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2009年03月18日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
さて、最後にまとめたいのだけど、

コツコツと地味に(苦笑)
書いてきたことで
予算成立後の政局の
登場人物と対立構図を
整理できたと思う。

まず、縦軸を「世代間闘争」に
横軸を「経済政策」とする。


自民・民主両党の現執行部世代が
縦軸の上に
「政策新人類」世代の若手・中堅が
縦軸の下に位置し、
その闘争が起きるということ。
(2008年11月04日
金融危機の政局(2):旧「政策新人類」の復権はなるか。

「経済政策」とは、
横軸の左に「バラマキ(郵政見直し)」、
真ん中に「財政再建(増税)」、
右に「構造改革(郵政民営化)」


この図に、これまで紹介してきた
キーマンを当てはめる。

まず自民党だけど、
現執行部世代で
左の「バラマキ」派のキーマンは

(2008年11月04日
金融危機の政局(3):「剛腕」中川昭一は財務省を抑えているのか。
中川(酒)さんはすでに失脚(涙)。

ここで新たに台頭してきたのが
鳩山(邦)さんということになる。
本人の内心は別にして。。。(苦笑)

もう1人挙げるならば、
甘利明行革担当相かな。

彼は、所属派閥の山崎派を
いかに掌握するかが
カギとなるだろうね。
(2008年12月22日
麻生批判から考える(後編):「リーダー」なき麻生批判はどこへいくのか


真ん中の「財政再建」は
言うまでもない
与謝野馨。
(2009年2月9日
消費税率引き上げを巡って:「新・財務族」と「政策新人類世代」の10年戦争(前編)
2009年2月9日
消費税率引き上げを巡って:「新・財務族」と「政策新人類世代」の10年戦争(後編)

財務省の影響力が
過去最高に強まっている中、
遂に3閣僚兼務となった
与謝野さんだけど、
かつて、財務省(大蔵省)には
やりすぎて失敗したという
歴史があるのも事実。

3閣僚兼務が
「ポスト麻生」につながるか、
それとも「やりすぎ」なのか、
おもしろいところだ。

そして、右の「構造改革」が
中川秀直。

この方は自分が
神輿に乗ることはできない。
(2008年12月22日
麻生批判から考える(後編):「リーダー」なき麻生批判はどこへいくのか

本人にその自覚があるか
わからんけど(苦笑)
彼は誰か神輿に載せる人を
見つけないといけない。

そして、右と真ん中の
中間くらいに位置するのが
山崎拓(加藤紘一)さん。

もう「過去の人」なのだが、
まだ本人たちは色気があるし(苦笑)
山崎派の奇妙なほどの団結力は
いまだに不気味ではある。

山崎さんが、私欲を捨てて
大所高所に立って、
ある人を担ぐ気になれば、
今後の政局で
影響力を得られる可能性は
あるんだけどね。

さて、縦軸の下
若手・中堅を見ていく。

若手・中堅で
執行部批判を行う人は
多いけれども、
それはバラバラで
まとまった動きと
なっていない。

その中で、若手・中堅の間で
求心力を得られて
ベテランからも
納得を得られそうな
ポジションにいるのが

石原伸晃さん

ということは
既に書いた。
(2008年12月22日
麻生批判から考える(後編):「リーダー」なき麻生批判はどこへいくのか
     )
あとは、石原さん本人に
その気があるかどうかということ。

これまで可愛がってもらっていた
親父さん(石原慎太郎さん)を
はじめとする
長老たちの意向に
背く決断かもしれないが、
果たしてそれが
できるかということだね。

ちなみに、石原さんは
横軸では「構造改革」に
位置するわけだ。

次に、「財政再建」に位置する
若手・中堅は
後藤田正純ら
いわゆる

「正しい議連」

がくる。
(2009年2月9日
消費税率引き上げを巡って:「新・財務族」と「政策新人類世代」の10年戦争(後編)

彼らは、基本的に
世代間闘争よりも
与謝野さんを担ぐという
方向性に進む可能性が高い。

その彼らが、「世代交代」に
動くとした場合には、
自分らでは動かないだろう。

そして、右の「構造改革派」とは組まず、
今から紹介する人たち
左の「バラマキ派」を支持することになる。

左の「バラマキ派」に位置する
若手・中堅は

石破茂・野田聖子・舛添要一さんら

ということになろうか。

彼らを「バラマキ派」と
ひとくくりにしていいのか、
微妙なところだけど、
現政権の閣僚ということで、
基本的に麻生政権がどうなろうと
その政策を踏襲したスタンスを
取らざるを得ない。

また、郵政については
野田さんは元・造反議員で
舛添さんも当時
法案審議の手続き論で
難色を示していたはずだから、
そういう意味でも
左側でいいのかと思う。

この中では、野田さん、
石破さんについては
若手から待望する声があるようだ。

逆に、舛添さんはベテランから
「選挙の顔」として
いいんじゃないかと
期待され始めているようだね。

石破さん、舛添さんについては、
ここのところ閣僚として
安定感が出てきた。

石破さんについては
まず津島派をまとめられるかということ
舛添さんについては
一部のベテランだけでなく
若手からの支持を
確保できるかがカギになる。

一方、野田さんはいろいろと
ゴタゴタがあるようで
今回はちょっと難しいかな。

民主党のほうは、
小沢一郎代表で総選挙突入は
間違いないと思われてきたが
小沢代表の第一秘書逮捕によって
にわかに小沢代表辞任の
可能性が出てきた。

その際も、後継の代表争いは

「世代間闘争」

ということになる。

民主党の派閥は
以前紹介した通りだけど
(2008年8月23日
民主党はどうなっているか(1):民主党内のグループを整理する。
かつては派閥間の
政策志向の違いから
分裂を期待された(?)
ものだけれども(苦笑)
今は、それはない。

政策的には、現在のところ
「バラマキ」に徹して
政権奪取で党内は結束してるからね(苦笑)。

中堅の岡田克也さんが
代表に就任するか、
それともベテランの
鳩山(由)さんや菅直人さんが
世代交代を阻止するのかが
焦点となるだろうね。

与野党ともに、政局の役者は
既に揃っているということだ。

後は予算成立後の戦いが
始まるのを待つのみと
いうところかな。

それでは、またね。



「かみぽこ政治学」バックナンバーは こちら。





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最終更新日  2009年03月18日 14時19分10秒


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