見知らん街ガイド_『パリ時代』と神戸生活日記

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神戸男

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リュウちゃん6796 @ Re:東京パンデミック。違った!、オリンピックだ!。(06/26) 初めまして、 奈良の法隆寺の傍に住んでい…
2010.02.15
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カテゴリ: 日々の出来事
 ブエノスアイレスのレストランを舞台にした映画を見た。
あまり派手な映画ではないが、淡々と流れる時間を淡々と絵にしている映画だったが、心にじんとくるものがあった。
 いなくなった恋人を捜しにアルゼンチンまでやってきたドイツ人の青年が、安宿でお金を盗まれ、たまたまアクシデントで額にお皿をぶつけたレストランの女主人に、少しの間、お店の片隅で寝起きさせてくれと頼むが断られ、何故かいきなりそのレストランの筋向かいの路上に居座りを決め込む。青年に傷を負わせた負い目のある女主人は青年のことが気になって仕方がなく、夜半に降り始めた雨にたまりかねて青年を店に入れ、風呂と寝床をあてがう。女主人は青年がお店に寝泊まりすることを許し、青年の恋人捜しが始まる。毎日のようにお店を訪れるお客と、お店で働く少し怠け者のアルゼンチンの青年と、女主人オリンダが繰り広げる物語はさほど大きな波はないけど、ありふれた日常の中にある普通の人たちが持っている心の葛藤や、生活や人間関係の悩みが、ドイツ人青年ペーターとの絡みで、無理矢理強調されることもなく淡々と描かれていく。山のない本編だったがその流れる速度が何とも言えず心地よかった。
 私も、かたちこそ違え、フランスで同じような時間の流れを感じていた。
それが懐かしかったのか、60歳と1日目にして涙が流れた。30年前を思い出してしまった。





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Last updated  2010.02.15 22:34:34
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