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日本でのドラフト指名を拒否して、メジャー挑戦を表明した新日本石油ENEOSの田沢純一投手が話題になっているが、チームを率いているのは元大阪近鉄バファローズの大久保秀昭監督である。大久保氏は桐蔭学園~慶応大学~日本石油の名門コースを歩み、1996年のアトランタ五輪では日本代表として銀メダルに輝いた実績を持つ。その年のドラフトで近鉄へ入団したが、球団は将来の指導者として、或いはフロントへの転進も考慮して指名した経緯がある。プロとしては5年間の現役生活であったが、代打の切札として活躍し、1999年には3割を超える打率を残した。その後は裏方として主に広報を担当していたが、2004年に横浜のファーム打撃コーチに就任、2006年からENEOS監督として社会人球界に戻った。大久保氏には輝かしい実績に加えて近鉄在籍時に培った裏方としての経験や人脈があり、今後社会人球界のリーダーとしてさらに大きく飛躍してほしい。
October 31, 2008
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プロ野球担当記者の投票で守備の名手に贈られる「三井ゴールデングラブ賞」に中村紀洋選手が選ばれた。中日では2年連続だが、近鉄時代にも5度受賞しており今回が通算7度目になる。打つ方ばかりが注目されがちであるが、以前から「打撃よりも守備が好きで1番取りたい賞」と言うノリにとっては何よりも励みになる。また「近鉄」からはもう一人、坂口智隆選手も初の受賞になったが、中堅手のレギュラーポジションを獲得したシーズンで・993の守備率を記録したことは立派。外野は下山・小瀬・村松というライバルがいて決して安泰ではないが、来シーズンも守備はもちろん、打撃にも一層磨きを掛けて、日本を代表する選手へ成長してほしい。
October 30, 2008
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かっての大阪近鉄バファローズのストッパーで、WBC日本代表として胴上げ投手にもなった大塚晶則投手が今年1月の右ひじ手術を経て、来シーズンのメジャー復活を目指して日本でリハビリを行なっている。近鉄6年間の在籍中に通算120セーブをあげた大塚は2004年に渡米したが、パドレスとレンジャーズでの4年間の成績は74ホールド、39セーブで、メジャーでも十分に通用することを証明した。もちろんメジャー復帰が第1の目標だが、イチローが「最も打ちにくい投手」と評した投手だけに、もう1度パ・リーグに戻ってきてほしい気もする。
October 28, 2008
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チャーリー・マニエル監督が率いるフィリーズが世界一に王手をかけた。テレビ画面に映るチャーリーは30年前の近鉄在籍時に比べてまた一段と大きくなった気がするが、「赤鬼」と言われた風貌は全然変わらず、猛牛打線を引張ってホームランを連発した数々のシーンを思い出す。現役時代に学んだ日本流の練習方法を取り入れるなど工夫して、強いチームを作り上げていったのだろう。このままの勢いで勝ち上がる可能性が強いが、もしも世界一になったらチャーリーには是非来日してもらって、西本監督や鈴木・梨田・栗橋など当時のバファローズのメンバー達と再会する機会を作ってもらいたいものである。
October 27, 2008
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クライマックスシリーズが終了して、まもなく日本シリーズが始まる。今年は両リーグ共、順調にペナントレースの優勝チームが勝ち上がったが、パ・リーグファンとしては昨年奪われた日本一の座を西武に取り返してもらいたいところ。打撃のチーム同士だけにホームランの応酬になることが予想されるが、西武としてはGG佐藤とブラゼルが使えないのが痛い。投手陣のうち特にクライマックスシリーズでも頑張ったエースの涌井に何とか2勝を稼いでもらって、改めて「実力のパ」を証明してほしいものである。
October 26, 2008
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大石監督を支えるコーチングスタッフが発表されたが、1軍コーチ10名のうち7名を近鉄バファローズ出身者が占めた。中でも絶対に底上げを図る必要がある投手部門の指導者は佐々木チーフ・清川ベンチ担当・赤堀ブルペン担当の3名体制になった。3人はいずれも90年代のバファローズ投手陣を支えた近鉄ファンにとって懐かしい名選手で、来シーズンは今年頭角を現した山本省吾や近藤一樹に続く若手投手を育ててほしいと思う。なお、残念ながら今シーズンまで中日の2軍バッテリーコーチを務めていた古久保健二氏の入団はならなかったが、日本ハムのファームコーチとしての入団が有力視されているとのことで、こちらも楽しみにしている。
October 25, 2008
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大石監督がMオーナーにシーズン終了の挨拶を行なったが、オーナーからは「短期間で交代するオーナーばかり続いたが、大石監督には是非長くやってもらいたい」と激励されたらしい。シーズン途中からの采配だったが、それまで低迷していたチームを立て直し、最終的には2位に引きあげた功績が評価され、来シーズンに向けてスタッフのてこ入れもある程度は監督の意向に沿って行なわれているとのこと。しかし、元々チームの体質として、現場・フロントが一体となって監督を盛り上げていこうという雰囲気はなく、仮に来シーズン少しでも成績が悪ければ、逆に身内から足を引張られる可能性がある。大石監督にはオーナーの発言など信じることなく、地道にチーム強化に取組んでもらいたいものである。
October 23, 2008
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今年も20名以上の選手がフリーエージェント資格を新たに取得(或いは再取得)した。一部の報道では既に何名かの選手が権利行使の動きを見せているようで、例年以上に熱いストーブリーグになる気配である。その中で近鉄バファローズOBの中村紀洋選手は2度目の権利を取得しており注目される。中日での2シーズン目になる今年は24本塁打(チーム2位)、72打点(同3位)などまずまずの成績で、打線の中核として存在感を示した。チームは明日から日本シリーズ進出をかけて巨人と雌雄を決するため去就は不明だが、実現するかどうかは別として意中の球団はズバリ「日本ハム」だと思う。
October 21, 2008
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今シーズンからソフトバンクホークスに移籍した的山哲也捕手が現役を引退して、秋山新監督の下でバッテリーコーチに就任することになった。的山は球界屈指の強肩で盗塁阻止率が高く、また思いがけない場面で巧打を放つなど貴重な存在として梨田監督時代には近鉄投手陣を支えた。現在38歳でまだ数年間は活躍できるはずだが、城島に続く捕手を育成するという使命を与えられてコーチ就任を決意したもの。これで近鉄出身の捕手で現役選手は楽天の藤井、合併球団の鈴木、横山の3名だけになった。藤井には不動の正捕手を、チーム随一の俊足で代走も務められる鈴木にはスーパーサブの働きを、横山には次代の正捕手を期待したい。
October 20, 2008
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クライマックスシリーズの第2ステージで西武ライオンズ相手に奮闘している日本ハムファイターズのベンチには、近鉄バファローズOBの梨田監督、吉井・真喜志両コーチの姿が見える。3人は20年前の今日、バファローズの名前を全国に知らしめた川崎球場での対ロッテダブルヘッダー「10.19」を共に戦ったメンバーである。あの日は梨田監督が第1試合の9回表に決勝のタイムリーを真喜志コーチは第2試合でホームランを打つなど、3人共に素晴らしい活躍だった。20年後に不思議な縁で再び指導者として同じチームで戦う3人だが、選手たちには「近鉄魂」を注入して日本シリーズに勝ち上がってほしいものである。
October 19, 2008
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今シーズンの最優秀バッテリー賞に岩隈久志投手と藤井彰人捕手が選出された。1991年に制定された「年間最強のバッテリー」に「近鉄バファローズ」から選ばれたのは初めてのことであるが、最多勝を獲得した岩隈を好リードした藤井が選ばれたことが何よりも嬉しい。捕手の選出の条件としては、「インサイド・ワーク、盗塁阻止率の高さ、捕逸の少なさなどを総合的に判定、レギュラーもしくはそれに準ずる試合数に出場していることが最低条件」とされていて、過去には伊東勤や城島健司などリーグを代表する捕手が選ばれている。野村監督からは「配球に根拠がない」などと酷評されて評価が低い藤井だが、この賞を励みに来シーズンはフル出場して不動のレギュラーの座を確保してほしいと思う。
October 18, 2008
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ドジャースを4勝1敗で倒してナショナルリーグを制したフィリーズを率いているのは、79・80年の近鉄バファローズリーグ優勝の時に主砲として活躍したチャーリー・マニエルである。元々はヤクルトに在籍していて日本一にも貢献したのだが、守備が下手で広岡監督の評価が低く、近鉄にトレードされた経緯がある。近鉄時代の2年間は当時の西本監督と気が合ってチームにとけ込み、本塁打王2回・打点王1回を獲得するなど近鉄ファンにとって強く印象に残る選手で、球団歴代の外人選手ではラルフ・ブライアントやタフィ・ローズと並び称される実力者である。リーグ優勝決定戦のテレビ中継で見たマニエルは30年前と殆ど変わらない「赤鬼」の雰囲気で非常に懐かしかったが、今年は千載一遇のチャンスであり、是非ワールドチャンピオンになってもらいたい。
October 17, 2008
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タフィ・ローズ選手が本日関西空港から帰国した。来シーズンの契約については大筋で合意に達しており、元々2年契約のアレックス・カブレラ選手と二人で打線を支えることになる。タフィは例年夏場に強いのが常だが、今年は腰痛のためコンディションが万全ではなかった。それでも自身3度目になる打点王(118打点)のタイトルを獲得し、40本のホームランを打ったのだから本当に素晴らしい活躍だった。実は先月テキサスを襲ったハリケーンで自宅がかなりの被害に遭い野球どころではなかったのだが、主砲としての責任感から最後までゲームに出場して、4番の座を明け渡すことはなかったのも立派。しばらくは地元で休養して身体のケアに努め、来年2月のキャンプには再び元気な姿を見せてくれることだろう。
October 15, 2008
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今シーズンの戦いを終えた大石監督が早くも来シーズンに向けて、コーチングスタッフの入替作業に着手した。今年は5月下旬からの監督就任で(当初は監督代行)、スタッフも全て球団側のお仕着せであったが、ペナントレースで2位に食い込み文句のない成績を収めたこともあって、ある程度は自分の意向を反映できる人事になるはず。既に現役時代から親交の深い近鉄OBの佐々木修氏のチーフ格での入団が決定的で、清川・赤堀両コーチとのトリオで投手陣の底上げが期待できる。チームとしては次代を背負う捕手の育成も課題だが、近鉄ファンとしては先般中日を退団した古久保健二氏(2軍バッテリーコーチ)を招聘してくれればと願っている。
October 14, 2008
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大阪ドームで2試合が行なわれたクライマックスシリーズの観客動員は、公式には初戦が25,000人強、2試合目は26,000人強であった。いずれも5,000人ほどは水増しで発表されているはずだから実際には2試合共に2万人程度しか集客出来なかったことになるが、特に3塁側は上段・下段いずれも空席が目立った。仮に試合が札幌ドームや千葉マリンで行なわれていたら恐らく満員になっていたはずで、合併後4年を経過して少しだけ強くなっても不人気ぶりは変わらない。「阪急ブレーブス」や「近鉄バファローズ」ファンの合併に対する拒否反応は依然として強く、球場には戻って来ていないし、地元財界のバックアップもなかなか得られない。大阪への定着化を果たすためMオーナーは来シーズン以降どんな秘策を打ち出すのだろうか?
October 13, 2008
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クライマックスシリーズのポスターが球場や地下鉄の構内などに掲示されているが、どこかおかしい。選手会長の北川博敏内野手の写真が入っていないのである(載っているのは大石監督・ローズ・カブレラ・加藤・小松・金子・山本・大引・坂口の9名)。試合ではムードメーカーとしてチームを引張り、ファンサービスにも協力を惜しまない等営業面でも先頭に立っていたのに何たることだろう。ポスターを見た北川選手がやる気をそがれなければいいのにと思っていたら、ダルビッシュの前に3タコ(うち1併殺・1三振)と散々で、最後には代打を送られてしまった。北川ファンとしてはフロントのセンスのなさ・配慮不足が悔しい。
October 12, 2008
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いよいよクライマックスシリーズが始まる。現役時代から後輩の大石監督を弟のように可愛がり、プライベートでもしばしば行動を共にしていた梨田監督だが、お互いによもや大阪近鉄バファローズが消滅して、他のパリーグチームの監督として大一番を戦うことになるなど夢にも思わなかっただろう。近鉄ファンとしても非常に複雑で、どちらにも勝たせたい気持だが、今日の第1戦の先発は今シーズン急成長した近藤一樹投手。梨田監督が手塩にかけた逸材が「日本のエース、ダルビッシュ」に投げ勝ち、恩返しをすることを期待したい。
October 11, 2008
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メジャー挑戦を表明した新日本石油ENEOSの田沢投手に対して、日本プロ野球機構はドラフト指名を拒否した選手が海外へ渡り、将来日本へ戻っても2年間(高校は3年間)プレーできないというルールを急遽作った。田沢サイドとしては早めに意思表明をしたことが裏目に出た形になったが、プロ側がこの場に及んで急にルールを変更するという姑息な手段に出たことは問題。有望選手がメジャーを志向するのは一流選手のレベル・球場施設・年俸・年金などの日米格差が大きいことがあり、田沢の選択は至極当然のことと言える。プロ野球機構としては田沢サイドを非難するのではなく、「魅力ある職場にする」努力をすることが先決である。例えば年金の受給額は日本の場合10年以上の選手登録で年間100万円強だが、メジャーを10年経験した選手ならおよそ2000万円が終身支給される。もちろん財源の確保や年金システムの問題があるが、新しく就任した加藤コミッショナーにはリーダーシップを持って改革に取組んでもらいたい。
October 9, 2008
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現在タフィ・ローズ選手の代理人が来日しており、来シーズンの契約に向けて話合いがなされている。早期に合意に達する可能性もあり、2年契約のため残留が決定しているアレックス・カブレラ選手と二人が引続き強力打線を引張ることになる。さらに一部の報道によると、楽天のホセ・フェルナンデス内野手が退団する場合は獲得に乗り出す可能性があるらしい。今シーズン、怪我のため早々と戦線を離脱したラロッカ内野手の後釜として考えているようで、もし実現すれば「新ビッグボーイズ」として他球団の大きな脅威となることは間違いない。
October 8, 2008
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今日から23日までの日程で、第5回フェニックスリーグが宮崎県下の10球場で開催される。プロ12球団と韓国プロ野球1球団、それに四国・九州アイランドリーグ選抜1チームが参加して、合計98試合が行なわれる予定。「秋季教育リーグ」であり、元々は若手選手の登竜門としての意味合いが強いが、チームによってはこれから始まるクライマックスシリーズや日本シリーズに向けての調整の場でもある。参加予定選手の中で近鉄OBはサーパスから横山捕手・山崎内野手、楽天から山下内野手、ソフトバンクから吉川外野手、ロッテから新里捕手・代田外野手、他リーグから阿部健太投手・前田忠節内野手・坂克彦内野手の合計9名である。顔ぶれを見ると若手というよりも中堅選手で、既に1軍に定着していないといけない選手ばかり。この機会にもう1度鍛え直して、来シーズンのレギュラー奪取につなげてほしい。
October 7, 2008
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今年も戦力外通告の季節がやってきた。これまでに発表された選手の中で近鉄バファローズOBは楽天の吉岡・鷹野・森谷、合併球団の吉川・平下・裕次郎・吉良の7名である。今シーズンの成績を考えると仕方がないと思える選手もいるが、ベテランの吉岡雄二選手と「近鉄ファン期待の星」である吉良俊則選手の二人については非常に残念であり、まだまだやれそうな気がする。吉岡は野村監督になってから出場機会が殆ど与えられず、理不尽なことに干されていた状況が続いていたし、吉良はチーム内に同タイプの岡田がいて、不本意にも弾き出された形になった。幸い二人共現役続行の意欲があり、何とかトライアウトで自己PRして、来シーズンはパリーグの他球団で再起を目指してほしいものである。
October 6, 2008
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西武球場の最終戦で香月投手の頑張りもあってきわどい勝ち方をして、クライマックスシリーズ進出を決めた合併球団だが、仮に最終戦に持越しになっていたら清原の引退試合どころではなくなっていた。順位が確定していなければ、先発での「4番指名打者清原」はなかったし、試合の展開次第では代打での起用も難しかったかもしれない。常に代走要員を用意しなければならなかった清原がチームを去り、クライマックスシリーズでは思う存分機動力を使った大石監督らしい采配を期待したいものである。
October 4, 2008
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10月1日に行なわれた大阪ドームでの清原和博選手の引退試合とセレモニーを見に行った。チームは既にクライマックスシリーズへの進出が決まっていて、大石監督も選手もファンも勝敗にあまりこだわることなく、ドームにいた全員が清原一人を盛り立てた試合だった。我々近鉄ファンからすると、清原といえば宿敵ライオンズの主砲であり、よくホームランを打たれた印象が強い。とりわけ藤井寺球場や西武球場での野茂英雄投手との数々の名勝負の場面を思い出す。フォークボールを投げておけば打ち取れたのに、野茂は敢えて直球勝負を挑み痛打されることが多かった。ところで清原が入団した1985年のドラフトでは6球団が指名して競合したが、近鉄バファローズも日本ハムや南海と同じく1位で指名している。仮にあの時近鉄が抽選で交渉権を獲得していたら、清原の運命も近鉄球団のその後の歩みも大きく異なっていたことは間違いない。
October 3, 2008
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長く打高投低が続いていた「近鉄バファローズ」投手陣だが、今シーズンは岩隈久志が20勝、山本省吾・近藤一樹が共に10勝を稼ぎ、朝井秀樹もあと1勝で二桁に到達する。また中継ぎでも香月良太・有銘兼久両投手が貴重な働きをしてチームの勝利に大きく貢献した。「いてまえ打線」ばかりが目立っていたチームだが、ようやく若手投手陣が力をつけてきたことは嬉しい限り。来シーズンは今年故障に泣いた高木康成や残念ながら他のリーグへ移籍してしまった阿部健太にも期待したい。
October 2, 2008
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