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”どうしたらいい…?”おかあさんをみている子どもたち
子どもたちは生後9ヶ月頃から、おかあさんの視線の先、また指差した方向を追いかけることができるようになったり、おかあさんの注意を引こうとするようになり、自分とおかあさん、目の前のものと関係(3項関係)がわかるようになります。そのことで、他者に問い合わせる(社会的参照)という新しい能力を発達させていきます。
よちよち歩きの頃、新しいこと、不安なことが起こると、おかあさんを見上げたり、遠くにいても駆け寄ってきたこと、思い出されませんか? もし、大きな犬のぬいぐるみに出会ってびっくりしても、見上げたお母さんがにこにこ笑っていたら、子どもたちは安心して、そのぬいぐるみをよしよしするかもしれません。
子どもたちは、信頼するおかあさんの顔をみて、その表情や態度に応じて、その場で自分の行動を決定しているのです。
2歳頃になると、自分が“いけない”と思うことをしてしまったときは、自分で判断できるようになりますが、どうしていけなかったのかの感じ方には2つのタイプがあります。
「ぼくが悪い子だから」と自分自身を否定するように考えてしまうタイプの子どもは、”恥”の意識が強くなります。
もう一方は「あんなことをしたのが悪かった」と原因を考えるタイプで、“罪”を感じるようになります。
子どもたちはもちろん、間違ったことをいっぱいしますが、その時に周囲の大人は、全体的な自己否定“自分はだめな人なんだ…”と感じるのではなく、“あんなことに気をつければよかった…”と子ども自身が考えられる、次に生かせることばがけを大切にしたいですね。
まず、自分が今どんな気持ちなのかに気づくこと
情動とは、自分にとって意味あることについて、自分と周囲の環境を作ったり、続けたり、変化させたりするチャレンジや心の準備の状態のことをいいます。子どもたちはその情動を、人との関係の中で利用したり我慢する中で身につけていき、青年期を過ぎるころ、有能さを得るとされています。情動の有能さには、8つのスキルがあります(サニー)。
・自分が今どんな気持ちでいるか自覚すること。
・他の人がどんな気持ちでいるか、理解できること
・気持ちをことばで表現できること
・他の人の気持ちに共感できること …、などなど。
他者の気持ちを汲み取ることは、大人でも難しいことですが、まずは自分がどんな気持ちでいるかに素直になることが大切ですね。
KIPSでは、 いい子を求めすぎず、まず”くやしかったね””先にやりたかったのね”と、子どもたちの気持を認め、鏡のように返してあげることから、自分の気持ちへの気づきをもってほしいと思ってます。
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