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ミストmist

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2005.11.04
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カテゴリ: 映画の感想
「未来世紀ブラジル」 、 「12モンキーズ」 などの テリー・ギリアム 監督の7年ぶりの新作だそうです。タイトルにもなっているグリム兄弟を始め、グリム童話のキャラクターやエッセンスをストーリーの中に散りばめて、一見ファンタジーっぽい映画に仕上がっています。
・・・が、さて中身は!?


■ ストーリー抜粋です ≫

『19世紀のフランス占領下のドイツ。ウィル(マット・デイモン)とジェイコブ(ヒース・レジャー)のグリム兄弟は、村人を騙して”いかさまの魔物退治”で賞金を稼ぎながら旅を続けていた。しかし、ある村で魔物退治の芝居がばれて、その地を支配するフランス軍に逮捕されてしまう。将軍は刑罰の処刑と引き換えに、違う村で起こっている、10人の少女が森で次々に失踪している事件の謎を解決する事をグリム兄弟に命じ調査に向かわせた。猟師の娘アンジェリカをガイドに、森の奥深くに立つ塔にたどり着いたグリム兄弟は、その塔に伝わる女王の逸話を知る。その頃、森に不気味な異変が起こり始めていた。』


この映画は、グリム童話の語り部とか、グリム兄弟の史実に基づいた伝記では有りません。タイトルにグリム兄弟と付いていますが、ストーリーの流れはグリム童話とは全く関係が有りません。ディテールに皆がよく知っているグリム童話の登場キャラクターを配しているだけのフィクションです。例えば「赤ずきん」や「ヘンゼルとグレーテル」、「眠れる森の美女」、「白雪姫」などを思わせるシーンがキーワード的に並べられています。


■ 観た感想 ≫ (あまり良い事を書いていないので、未見の方は読まない方が良いかも!?(^^ゞ)


一人の俳優が、どのジャンルの映画に出演しても、いつも同じ系統の役どころではつまらない!と言うのは有るかも知れないし、演じる俳優さんもいつも同じ様な役では、飽きてきて違う役にチャレンジしたいと思うのも分かります。 そして、今回の マット・デイモン の役のグリム兄弟の「兄・ウィル」は、「社交術にたけたスマートなプレイボーイで、超常現象の存在など信じない現実主義者」と言う設定です。これは今までと違った役のようですが、 マット・デイモン 一人の冒険活劇なら、これまで出演してきた映画と違った役でも、この役は、すんなり受け入れられたと思います。


しかし私には、この設定が導入部分からどうにも受け入れられずに、観ていて何かボタンを掛け間違っている様な居心地の悪い思いが最後まで有りました。それは、やはり相手役との兼ね合いからくる違和感だったと思います。


「弟・ジェイコブ」役の ヒース・レジャー は「空想が大好きで、子供の頃は魔法を本気で信じていた一途で研究熱心なロマンチスト」という設定です。彼は彼でその役にハマっていたと思うし、すごく適役で良い味を出していたと思うのですが・・・、”兄” マット・デイモン とコンビを組ませると、違和感100倍!でどうも落ち着きの悪い感覚が抜けなくてストーリーに入っていけませんでした。一人一人のお互いの役どころは悪くなくて、むしろ良かったんですけどねぇ・・・(@_@;)。どちらかと言えば、 マット・デイモン がミスキャストっぽく感じましたわ!(ー_ー)!!(私、マット・デイモンの映画はデビュー作から殆ど観ているくらいマット・デイモンの映画は好きなんですよ。(~_~;))


今回の感想は、何か文句ばかり書くようで気が引けますが・・・この映画は、どういう風に観客に見せたいのかがあまり伝わってこないですね。呪いの恐さも、森の神秘さも、悪魔の謎も・・・全てが中途半端な描かれ方だったような気がします。大人が観るには幼稚な仕掛けやセリフまわしだし、小学生以下の子供が見るには、映像描写がきついグロイ系だし、とにかく、7年ぶりにメガホンを取るから興行的に良い数字が取れる マット・デイモン を主役にしておこうか!?と言う安易な配役だったんじゃないの?(^^ゞ


あと、私を映画の始まりからイライラさせたのが・・・、「スター・ウォーズ・エピソード1」に初めて登場して物議を醸した、あの ジャー・ジャー・ビンクス 拷問担当役 だった ピーター・ストーメア の演技。最初からエキセントリックな邪魔なハイテンションでグリム兄弟に絡んでいたと思ったら、ラストでは、驚愕の大変身!?(・・? あそこも意味不明!あのキャラが テリー・ギリアム 流!?


お口直しに・・・(~_~メ)

イタリアの宝石と呼ばれているんですか!?あの モニカ・ベルッチ


★ちょこっとトリビア★

◇ グリム童話の世界を再現する為に、チェコのプラハにオールセットを組み、幻想的な森と村を完成させた。

◇ 脚本家としてクレジットに載っているアーレン・クルーガーですが、彼のシナリオは、当初「ヴァンヘルシンク」のようなダークな冒険活劇だったが、テリー・ギリアム監督が語った所によると「2人の詐欺師が魔物退治をするという設定だけを残して、ホラーアドベンチャーからファンタジーに書き換えたんだ」と言う事で、殆どの部分アーレン・クルーガーの脚本は使われていない(~_~メ)。

◇ マット・デイモンが演じた兄のウィル役は当初ジョニー・デップが有力とされていたが、スケジュール調整がつかなかったので配役される事はなかった。モニカ・ベルッチが演じた鏡の女王役には、他にニコール・キッドマンやユマ・サーマンの声も上がっていたらしい。鏡の女王の年齢は500歳!(@_@;)鏡に映っている時は20歳!^m^





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最終更新日  2005.11.04 13:03:42 コメント(20) | コメントを書く


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