石の組み合わせが楽しい、ちょっと変わったカメオである。コートは、以下。こちらのコートは、男女を問わずお好きな方が多いようである。(実物は、美しい明るめの藤色)変わり麻の葉の地模様の小紋着丈を道中着に仕立ててもらったものであるが、余り布でショールを作ってもらう。そのショールをこのようにマフラー風に巻くのが好み。ちなみにショールにつく豪華なレースが嫌いな私は、できるだけシンプルにいつもしてもらっている。このショールは、洋服の襟元も彩れる便利ものでもある。
January 14, 2007
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イギリスのエリザベス女王の母、アン・ブーリン(イタリア語ではアンナ・ボレーナ)の悲劇を描くオペラ「アンナ・ボレーナ」全2幕を、上野文化会館で観劇。作曲:ガエターノ・ドニゼッティ原作:史実に基づく指揮:ファブリッツィオ・ルイジ・カルミナーティ演奏:ベルガモ・ドニゼッティ劇場管弦楽団・合唱団 演出・衣装:フランチェスコ・エスポージトエンリーコ8世:リッカルド・ザネッラートアンナ・ボレーナ:ディミトラ・テオドッシュウジョヴァンナ・セイモー:ニディア・パラチオスリッカルド・ペルシー卿:ジャンルーカ・パゾリーニロシュフォール卿:マウロ・コルナスメトン:ホセ・マリア・モナコエルヴェイ:ルイージ・アルバーニ<ものがたり>愛人を王妃にするため、次々と王妃を離婚し、あるいは処刑、宗教が離婚を許さないとなると、カトリック教会を離れ、自ら宗教界の首長をも兼ねるイギリス国教会を設立した、イギリス国王・ヘンリー8世を題材にした物語である。ちなみにヘンリーは、6人の王妃を迎えている。今回のヒロインは、二番目の妻・アン。彼女は、初恋の人と引き離され、1000日間の王妃の座から、不倫の罪を着せられはかなくもその命は露と消える。ベル・カント・オペラのを数多く書いたドニゼッティの生誕の地、イタリア・ベルガモにある歌劇場が、ベルガモ・ドニゼッティ劇場なのだそうである。オケは、前奏曲を聴いたとき、これは、ちょっとまずいかもと思えたが、このオケは、歌手にあわせるためのオケのようで、前奏曲以外は、さすがに手なれたドニゼッティの世界。今回のヒロインであるテオドッシュウによく沿い、彼女を引き立てたのは拍手である。また、タイトルロールのテオドッシュウが文句のない歌唱で、プリマドンナ・オペラとしての作品を魅力的にみせた。それほど完成度が高いとは思えないドニゼッティのこの作品を、それなりに観せたのは、彼女の力が大きい。ただ、わたしは、どうもテオドッシュウが苦手のようで、彼女との出会いが至上最低の駆け回る瀕死の椿姫(まるでパロディを観るようなマルグリットだったなぁ・・)だったためか、印象がいまだに悪く、魅力手な歌手とは、どうしても思えないのが難である。そのほか、出演者もイタリアオペラの雰囲気をみせ好演なのであるが、観劇しながら、二三歩引いている自分がいた。演出は、最初から装置が裁判所の中という雰囲気で(合唱団が、そのまま裁判を見物する人々となる)、いたってシンプルなものであるし、衣装も同じくシンプルなので、もう少し、舞台転換がスムーズでもよいのではと、幕がしまるたびに思えた。なんとかならなかったのだろうか。★ヘンリー八世の王妃たちキャサリン・オブ・アラゴン 離婚アン・ブーリン 刑死ジェーン・シーモア 病死アン・オブ・クレーヴズ 離婚キャサリン・ハワード 刑死キャサリン・パー 王と死別★有名な映画は『わが命つきるとも』とか『1000日のアン』があったなぁと思い出す。本日のきもの:深い桔梗色に友禅の花模様の訪問着。源氏物語の袋帯(イギリスの王家の話なのでこちらは平安時代の皇室で)。帯留はイタリアカメオのブローチを流用。
January 13, 2007
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仕事場の近くのホールに「ベルリン・フィル八重奏団」を聞きに行く。ピアノに2002年チャイコフスキー国際コンクールで第1位を獲得した上原彩子を加え、楽しいコンサートである。特に出演者が、以下にも楽しげに演奏する姿にはほっこりする。今、話題のテレビドラマ「のだめ」の影響か、客席には、若い観客も多く、特に終演後の10代後半と思われる青年たちの「いや~、おもしろかったす!」の声が、このコンサートの盛り上がりをあらわしている。老若男女それぞれ楽しめた新春の宵!〔プログラム〕モーツァルト:ディヴェルティメント ヘ長調 K.138シューベルト:ピアノ五重奏曲 イ長調「ます」ベートーヴェン:七重奏曲 変ホ長調 Op.20写真は、ホールの近くにある公園に咲く・蝋梅。香り高き梅である。
January 11, 2007
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観客は、その事件の目撃者となる・・・舞台上に作られたセントラルパークに、足を踏み入れた観客は、みずからのベンチで、二人の男がかわす話を目の前で見、小耳にはさむ。それは、木漏れ日がさす平和な一日・・・であるはずだったが。エドワード・オールビー作 「動物園物語」の、二人芝居の初日を観にいく。一人はピーター、もう一人はジュリー二人が出会う、その舞台空間にある公園は、観客にとっても不思議な体験をする場所といっていいのでは、ないだろうか。 「動物園物語」 作:エドワード・オールビー 訳・演出:青井陽治 出演:市川段治郎・貴水博之再度、千秋楽近くに観劇予定であるので、ネタばれ感想は後ほど。しかし、凄い舞台装置と極限の二人芝居・・・きっと千秋楽近くになるとまるで別な感じになっていそうな気がして楽しみである(^^;;本日のキモノ:松の内なので宝尽くしの藤色地小紋。梅模様の袋帯。帯揚げはだいだい濃淡。帯締は藤色の三部紐に干支のいのしし(水牛の角製)。コートは黒の刺繍絵羽織で初日を祝う。足袋は藤色地に花びらちらし。
January 8, 2007
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千駄ヶ谷から新宿へ、急いで移動してのダブル観劇でエリザベート来日記念コンサートを楽しむ。← ダブルは、そろそろ辛くなってきた今日この頃。めざすは、歌舞伎町・新宿コマ劇場!← コマに入るのは、二十年振りくらいかも知れない。「エリザベート来日記念コンサート」詳細は、こちら第一部は、トークショー第二部は、コンサート形式出演:作曲者であるシルベスター・リーヴァイ、マヤ=ハクフォート、マテ・カマラス、ルカス・ペルマンのウィーン組、他に、トークショーのゲストは、星組の上演の時にフランツを演じた稔幸、月組上演時のトート役・彩輝なお、ゾフィ役の美々杏里。トークの話題でおもしろかったのはは、ウィーン組がはじめて行った昨夜のカラオケ。ただ、マヤさんは、体調が悪くていけなかったそうで、すご~く残念がってましたね。はじめてカラオケというものを体験したマテ&ルカス氏は、テンションが高めでいかに楽しかったかを目をキラキラさせながら、店に入り歌になるまでの雰囲気を語る・語る。ちなみに、昨夜は、姿月あさとさんもあらわれて、ウィーン組と一緒におおいに歌ったらしい。また、1月7日は、彩輝なおさんの誕生日ということで、ウィーン組の指導により、舞台&客席一緒にハッピィバースディを歌い盛り上がりなごやかなムードに!ルカス・ペルマン氏のアドリブの日本語の歌「こんにちは、はじめまして、おやすみなさい・・・」などをつなげてハミングをするという歌もチャーミングで場を和ませたのはプロである。しかし、シルベスター・リーヴァイ氏は、マクドナルドのおじさんに良く似ている~(笑)今回、ウィーン組が知りたがったのは、今日来ている観客が「エリザベート」という作品を観た事があるかどうか?1)ウィーンで観た人2)東宝を観た人 ← 一番多かったかも知れない。3)宝塚を観た人など観客がそれぞれ、挙手をするのを真剣に確認していたのが、興味深かった。(ちなみに、ほとんどの観客が「エリザベート」を観ていた)休憩が入り、コンサート。舞台には小編成のオーケストラ(含む合唱団)、それを指揮するのは作曲者であるシルベスター・リーヴァイ氏。そして、圧巻は、タイトルロールを歌うマヤ=ハクフォート、彼女の絶唱は、エリザベートの人生を歌い上げて胸にせまるものがある。1)フランツ皇帝と出会い、戸惑いの中で彼の愛を受け入れる「嵐も怖くない」。2)孤独に絶望し、死から生きることへの決意にいたる「私だけに」。3)自己を確立し、皇帝に対してみせる誇り高い姿「私だけに」。4)ハンガリー二重帝国の王冠を手にし、覇者としてのゆるぎない人生を謳歌する中で歌い上げる「私が踊るとき」。5)夫フランツと息子ルドルフの間で、自分に似ているがゆえに悩む息子に対するあきらめと困惑の「僕はママの鏡だから」6)老年に差し掛かり、夫を深く愛しながらも、すれ違う心の機微に夫を拒む「夜のボート」。7)“死(トート)”を受け入れ、人生を闘い抜いたもののみがみせる満足感の「エピローグ」と衣装も装置もないコンサートでありながら、表現力に溢れた舞台を魅せるのである。トート役のマテ・カマラス、ルドルフ役のルカス・ペルマンの端整な姿と声は、「闇が広がる」で、迫力ある声を響かせ、マヤ=ハクフォートの熱唱と共に魅力にあふれていたのは、ゆうまでもない。★夜のボートでは、フランツ:稔幸とエリザベーと:マヤのデユェットも聴くことができ楽しいお年玉と言ったところであろうか。
January 7, 2007
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キスシーンは3秒間を超えてはならない・・・ハリウッドの自主検閲規定「映画製作倫理規定(ヘイズ・コード)」の規定のひとつ。この3秒間のキスで思いだすのは、ヒチコックの映画「汚名」である、出演は、イングリット・バークマンとケーリー・グランド。実に懐かしい。ヒッチコックは、この3秒間を逆手にとり、二人に3秒以内の短いキスを何回も続けさせる。その結果、このキス・シーンは3分近くにも及ぶが、それぞれのキスは3秒以内だったため検閲を無事にパスしたというもの。嘘のような本当の映画の裏話である。今回の「ヘイズ・コード」は、その話(3秒間のキスとその解決策の何度も短いキスをつなぐ)をそのまま下敷きにした作品である(日本青年館で観劇)。久しぶりにプログラムを購入したので、上記の映画の話に触れているかと思ったら無く、作・演出の大野拓史氏は、あくまで、しゃれたコメディを星組の実力派・新トップコンビに当ててみましたという感じで、知っている人がクスッと微笑み懐かしむようにしたのかもしれない。ともかく、安蘭けい&遠野あすか、トップ就任おめでとう!!今回、出演者では、主演のレイモンド・ウッドロウ(安蘭けい)の幼馴染で映画の監督役を演じたラルフ・カールトンの立樹遥が、おおらかな魅力で目をひいた。多く盛り込まれたタップダンスも主演の安蘭の出世作「雨に歌えば」を思い出させて、面白く楽しい。舞台転換も撮影所の倉庫?をたくみに使い、スピーディであきさせないのは、演出の腕の冴えである。大野氏の作品は、ほっこり暖かく舞台装置も美しいのが何よりであるが、観終わってから演劇や歴史に関心がある向きに、にやりとさせる奥深さがあるのがうれしい♪<映画「汚名」について>1946年 の作品監督&原案: アルフレッド・ヒッチコック 父親がナチスのスパイ容疑で逮捕されたことにより、売国奴のレッテルを貼られてしまった娘のアリシアは、その汚名をそそぐべく、 FBIの捜査官デブリンとともに任務につき、いつしか二人は恋に落ち・・・。一方、アリシアは父親の友人だったセバスチャンと偽装結婚するが・・・彼の正体は・・・。全編手に汗握るスリルと甘いロマンス傑作娯楽サスペンス。 本日のキモノ:実は、この後、「エリザベート」コンサートを観劇したので、それ向けのきものである。楽器を持つウサギが刺繍された楽しい香色地濃淡のしゃれ訪問着に宝尽くしの袋帯。帯留は干支の水牛のいのしし。コートは紫地のひとつ紋の濃紫色の宝尽くし長羽織。
January 7, 2007
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芝のぶちゃんの里が観たくなり、大雨の中、浅草歌舞伎・昼の部を観るために浅草まで出向く。お年玉は、愛之助さん。しどろもどろに、この芝居がすご~く好きと強調してらしたような記憶あり。○義経千本桜(よしつねせんぼんざくら) すし屋いがみの権太:愛之助、 弥助(実は維盛):七之助 、若葉の内侍:亀鶴 、お米:嶋之丞、 お里:芝のぶ、梶原平三景時:獅童、 弥左衛門:男女蔵片岡仁左衛門丈の監修による上方演出ということだったらしく(例によって筋書き未購入ゆえ間違っていたらごめんなさい。)、権太は上方弁。 でも、それ以外の出演者は、江戸風なので違和感があったが、でも、それぞれ熱演。主演の愛之助の権太は、初役ということで、力みが先走っては、いたけれど、これは、後半、慣れてきたらきっと遊び心もでてくるのだろうな。(後半、観たかったが、身がひとつは辛い)今回のわたしの目当ては、お里の芝のぶ。権太の妹で、弥助に思いを寄せ夫婦の約束までする娘である。もう、本当に可愛い~っ! 町娘の衣装(黄八丈)もよく似合い可愛すぎるぐらい可愛いのである。どうしようもない兄貴に悪態をつく「びびびびび~」が、自然で、にまにましてしまう。あ~観に来てよかったぁ♪しかしなぁ、この物語は、やはり理不尽・・・貴人の変わりに、権太の妻と子を身代わりに、自らも死ぬなんて、いくら何でもと思えるが、歌舞伎ってこういう話が結構ある。でも、それを観ながら涙ポロリの自分がいるわけである。 ○身替座禅山蔭右京:勘太郎、太郎冠者:七之助、奥方玉の井:獅童 獅童玉の井は、姿形で笑わせようというのが強すぎて、台詞が単調になる感じがあった。こんな奥方をもったらそりゃーねぇ浮気をしたくなるわと、めずらしく旦那に同情をしたわたしである。太郎冠者の七之助くんは、若くて(いや、本当に若いのだが)線が細く、二人にやりこめられる姿がおもしろい。3日に観たときより、より勘三郎に似てきた勘太郎が、舞台全体をしめて魅せる。師匠で親子、歌舞伎の芸は、こうやって引き継がれて行く。本日のきもの:雨なので紬。丸っこい梅の織が可愛い砂色の織の着物である。帯は、ちりめんのおもちゃ模様の名古屋帯で遊び心を。帯留はお正月ならではの羽子板・漆。本日はモノトーン矢絣の雨コートを着て襟元には銀狐を巻く。
January 6, 2007
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神谷バーの二階で、デンキブランで乾杯の後、浅草公会堂へ。今回は、時間に余裕があったため、浅草歌舞伎を観る前に、公会堂前で役者さんたちの手形を見て・・へぇ、だれだれさんの手はりっぱ、思ったより小さいなどと大い楽しむ。開場とともに入り、売り切れないうちにおみやげをあさる・・こととい団子にしようか、桜餅にしようかと悩んだあげく、味見をした草餅に。中身は、あんこときなこで草の香りが上品。本日のお年玉(毎回、出演者の挨拶が回変わりである)は、亀鶴丈。亀治郎丈に電話したそうで「皆様、大河を宜しく、携帯は切ってくださいね♪」の言伝あり。客席におり、観客にマイクを向け「あけましておめでとうございます!」から、客席も「おめでとうございますぅ!」のコールがあり、無事、新年の挨拶となる。しかし、丈、その後は、どうも考えていた話を忘れてしまったようで・・・しどろもどろ・・であった。演目と出演者は、以下の通り○義経千本桜(よしつねせんぼんざくら) 渡海屋・大物浦壇ノ浦で沈んだ知盛は、生きていた。義経を打とうと銀平と偽り、義経を狙う知盛と典侍。別名碇知盛として有名なこの物語の対決は、はたして! 渡海屋銀平実は新中納言知盛 中村獅 童 女房お柳実は典侍の局 中村七之助 源義経 中村勘太郎 相模五郎 中村亀 鶴 入江丹蔵 片岡愛之助 武蔵坊弁慶 市川男女蔵○新古演劇十種の内 身替座禅(みがわりざぜん)花子からの手紙に浮気心を抑えられない右京は、怖い奥方の目を盗むため太郎冠者を身代わりに座禅をさせ、浮き浮きと花子ものもとへと出かけますが、さて・・・・(^^;; 山蔭右京 中村勘太郎 太郎冠者 中村亀 鶴 奥方玉の井 片岡愛之助渡海屋は、いままで歌舞伎役者としては、あかんだろうと思っていた獅童が、ここがふんばりどころと所作毎を頑張っていたのが収穫。台詞が単調になるのが難ではあるが、彼としては上出来。千秋楽まで声が持つことを祈る。七之助も典侍として品が良がよく上出来。また、身替座禅では、右京の勘太郎が、父親の勘三郎に声音がそっくりで、目をつぶると勘三郎がいるのかと思えるほど、あらためてDNAの凄さを実感。顔は似ていないのにさすが親子である。愛之助の玉の井は、女形を修行していただけあって非常にキュートである。こんな奥方をあざむいて浮気をする右京って・・・と思ってしまう私がいる。初日があけて二日目だったせいか舞台転換の手際の悪さが残念では、あったが、これも慣れればよくなるのではなかろうか。ともかくも若さがいっぱい。若手が頑張る姿が多いに楽しめるし、時間の長さもほどよく初芝居にぴったりではなかろうか。本日のキモノ:お正月なのでおめでたく訪問着を約束。鳩色地に蔓帯と橘という総刺繍模様。帯はおめでたく矢の根模様の個性豊かな袋帯ではあるがお正月の浅草にはよく似合う。帯揚は桜色。帯締は濃淡鳩色。半襟は梅刺繍の豪華なもの。コートは、一つ紋の濃紫色地に宝尽くしの刺繍が飛ぶ絵長羽織に襟元はミンクのミニマフラー。
January 3, 2007
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タスキをつないで走る・・・実は、大昔ではあるが”「東海道五十三次」を駅伝で走る”という仲間内のイベントに参加したことがある。毎年、箱根駅伝を見るたびに、そのことを思い出し、今年も順天堂大学の今井選手の力走に、あの登りは、本当に辛いのよねぇと思い出していた。箱根は、天下の険、あの頃は、本当に懐かしい~~~~いつのことなんて感じでは、ある。そうそう、この時の駅伝で、往年のボストンの覇者・山田敬蔵氏が、わたしの伴走をしてくれたのもよい思い出。朝、早かったため寝起きの身体で思うように走れなったわたし(寝起きでなくても大して走れないのだが)の走力を見ながら、少しづつ速度をあげてスピードを増して伴走してくださり、自分でも吃驚するぐらいのスピードが出たのも氏のおかげ。感謝・感激!今は、膝を痛め、体重も増え、亀さんのように自然をめでながら走るばかりのわたしであるが、年末からほころびはじめ、今年にかけて香り高く咲く蝋梅に心癒さる日々でもある。順天堂大学「箱根駅伝」完全(往復)優勝おもでとう! 乾杯である!
January 2, 2007
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「朧に棲む鬼」カウントダウンでおめでとう!追加>1月8日31日から1日にかけて新橋演舞場で上演中の「朧に棲む鬼」を観たが、プレビュー公演で、ありながら、非常に完成度が高い作品である。物語は、相争う二つの国を舞台に巧みな舌と剣でのし上がって行く一人の男・ライ(市川染五郎)を主役に、劇団「新感線」の面々と共に繰り広げる大活劇。話自体は、リチャード三世と大山鬼伝説・酒呑童子を絡めながら、源頼光と四天王/渡辺綱、坂田公時、碓井貞光などの名前が散見されて楽しめる。染五郎の役どころは、悪に徹して、魅力的では、あるが、彼の高めの声と音量があいすぎるのか、肝心の最期の台詞がまったく聞こえない。水を使った最期の立ち回りは、スーパー歌舞伎の大迫力にはおとるものの、あ~やってみたかったのねぇという意欲が垣間見えて観客を楽しませる。作品は、染五郎&新感線のタッグを組んだものとしては、「阿修羅城の瞳」に並ぶ作品になるのではと予感させる充実度があるだけに最期の台詞は、何とかしてほしい。その他、出演者では、古田新太、高田聖子、阿部 サダヲが、さすがの好演で魅せる!カウントダウン公演としては、本公演終了後、観客に年越し蕎麦が配食された後、それぞれ羽織袴や振袖に着替えた出演者と古田氏の司会により、新年のカウントダウン。舞台上の映像の数字にあわせて舞台も客席も声を揃えて「おめでとうございます」!その後、それぞれの新年の抱負、ゲストによる歌「メタルマクベス」「阿修羅城の瞳」阿部ちゃんが一昨年・紅白で歌った歌などが披露され大盛り上り。染五郎の獅子舞(公演がはじまる前に練習したそう)、出演者全員による餅蒔き(2ついただきました)など、バラエティに富んでおもしろかった。0時半も過ぎ、劇場を出れば、祝いのこもかぶりが開かれ、おとそをいただき乾杯!役者さんと演舞場スタッフのサービス精神に、顔がほころぶ新年である。イノシシ年は、よい年だぁとなったのでは、あるが東上線は、何と今年は、終夜運転をしていなかった・・・ということで、よいことだけではなかった。正月から、我が家へ真夜中、タクシー帰りとなった年明・・・とほほな私。今年も”とほほな年"になるかもという予感をいだきながら、でも一年が感激・観劇な年であることを祈りつつ、皆様おめでとうございますm(__)m本日のキモノ:牛首紬に龍の袋帯、帯揚は藤色、帯締は翠と生成りの市松四部紐にお気に入りの宝飾銀杏帯留。全体を緑色系にまとめてみる。コートも翠更紗のショル付き。マフラー風に結び裏地の紫をちらりと見せるのが好み。餅まきで蒔かれたおもちをアップ(二ついただき、追加で三つ目をもらうが、さすがにそちらは、ひとつの方に差し上げる。)
January 1, 2007
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