着物♪猫好き♪ダメ子のおうち

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2017年09月24日
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カテゴリ: 子育て
悲しいことですが、世の中には親の虐待によって失われる命があります。

   ​ 父へ母へ「愛されたかった。さようなら」…虐待被害100人、醜い親への手紙


長男がまだ1歳半の頃、旦那さんは仕事が忙しくて帰りも遅く、母子家庭のような生活をしていた時期がありました。
もちろん、旦那さんの収入で生活しているので実際のひとり親の家庭に比べればとても恵まれているのですが、お腹に二人目(姫ちゃん)を妊娠していた私は当時いっぱいいっぱいでした。
つわりもひどかったし、落ち着いてからもよちよち歩きの長男を連れての買い物など大変でした。

そして姫ちゃんが生まれてから、ますますハードになりました。
実家には頼れず、出産5日後の退院したその日から洗濯や炊事などの家事をこなしました。

とにかくその時は、ただただ一生懸命でした。

子どもは可愛いけれど、どうにも気持ちが落ち着かないことも時々あり、まだ小さな長男をセミダブルのベッドに抱えて投げ落としたことがあるのを覚えています。
気持ちの持って行き場が無くて、それでも普通に床に投げ落とせばけがをするかもしれないと無意識にそういう行動になったのでしょう。
長男はそれを怖いと思ったのか、遊びだと感じていたのかはわかりません。
でも、これは虐待ですよね。

この頃、虐待で子どもの命が失われるニュースが目につくようになりました。
そして子どもを虐待で殺した親の気持ちがなんとなくわかる気がして、いつか自分がそうなるんじゃないかという恐怖もありました。
子どものことは可愛いし、大好きなはずなのに、「私は本当は子どもが嫌いなんじゃないか?」という考えが浮かんだりもしました。

それから、とにかく子どもに向かって「可愛いね。大好きだよ。宝物だよ。」って言葉を言うようになりました。
子どもに言うというより、子どもが嫌いかもしれない、子どもを傷つけてしまうかもしれない、そんな自分自身に「私はこの子が好きなんだ!大切なんだ!」と言い聞かせている感じです。

それは、子どもたちが大きくなった今でも変わりません。


ただ、そんな今でも時々「私、本当に子ども好きなのかなぁ?」って不安に思うのです。
ちゃんと子どもを愛せているのか自信が無いのです。
だからこそ、大げさなくらい「可愛いね。大好きだよ。宝物だよ。」と言います。
自分でも情けないダメな母親だと思いますが、せめて我が子を傷つけることが無いようにしたいと思っています。

リアルタイムでは見てなくて、たまたま数年前に知って見た「 ドラマ Mother
とてもリアルだなと思いました。
母が何人も出てきますが、それぞれの母の気持ちが痛いほどよくわかります。





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最終更新日  2017年09月24日 02時31分52秒コメント(0) | コメントを書く
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