快風身体均整院

快風身体均整院

2011年05月27日
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カテゴリ: 全国講習会
高校時代の同級生F。レスリング部仲間でもある彼は、誰とでもすぐに仲よくなれる奴でした。

体育部ではよくある通り、当時の我がレスリング部も先輩後輩の上下関係は絶対的。

そんな中、Fはどういうわけか先輩や監督と、その立場を越えて仲よくなることができてしまいます。

卒業して20年以上経った今も、何人かの先輩や、鬼のようだった監督と、友人としての親密な付き合いをいくつも継続している様子。

自由に動けるFがとてもうらやましく、ときには鼻につくこともありましたが、結局Fのフレンドリーオーラに巻き込まれ、今でもつい仲よくしています。というか、けっこう好きです。


Fと違い、私は「先輩」と聞くだけで思考停止、体ガチガチ。

レスリング部時代だけでなく、大人になってからも、例えばバイト先など、その苦手意識がいつもついて回ったまま、現在にいたっています。

そんなわけで、年に2回ある均整の全国講習会でも、各地から集まる大先輩の中にあっては、とっても緊張します。

ただ自分自身、均整師として10年経って、後輩もたくさんできた分、少しはほぐれてきたかもしれません。




会場で見かける後輩の中には、Fのように先輩達ともすぐに親しくなって、あれこれ質問したり、気軽に施術してもらったりしている人もいます。すごいな~と思います。

逆に、私と同じような緊張感を発している人もいて、親近感を覚えます。

実習のペアを組む相手をなかなか見つけられなかったり、先輩の施術を受けたくても言い出せなかったり。

大丈夫です。私も同じようなことをしていましたが、何度も参加しているうちに、少しずつ、冗談も言い合えるような先輩や後輩ができました。

何より、均整師としてしっかり暮らしていけています。


土地家屋調査士として福岡で事務所を開き、若くして成功を収めたF。

20代の頃にはよく、ぶっきらぼうな福岡弁で電話が来て、「おい、ちゃんと飯食えとるんか?」と心配してもらっていました。

今では見栄も張ることもなく「食えとるよ!」と言い返せる…はずが、なぜか彼にかかると、自分が子ども扱いされているような気になってしまう。小憎らしいったらありません。

なんてことを、こちらが思っているとは露知らず、3月の地震のときにもやっぱり電話をくれたF。自分がどう思われるかなんていうのは、常に後回しなのですね。

先輩だ後輩だと気にしているうちは、Fにはまだまだ敵わないようです。


ちなみにレスリングでは、当時二人とも52kg級。グレコで勝ってフリーで負けるという、これまた面倒くさい関係。







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最終更新日  2012年12月10日 00時03分46秒
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